ネタしか言えない頭サイレンヘッドかよ   作:単眼駄猪介

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・個性メモ・
口田君がアニソンや、BGMを流すとそれに縁のある能力や武器を呼び出せるけど使う程、喉が風邪ひいた時みたいに痛くなるのであまり使わないゾ。
基本はサイレンヘッドの馬鹿力と恐怖を煽る見た目と行動、そして霧による撹乱による戦いだゾ

ちなみに口田君はヒロアカへの知識は皆無です。



自由が売りの校風ならアニソンでも流すか

 

無事、コネによる合格をした俺は少し憂鬱な気分で入学式にやって来た訳だが今日も俺はサイレンを鳴らしてる。

 

「やあ、僕はミッキー◯ウス!よろしくね!」

 

「「「…………」」」

 

ヤダ!恥ずかしい!

初対面の人に最初の挨拶がソレとか恥ずかし過ぎる!

 

「えっと、ミッキーマ◯スさんよろしくお願いしますね」

 

「違うだるぉぉん!?」

 

「ええっ!?」

 

ほら!誤解された!

 

「ポッチャマ」

 

紙に書いてある名前を挨拶してくれたグラマスな少女に渡す。

流石にこれで間違えられないだろう。

 

「口田甲司、さんですのね?」

 

「アーイアムチャンピオン!」

 

「なにがチャンピオンだゴラァ!」

 

わあ、なんかとてもじゃないがヒーロー志望には見えない子がいるぞ?

手がボンボンと小刻みに爆発してるけど、爆破系の個性なんだろうか?

つまり戦闘特化の個性ということか……

 

「ダディバナザン!」

 

「爆豪勝己だ!覚えろやサイレン野郎!」

 

まるで狂犬やんけ。

サイレン頭じゃなかったら確実に俺の顔は引き攣ったものになってた。

 

「私は一向に構わんッ!」

 

「アァン!?」

 

「こら!机に足を乗せてはいけない!先輩方に失礼だ!だが口田君、君も君で挑発するような言動はやめたまえ!」

 

「すまない、味方を撃つつもりはなかったんだ」

 

「どういうことだ!?」

 

朝から騒がしい事になったが、少しすると足元にいたなんかヤバそうな人が声を上げた。

それによって皆席についた訳だけど、教室で横になって非合理だのなんなの言うのって色々駄目だろ。

特に横になってるって……

 

「たとえ火の中 水の中 草の中……あの子のスカートの中!」

 

あ、おいポケモンの名曲を変な使い方するな!

 

「えっ……」

 

あ、女子が反応しちゃったよ……

でもそれを見てか相澤と名乗った先生は悟ったようだ。

 

「ああ……そういう事か。指摘ありがとう口田。以後注意する。それと見ていないから女子達は安心してくれ」

 

なんか気まずくさせてしまったが、本当にそういう風に見られかれないから次はやらないでよね……

精神年齢だけとはいえ、おじさんとしては大人がそんな事してると凄く申し訳なる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、相澤先生は去り際に着替えて校庭に集まるよう指示したので、皆体育着になって校庭に集合。

入学式やガイダンスどうすんだ?と思ったが自由が売りの校風だというのだから、先生も自由なんだとか。

じゃあヘビーメタルでも流すかと思ったら相澤先生に先んじて「騒音はやめろ」と言われた。

まあ別にヘビーメタルは好きじゃないから構わないんだけどさ。

狂気のポップと愉快なフリージャズに割り込んで来た復讐のヘビーメタルの最新巻見れなかった事をちょっと悔やんでてさ……

 

「口田、個性なしでの飛距離はどれくらいだ?」

 

「24歳、学生です」

 

「24mか」

 

「そうだぜ、ブラザー」

 

「「「「意思疎通できてる!?」」」」

 

これでも昔は野球部で外野手としてブイブイやってたんだぜ?

まあ他に有能な人がいたのでずっと補欠だったけど。

あと、ソフトボールの記録なんて興味ないから碌に覚えてないが、本当に24mなんだろうか?

 

「あー、コイツは個性と精神疾患の影響で記憶力の低下やマトモな会話が行えない。そこを配慮して彼と切磋琢磨してくれ」

 

「俺がガンダムだ……」

 

「な、なるほど…」

 

今更過ぎません?

まあ良いけどさぁ…

 

「口田、個性ありで投げてみろ」

 

「Yes I do」

 

Googleマップさん!?

とりあえず渡されたハイテクそうなソフトボール大のボールを持ち、円の中に入る。

そういえばなんで俺が投げることになってんだ?

やべぇ、話を聞けてなかった。

だが目的は個性ありで投げる事だから迷う必要はないな!

 

「うお…」

 

怪異モードで投げる為、身体が異形の姿へと変化する。

元の身体から黒く、細く更に不気味に。

 

野郎、ブッ殺してやらぁ(野郎オブクラッシャー)!」

 

そして投球モーションからの凄まじい威力で放たれるボール。

個性ありだと凄く飛ぶんやなぁ…と思いつつ、相澤先生を見ると飛距離を教えてくれる。

 

「1km以上だな」

 

「すげぇ!これが雄英高校…!」

 

「面白そう!」

 

湧き立つ生徒達。

だが浮かれた気持ちに相澤先生は最下位は退学処分と言うことでヒヤッとした空気にする。

一応、口では合理的だのなんなのと言ってる人だからこの人、本当にやるだろうなぁ。

 

「ウドのコーヒーの味は苦い」

 

おい、今コーヒーは関係ないだろ。

 

そういえば実技試験だけなら俺はトップなんだとか。

後から聞いたけど、ウッソだろお前ってなっちまったよ。

 

 

 

 

 

【持久走】

 

「走る〜走る〜俺達〜」

 

「うわっ!急に歌うな!」

 

持久力は高いわけじゃないから、まあまあってとこ。

 

 

【握力】

 

「うわっ!?折れたぁ!?」

 

「計測不能、と」

 

握力計壊しちまったけど、個性によるそういった事はよくあるらしいので無問題らしい。

雄英様々である。

 

 

【反復横跳び】

 

「オイラについてくるとはやるじゃねぇか…」

 

「おっ、そうだな」(便乗)

 

高速で反復横跳びするツブツブ頭君、凄いやん……

でも怪異モードだとデカすぎるから通常形態でやったよ…普通だなって言われた。

 

 

【立ち幅跳び】

 

「名付けて!グラハムスペシャル!」

 

「結構飛んだな……」

 

怪異モードなのもあってデカいッ!

故に結構飛んだ!

 

 

【長座体前屈】

 

「体格!」

 

「流石にデカさだな」

 

「ジャストドゥーイットッ!!」

 

銀さん、懐かしいな……

 

 

【50m走】

 

「体格の暴力ッ」

 

「地味に早くね…?」

 

元ネタのサイレンヘッドも人間追っかける為にその足は早い方だ。

これくらいはね。

 

 

【上体起こし】

 

「普通だな……」

 

「ああ……」

 

「トゥー!トゥー!ヘァー!」

 

しょうがないやん。

あと、俺の足を抑えてくれた轟君には申し訳ない…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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体力テストはまあいい感じの成績で終わった。

ちなみに退学処分は嘘だと言われたが、合理的思考を水準とする人が生半可に嘘つくはずないし、恐らく彼なりの合格ラインを超えなければガチで退学処分にしてただろう。

まあ問題が解決したのならもうどうでもいいけど。

 

「IN MY DREAM〜」

 

ブレンパワードのあの曲流しつつ、俺はとっとと帰宅する事にした。

体力テストとか唐突すぎて身体が疲れちゃうんよ。

あと家ではよゲームしたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういえば緑っぽいモジャモジャ頭君、指大丈夫なのかな?

俺は治癒系使えんから心配にはなるが、結局のところ赤の他人なので俺は気にせず家に帰宅するのだった。

我ながらヒーロー志望らしかぬ行動だと思うが、別に皆の思い描く【ヒーロー】にはなりたくない俺としてはあくまで治安組織である【ヒーロー】としてしか見れていない。

憧れがない訳じゃないが、俺にはオールマイトみたいな清廉潔白でいられる自信はないし、なりたくもない。

 

「人生、楽しんだもん勝ちだぜ」

 

おや、今回ばかりは良いこと言うやんサイレン頭。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





・口田メモ・
あくまでヒーローは職業という認識なので、普通にヒーローらしかぬ行動もするしとてもではないが良くも悪くもヒーロー志望とは思えないことも余裕でする。
一応、善良な市民ではあるが最悪のストーリーに入れば原作のサイレンヘッド同様、山林にて出没する怪奇的存在と化してヴィラン、ヒーロー、民間人関係なく【獲物】として襲う。
完全な怪異と化した口田先輩は、AFOやオールマイトでさえ少し手強い獲物程度になる。
倒せてもサイレンヘッドという現象と化しているので、世界各地で神出鬼没するし復活する。
SAN値の管理とそれなりのメンタルケアが必須である。


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