個性ユベルを手にしたらヴィランになるしか道は無くなっていた!!   作:神熱

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プロローグ

 俺はもう善人になることはできない。俺はもう家族と笑って暮らすこともできない。俺は自らの個性を暴発して関係ない人を殺してしまったからだ。

 

 それは俺が幼い時のことだ。俺の父はヒーローだった。俺にとっては守ってくれるヒーローだと思った。俺が父の求める男ではなく無個性と同じ無価値だから関わっては行けない人間と言われても俺は父の近くに居続けた。

 

 その一年後俺の弟のショートは父の求める個性である事が発覚。さらに俺は邪魔者になった。

 

「お父さんかまってよ」

「ダメだ。ショートの修行をつけなくていけないんだ。ここをどけ」

「じゃあ明日は」

「明日は俺の修行だ。お前に関わる猶予はない」

 

 これが最後の会話になった。つまり俺は父エンデヴァと離れることになった。

 

 俺が街をブラブラしている時だった。

 

「泥棒」

 

 その言葉を聞き俺はここで動いたら父に喜んで賞賛される。そう思った俺は泥棒に目掛けてタックルをかました。唯一俺が憧れたエンデヴァーのタックルを真似した。見事に命中したかに見えた。だがしかし泥棒はナイフを持っていた。それも小型のナイフで死角から俺は回避することはできずに刺された。

 

 俺は死ぬと思った瞬間に個性が発動した。俺は体が変形した。人間の体から3頭の龍が俺の顔となった。胴体もムキムキで高校生かと思われる大きさまで変形した。

 

「エンドフェイズ」

 

と言った途端意識を失った。目を覚ますと辺りは燃えていた。泥棒も燃えている。誰かが爆発させた。この状況をやったのは誰なのか分からない。だがこの破壊力は相当の手だれである事を感じて震えた。

 

「デトロイトスマッシュ」

 

 燃えていた炎から男はやってきた。その男はオールマイト。俺が毛嫌いするヒーローNo.1である。オールマイトがいなければ俺の父がNo.1だからだ。それで俺に構ってもらえる。

 

 「だが怖かったよ。気がついたらこんな炎の中にいて。怖ぇよ」

「もう大丈夫。この放火犯は警察が見つけて私が捕まえて見せる」

 

 俺は警察に保護されて母親が迎えに来るはずだった。おれはその前に捕まってしまった。理由は個性で俺があの破壊行為の犯人として捕まったのである。個性の暴発と説得しても通じない。

 

 「おい個性を隠していたそうじゃないか?えええ。ささっと言え!!お前が商店街を破壊した犯人だと。この監視カメラから分かっているんだ!!それに随分とエンデヴァーから嫌われているそうじゃないか?こんな恐ろしい力を隠したくなるわけだ。それで恨みを発散させた違うか?」

「違う」

「お前の言い分なんか興味はない。ささっとこれが事実だと言え!!そうそう。エンデヴァーだってお前に関わらなくて済むって喜んでいたぜ。こんな殺人犯と関わりたくないってな」

「……そうか?だがしていない。記憶がないんだ」

「子供だからって調子に乗るな。俺の母ちゃんはお前のせいで死んだんだ。何も関係ない人まで殺して自分はしていない。個性のせいだ。ふざけるな。破壊ってはっきり言った録音がある」

 

 「エンドフェイズ時……この俺以外の近くにいる人間と店を全て破壊する」

 

 このセリフまるでおれは悪魔かと思った

 

 

 

 




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