問題児だけの部活の部長をやれってマジすか!? 作:やはり暴力…
バーが黄色になってるのはどうなんでしょうか!
私よくわかんない!多分いいこと!
「ギャハハハァ!まだまだこれから(キーンコーンカーンコーン)・・・あ?」
「あ、定時だ」
「今日の日当だとここまでだね、後は自分たちでなんとかして。さぁみんな帰るよ~」
盛り上がってきたところだってのに定時だとかで退散していく傭兵共。アルは引き留めようとするが誰も聞く耳持たずで去っていく。あれだけいた傭兵は一人残らず帰り、残ったのは便利屋だけになった。
「興覚めだな。さっさと帰れ」
便利屋にそう言い放って踵を返す。
「うぅ...こ、これで終わったと思わない事ね!」
「あはは!アルちゃんそれ完全に三流悪役のセリフじゃん!」
「うるさい!逃げ...じゃなくて退却するわよ!」
そう言い残してあっという間に去っていく便利屋。ノノミが待つように告げるが間に合わずかなり遠くまで行ってしまった。アカシが追撃しないのは良く分からんが。
このまま先ほどの部屋に戻って寝るか...
「あいつらはまだ泳がせとくのがいい」
便利屋の撤退を視認してから教室に戻る。椅子に座ってボーっとしていると荒尾が一人で帰ってきた。他の人らはまだ外らしい。
「お掃除...完了しました!!」
またガラガラと扉を開ける音がしたので外の人らが戻ってきたのかとそちらを見れば日辻が報告してきた。改めて廊下に出て良く見れば窓が開いているため多少砂が入ってきてしまってはいるものの砂の山と形容できる場所は無く、とてもきれいになっていた。
「これ校舎全体したのか?」
「はい。といっても何が敢えて残されているのか分からないので砂を外に出したり埃をまとめる程度しかしておりませんが」
「十分だろ」
「うへぇ~ここもすっごい綺麗になったねぇ」
階段の方から小鳥遊の声がした。どうやら戻ってきたらしい。そして部屋に戻り、これからの事についてちょっと話し合い、奥空が調べてくれるとのことで解散となった。
翌朝先生と奥空が登校中浅黄に会ったり集金の車が来たり色々あったが特に何の問題もなく全員が集まれた。
「全員そろったようなので始めます。まずは2つの事案についてお話したいと思います」
奥空が号令をかけ、報告をしていく。
便利屋についての説明を荒尾が補足を入れたりして行った後もっと気を引き締めるよう言っていたのだが...
「なぁ、あいつらってそんな危険だったか?」
奥空の反応に違和感を覚えた荒尾が私に訊いて来た。
「いや、まぁやってることは結構ヤバいんだよ。結果的に馬鹿みたいなことになってるだけで」
「なるほどなぁ」
荒尾は私の説明に納得して奥空の方に意識を向け直す。丁度ヘルメット団の話に移行したところだった。
「先日霜沢さんの提供で手に入れた戦略兵器の破片を解析した結果、現在は取引されていない型番だという事が判明しました」
「もう生産してないってこと?」
「そんなものどうやって手に入れたのかしら」
「生産が中止された型番を手に入れる方法は...キヴォトスではブラックマーケットしかありません」
ブラックマーケットねぇ...無所属の生徒ばかりが居て治安のクソ悪い場所じゃないか。
一時期なんとかしようと行ってみたけど無理だったよ。しかもぶち壊そうにもあんなんでもキヴォトスに必要ちゃあ必要だしなぁ...
「よし、じゃあ決まりだね~ブラックマーケットを調べてみよう。意外な手掛かりがあるかもだしね」
どうでもいい事を考えている間にブラックマーケットに行くことが決まったようだ。
大丈夫かアイツら連れてって、問題起こす気しかしないんだが。
- - - - - - -
「昨日の消化不良の続きじゃぁぁぁ!!!」
「昨日何があったでござるか!?」
「やっぱこうなるよな」
「アカシ!これを見ろ!!火薬が凄い安いぞ!」
「お怪我に気をつけて下さいねー!」
ブラックマーケットに着き、いろんなものに目移りをしてふらふらと変なところに行こうとした刃を追いかけた結果先生たちと離れ離れになってしまった。
そこまでなら良かったのだが...カツアゲをしてきた馬鹿が現れ、荒尾がそいつをボコボコに。そしてそいつが呼んだ不良仲間を刃と荒尾が蹂躙しているのが現状だ。
「何だこいつらやけに強いぞ!」
「ロケットランチャーもってこい!」
「切り捨て御免、でござる」
「と、止まれぇ!」
「んな生っチョロい攻撃で止まるかよぉ!!!」
次々と援軍がやって来るがほとんど一秒も持たずにぶっ飛ばされている。
あっロケランの弾一刀両断されてる。
「こ、これは!生産停止された幻のクラスター爆弾!」
「なんてもん見つけてんだお前」
「ふぃ~良い運動になったわ」
「楽しかったでござる」
「そりゃよかったな」
清々しい表情をした二人がこちらに戻ってきた。後ろには屍(生きている)の山がそびえ立っているが見なかったことにしよう。
「では手当をしますのでこちらへ」
「ありがとな」
「感謝でござる。あの量は流石に捌ききれなかったでござるから」
「終わったらアビドスに戻るぞ。流石にここまで騒ぎを起こして居座るのは不味い」
軽い手当が終わり、そそくさとブラックマーケットから離れる。
ある程度離れたところでいつの間にか大量の爆弾を買い込んでいた破山が休憩するのを提案してきた。正直なところ疲れているのは自業自得だし無視しても良かったのだが先生たちを置いてきているし待つ意味も兼ねて休憩することにした。モモトークで先生に現在位置を送ると直ぐにそっちに行くね!という返信が届いた。そんなに急がなくても大丈夫ですと送ろうとするとブラックマーケットの方から複数の足音が聞こえてきた。そちらを見ればアビドスの面々と先生にトリニティの生徒が向かって来ていた。
"こ、ここまでくれば大丈夫だよね?"
『はい。封鎖地点を突破しているのでここからは安全です』
「やった!大成功!」
「本当にブラックマーケットの闇銀行を襲っちゃうなんて...」
「待ってください、今なんか聞き捨てならない事が聞こえた気がするんですが」
"え~っと...許して?"
「・・・まぁ今回は聞かなかったことにしましょう。ですが二度とやらないでください」
"ぜ、善処はするよ"
それしない奴じゃないか?まぁ先生が居て尚やるって事は結構な事情がありそうだし良いか。それにブラックマーケット内のことだからヴァルキューレの管轄外と言えば管轄外ではあるし。
「シロコちゃん、集金記録の書類はちゃんと持ってるよね?」
「う、うん。このバッグの中に...」
そう言って砂狼が開けたバッグの中には大量の札束と書類が一つ入っていた。
この光景は流石に予想外だったのか小鳥遊も驚きを隠せないようだった。
黒見が砂狼に問うと砂狼は銀行員が勘違いをして勝手に入れたと答える。
その間に小鳥遊は中に入っている金額をざっと数え、軽く一億はあると言った。
「やったぁ!何ボーっとしているの!運ぶわよ!」
それを聞いた黒見が嬉々として運ぼうとするので流石にそれに待ったをかける。
「待て待て、私がこの銀行強盗を見逃すのはアビドスの復興に必要不可欠だと思ったからだ。だがもし本当に現金をついででも回収するのなら私は容赦なくお前たちを逮捕するぞ」
「な、なによ!これは私たちが汗水たらして稼いだお金よ!第一武器や兵器に変えられて犯罪に使われるよりもマシでしょ!」
「いいか、どんな理由があろうとも犯罪は犯罪だ。情状酌量の余地があるなど多少の例外はあれどお前たちは違う。正しい手順でその金をカイザーローンに渡しているんだ。その金は既にカイザーローンの物であり、それを盗ろうとしているお前たちは立派な犯罪者だ。なんなら書類を強盗するだけでも逮捕案件な事をゆめゆめ忘れるな」
私の説教を聞いて黙るアビドスの面々。だがそこで私の発言に違和感を覚えたのか先生が質問をしてくる。
”待って、許可なく建物を爆破するのは良いの?”
「許可なく?」
"そう。あのヘルメット団の拠点は占拠されていたとはいえアビドスの物のはずだよ。それを爆破するのは良いの?"
「すみませんが言ってる意味が分からない」
「逃げる気!?自分の犯罪は棚に上げて、私たちには説教するの!?」
「違う。あの場所の使用許可は取っている」
「はぁ?私たちはそんなの出した覚えは無いわよ!」
「なぜお前達の許可が必要なんだ?あそこはカイザーの土地のはずだぞ?」
長くなっちった。
なんかすげぇ情緒不安定みたいになってんなワシ。
前後書きのテンションが話によって違うのウケル~。
ではまた次回!
・・・そうでもないか。