問題児だけの部活の部長をやれってマジすか!? 作:やはり暴力…
これからもそれなりに頑張っていくので生暖かい目で御覧ください...
「久しぶりに不健康なものが食べたいぞ!」
突然ソファーで寝ころんでいた破山が起き上がり言い出した。
「どうした急に」
「最近健康的なモノばかり食べている気がする!」
反応してあげた私を無視してまた大きな声で喋る。どつくぞお前。
「たしかに栄養バランスが気持ちわりぃ位取れてるメニューばかりだったな」
「いい事ではござらぬか?」
そんな私をよそに破山に反応してあげる荒尾。今度はしっかりと反応を返していた。
「そうなのだが!我輩はあの不健康そうな味を食べたいのだ!」
「あ~...まぁたまに食べたくなる味ではあるな」
「申し訳ありません、飽きないよう味を変えていたのですが...」
とても申し訳なさそうに日辻が謝る。めっちゃ頑張ってるのは分かるし謝んなくてもいい気もするが。
「不健康そうな食べ物かぁ...ラーメンとかか?」
「ラーメンなら昨日ラーメン屋さんを見たでござる」
「流石だキョウ!さぁアカシよ!今日の昼ごはんはラーメンだ!」
「へいへい」
言われるがまま運転席に着き刃の案内の元、ラーメン屋に向かう。
その道中、見覚えのある集団が何かを探すように歩いているのが見えたので速度を落としていく。
「なんで止まろうとしてるんでござる?」
「ちょっと一方的に知ってる集団が居いてな。よう犯罪者集団、なにしてんだ?」
その集団の横辺りで停車し茶化すように話しかける。その集団の名は便利屋68であり、以前ゲヘナを訪問した時に資料を見た事がある。なんでも勝手に起業し経営しているんだとか。その先頭を歩いていたワインレッドのコートを羽織っている【
「まだ何もやってないわよ!」
そう言ってこちらを向く。その瞬間陸八魔は硬直する。
「やぁやぁ、まだってことはなんか仕出かすのかい?おまわりさんに教えてくれないか?」
「ヴァ、ヴァ、ヴァルキューレ!?なんでここに!?」
「アル様!」
私の制服を見て驚いている陸八魔をかばうように小柄な全身紫の軍服らしき服装の【
「ちょっと野暮用があってな。まぁに内容によっては即刻逮捕はしないさ」
「誰と話してんだ?」
「マイ殿狭いでござるよ~」
荒尾が後ろからひょっこり頭を出してくる。案内のために刃も顔を出してるし狭いな...と思っていると荒尾を確認した陸八魔が声を上げる。
「マイ!?」
「お~便利屋!久しぶりだな!」
「知り合いなのか?」
「あぁ、前に何回か戦ったことがあってな」
「にしてはフレンドリーでござるが...」
「まぁ今回は別になんかしてる訳でもねぇし。わざわざ腹減ってんのに動く必要ねぇだろ?」
たしかに...だがまぁ相手はそうでもないようで、更に警戒を強めているようだ。
「んで、お前達こんな場所で何やってるんだ?」
「言う訳ないでしょ」
冷静に何かの動物の骸骨の様なマークがでかでかとプリントされた黒いパーカーを着ている【
「ふ~ん。まぁ変なことしなければいいさ。犯罪犯したわけでもあるまいし」
「え、でもさっき犯罪者集団って...」
「軽いジョークだよ。ポリスジョーク」
「笑えないわよ!」
まぁ実際は結構やらかしてるらしいが大体犯罪組織潰して終わっているからプラマイゼロだ。などと割とどうでもいい事を考えているとキュ~...という可愛らしい腹の音が聞こえてきた。
一応荒尾と刃にお前かと訊いてみるが違うと言う。私でもないのでほぼほぼの確率で便利屋なのだが...うん、陸八魔が顔を赤くしてうつむいているのでそう言う事なんだろうな。
「あ~...私らもこれから昼ご飯だし一緒に来るか?」
「そ、そう言って私達を捕らえるつもりでしょ!」
「いや、そのつもりならとっくにこの辻斬りとこの戦闘狂をけしかけてる」
「辻斬り!?」
「おっ!やるでござるか?」
刃がやる気を出したのか更に体を乗り出してきた。
「やらないから戻れ」
刃の顔を押して強引に後ろに引っ込ませる。そこで小柄で所謂小悪魔的な印象を受ける笑みを浮かべた【
「ま~いいんじゃな~い?危害加える気も無さそうだし」
「そうは言っても...」
陸八魔は悩んでいるようだがそう言ってる間に浅黄は乗り込んでいる。
「お邪魔しまーす!」
「いらっしゃいませ」
「お~執事さんだ!」
それを見た鬼方がハァとため息をついて何かを言いながら浅黄に続いて乗り込んでくる。
「いいんじゃない?そこのヴァルキューレの言う通り本気で捕まえるつもりなら戦闘になってるだろうし」
「で、でも...」
「それにそれに、公的な組織とのつながりを持ってるってアウトローな感じしなーい?」
(・・・確かに!警察と癒着してるのってアウトローだわ!)
「行くわよハルカ!」
「わ、わかりました!」
未だ悩む陸八魔だったが浅黄の言葉を聞き少し考えた後乗り込んできた。伊草は陸八魔の傍で未だに銃を何時でも撃てるようにしている。
「まぁ狭いだろうが、我慢してくれ」
そう言って車を走らせ、柴関ラーメンと言う文字の横にザ・ラーメン屋の店主な格好をした柴犬が描かれた看板がある建物に到着した。
「ほら、着いたぞ」
「念願のラーメン!」
「行くでござるぅ!」
「何頼むかなぁ...」
「走ると危ないですよ」
うちの面々は元気よく店内に入って行ったのだが便利屋たちは何故か動かない。
どうしたのか訊いてみれば陸八魔が深刻な顔付きで所持金が600円しかなく、それで食べられるお店を探していたこととさっきまで完全に忘れていたことを伝えてきた。
「だから...食べられないのよ...ごめんなさい」
「あ~...奢ろうか?」
「いやっ!ありがたいけどこんなところで借りを作る訳にはいかないわ!」
陸八魔が高らかと宣言し外に出ようとしたところで刃が勢いよく戻ってきた。
「アカシ殿!ここ凄い安いでござるよ!!!一杯580円で食べられるでござる!」
「・・・よかったな」
し~ばしば柴関↑らぁ↓~めん
良いよね...ホシノちゃん。可愛い。