エースコンバット INFINITY Broken world 作:元・惑星
Pickup:ロト
国連正規軍所属第52戦闘飛行隊"Rot"
元ネタはエースコンバットZEROで登場する敵エース部隊の一つ。元ネタでの所属は、ベルカ空軍第2航空師団第52戦闘飛行隊
4機のTyhoonで構成され、部隊エンブレムに赤い燕を冠している。隊長は"赤いツバメ"の異名を持つエースパイロット。軍内外問わず広く顔の知られた、軍の広告塔的存在でもあった。プライドが高く、傭兵を金に群がる意地汚い奴らとして軽蔑し、そんな奴らに誇り高い自分が負けるはずがないと思っている
ちなみに"Rot"はドイツ語で"赤"を意味する単語
本作内ではエンブレムと通り名、特別スキンでの登場だが、本小説内では国連軍所属、味方として登場させた
Air Crift Data:Tyhoon
英独伊西の欧州4カ国で共同開発されている新型多目的戦闘機
水平尾翼を持たないカナード付きのデルタ翼で構成された"クロースカップルドデルタ"と呼ばれる独特の翼構成をしており、高速戦闘時の運動性能に非常に有利に働く。同時に、大容量の搭載状態でもハイG機動が可能となり、爆装状態でも敵航空勢力を迎撃することも可能。搭載数も優れており、翼端を除いても13ものハードポイント(兵装取り付け部)があり、特に対地性能に期待が寄せられている
ただし、この機体は現在も開発段階の機体であり、多国間共同開発のサガか、開発が遅れに遅れており、現在でも対地用の装備が充分に完成していない。(シリーズではこれを反映してか、マルチロールではなくファイター枠で登場している)また、最近になって新たな欠陥が見つかったらしく、さらなる納期遅延と総飛行可能時間が短縮されてしまった。おい(汗)
さらに言うと、元となる設計思想が古いため、現在開発中の機体でありながらステルス性をほぼ考慮されていない。ステルス全盛となりつつある昨今において、この問題は致命的であり、信頼性の低い欧州産の機体と言うこともあって、どこも採用には及び腰になってしまっている。おいおい(汗)
『見えてきた!』
『これは…ひでぇな』
宇宙センターが目視できる位置まで来たところ、施設はまだ無事の様だが、空には両の手で数えきれないほどの航空機が飛び交っている
その中で現地の防衛部隊は既に数えるほどにしか残っていない。
<こちら国連軍第52飛行隊ロト、応答を>
<!え、援軍!助かりました!こちら、コモナ防衛部隊臨時管制官の"ユジーン・ソラーノ"です。よろしくお願いします>
ロト隊からの呼びかけに現地の若い声の管制官が応える
<挨拶はいい。それより状況を>
<は、はい!すみません!>
『おいおい大丈夫かよ』
若い声の管制官はまだ経験が少ないのかしどろもどろでありながらも状況説明をする
<え、えっと、敵は艦隊の護衛を最低限だけ残して、残りの航空部隊を先行させて奇襲攻撃を仕掛けてきました。こちらの航空部隊が迎撃しましたが、部隊は既に壊滅的な被害を受けています。至急、支援をお願いします>
<了解した。ロト各機、敵航空部隊を叩く。ついて来い>
<<<了解>>>
ロト隊はそう言って、敵部隊に向けて真っ直ぐに飛んでいく
『こっちも負けてられないぞ。向こうに取られた分、報酬が減るぞ』
『分かってる!ボーンアロー隊、行くぞ!』
<よろしくお願いします!>
ボーンアロー隊も負けじとロト隊に追従し、敵部隊撃破に動き出す
<味方の増援だ!>
<助かった!早くこいつらを何とかしてくれ!>
味方部隊もこちらに気付き、歓喜の声を上げる
≪敵増援部隊の接近を確認≫
≪たったの8機だ!押しつぶせ!≫
当然敵部隊もこちらに気付き、こちらを撃破しようと動き始めた
<各機、6AAM用意……撃て!>
ロト1の号令の元、ロト隊のTyhoonから一斉に6AAMが放たれた
≪うお!≫
≪回避!回避!≫
敵もミサイルを回避しようと一斉にブレイクしようとするが、あまりの密集具合に思うように動けず、何機かに命中した
≪ぐわ!≫
≪やられた!ベイルアウトする!≫
<今だ、やれ>
足並みの乱れた敵部隊に素早く接近し、後ろを取るロト隊
そしてあっという間に敵を撃墜していく
≪後ろにつかれた!誰か援護を!≫
≪くそっ!こっちもだ!振り切れねぇ!≫
『すげぇな、あいつら』
「早い…」
ロト隊の鮮やかな手並みにオメガやリーパーは感嘆する
『ぼさっとしてんな。早くやらねぇと獲物が全部持ってかれるぞ』
『分かってるよ!』
「…負けない」
ボーンアロー隊も負けじと敵部隊に食らいつく
<いいぞ!そのままやっちまえ!>
≪くそっ!どうなってる!?数の上ではこっちが優位のはずだろ!?≫
「スプラッシュ1」
当初は圧倒していたはずの敵部隊もリーパーたち増援部隊が到着したことで戦況が覆りつつある
「FOX2」
リーパーはハイG旋回を駆使して敵機の後ろを取るとミサイルを発射し、撃墜する
≪うわあぁぁぁ!≫
≪ッ!この!≫
そして、素早く反転し、後ろから襲い掛かろうとする敵機3機に向けて
「FOX3」
3発の4AAMが放たれ、外れることなく敵機に命中、撃墜される
<ボーンアロー4、敵機撃墜!すごい!>
『やるねぇ~』
<…チッ!>
リーパーの活躍は目覚ましく、ロト隊より出遅れていたはずなのに既に戦果を上回り、引き離し始めてる
「次…!」
再び敵機を撃墜すると、次の目標へ向けて動き出す
『おい!特出しすぎだ!』
ヴァイパーの制止の声を振り切り、敵機の後ろを取る
「FOX2」
が、
≪かかった!≫
敵機はフレアを射出し、急旋回でミサイルを回避
「!」
≪食らいやがれ≫
味方を囮に別の敵機が後ろからミサイルを放つ
「くっ…!」
リーパーも急旋回でミサイルを回避するが、敵機はしつこく後ろに食らいつく
≪くそっ!この死神野郎、なんて機動してやがる!引き離される…!≫
「ッ…!」
連続した急旋回で速度が落ちてきてしまい、徐々にだが機動が鈍くなり始める
≪あと…少しだ!≫
『悪いがそこまでだ』
いつの間にか敵機のさらに後ろにヴァイパーがつき、ミサイルを放つ
≪ぐわぁぁぁぁ!≫
『スプラッシュ1』
ミサイルが命中し、敵機はエンジンから火を噴き、きりもみしながら落ちていく
どうやら今のが最後の敵だったらしく、辺りには味方機の反応しかない
「……ありがとう…ヴァイパー…」
『感謝する前に自分の行動を反省しろ』
ヴァイパーはリーパーを諌める
<助かった!>
<敵部隊の全滅を確認!皆さん、ありがとうございます!>
味方部隊は絶望的な状況から脱することができ、喜んでいる
『…いや、まだ喜ぶの早いようだ』
だが、グッドフェローの無線により再び緊張が走り始める
<え?……あ…あ!レ、レーダーに新たな機影!え、いや、消えた?…!違う!ステルス機です!この大きさ…おそらく爆撃機です!>
ユジーン・ソラーノからの報告に全員驚く
『おいおい、ステルスを持つ爆撃機ってまさか…』
<B-2"Spirit"か>
『嘘だろ!あいつらそんなものまで用意してるのかよ!』
B-2"Spirit"とはアメリカで開発されたステルス性を持つ大型爆撃機で、ヴェルナー社の新型プラント開発以前は同じ重さの金と同等のコストがかかるとされる程の高価な代物だ
いくら価格が安くなったと言っても単なるテロリストグループがおいそれと用意できるようなものではない
『マジで"国"って訳かよ。これじゃ、本当に戦争じゃねぇか!』
『しゃべってねぇで行くぞ、オメガ!この速度と距離だと、施設までもうあと数分で爆撃コースに入る!』
国連の部隊は一斉に爆撃機撃墜に動き出す
<いた!>
すぐに6機の機影を確認することができた
<いつの間にこんなにそばまで>
『さっきの先行部隊が制空権確保と同時に撹乱、護衛の役割を持ってたんだろう』
グッドフェローは冷静に分析する
≪おい!どうなってる!?航空優勢は確保したんじゃなかったのか!?≫
≪味方部隊が1機もいないぞ!話が違う!≫
『だが、幸いと言うべきか、その先行部隊が全滅したおかげで敵は丸裸だ。全機叩き落とせ!』
リーパーたちは一度爆撃機を横切ると素早く反転し、機銃やミサイルを叩きこみ始める
≪くそっ!こうなったら突き進むしかない!後部機銃全砲門開け!フレアを出し惜しむな!あと数分耐えれば我々の勝利だ!≫
敵もただやられるだけでなくフレアや機銃で必死に抵抗してくる
<くっ!なんて奴らだ!この状況でまだ突き進むだと!>
<ロト3、ひるむな。所詮は最後の悪あがきだ。さっさと沈めるぞ>
ロト1の言うとおり、いくら抵抗しようとも所詮は爆撃任務用に特化した航空機
対空戦闘は専門外なのでその抵抗は弱弱しい
≪ぐわぁぁぁ!≫
<爆撃機1機目を撃墜!あと5機です!>
だが、施設のかなり近くまで接近を許してしまっているため、いかんせん時間が無い
≪あt…頼…だ≫
≪味方機1機撃墜!≫
≪進め!勝利はもう目前だ!≫
さすがの耐久力もあり、何発も撃ちこんでるはずなのに一向に落ちない
<くそっ!固い!>
<くらえ!>
<爆撃機撃墜!あと3機!>
ようやくまた1機を撃墜するもう施設までほとんど距離が無い
<全機6AAM用意…放て!>
≪うわああぁぁぁ!≫
≪ユージア万歳!≫
ロト隊の攻撃で新たに2機の爆撃機が落ちる
<爆撃コースに入ります!>
≪来た!爆弾投下!≫
『こいつで最後だ!』
「FOX2…!」
リーパーの放ったミサイルが突き刺さり、搭載していた爆弾に誘爆して、爆発四散する
が、
<爆弾が!>
最後の瞬間、敵は1発だけ爆弾を放つことに成功していた
<しまった!>
「ッ!…」
『おい!リーパー!』
リーパーはその落ちていく爆弾を追いかける
<!まさか…>
『おいおいおいマジかよ』
一部の者たちには彼女が何をしようとしているか察しがつき驚愕する
彼女は落下する爆弾を空中で撃墜しようとしているのだ
<そんなことできるわけがない!>
<駄目だ!もう着弾する!>
「くっ…!」
落ちていく前方に小さく見える爆弾に必死に食らいつき機銃を放つリーパー
「ッ…!」
『どうなった?』
上空から見守るヴァイパー達には爆弾が爆発した様子が見えたが、それが着弾したのかどうかはよくわからなかった
<………>
<おい、管制官。ユジーン・ソラーノ、報告を>
長く沈黙した無線だったが、やがてゆっくりとだが無線が入る
<……ぶ>
『ぶ?』
<無事です!施設への被害なし!爆弾の迎撃に成功しました!>
『マジでやりやがったよ、あいつ』
『うひょー、マジかよ!すげーぜ、リーパー!』
周囲からもワッと歓声が上がる
<………なんて奴だ>
<隊長…>
<……何故だ?背負うものも何もないはずの傭兵がなぜそこまで…背負うものが無ければ速く飛べるとでも言うのか…>
『どうやら敵さんはそうとう諦めが悪いらしいな』
『は?』
『何?』
「!……」
喜びムードだった空気を破り、グッドフェローが深刻に報告する
<え?う、嘘!?>
<どうした!?何があった!?>
<て、敵艦隊接近!敵はまだ継戦の意思あり!>
『ハァ!?』
これだけの損害を出していながら敵は未だに衛星打ち上げ阻止をあきらめてはいないようだ
<もう、こちらは弾薬がほとんどありません>
<チッ、あとまだ戦えるのは?>
敵の奇襲に遭ってから連戦を続けた防衛部隊にはすでに弾薬や燃料が尽き始めた部隊もいる
確認したところ、まだ戦えるのはボーンアロー隊、ロト隊と防衛部隊で弾薬、燃料とも残っている4機だけだった
<おい、他の増援部隊はどうした?このままじゃまずい、急がせろ>
<ちょっと待ってください……!そ、そんな!?>
『今度はなんだよ!』
<み、味方増援部隊は所属不明機の襲撃を受けて壊滅…最も近いの基地からの援軍でもまだあと2時間はかかると…>
『……もう、さすがにツッコミ疲れたんだが…』
『あきれるほどに絶望的だな』
<で、ですが、衛星打ち上げまでなんとか防衛すればいいだけです>
<だが、打ち上げまでは―――>
打ち上げ開始は同日12時を予定していた
まだまだ、先のはずだが、
<敵の奇襲に会った際に、なんとか打ち上げを強行する準備を開始しました。今からおよそ、15分…いや10分でいいです。なんとか時間を稼いでください>
驚いたことに、既に打ち上げを行おうと準備を始めていたらしい。
後10分、聞けば短い時間だが、その間敵の侵攻を防ぐとなるとかなり長く感じられる
『いやいや。無理だってこんなの』
<怖気づいたのか?ならそこで震えてろ空賊>
対抗意識を燃やすロト隊は強気にボーンアロー隊を挑発する
『あきらめろ、オメガ。やるしかねぇ』
『だけどさぁヴァイパー―――』
「行く」
『俺も行く。まだ戦える』
尚も愚図るオメガに反して、リーパーもブロンコも戦う意思を固めている
『リーパー、お前は俺に付け。目を離すと何をしでかすか…危なっかしくて目を離してらんねぇ』
「…ぶー…」
『あーもうわかったよ!俺も行くさ!死神がついてりゃ怖いものなんてないね!』
<……>
『弾薬切れ、燃料切れで戦えない奴は離脱しろ。残りは奴らの足止めだ』
<行くぞ!>
そう言うと、戦えるメンバーは接近する敵艦隊へ向けて機首を向ける
『おいおい、駆逐艦にイージス艦、空母もいるぜ…』
本格的な艦隊を前に驚愕を覚える
先ほどのB-2もそうだったが、敵は本当に強大であることをまざまざと見せつけられている
<敵空母より敵機発艦を確認。数8>
『上の掃除は俺たちに任せろ』
<……了解した>
<了解しました>
ヴァイパーの指示に不承不承ながら従うロト隊
さすがにこの人数で艦隊を足止めするなら対空任務にそこまで大勢割けない
それに悔しくはあるが、先ほどの死神がいるなら空を守るには十分だろう
ロト隊と防衛部隊は高度を下げて敵艦隊へと向かう
『さーて、正念場だ。気を引き締めろよ』
『『「了解」』』
≪あの戦況を引っくり返すなんてねぇ。なかなか楽しめそうな相手じゃないか≫
空母より発艦した8機のRafale Mは高度を上げていく
≪お前たち!いきなり翼をもぐなんて興ざめな真似するんじゃないよ!≫
≪≪≪≪≪≪≪≪了解!
青く塗られた機体が密集した陣形を組む中、その中心には女王のように赤い機体が指揮を取っている
≪フフッ、いい子たちだ≫
女王を守る繭のごとく、彼らは一丸となって空を駆ける
―――ユージア連邦海軍第2艦隊所属第14戦闘飛行隊"コクーン"―――
と言うわけで、第11話 コモナ制空戦 でした
遅くなって申し訳ない(汗)
前回も書きましたが、最近リアルの方が忙しくなり、執筆に割ける時間が少なくなってきており、なかなか書きすすめられなくて遅くなりました。また、深刻な問題で、小説熱が冷めてモチベーションが下がってしまい、執筆意欲が湧かなかったのも個人的な要因ですが原因の一つです。元々、飽き性な性格で、本小説の完全にノリで投稿し始めたものであり、当初はどこかで飽きたらそのまま放置ないし削除しようかとも思っていたのですが、予想よりはるかに多くの感想やお気に入り登録がいただけて、さすがにこのままは失踪はさすがにひどいと思い、何とか今回書ききって投稿に至りました。
とはいえ、やっぱり元の性格も変わらないため、かなりの気分投稿になり、期間もだいぶ開くようになることはご容赦ください。現在書き溜めもありませんし(汗)
まぁ多少堅苦しいのはここまでにして
いかがでしたでしょうか?
元は本作のミッションといえ、ストーリ性のないオンライン要素の部分のため、かなりの内容がオリジナルで書いてあり、かなりぶっ飛んだ内容になってますw爆弾迎撃とかなんだよ(汗)"エスコンだし仕方ない"みたいに考えてノリで書いたところも多いのでかなり無茶な内容ですが、多少は目をつむってくださいw変なところがあれば報告のほどを
そして最後。味方にもエース部隊がいる以上敵にもいて当然。と言うわけで、海上戦と言うこともあり、コクーン隊の方々に出張ってもらいました。はたしてリーパーたちは敵エース部隊を撃破し、衛星打ち上げまでコモナを守りきれるのか?次回こうご期待!
バンカーショット作戦とかいつになるのやら(遠い目)
ゲームの方もリアルの忙しさにプレイ時間が削られ始めてしまい涙。
前回話したF-15大会ですが、なんとか開催までにF-15Jをレベル8に、帰還中に9にして参加。結果、エンブレムは入手できましたが、レートが100近く落ちましたw
んでもって、アプデ明けの期間限定チャレンジ。指定される機体がことごとくレベル1で大苦戦しながらもなんとか消化(未発注機は無視)。結果、レートをさらに50ほど落としましたww
今は、機体を開発しながらのんびりプレイ中。(TDMはそこそこに参加、スキン取れれば儲けモノ程度)というか、この間のアプデで予想していたよりも上位の機体までレベルキャップが解放されてしまい、育成計画の見直しを強いられました(汗)まさか、TyhoonやF-15Eまでキャップ解放されるとは思わなかった(汗)正直これ以上のキャップ解放は勘弁願いたいところである(クレジット的に)
と、そんなところで今回は筆をおきたいと思います
先週ぐらいから、赤石に遭遇すると最後のトドメの瞬間に100%の確率で回線落ちしてしまい涙目の元・惑星がお送りしました(白石では無事なのに…解せぬ)
それでは失礼します