トウホウテンセイイブンロク   作:まめ三等兵

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12.これから先

 

 

 

 母の死が大きなショックとなって、これまで思い出したくても思い出せなかったもどかしさの断片が、レミリアの記憶内に浮かび上がってきた。

 

 おそらく、自分は前世のような所から来た。

 おそらく、自分の前世は人間ではないはず。

 

 ただそれは、気のせいだと判断してもかまわないほど朧げなものである。

 しかもそれを知ったからと言って、今のレミリアになんら変化をもたらさない。

 だがそれは、レミリアの心が自身を守るために起こした防衛本能であった。

 

 あまりに傷ついたレミリアの心は、無惨な母の死という悲しみに対し、今世の人間としての自分だけでは乗り越えられないと判断し前世に手を伸ばしたのである。

 

 母の死は、失ったはずのレミリアの悪魔としてのアイデンティティのわずかなカケラを掬い上げた。

 

 ところがーー。

 

 そのほんのわずかな悪魔のアイデンティティが、耐えがたい悲しみを増幅し、かえって永遠に近づけてしまった。

 

 悪魔にくらべ、人の心のなんと繊細で脆弱なことだろうか。

 

 慟哭のなか、レミリアは人間の心の弱さがもたらす壮絶な生に、想像絶する地獄を味わっていた。

 

 母親の記憶を消してくれとさえ願うほどの悲しみと苦しみ。

 これまでの母親との関わりすべてが、天井知らずの恐ろしい悲しみに変わつづける。

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

「あなたたちの親……ッ!」

 

 

 

 ふいにレミリアは顔をあげトウマたちに声をかける。

 レミリアの表情に大きな焦りが広がっていた。

 

 

 

「さあな、興味ない」

 

 

 

 キョウイチがそっけなく返事する。

 

 

 

「ダメよ、そんなの」

 

 

 

 レミリアは母リョウコの残骸をずるずると引きずりながらキョウイチに歩みよっていく。

 

 

 

「キョウイチ君」

 

 

 

 レミリアの背後にいたトウマがキョウイチを呼び無言で首を振った。

 

 トウマの眼差しを読んだキョウイチは、レミリアに一瞥をくべた後、気怠げにため息をつき立ち上がった。

 そしてワードッグの傍までくると、

 

 

 

「わかったよ見てくる。こいつ、連れていっていいか?」

 

 

 

 と言った。

 

 

 

「ええ、私も一緒に行くわ」

 

 

 

 レミリアとトウマはついて行く意思を見せたが、キョウイチは首を縦に振らなかった。

 

 

 

「いいからここにいろ。本当は俺だけでいい。だがこのさきコイツも一緒に行動するっていうなら、ついでだ、少し話を聞いておきたい。お前らとはすっかり馴染みのようだからな」

 

 

 

 そう言ってキョウイチはリビングを後にした。

 

 

 

「あのガキ、了承もなく好き勝手……ちょっくら躾けてくるからよ、てめえは泣きべそを一滴残らず搾りだしとけや」

 

 

 

 ワードッグはレミリアの返事を待たずしてキョウイチについていった。

 トウマはレミリアにそっと話しかける。

 

 

「僕の両親はいま日本を離れています。少なくとも向こうは無事です。こちらの状況を話すのは……マリサを見つけてからですね」

 

「うん……」

 

 

 

 キョウイチたちは10分とかからず戻ってきた。

 思ったより早い帰りに、レミリアは含みを持たせた眼差しをキョウイチに向ける。

 

 

 

「オイ、これ以上の詮索はなしだ。おまえが見てこいって言うから見てきたんだ、もういいだろ」

 

 

 

 キョウイチが、自分の身の上を探られたくないのだとわかったレミリアは、少し気まずそうな顔を浮かべ首を縦に振った。

 

 キョウイチは父子家庭であり、彼にとって父親は憎むべき者であった。

 酒と暴力が絶えず、ロクな思いでがない。

 

 キョウイチはワードッグに、『クソ親父は家からいなくなってたんだ。きっと死んでるさ、ざまあないぜ。でもアイツらには避難させたことにしてくれ。言うつもりないけどな』と口裏を頼んでいた。

 

 『そんなことくらい正直に言えねえのか』と難癖をつけたワードッグだったが、なにも言い返せず苦虫を噛み潰したようなキョウイチに、見かけじゃ分からなかった人の良さを認め、込み上げる笑いを抑えつつ了承した。

 

 

 

「ところで俺だけか? アイツの言葉が聞こえているのは」

 

 

 

 ワードッグがレミリアたちに向かって口を開く。

 

 

 

「あいつ……?」

 

 

 

 レミリアの表情に肩をすくめるワードッグ。

 

 

 

「はぁーあ、どうやら俺だけなんだよなァ……チッ、ちょっと待ってろ」

 

 

 

 ワードッグが玄関に消えていくと、入れ替わるようにパスカルがリビングに駆け込んできた。

 パスカルはレミリアに走り寄った。

 

 

 

「パスカル……」

 

 

 

 レミリアの涙腺が再び緩む。

 リビングに戻ってきたワードッグがレミリアに声をかけた。

 

 

 

「感動の再会やってるとこ悪いけどよ、この家でもう一人殺されてるんだわ」

 

「えッ!?」

 

 

 

 目を見開いたレミリアがワードッグを見る。

 そのワードッグの視線はパスカルに向けられていた。

 

 

 

「そうなんだろ?」

 

 

 

 パスカルはレミリアから離れると、リビング隣の洋室前まで歩き、そこで足を止めた。

 

 

 

「そこに……誰かいるの?」

 

 

 

 レミリアが洋室の扉を開けると、洋服棚の両扉の隙間から血が流れカーペットにまで広がり、強烈な死臭を漂わせていた。

 

 

 

「ほかにも身内がいるのか?」

 

 

 

 キョウイチの問いかけにレミリアは首を振る。

 

 トウマがレミリアの前に出て洋服棚の両扉に手をかけた。

 そして喉を鳴らし、扉をそっと開ける。

 

 レミリアからは中の様子がわからないが、トウマの青ざめた顔を見て緊張が走った。

 

 額に脂汗を浮かべたトウマは、レミリアたちに顔を向けると、首を振った。

 

 

 

「もしかして……レミリア君の知り合いかも……」

 

 

 

 レミリアは慌てて洋服棚の中を覗き込んだ。

 

 

 

「っ!? ……ぁ…………部長……部長っ」

 

 

 

 洋服棚の中には、下半身の無い今村が生き絶えていた。

 レミリアはまぶたを震わせ今村の頬を両手で包む。

 

 レミリアの様子から、親しい知り合いだと3人は分かった。

 黙って見守るトウマとキョウイチ。

 ワードッグはレミリアに話かけた。

 

 

 

「犬の耳鼻ってのはまったく上等だぜクソッタレ。てめえの犬は檻の中にいたが、この家で起きたことを全部理解してた」

 

 

 

 今村の頬を手で包んだまま、レミリアがワードッグのほうへ振り返る。

 

 

 

「パスカルが何を話してるかわかるの……?」

 

「お陰様でなクソッタレ。てめえはあのクソ院長の鼻の穴に線香の1本でもあげとけばよかったかもな。その男はお前の母親を守ろうとしたが殺され半分喰われてここに入れられたらしい。殺したのはさっきの小鬼だとよ」

 

「ーー部長ッッ」 

 

 

 

 レミリアは今村の頬に顔を擦り寄せる。

 冷たくなった今村の頬がレミリアの涙で濡れた。

 

 

 

「おい女、話は終わってねえ。てめえの犬の本題はここからだ」

 

 

 

 レミリアは濡れた瞳をワードッグに向けた。

 

 

 

「なに……?」

 

「このさき、もっと大きな危険が待ってる、だからなにがなんでも着いていく……だとよ」

 

 

 

 ワードッグが言い終わると、パスカルはレミリアの傍に来て身体を密着させた。

 

 もちろんパスカルを置いていくという選択はない。

 しかしパスカルを守りつづけながらの行動は困難だと思った。

 

 とはいえーー。

 これ以上は悠長にしていられないとレミリアは眉根をよせた。

 

 目先の目的として、幼馴染のマリサは必ず見つけなくてはならない。

 母の仇を命懸けで果たしてくれた彼らのために、今度は自分の命を使う番であるという強い思いがレミリアにはある。

 

 

 

「連れていくわ、それしかないもの。その前に埋葬だけさせて。お母さんは家の庭に埋めるわ……部長は、ご両親が学校にいるならそこまで運んだほうがいいかしら」

 

 

 

 レミリアの考えにキョウイチが口を挟んだ。

 

 

 

「やめたほうがいいぞ。学校に悪魔が大量に押し寄せ無茶苦茶になってるって聞いた。下手すればこの辺りで一番ヤバい所だ」

 

ーー大杉先輩……ッ。

 

 

 

 ワードッグがレミリアをたしなめる。

 

 

 

「そこまでやる必要ねえ。そいつが生きてるならともかく、死体を運ぶのが目的なら俺たちが払うリスクに見合ってねえよ」

 

「だったらわたしがーー」

 

「黙れ女。いいか、あれもこれも片っ端から片付けるなんて、そんな時間一体どこのだれが保証してくれるんだ? 骨身に染みたおして痛感してると思うが、もう街中悪魔だらけだ。死体なんてとっくに珍しくねえ、ゴロゴロしてやがる。てめえはこの色男の女を探すんじゃねえのかよ」

 

「ッ!? トウマごめんなさい」

 

 

 

 トウマは優しい笑みで首を横に振った。

 

 彼らの為に命を使うと誓ったばかりなのにと、レミリアは己を恥じた。

 いまもこうして、トウマはマリサを探すのを後回しにして付き合ってくれている。

 ワードッグの言うことはもっともだと思った。

 すべてを選ぶことは出来ない。

 

 レミリアは今村を抱き上げると庭にでた。

 ワードッグがレミリアに声をかける。

 

 

 

「土葬か? 火葬にすんだろ? ちょうど良いのがいるんじゃねえのか? コイツだろ? てめえの家の屋根を吹っ飛ばした馬鹿でかい火の玉つくったやつ」

 

 

 

 ワードッグはキョウイチの肩を小突いた。

 

 

 

「灰になるまで時間かかるんじゃないかしら。手早く済ませるわ、それに……いますぐ二人を燃やしてしまうのは、ちょっと出来そうにない」

 

 

 

 レミリアは、母と今村二人を埋葬するため土を掘りはじめた。

 

 キョウイチが『力を使ったほうが早い』とトウマを呼び、二人で地面に向かって魔法を放つ。

 

 二人分の穴が出来ると、レミリアはまず今村を土の中に寝かせた。

 そして、今村の両手に額を預けると、『いつか直接言えますように、ごめんなさい、ありがとう』と別れを口にして土をかける。

 

 そして母の番。

 レミリアは最後にもう一度、母の残骸を抱きしめ、めいっぱい息を吸い込んだ。

 枯れるほど流した涙がまた溢れてくる。

 

 

 

ーーお母さん、また生きて抱きしめられますように、愛してる。

 

 

 

 埋葬を終えたレミリアは、トウマたち3人に10分ほど時間をもらい、シャワーと着替えを済ませることにした。

 

 シャワーを終えたレミリアは自室に入ると、タンスから学校の冬用の紺色セーラー服を引っ張り出した。

 彼女は衣装持ちであったが、制服を選んだ。

 それは今村の最後の姿が、レミリアに深い影響を残したからである。

 

 制服姿にハンドヘルドコンピューターを身につけ、母を守ろうと命を投げ出した今村。

 レミリアはレミリアなりの極めて真摯な思いで、今村という人間を自分の中に残したいという心持ちであった。

 

 制服に着替えたレミリアは、黒のオーバーニーソックスに脚を通す。

 

 そしてパソコンデスクに置いてあったハンドヘルドコンピュータを左腕に装着し、単眼タイプのベッドマウントスカウターを装着する。

 

 準備完了である。

 

 最後にレミリアは姿鏡の前に立つ。

 かなりボリューミーな漆黒のウェービーヘアを手櫛で軽くセットすると、3人が待つリビングへと戻った。

 

 

 

「はぁあ? なんだありゃ?? うへへ……おい見ろよアレ、とうとう頭いっちまったぜアイツ」

 

 

 

 着替えが終わり、2階から降りてきたレミリアを見たワードッグの開口一番のセリフである。

 

 

 

ーーこんな状況でもそんなふうにみえるのね。

 

 

 

 レミリアは小さくため息をついたものの、ワードッグの言うままにさせておいた。

 

 

 

「ーーで、これからの事なんだけど」

 

 

 

 レミリアは仕切り直して3人に声をかけた。

 

 

 

「彼女のマリサが新宿に行ったというなら、僕はなんとしてもーー」

 

 

 

 トウマの言葉には力がなく、不安の色が濃かった。

 あまりにも手がかりない上、少しの楽観視も出来ない。

 うつむき加減のトウマにキョウイチが声をかける。

 

 

 

「さっきも言ったが戒厳令で吉祥寺からは出れないんだ。こんな時に自衛隊の目をかい潜ってまで新宿に行くような女なのか?」

 

「まさか、ありえない」

 

 

 

 トウマは強く否定した。

 

 

 

「行けてない可能性が高い。とにかく吉祥寺を片っ端から探すしかない。こんな時のほうが、いなかったところをもう一度探せばいるかもしれない」

 

 

 

 トウマは黙ったままであったが、キョウイチの言葉に強い同意を示した。

 

 ワードッグは血濡れの棒武器を肩に預けながら、誰に向けるでもなく口を開く。

 

 

 

「自惚れるつもりはねえが、このメンツなら二手に別れても行動できんじゃねえのか。時間決めて探すか?」

 

「私はかまわない。トウマとキョウイチは?」

 

「それでいい」

 

「皆さんがそれでいいなら僕は」

 

 

 

 話し合いの結果、2時間後に集合ということになった。

 キョウイチはトウマを連れて出て行った。

 ワードッグがレミリアに声をかける。

 

 

 

「俺たちも行こうぜ」

 

「あなたは行かないで」

 

「あ?」

 

「パスカルとお留守番をお願いするわ。懐いてるみたいで助かった。ピクシー行くわよ」

 

 

 

 ピクシーがワードッグの前を低速飛行で横ぎり言葉をかける。

 

 

 

「なんかさ……いい感じに仕切ってたのにね、せつないね、かなしいね……ブフハッッッ、ごめんチョーウケるっっっ、おりこうにしててねワンワンっ、ププッ」

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 キョウイチたちがレミリアの家に戻ると、ワードッグがあぐらをかき腕組みをしていた。

 

 

 

「そっちもダメだったか」

 

 

 

 キョウイチは声をかける。

 するとワードッグは露骨な悪態をついた。

 

 

 

「ちげーよッ! チッ、あのクソ女、俺にコイツのお守りを押しつけやがった」

 

 

 

 見るとパスカルはワードッグの背中で丸まっている。

 ワードッグが律儀に留守番していたかと思うと、キョウイチは腹に笑いが起きるのを感じた。

 

 

 

「レミリア君は?」

 

「見りゃわかんだろ。もしベッドにでも隠れて泣きべそ掻いてたら、あのケツ引っ叩いてやるぜ」

 

 

 

 それから15分ほどしてレミリアとピクシーが戻ってきた。

 

 レミリアは落ち着かない表情を浮かべていた。

 トウマはなにか動きがあったのだと駆け寄っていく。

 

 

 

「知り合いに色々あたってみたの。そしたら……オザワと言う男がマリサを探してたって」

 

「ーーッ!? オザワだとッッッ!?」

 

 

 

 とつぜんキョウイチが怒鳴り声をあげた。

 そして目の色を変えレミリアに詰め寄り彼女の両肩を掴むと、そのまま壁際まで強く押し込んだ。

 

 

 

「いっ……たぃ、ちょっとキョウイチ」

 

「オザワって言ってたのかッ!? レミリアッ、お前それ間違いじゃないだろうなッ!?」

 

 

 

 するとトウマがキョウイチの肩に手をかけ自身の方へと振り向かせる。

 

 

 

「ちょっと待ってキョウイチ君っ、オザワって誰ですっ、僕にも教えて下さい」

 

「お前さっきまともに見たろッ!」

 

「僕がさっきまともに見た……? ……っ!? まさか、アーケードにいた彼がッ」

 

「そうだアイーー……ツだ」

 

 

 

 目の前で顔面蒼白になったトウマの表情は、キョウイチのオザワに対する激情を一時かき消した。

 トウマが何を想像してるか分かったからである。

 キョウイチはトウマから目を逸らし、かける言葉を失ってしまった。

 

 黙り込む二人に、レミリアが言葉をかける。

 

 

 

「決まりね、オザワの手がかりも探すわよ。キョウイチ、いまオザワがどこにいるか心当たりは?」

 

 

 

 キョウイチは気まずい顔で首を振る。

 

 

 

「もしかしてオザワってタートルヘッドのオザワか?」

 

 

 

 ワードッグが会話に混じってきた。

 キョウイチが驚き言葉を返す。

 

 

 

「なんでお前が知ってんだっ」

 

「はあ? んなもんこの辺でヤンチャやってりゃあ一度は耳にする名に決まってるからだろうが。こう見えて俺は吉祥寺の人間だったんだ、たまにでいいから思い出してやってくれや、ぁあっ?」

 

 

 

 ワードッグはキョウイチに啖呵を切るような口ぶりでまくし立てた。

 

 レミリアがワードッグに話かける。

 

 

「ワードッグ、オザワのことで他に知ってることはあるの?」

 

「知るかよタコ、俺はタートルヘッドでもオザワとつるんでたわけでもねえんだからよ」

 

「うん。とにかくさっき見たばかりだから、そう遠くにいないはずだわ。さあ行きましょ、パスカルもおいで」

 

「ちょい待て」

 

 

 

 ワードッグが呼び止めると、カードをレミリアに放り投げた。

 

 

 

「っとと……このカードは?」

 

「てめえが知らねえのに俺が知るかよ。留守番してるあいだに拾った、てめえのカードじゃねえのかよ」

 

 

 

 レミリアは首を傾げた。

 母のものだろうかと悩むものの答えは出てこなかった。

 

 

 

「ありがと、一応持っておくわ」

 

 

 

 レミリアはカードを制服の内ポケットにしまった。

 

 

 

「おい女」

 

「まだあるの?」

 

 

 

 ワードッグはキラリと光る小さな物をレミリアの手のひらにのせた。

 

 

 

ーーあっ……。

 

 

 

 母が愛用していた小さなダイヤのピアスだった。

 

 

 

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