シャングリラ・フロンティア〜死にゲーマー、神ゲーに挑まんとす〜   作:マンデラカタログ

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 アンケート感謝します!!
 ヒロインの登場はまだ先になりそうですがこれからもよろしくお願いします!!


神代の残滓、贋物の生命

 

2体目、ミツマタヒュドラ。

首3本とも本体かと思ったがどうやら右の首が本体だったらしく、その他の首は何度切り落としても復活した。毒ブレスが長時間地面に残るのがかなり厄介だったが予備動作が分かりやすいからすぐに慣れた。

挑戦回数3回。

 

3体目、ジェネラルプリン。

魔法やら触手やらで攻撃してくるクソデカスライム。シャンフロでのスライムがどういったモンスターなのか知らなかったから中々良い経験になった。

挑戦回数2回。

 

4体目、アイリスパピヨン。

クソ虫、鱗粉に毒、麻痺、脱力、疲労、俊敏ダウンとデバフ盛り沢山。しかも、動けなくなったら頭から齧り付いてくるという……人によってはトラウマになりかねないモンスターだった。

挑戦回数3回。

 

5体目、ピクシーランナー。

貴様ァァ!!逃げるなァァ!!!俺の攻撃から逃げるなァァ!!!

挑戦回数28回。

 

6体目、オーガクラム

ひとつ前のひたすらヒット&アウェイをしてきたチビトカゲに比べたら圧倒的に楽だね!一生動かず殻に籠っててくれ。

挑戦回数1回。

 

7体目、マンイーター。

硬い、強い、だが速くない。ひたすら俺を喰うことに執着していたため動きの予想があまりに容易かった。

挑戦回数2回。

 

8体目、エビルシュヴァイン。

     

「死にされせ!!このクソ豚がァァァァァ!!!!!!」

 

「ヒェッ…であります……」

 

挑戦回数1回。

 

9体目、ジュラ・サーベラスレクス

なんかクソ強いティラノ……それだけ。

 

挑戦回数10回。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LEVEL UP

32>33

 

「ふぅ……ダブリュア、ラストを頼む……」

 

「ち、ちょっとお休みした方がいいであります!?エビルシュヴァインの辺りから雰囲気が怖いであります!?」

 

「ハッハッハ、大丈夫だダブリュア、こうなった時の俺はすこぶる上手く動けるんだ」

 

 精神はオチかけてるが肉体は最適化された状態……意識は飛んでいるのに身体は勝手に作業プレイを遂行していたりと、肉体面に疲労の概念が存在しないゲームだと二徹くらいするとこうなる。

 もうそろそろ朝だと思うが、ここまで過密に戦って来たせいで予想以上に疲れていたようだ。作業なり目的なりを達成した瞬間にプツッと意識が落ちるものの、この状態の時はダブリュアにも言った通り、身体が俺の反応に普段以上に素直に反応してくれる。

 つまり、このユニーククエスト最後のモンスターが突然クイズなどを仕掛けてこない限りは俺はほぼベストパフォーマンスで相対することができる。

 

「そ、そうでありますか?10体目のモンスターはおと…オカシラがとっ捕まえてくるらしいでありますが……」

 

「なんでぇ、随分早く9体目を倒したみてぇだな」

 

「おと…オカシラ…!」

 

「師匠…!」

 

 噂をすればなんとやら。人参をキセルよろしく齧り咥えながら現れたヴァッシュは驚いたような、しかしある意味予想通りだとでも言いたげな顔で俺とダブリュアを見る……

 

「最後の10体目は……言っちまえば今のおめぇさんにゃあ倒すのはちと厳しいだろうなぁ」

 

「……へぇ」

 

「だから、こいつに関してだけは達成の条件を俺等が決める」

 

人参を噛み砕き、目を細めてヴァッシュは俺にこう告げる。

 

「8分間生き延びろ」

 

「耐久系か……上等」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてそれは俺の前に現れる。

 ジークヴルムのような二足歩行ではなく四足歩行のドラゴン型のモンスター……のはずだ。

 何故曖昧な表現なのかというと、頭の半分から骨が剥き出しになっており、それ以外の部位には空洞が空き、そこから植物のような物がちらほら見えるという明らかにヤバい見た目のモンスターだからだ。

 

「コイツは……一体……」

 

「偽竜、昔々のずぅっと昔……どうしても生き残りたいバカヤロウ共が生み出した「なりそこない」の1体よう」

 

 なるほど、人造生命体か……

 名前や見た目から判断するに、恐らく失敗作だろうな。だが、ヴァッシュ師匠が直々に捕まえてきた奴だ…絶対強い……

 

「派手に啖呵切ったんだぁ、イキるだけの根拠ぉよう……見せてくれや」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

偽竜Lv.110。

シャングリラ・フロンティア全プレイヤーの中でもこの大陸に存在しないモンスターであるこいつと戦ったプレイヤーは俺が初であることを知るのはもっとずっと先のこと。

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