トウホウテンセイイブンロク   作:まめ三等兵

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13.邪教の館

 

 

 マリサの手がかりは明らかに袋小路へと至っていた。

 オザワという新しい名前が出てきたものの、その彼も悪魔の脅威の中にいるのである。

 

 レミリアの母親の顛末を目の当たりにしたこともあって、一同を取り巻く空気は非常にナイーブなものになっていた。

 

 変化が訪れたのは、井の頭公園に差し掛かったときである。

 

 

 

「パスカル? ちょっとどこ行くの」

 

 

 

 外にでてからレミリアのそばを離れなかったパスカルが、彼女をおいて公園の中に小走りで入っていく。

 

 

 

「おーい、しょんべんか?」

 

 

 

 ワードッグは茶化してるの本気か分からない口ぶりでパスカルに声をかける。

 

 

 

「パスカルっ、ねえ待ちなさいっ」

 

 

 

 しかしパスカルは呼びかけに応じない。

 レミリアとパスカルの関係は大変良好で、呼べば必ず反応があった。

 レミリアはワードッグの方に振り返った。

 

 

 

「俺に通訳しろってんじゃねえだろな」

 

「お願いよ」

 

 

 

 ワードッグは舌をデロリと出した。

 

 

 

「ハッ、ヤダね。知りたかったらてめえで直接確認しろや。アイツは電話の向こうにいるんじゃねえんだぞ」

 

「ごめん二人とも、私ちょっと行ってくる」

 

 

 

 レミリアはトウマとキョウイチに断りを入れるとパスカルの後を追った。

 

 

 

「なにかあるのかも、僕たちも行きましょう」

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

「オイよ、こんなもん前からあったか??」

 

「……。ううん、私の記憶にはないわ」

 

 

 

 公園のちょうど中ほどに、赤い屋根の建物が立っていた。

 建物は年季があり、少なくとも新築ではない。 

 だがレミリア含め、誰一人として記憶になかった。

 まるで以前からここにあった風な佇まいは、余計に奇妙な印象を与えた。

 

 パスカルは建物の出入り口でおすわりをし、まるで命令を待っているかのようにレミリアから視線を外さない。

 

 

 

「レミリア君、ここまで来たら中に」

 

「そうね。パスカル、私のあとからおいで」

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

「じゃきょうのやかた……??? ……本日の営業時間、14時から23時まで……ーーなんなのこれ」

 

 

 

 建物内部は、古びた雑居ビルのようなつくりになっていた。

 パスカルは入り口から一番近い扉の前でおすわりしている。

 その扉には、ホワイトボードが貼り付けられてあり、水性マジックで邪教の館と書かれてあった。

 

 

 

「へっへっへ、邪教の館って……。よおパスカルちゃん、こりゃずいぶんゴキゲンな店じゃねえの。てめえ見かけによらず物好きだぜ、こりゃおめえ、そっちの店じゃねえのか? へっへっへ」

 

 

 

 ワードッグは肩を揺すってヘラヘラと愉快気に笑っている。

 レミリアはひどく真面目くさった顔つきでパスカルに話しかけた。

 

 

 

「ねぇパスカル、ここになにかあるの?」

 

「あるんだよなっ?」

 

「いまは通訳いらないわ」

 

「ぇえ? オイオイ、ここで通訳しなくてどこですんだよ」

 

 

 

 パスカルはつぶらな瞳でレミリアを捉えている。

 おすわりしたまま、甘えることも身体をすり寄せることもない。

 

 ワードッグに聞くまでもなかった。

 パスカルはレミリアに、なにか求めている。

 

 レミリアは額に手をやり深く息をはいた。

 そしてトウマとキョウイチに背を向けたまま『ごめん』と断りを入れ、中へと足をふみいれた。

 

 

 

「悪魔が集いし邪教の館へようこそ」

 

 

 

 そう言って出迎えたのは、サングラスをかけ、青い僧衣に身を包んだ老人であった。

 

 中の様子にみんな言葉を失った。

 

 内部は不自然なほど広い。

 その面積は雑居ビルの一室の範疇を大幅に超えている。

 建物自体がとつぜんあらわれた事もあり、それなりに覚悟はしていたものの、現実ばなれした空間はレミリアたちをしばしのあいだ絶句させた。

 

 レミリアはあらためて周囲をみわたす。

 見たこともない大掛かりな装置と太い管が店内所狭しと占領していた。

 

 彼女の目をひときわ奪ったのは、部屋中央に設置された巨大な円形型の台座装置。

 機械仕掛けの台座には六芒星が刻まれているのだが、レミリアからは見えない。

 

 父の珍品の数々を見てきたレミリアも、さすがにあいた口が塞がらないままであった。

 

 

 

「…………ここは……いったいなに?」

 

「初めてかね」

 

「もちろん初めてに決まってます。パスカルが……この子があまりに中に入りたそうだったから、ちょっと立ち寄っただけなんです。話を聞きにきただけなの」

 

 

 

 邪教の主は咳をひとつした。

 

 

 

「よかろう。ここは異なる悪魔同士を合体させ、新たな悪魔を作りだす施設、邪教の館だ。悪魔をしたがえ戦うものにとって、必ずや大きな助けとなる」

 

「悪魔……合体……はぁぁ」

 

 

 

 ここ数日で、あらかたの怪異は経験したレミリアですら、邪教の主の話は荒唐無稽であるらしかった。

 

 

 

「ふむ、見たところ、すでにお主は複数の悪魔と契約をしておる。ならば試すが早い。お主のアームターミナルとスカウターを繋げている2本のプラグを抜くがよい」

 

「ですから、利用するつもりないんですけど」

 

「お金は必要ない、我々は商いではない」

 

「お金以上のものを要求すーーむぃ」

 

 

 ピクシーがレミリアの唇に手を置き言葉をふさいだ。

 

 

 

「レミ聞いて、このおじいさんはレミの強い味方。大丈夫、言うとおりにしてみて」

 

 

 

 レミリアの唇から手を放したピクシーは、彼女の頬に優しく口づけをした。

 

 

 

「ピクシー、あなたは知ってるのね?」

 

「へへーん! サマナーを助けるの初めてじゃないもんっ。いいレミ? サマナーが悪魔合体を利用しないなんて、ワタシが空を飛ばないようなものっ」

 

「なんか締まらねえな今の、もうちっと上手い例えがあったろうが」

 

 

 

 唐突にワードッグが口をはさむ。

 ピクシーはワードッグの鼻を指で弾いた。

 

 

 

「可愛くない方のワンコうざい死んで。レミわかった? 邪教の館に通うことが、プロのサマナーの第一歩よっ」

 

「プロのサマナーなんか目指してないわよ」

 

「ダーメっ! レミには悪魔たらしの才能があるんだからっ、ワタシの勘が良いサマナーになれるって言ってるもんっ」

 

「悪魔たらし……でもあなたがそこまで言うなら試してみるわ」

 

 

 

 レミリアはプラグを抜いた。

 邪教の主が、手に持っていた長大なプラグをレミリアのハンドヘルドコンピュータに差しこむ。

 

 

 

「上のモニターを見るがいい。いま、お主が契約してる悪魔だ、確認したまえ」

 

 

 

 ところがモニターを見つめていたレミリアが小さな悲鳴あげ口に手をあてた。

 

 

 

「ッ!? パスカル……? ちょっと、パスカルの名前がどうしてい出てきたんですかッ!?」

 

「出てきた……? ワシはお主のアームターミナル内のデータを反映させた程度のことしかしておらんが」

 

「パスカルの名前がいま出てきてのよっ! どういうことっ?」

 

「うむ、意思と選択なくして契約は結ばれぬ。つまりそういうことだ」

 

「契約……? あなたいったい何の話をしているの? どうしてパスカルの名前が、あの中に出てきたのかって聞いてるのよッ」

 

「そのパスカルという者が仲魔として戦うという選択をしたのだ、その結果が契約だ」

 

 

 

 するとキョウイチが口を開いた。

 

 

 

「犬の名前がそこにあって、一体それがどうだって言うんだ?」

 

 

 

 邪教の主はキョウイチに向き直って答えた。

 

 

 

「我々の秘術、悪魔合体が可能だ」

 

 

 

 レミリアは飛び掛かりたい衝動を必死で堪えながら邪教の主と話を続ける。

 

 

 

「これがパスカルの意思ですって……あなたさっき、合体は悪魔同士って言ってたじゃない」

 

「いかにも、悪魔同士の合体は我々の主軸だ。しかし例外もある。過去何度か、悪魔が悪魔以外と合体したことがあった」

 

「……。もういい、頭痛いーーいったッッ」

 

 

 

 ワードッグがレミリアの頭を棒武器で軽く小突いた。

 

 

 

「こいつの意思だつってんだろボケ。いつまでジジイに八つ当たりしてんだ成長しろガキ」

 

 

 

 レミリアはワードッグを睨みつける。

 しかしワードッグは『おおっ、イイ面』と軽口で返した。

 

 すると肩にいるピクシーがレミリアにそっと語りかけた。

 

 

 

「ねぇレミ、パスカルに話しかけてみるのはどう? きっとなにか理由があるはず。だって、ここに来たのはあの子だもん」

 

 

 

 レミリアは呼吸を整え頭に昇った血を抑える。

 そしてパスカルの前で膝をついた。

 

 

 

「パスカル、あなたどうしたいの? ここがどこか分かってるの?」

 

 

 

 するとパスカルはレミリアの鼻をペロペロと舐めはじめた。

 しかしその行為に柔和さはなく、パスカルはまるでレミリアを説得するようである。

 

 

 

「そいつがここに来た理由は2つある」

 

 

 

 ワードッグがレミリアに口を開いた。

 

 

 

「……。あなたには、とっくに説明済みなのね」

 

「俺は信用されてんだよ」

 

「そう……聞かせて」

 

「お前を守るため、お前の目の前で殺されないためだ」

 

「……」

 

「ったくウゼエなてめえは、締まらねえボスだぜ。コイツはとっくの昔に腹を括ってる、譲る気ねえぞ。あとはてめえ待ちなんだよ。はん、まあどうしても嫌だっていうなら、悪魔から犬猫を守って預かってくれるペットショップでも探せや。もし見つかったら俺はコイツと檻の中でお留守番しててやるぜ。ドッグフード楽しみじゃねえかよオイ」

 

 

 

 悪魔の猛攻の前に、犬はあまりに非力であった。 

 事実ここにくるまで、レミリアはパスカルを庇いながら戦わなければならなかった。

 

 この悪魔騒動が今すぐ沈下するとも思えず、パスカルの問題は早急を要していた。

 

 

 

「悪魔と合体したら……パスカルはどうなるんですか?」

 

 

 

 レミリアの問いに、邪教の主は大型コンピュータを操作すると、ふたたびモニターを見るように言った。

 

 モニターに表示された合体結果に、レミリアの手は震える。

  キョウイチは我が目を疑い言葉を漏らした。

 

 

 

「マジュウ、ケルベロス……? ッ!? ケルベロス!? おぃ嘘だろ……ただの犬があれになるって言ってるのか……?」

 

 

 

 レミリアは声を荒げた。

 

 

 

「こんなの……もうパスカルじゃなくなっちゃうじゃないッ!」

 

 

 

 すると、レミリアたちの後ろにいるワードッグが欠伸をしながら口を開いた。

 

 

 

「んなもんコイツが一番わかってるに決まってんだろ」

 

「パスカルがこれを分かってるって言うの? こんなのどうやって分かるのよっ!」

 

「だから犬猫の能力舐めんじゃねえってんだよ。コイツは俺たちの誰よりも状況を把握してる。だったらなんでコイツここに来たんだ? まさかビーフジャーキーの匂いに誘われてしっぽ振って来たってことにしてえのか? てめえいい加減コイツを見ろよタコ」

 

 

 

 苦渋の決断である。

 時間も、他に有効な打開策もない。

 レミリアはパスカルを生かすために悪魔合体を選んだ。

 

 母の死で心を殺されたレミリアは、今度は己の意思で心を殺さなければならなかった。

 

 しかし心を殺してでも悪魔合体を決断させたレミリアの背景にあったのは、パスカルの死を避けたいという理由はもちろん、レミリアの命令に逆らってまで邪教の館に来たパスカルの決意と、ワードッグとピクシーの存在が大きい。

 

 彼らが傍にいなければ、レミリアはとてもではないが、この選択を取れなかったはずである。

 

 

 

「合体させる悪魔を選ぶがよい」

 

 

 

 邪教の主がそう言うと、ピクシーはレミリアの正面に浮遊した。

 

 

 

「レミ、ワタシがワンちゃんと合体してあげるっ」

 

「っ!? ……」

 

「プププ、きっとそんな顔すると思ったー。あのねー、ワタシのことを心配してるならそれは安心して? おウチに帰るだけだもん。ノーダメージだよー」

 

「……おうち?」

 

「レミ、さっきコンプでワタシをリターンさせたでしょ? ようはアレと同じだよ? どこにリターンさせたと思ってるの? コンプの中じゃないよ? レミはワタシを魔界にリターンさせてるんだよ?」

 

 

 

 情報が追いつかないレミリアは、泳いだ目を邪教の主に向けた。

 主は静かにうなずくと説明を始めた。

 

 

「悪魔の本体は魔界と呼ばれる霊世界に存在しているのだ。お主の目の前のピクシーも例外ではない。いまこの瞬間、彼女はここにいるが、その本体は魔界に在る。悪魔送還や悪魔合体によって人間界からいなくなった悪魔は、魔界に在る本体と合流しているのだ」

 

 

 

 レミリアはピクシーの額に口づけをしてリターンさせた。

 

 パスカルにはリターン機能は無効であった。

 邪教の主によると、まだ霊的存在ではないため、ということだった。

 

 要領を得ないレミリアだったが、パスカルを合体させることには変わらないため、それ以上なにも言わず、邪教の主が準備するのを黙って見守った。

 

 

 

「では合体させるぞ」

 

「ーー……はい」

 

 

 

 邪教の主が大きなレバーを下に引くと、館にサイレンのような音が鳴り響いた。

 

 円形の台座装置の六芒星が赤く輝く。

 その輝きは点滅を繰り返しながら強くなり、やがて真上に向かって光柱を放ち続けた。

 

 あたりに霧が立ち込めはじめる。

 霧は、隣の顔さえ見えなくなるほど部屋に充満した。

 

 ゴボゴボと水の音が鳴ると、サイレンの音はますます騒々しくなった。

 

 しばらくすると蒸気音が鳴り、それを合図にサイレンの音も装置の音も小さくなっていった。

 

 

 

「くっ……」

 

 

 

 歯を食いしばる誰かの声がレミリアの耳に届く。

 そのレミリアも身体の震えを抑えるので精一杯であった。

 

 霧の向こうから、とてつもない強大な者の気配が肌身に伝わってくる。

 誰もが息を呑み、一言も声を発せない。

 

 

 

「グルルゥッッッ」

 

 

 

 臓腑を震わす地鳴りのような唸り声がした。

 

 

 

「…………パス……カル……?」

 

 

 

 レミリアが小さく呼びかけるが、あちら側からの反応はない。

 

 やがて霧が晴れ、その者の姿が顕になったとき、レミリアたちは圧倒され恐怖に飲まれてしまった。

 

 

 

「合体は成功した」

 

 

 

 邪教の主がそう言った。

 

 

 

ーー成功……あれが成功だっていうの? あれ……パスカルなの……?

 

 

 

 レミリアが見つめる台座上には、獅子姿の悪魔がいた。

 獅子の悪魔は、伸びをして純白の毛並みを震わせると、瞳のない真っ白な目をレミリアに向け、

 

 

 

「わたしは魔獣ケルベロス、こんごともよろしく」

 

 

 

 と艶のある女性の声色で挨拶をした。

 

 

 

「ケル、ベロス…………ねぇ、パスカル……あなた……もういないの?」

 

 

 

 レミリアは、ケルベロスの心のどこかにパスカルが残っていないかと呼びかけた。

 

 ケルベロスは、一歩、二歩と、慎重な足取りでレミリアたちとの距離を縮めてくる。

 

 トウマやキョウイチ、ワードッグの3人は後ずさった。

 とても馴れ合えるとは思えない。

 ケルベロスは、人間の頭3つくらいは一口で飲み込めそうなほどの大きさであった。

 

 

 

「レミリア、大好きなレミリア」

 

ーーっ!

 

 

 

 ケルベロスがレミリアを呼ぶ。

 レミリアはケルベロスの顔に思いきり抱きついた。

 

 

 

「パスカル!」

 

「レミリア、もう大丈夫」

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 「思い出したぞ……ッ」

 

 

 

 井之頭公園を出て、駅前に向かっていた時である。

 キョウイチがふいに足を止め、ひとりごとのような声を上げた。

 

 

 

「キョウイチ君?」

 

 

 

 トウマが声をかける。

 キョウイチは、はやる気持ちをおさえ話を切り出した。

 

 

 

「思い出したんだよッ、あの夢の場所ッ、ほらっ、俺たちが最後に夢で会ったあそこだよ、お前らも覚えてるんだろっ?」

 

 

 

 レミリアはすぐに思い当たった。

 キョウイチが言ってるのは、井之頭公園で不思議な老人と出会った時に見た夢のことだろう。

 

 

 

「たしかあの時だけ、現実っぽい場所だったわ」

 

「それだっ」

 

 

 

 キョウイチは指を鳴らす。

 トウマも首を大きく縦に振った。

 するとワードッグが会話に混ざってきた。

 

 

 

「オイこら俺も混ぜろよ。俺だけはみ出てたら、ただの悪魔じゃねえか」

 

「のけものにした覚えないわ。それでキョウイチ」

 

「駅前の廃ビルだ。シャッターが閉まってるからすぐに思い出せなかったが、俺たちがガキのときは、あそこまだやってたはずだ」

 

 

 

 トウマの表情が曇る。

 レミリアとキョウイチがそれに気づくと、トウマは訳を聞かせた。

 

 

 

「あの夢の最後……僕たちは誰かと戦ってた、でもみんなーー」

 

 

 

 敗北の瞬間がトウマの脳裏をよぎっていた。

 夢とは思えないような、身体を焼く炎の恐怖と痛み。

 トウマはあの奇妙な夢が、予知夢になってしまうのではと恐れていた。

 

 

 

「大丈夫よトウマ」

 

 

 

 レミリアのキッパリとした口ぶりに、トウマは目が覚めたような顔をうかべた。

 

 

 

「すみません、僕だけの夢じゃないのに、余計なことを……」

 

「あやまらないで。きっと戦いは起こるんだろうけど、同じ結果になんてさせない」

 

 

 

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