まんが日本バーンブレイバーンばなし   作:PureFighter00

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日本一のルル太郎!(ガピっ!)


ルル太郎
ルルから産まれたルル太郎


むかしむかしある所にお兄さんとお兄さんが住んでいました。

片方のお兄さんであるルイス・スミスは同性愛者ではありませんが、イサミ・アオさんと一緒に森の中の丸太小屋に住みたいのでDIYしました。

彼らは肌を重ねることはないでしょう。

しかし彼が臀部を引き締めながら木を切るとき、次第に汗ばむ裸の上半身を、キッチンの窓から見ていたスミスは密かに腰の炎を燃やします(以下略)

 

そしてある日、イサミさんは山に柴刈りに、スミスが川に洗濯に行くと……スミスは川上からどんぶらこ、どんぷらこと流れてくるルルを見つけるのでした。

「マイガッ!」

不審なルルを見つけるや否や、スミスは愛用のM16を構えて伏射の姿勢を取りました。流石アメリカ海兵隊、動きに無駄はありません。

すると……どんぶらこどんぶらこと流れて来たルルが洗い場にハマって動かなくなってしまいました。

全周警戒10分の後、スミスは展開していたクレイモア対人地雷を回収し、川が氾濫すると困るのでルルを抱えて丸太小屋に帰ることにしました。流石マリンコ、パワーが違う。

 

ルルとは、近くに住む鬼達の乾電池です。ルルが流れて来たのを見て優秀な海兵隊員であるスミスは鬼の襲撃を予見しましたが、どうやら杞憂だった様です。

「どうしたんだ、スミス?」

上半身裸で流れる汗もそのままに、イサミは帰って来ました。スミスはポッと頬を染めます。

「あ……ああ、ルルを見つけたんだ。解体してここでの生活に役立つマテリアルでも見つからないかと……イサミ、ズバッシュで切れないか?」

「ああ、いいけど……プレイズバッシュ!」

ルルがパカンと開くと、ガガピーの産声と共に玉のような赤ちゃんが出て来ました。イサミとスミスは腰を抜かしそうなほど驚き……丸木小屋の壁に背をつけ、小銃を構えて辺りを観察し始めます……

「ガガピ? あのースミス?」

「Be quiet! 奴らが来る!」

「奴らって、ガガピ?」

「京都の法務部だ、奴らは手強い……スミス、斥候に出る。バックアップを頼む」

「ルル……ピカ◯ュウじゃない……」

 

たっぷり1時間ほど索敵して、その間にスミスは小屋に続く道のあちこちにクレイモア対人地雷を敷設します。

 

 

【M18 Claymore】

ワイヤートラップでも起爆操作可能だが、対人地雷禁止条約に抵触してしまう。イサミとスミスはエリアにより音の異なる鳴子を設置して、音により起爆するクレイモアをM57起爆装置でリモコン起爆させている。

 

 

「何なんだこの赤子わぁっ!」

「落ち着いてくれイサミ、多分これはルルだろう」

「ルル太郎だぁ?」

何やら一晩ほど白いマットのジャングルでプロレスのセメントマッチ(真剣試合)が繰り広げられたようですが、ルルから産まれた赤子はルル太郎と名付けられてすくすくとガガピー娘に育ちました。

「きっと、神様が子の無い2人に授けてくれたんだよ」

「ルルだしな。桃だったら異説でヤバい話になるとこだった……」

 

 

【異説】

現在一般的に流布している桃太郎は桃の中から生まれるパターンだが、かつては桃を食べた老夫婦が若返り、その後やることやって桃太郎が生まれるという異説があったのだ。

 

 

見目麗しく育ったルル太郎は、スミスとイサミにこう宣言します。

「ルル、鬼ヶ島に住む鬼を退治して世界を守る!」

「それは生半なことじゃ無いぞ、ルル太郎……」

「イサミっ! 私ルル!」

「出生届はルル太郎で出しちゃったしなぁ……」(それに小説とか文字媒体ではアニメの様にイントネーションで使い分け出来ないんじゃよ……)

「ルル、裁判所行って改名手続きする!」

「結構手間暇掛かるらしいから、鬼退治してからだな。で、ルル太郎……鬼をどうしても退治するというなら……」

「俺たちの訓練に耐えてからだ!」

イサミはいつかレンジャー徽章を取るために鍛えに鍛えていたし、スミスは海兵隊員だ。どちらも訓練は厳しい。ルルは2人によりレンジャー魂とマリンコ魂をインストールされた。

 

「戦車はスピードだ! 走れっ!」

3人で15m程の生木を担いで山道を走る。体力、体力、体力! 勇気も気力も根性も、体力無しには産まれない。

「用意いいかっ! ブレイクっ!」

「ガピっ! レンジャー!」

 

「っと、これが五点接地、マリンコではParachute Landing Fallという。簡単だろ?」

「ガピっ!」(喜)

「ちゃんとやれば3〜40フィートぐらいの高さから落ちても平気だ。イサミー!」

「レンジャー!」ゴロゴロ

「「な?」」(スミスとイサミ、歯をキラリンと輝かせながらサムズアップ)

「じゃあ、早速ルル太郎も飛んでみよう」

「まずはまぁ、40フィートからかな?」

「がぴっ?!」(驚)

「大丈夫大丈夫、大怪我なんて滅多にしないよ」

「打ち身や捻挫ぐらいだって。中々骨は折れない」

 

ていっ

 

「ガッ……ガガピーィィィィい!」(落下)(無事でした)

 

 

ルル太郎の訓練は続く!




100km行軍とか八甲田山の雪中訓練やってないから、まだまだ序の口。
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