仮面ライダーWスピンオフミュージアムの後継者   作:凌哉

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太古の竜の咆哮と共に園咲家に新たな家族が迎えられる


第3話咆哮するT/新たな家族

-未来視点-

 

育成高校に入学してから1週間が立ったが特別変わった事は無い指定されたカリキュラムをこなす毎日だが今日は違った。

俺の周りを数人が囲む

「何か用?」

「口の利き方に気を付けろ後輩!俺達は2年生だ」

「そうですか、だからなんですか?」

「ちょっと顔かせ!」

「どこまで行けば良いんです?」

「黙って着いてこい!」

俺は言われるまま着いていくと校舎の一角に連れてこられた。

学校全体にいくつかある死角となる場所らしい

「ようやく来たか新入生」

「失礼ですけど、どちら様でしょうか?こちらに面識は無かったと思いますが?」

「森川だ!森川道夫!2年生トップの実力者だ」

「へぇ〜そうですか、自己紹介なら終わりましたよね?もう行って良いですか?」

「待てよ!」

「まだ何か御用がお有りで?」

「お前、園咲家の人間だろ?て言うことはメモリ持ってるよな?それよこせ!」

「僕が持つメモリは僕しか使えません」

「なら、強いメモリを売ってくれ」

「お断りします。」

「なんだと!?」

「人がメモリを選ぶんじゃない!メモリが人を選ぶんだよ!あんたに相応しいメモリは持ち合わせてない!」

「ならてめぇのメモリをよこしやがれ!」

「嫌です!さっきも言いました!2度同じ事を言わせないでください!」

「お前等やっちまえ!」

『MASQUERADE!』

取り巻きの3人がドーパントに変身する

「仮面舞踏会の兵隊なんて所詮雑兵、何人いたって変わりませんよ!」

俺は変身せずにマスカレイドドーパントを相手取り全員顎に掌底をくらわせ気絶させる

「どうしてもメモリを売らねー気らしな」

「言ったでしょ!人がメモリを選ぶんじゃあ無いってね!」

「なら俺の暴力に屈しろや!」

『Violence!』

森川は暴力の化身と化する

俺はため息をつくとドライバーを装着し紫色のメモリを構える

 

『Atomic!』

「変身」

紫色の装甲と共にボロボロの黒マントとプロミネンスブレードよりも細身の直剣がその手に装備される

「校舎裏じゃ味気ないですよね?」

「場所変えるぞ!」

校庭に移動すると生徒が校庭の周りを囲む

「ギャラリーの皆さん!これより2年生トップの実力者との戦闘を行います!」

ザワザワとギャラリーが騒ぎ出す

「どこからでもどうぞ!暴力の化身さん」

「言ってくれるじゃねーか!」

ドーパントは鎖付きの鉄球を振り回し攻撃してくるが俺は全てを剣で弾く

「一撃の威力は大したことないですね」

「んだと!?」

「剣で弾けるのは威力が大したことない証拠ですよ!」

俺は身を低くしドーパントの懐に飛び込み下から袈裟斬りを浴びせ返す刃でもう一撃入れ相手を蹴り飛ばし距離をとる

「本当にトップの実力者なんですか?あまりにも手応えが無さすぎます」

「上等じゃねーか!ならもっと重い一撃をくらわせてやる!」

ドーパントは鉄球を振り回し身の丈程に巨大化させる

「へぇ〜そんな事も出来るんですね!」

「これならどうだ!」

ドーパントは鉄球をまっすぐこちらに投擲すると見せかせて鎖を操りジグザグに攻撃する

「まぁ、当然ですよねそのくらい出来なきゃメモリがあなたを選ぶ訳が無い!」

 

俺は向かってきた鉄球を身体を仰け反らせ回避し持っていた剣を投げつける

「ぐッ……」

ドーパントから苦悶の声が聞こえる

「こんなのは如何です?」

俺は掌に炎を出現させその炎をドーパントに浴びせる

「グアアア!」

「まだまだありますよ!」

振動波により雷を発生させ周囲に崩壊現象の引き起こしドーパントを巻き込む

「テメェ…何…しやがった…」

「僕が使っているメモリはAtomic原子力の記憶ですよ、放射線崩壊や格子振動を起こすくらい造作もないんですよ」

「ふざけやがって!」

「もういいですよ!あなたとの戦闘から得るものはないようですので」

俺は武器を拾い上げメモリを装填する

『Atomic!maximumDrive!』

「さようならドーパントさんあなたのメモリはあなたじゃなくても問題無いようですね!」

「アトミックバースト!」

原子力エネルギーが収束した一撃でドーパントが吹き飛んだ

俺は変身を解くと宣言する

「人がメモリを選ぶんじゃあ無い!メモリが人を選ぶんだ!つまり!君達は皆が選ばれる可能性がある!僕のように複数の力に目覚める可能性もあるでしょう!ここにいる皆さんはメモリの力にのまれることなくその力を引き出して下さいね!」

窓際にいた1人の生徒が拍手するとその場にいた全員が拍手する

「さぁて、まだ1年生のトップにも立てていないのに2年生との揉め事は勘弁願いたいんですけどね…」

そう言って俺は学校を出て家路に着いた。

 

-生徒会室-

 

先の一件を見ていた生徒会メンバー達

「彼の力は計り知れませんね」

「ドーパントではないけど強いのは確かってことか」

「もしも彼が本当に複数のメモリを使いこなせるのならば生徒会皆にとっても脅威でしょうね」

「どうなんだよ?会長」

「ひとまずは傍観に徹しましょう。彼の力が本当に脅威となり得るか否かね」

「まぁ、そう言うなら俺達は傍観するけどよいい加減に俺達も遊びたいぜ」

「もう少し待とう。生徒会リーグのその時までね…」

未来の前に立ちはだかる壁が分厚い事が確かとなりつつあるようだった。

 

-未来視点-

 

帰宅するとちょうど姉さん達と父さんがティータイムを満喫していた。

「ただいま、なんの話をしていたの?」

「未来、お姉様の結婚相手の話しよ未来は興味無いかしら?」

「メモリの売人としての腕は確かなようだし、良い勉強になりそうではあるかな?」

「史上最高の販売業績を上げたガイアメモリセールスマン

何よりお姉様と付き合って生きてられた男性ってだけでとっても貴重」

「人を妖怪みたいに言わないで若菜」

「まぁ、ドーパントだって似たようなもんじゃんか!選ばれた存在って違いはあるけどさ」

「未来は違うじゃない、あなたはドーパントでは無いわ」

「僕はまた特別さ!そうでしょ、父さん」

「その通りだ未来、君はまた特別だおそらくだが1番ミュージアムのトップに近いかもしれないな」

「姉さん、その人は本当に園咲家に相応しい存在なのかな?」

俺の問に姉さんは不敵に微笑んだ

「まぁいいや、僕は出掛けてくるよ!」

「仕事の方かね未来」

「うん、まぁねちょっと面白そうなメモリがあってね」

「ほほう、なんのメモリかね?」

「これさ、財宝の記憶-Treasure今、僕自身に転用出来そうなメモリTreason-反逆の記憶の力が上手くすれば完成しそうでねその実験の為に色々とね」

「あなたまだメモリを増やすつもり?」

「文句あるかい?冴子姉さん」

「いくら特異体質とはいえ限度を越えているのではない?」

「まだメモリは5つしか開発してないよTreasonが完成すれば6つ目だ!まだまだ足りないよなんなら姉さんのメモリもパワーアップさせられるけど?」

「辞めておくわ!あなたにメモリを預けたら何されるかわかったものじゃない」

「あっそ、気が変わったら言ってね!しゃあ、行ってきます!」

「あぁ、行ってらっしゃい」

「いってらっしゃい、未来」

父さんと若菜姉さんに見送られながら家を出る

しばらく街を歩いていると轟音が聞こえてきた。

「やれやれ、街を荒らさないで欲しいんですけどね…」

俺はドライバーを装着するとアトミックメモリを起動する

『Atomic!』

「変身!」

紫色の装甲とボロボロの黒マントに身を包みと細身の剣を手にする

「ひとまず様子見と行きましょうか!」

ボロマントをなびかせてふわりと舞い上がり街を一望すると

探偵ライダーがドーパントと戦闘中のようだった相手はティラノサウルスのドーパント

「Tレックスですか、どうやらメモリに飲まれてしまっているようですね、彼女はメモリに相応しくない!」

俺はマントをなびかせて舞い上がりドーパントの前に飛び出すドーパントmaximumを発動する

「Atomic!maximumDrive!」

「アトミックバースト!」

Tレックスの装甲を剥ぎ元の姿に戻す

「加減はしましたしあとは頼みますよ!」

 

ダブル視点

 

Tレックスドーパントを追っていたところ高質力のエネルギー波がドーパントを包み込み元の姿にもどり落下してきた

「何が起こったんだ!?」

(とりあえずメモリブレイクだ!)

「あぁ!」

『Metal!maximumDrive』

「メタルブランディング!」

メタルシャフトを振り抜きメモリブレイクしサイクロンジョーカーに戻り亜樹子を救出してから地面に降りると紫色の装甲とボロボロの黒マントに細身の剣を持ったライダーが立っていた。

「お前は…」

「仮面ライダーターミナス!モードアトミック」

「モード…アトミック…」

(原子力の力…そんな危険な力を使いこなせているのか?)

「使いこなせいるからこの力を使っているんですよ!僕は特別ですからね!また会いましょう!仮面ライダーダブル!」

早々に予定を切り上げ園咲邸へと帰宅する

「戻りました。」

「未来、姿を変えたまえ」

「と言うことは迎え入れるんですね!冴子姉さんのお相手を」

「あぁ、その通りだ」

「どの力を使いましょうか?」

「現在5つだったかな?」

「そうです。Atomic、Lionel、prominence、Eruption、そしてSTARの5つです。」

「ふむ…ならば君本来の力であるSTARを使いなさい」

「わかりました。」

俺はターミナス本来の姿になると父さんの右側に立った。

そしてタブードーパントになった姉さんの後ろから姉さんの相手の霧彦さんがやって来た。

「父さん、未来、須藤霧彦さんです。」

「あら、見た目はまぁまぁね!」

「まぁ、そう言うなよ若菜姉さん。ようこそ歓迎しますよ須藤霧彦さん」

「受け取りたまえ」

父さんがメモリを手渡す

「自慢の婿の誕生です。お義父さん」

『NASCA!』

霧彦さんは見事メモリに適合し園咲家の一員となった

「おめでとう。これからよろしくね霧彦兄さんミュージアムと園咲家のますますの繁栄を!」

「「「繁栄を!」」」

新たな家族と共にミュージアムと園咲家の繁栄を願うのだった。




3話目です。更新不定期ですいません。なるべく早めに投稿出来るように頑張って行きますのでお楽しみに

次回「宝物のT/反逆の力の完成」
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