エースコンバット INFINITY Broken world 作:元・惑星
Air Crift Data:F-15J "Eagle"
F-15Cの日本自衛隊仕様改修機
F-15Cの基本性能はそのままに、運用兵装やデータリンク等の電子装備を日本のものに対応、換装し、日本での運用に適応した形に改修された機体。
基本的に輸出される機体は性能をいくらかスペックダウンされているが、日本は防衛事情上、戦況をひっくりかえせるだけの最強性能が求められる(相手から攻撃をもらって形勢が不利な状況での"防衛戦"が強いられてるため)ので、度重なる近代化改修の結果、元となったF-15Cにも勝るとも劣らない性能を誇っている。
現実でも、現在現役運用中の大空のサムライ。その性能とパイロットの練度の高さから、航空自衛隊は世界でもトップクラスの実力を持つとされている。
ネットで探すと、"ロシア空軍に「日本の奴とやるときは3機で当たれ」と言われている"や"アメリカ空軍のパイロットに「日本の奴とだけは戦いたくない」と言わせた"等、結構ぶっ飛んだ噂が流れている。
――――先日の東京で使われた無人機は「ヴェルナー・ノア製」のものと判明した
ヴェルナ―社は、知っての通り、ユリシーズ落着で発生した災害難民の雇用受け入れを買って出た、世界的大企業だ
我々が乗っている機体や使っている兵器もヴェルナ―社製のものだ
当然、ヴェルナ―社は事件への関与を否定
しかし、昨今の世界情勢の悪化もあり、国連も各地の同社軍事関連施設への強制査察を決定
査察の結果、事件関与につながる証拠は見つからなかったが、別途、「宇宙兵器」の開発計画が判明
これには複数国の関与も疑われている
国連は「核に変わる新たな脅威」、「宇宙条約の無視」として、すぐさま開発計画の中止を要請
ヴェルナ―社はこれを了承し、同時に軍事部門最高責任者"キャスパー・コーエン"氏をはじめとした計画関与の疑われる技術者幹部たちを解雇処分
これで一件落着…とはいかないだろうがな
ここからが本題だ
エリアB9K、西インド諸島の国連施設へ接近する未確認の輸送機と護衛機を察知した
今話題の宇宙兵器関連施設だ
積荷は不明だが、敵機と判明次第、撃墜を許可する
本来なら国連軍の仕事だが、関係の悪い南米諸国を刺激したくないらしく、汚れ役は俺たちプライベーティアに、って訳だ
リーパー、今作戦からうちのエース"ヴァイパー"と"ブロンコ"も同部隊で作戦に参加する
ここでは一番稼いだ奴が全ての行為を優先される
金と名声が欲しければうちのエースを抜くことだ――――
2019年5月15日13:00
エリアB9K "コモナ"航空宇宙センター上空
『南国はいいねぇ~、そう思わないかリーパー』
オメガからリーパーへ、そんな同意を求めてくる
『だったらベイルアウトすればいい。南国の海を満喫できるぞ』
『嫌に決まってんだろヴァイパー。新しくしたばっかの機体をいきなり墜としてたまるか。それに、この辺の海にはサメが出るらしい。墜ちたらただじゃ済まなそうだしな』
オメガが言うには、この辺はサメが出るらしく、墜ちたら生きて帰るのは難しいらしい
『そう言えばお前たち、自己紹介は済ませたのか?ここのところ慌ただしかったから、リーパーの歓迎ができていなかったからな』
そう、先日の配属初日から任務が入り、その後も事務処理や移動で忙しく、リーパーはいまだ他のメンバーとのあいさつをきちんと済ませていないのだ
『そういえばそうだな。俺は"ヴァイパー"。アメリカ空軍所属だったが、軍縮だってんで弾かれた爪弾き者さ。今はこの部隊の隊長をしてる』
『"ブロンコ"。同じく元アメリカ空軍所属』
『こないだの任務でも一緒だったが"オメガ"だ。元イギリス空軍所属だったが、上司が俺のロックに嫉妬して居心地が悪くってなぁ。雰囲気の合ったこっちに来たって訳だ』
『こいつ、何度も注意されてんのに今だに自室にAV機器持ち込んで夜中でもロックかけるんだぜ。いいかげんにしねぇと職なくすぞ』
『だから最近はヘッドフォン付けて音量下げて、周りに気を配ってんだろうが』
『あれでか。こないだの入院中、ヘッドフォン外れてるのにのに気づかねぇまま、病院中に大音量のロックが流れ続けて、しこたま怒られてたじゃねぇか』
3人はそれぞれ自己紹介していくが、途中からオメガの悪癖についての話に脱線していく
「くすくす……"リーパー"…です。…前は日本の軍学校にいた…」
『……で、こないだが初任務、初実戦と。…本当に大丈夫か?』
ヴァイパーがそう確認する。
ボーンアロー隊は、国連内でもエース部隊として名が通っている。そんな部隊に実戦経験のほとんどないルーキーがいて、気になるのかもしれない。
『俺が問題ないと判断した。実際、訓練成績は他の熟練パイロットと比べても遜色ないほど優秀だったしな』
『大丈夫だってヴァイパー。こないだの任務で一緒だったけど、なかなかいい動きするぜ』
『訓練ならどうとでもなる。だが今回は、無人機じゃない、人が乗った相手との命のやり取りになる。大抵のルーキーはそこを乗り越えるのに苦労する。なにもできないまま死んでったルーキーを、俺は何人も見てきた』
『……』
そう、今回の所属不明機がこちらの誘導に従ってくれれば何事もなく終わるだろうが、その可能性は極めて低いだろう。
そうなれば、始まるのは命をかけた殺し合いだ。
ヴァイパーは、竦んで動けなくなったリーパーが、そのまま死んでいってしまうことを危惧しているようだ。
「ん…私は大丈夫…」
『……だといいがな』
大丈夫だと言うリーパーに、ヴァイパーは肩をすくめる
『レーダーに反応あり。そろそろ相手さんが見えてくるぞ』
グッドフェローが所属不明機への接近を告げる
しばらくすると、自機のレーダーにも機影の反応が現れる
『こちらボーンアロー1、前方にレーダー反応』
『グッドフェローからヴァイパー、オープンチャンネルに切り替え、勧告を行え』
『あいよ、…あーあー、国籍不明機に告ぐ。こちら国連独立コマンド、アローズ所属機。我々の誘導に従って進路をとr―――』
ヴァイパーが勧告を行うと、前方から護衛機と思われる機体が反転し、こちらに向かってくる
そして、
『不明機からのFCレーダー照射を確認。敵機と断定する』
『だと思ってたさ!』
『全機発砲を許可する!』
グッドフェローが攻撃許可を出す
つまり、今この瞬間から―――
―――命を賭けた殺し合いの幕が上がったのだ
『よっしゃお前ら、おっぱじめるぞ』
【あとがき】
と言うわけで 第3話 渡り鳥でした
いかがでしたでしょうか?今回のお話でちょっとだけ、自分で考えたボーンアロー隊のオリジナル設定をお披露目しました。と言っても出身だけですがw
まぁ、割とどうでもいいところなんで別段お話に影響するわけでもないです。なんかおかしかったら指摘してくださるとありがたいです
ちなみに、オメガのロック好きは有名な例のあの人から持ってきました。前にどこかで似てるって話を聞いたんで、じゃあそれで行こう、ってなりましたwさて、どうなることやら(ニッコリ
……マイアミとかでないかなぁ(ボソッ)
いやー、それにしてもランキング戦の合い間の休憩がてら執筆してたら意外と筆が進んでそこそこ書き溜めができて、しばらくはそんなに間をあけずに投稿できそうです。連日投稿となると書き溜めもすぐなくなるんで3,4日空けて投稿するつもりです。楽しみにしてくださってる方には少し悪い気はしますが、どうかご了承ください(まぁ、そもそもいればだけど)
さて、この辺の話から主要人物が増えてセリフ回しが難しくなってきました。なんか、そう言う設定にしてるんだけど、あまりにもリーパーちゃんのセリフが少なくて、いまいちちゃんと描写できてない感が(汗)しかも、次回はより本格的な戦闘回。もう完成しているとはいえかなりひどい気も(汗)まぁ、ぼちぼち手直ししていきます
これからより、自分の文才のなさが露呈していきそうで怖いですが、書いた分は投稿するので、変だったとしても暖かい目で見てくださいw
それでは、今回はこの辺で筆を置こうと思います。
ドロップや補填のおかげでランキング3桁を維持したまま、燃料収支+でランキングを終え、ホクホク顔でガルムエンブレムを付けた愛機で協同戦役に出撃した元・惑星がお送りしました。
それでは失礼します。