問題児だけの部活の部長をやれってマジすか!? 作:やはり暴力…
「────以上が吾輩の提示するメリットだが...いかがだね?」
あれから幾日かが経ち、あの不良たちに関していろいろしたり先生に関しての情報がちょっと流れ始めたころ...どういう活動をすればいいのかカンナ先輩に訊いたら常識の範囲内で自由にして構わないと言われジャンケンで勝った奴が決めることになった。その結果破山が勝利しアビドスの面々に許可を取りにやってきていた。なお時刻は朝である。
「いかがかね?って...良い訳ないでしょ!!」
黒髪の猫のような印象を受ける生徒こと【
「やはりダメか!!」
「分かり切ってただろうが」
会うや否や破山がいつの間に用意したのかパワポを使って創作活動をすることによるメリットを説明したもののまぁ当然の如く却下された。
「美術展と言う案は良いとは思うのですが...爆発がメインとなるとちょっと...」
「固定客も付きそうにないですし☆」
黒見の意見に賛同してそれぞれの意見を述べる赤ぶちメガネを付けた【
三人から反対されてムムムと顔をしかめながら他にいい案が無いかを考えている破山。
「そう言えば、どうしてミレニアムの方とヴァルキューレが一緒に?」
「あ~...まぁ付き添いとかそんな感じです」
そんな雑談をしつつ破山の思考が終わるのを待っているとガラガラと部屋の扉が開く音がした。扉の方に視線を向ければ先日見た大人こと先生を担いでいる銀髪の少女こと【
「ただいま」
「おかえりシロコせん、ぱ...い」
一瞬の静寂が場を包む。そして次の瞬間黒見の叫び声が木霊した。
「シロコ先輩が死体を持ってきたぁ!」
「わぁ~☆」
「ままま、まずは、お、落ち着きましょう!」
「あわ、あわわ、慌てずに、倉庫にツルハシとスコップがあったはずよ!」
1年の二人が混乱してやべぇ発言をする。十六夜はかなり余裕そうだ。それはそうと...
「ヴァルキューレの前で死体遺棄の提案ですか。いい度胸ですね」
「違うから、ちゃんと生きてる大人」
ゆっくりと先生を降ろしながら誤解を解く砂狼。
「うちに用があるんだって」
「死体じゃなかったんですか...?」
「お客さん...?」
良かったな、死体じゃなくて。場合によっては逮捕だったぞ。
"初めまして!"
先生は元気よく挨拶をする。それと同時にこちらに気付いたようで不思議そうな顔をしてこちらに話しかけてくる。
"あれ?アカシ、どうしてここに?"
「友人の付き添いです。そう言う先生こそどうしてここに?」
そう言って破山の方を見てから先生にも同じ質問を返す。
"要請があってね"
「要請...という事はもしかして!」
"うん、「シャーレ」の顧問先生です。よろしくね"
「良かったですね!アカネちゃん!」
「はい!これで弾薬や補給品の援助が受けられます!」
二人はとても嬉しそうに言う。そこまで困窮してたのかここ...
という感じで先生とアビドスが話している間にまだ思考している破山に話しかける。
「いつまで考えてんだ?」
「待ってくれアカシ!もう少しでいい案が出てきそうなんだ!」
もうこの辺まで来てる!と首元を指しながら言う破山。どうせ無理だからと引きずって帰ろうとしたその時、銃声が響いた。
アビドスの面々も驚いた表情で居ると外から複数の声が続けて聞こえてきた。
「武装集団が学校に接近しています!カタカタヘルメット団の様です!」
「あいつら...性懲りもなく!」
アビドスの面々が迎撃の準備を行っているのを見ていると破山がふと何かに気付いた表情で喋り始める。
「そう言えばアカシよ、車を表に置いていなかったか?」
「・・・あ」
それと同時に外から
「ギャハハハ!久しぶりの乱闘じゃボケ共ぉ!ぶっ飛ばしてやるから覚悟しとけぇ!」
「久方ぶりの試し切りでござるぅぅ!」
「今度は何!?」
その声に驚いた黒見が声を出す。
「あ~...うちの連れです。気にせずやって下さい」
「どんな連れよ!!」
ん~ツッコミがキレッキレ。
「ん、先生のお陰で準備は万端。行くよ」
「はーい!みんなで出撃です☆」
「私がオペレーターを担当します」
いつの間にか小柄なピンク髪の少女こと【
「おら、私達も行くぞ」
「えぇ~!我輩もか?」
「どう頑張っても許可取れないだろ。行くぞ」
ソンナーと言う破山を引き連れながら先生たちについていく。
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外に出た私達が見た光景は正に死屍累々と言って良いものだった。
「オラァ!次だ次ぃ!」
「こ、こんなの聞いてねぇぞ!」
「安心するでござる!峰打ちでござるよ!」
「そう言う事じゃねぇよ!」
荒尾が次から次へと不良を打ち抜き、蹴り上げ、殴り飛ばし...刃がとにかく不良の武器を刻み、不良を斬ったり(峰打ちらしい)していた。
足元にはいくつもの不良が転がっており全員気絶している。
"これいるかな...私達"
ほとんどの不良を片付けている二人を見て先生がポロリと言葉をこぼした。
それから一応二人をかいくぐりこちらに向かってくる不良もいたが結局先生たちによって一掃されていた。
しばらくすると流石に不利だと判断した不良たちは撤退していった。その間も打ち抜かれたり斬られたりしていたが。
「あ~...足りねぇ」
「拙者は満足でござる!」
満足げな表情をする刃とは対照的に不満げな表情を浮かべている荒尾。
それを見て私はいつでも撃てるようライフルを構える。
労いの言葉を掛けようと先生が声を上げた瞬間。荒尾の表情が一気に嬉しそうなものになる。
"ありがとー!!"
「!まだいんじゃね〈ダァン!〉」
"・・・え?"
私の放った弾丸が荒尾の眉間に当たり、荒尾が反り返った。どうせこれだけでは気絶していないので近付きながらもう何発か頭に打ち込む。
"ちょ、ちょっと待って!!"
荒尾が気絶したくらいで呆気に取られていた先生が復活し私を制止する。
"なんで撃ったの!?"
「撃たなければめんどくさい事になったからです」
"えぇ..."
困惑する先生をよそにのびている荒尾を担ぎ上げる。
「では私たちはこれで」
「また違う構想を練って来るから楽しみにしておくと良い!」
「それでは失礼するでござる!」
そう言って車へと戻っていった。
ところでやけにアビドスに着いて詳しいね!
「そりゃ今から行く学園の主要人物は調べとくだろ」
あ~確かに!
「んじゃ、また次回も見てな」
次回はいつになるかな。