ついに宿敵の犬っころと相まみえた。
青と白の体毛に覆われた四足獣と睨み合う。
街の人たちはこいつのことを『でかい警察犬』としか思っていない。
しかし、その実態は私を殺そうとしたマッドドッグである。
犬ではなく狼らしいのだが、そんな細かいことはどうでもいい。
待ちわびた獲物を前にして私の戦意はぐんぐん上昇中である。
ツァイトだ!!
ツァイトだろう!?
なあ、ツァイトって言うんだろうおまえ
首置いてけ!!なあ!!!
私の中の妖怪首置いてけもたぎっておるわ。
さあ存分に死合おうぞ。
「場所を変える。ついて来い」
はあ?
なんでお前が命令しているんですかねぇ?
イラッとした気持ちを何とか抑える。
今ここで戦ったら街の人に通報され警察を呼ばれてしまう。
そんな事態は避けたいので、渋々ついていくことにする。
案内してもらおうか、お前の死に場所になあ!
あ、待て!いきなり走り出すな。
・・・・・・・・・
人気のない山奥へと連れてこられた。
こんな寂しいところで死にたいのか?墓標は建ててやらねえぞ。
周囲には魔獣の気配もないので、ここなら邪魔が入る心配がない。
一定の距離を保ったまま、私たちは向かい合う。
一触即発の空気の中、私は言葉を紡いだ。
「どうして私を襲ったのですか?」
やり合う前にこれだけは聞いておきたかった。
面識のない私を攻撃した理由は何だ?
「あなたに恨まれる覚えがありません」
「遺恨の念など最初から持っておらぬ」
だったらなんで?
「深い理由はない。これはただの作業だ」
「作業?」
「人間たちは害虫を見つけたら駆除するだろう?それと同じことをしたまでよ」
「……言ってくれますねw」
ほう、なかなか面白い事を言うヤツだ。
調子に乗るなよ犬畜生がっ!!
「つまり、たまたま発見した私を勝手に害虫認定して撃ち落としたと?」
「そうだ」
「おかげさまで、私は死にかけた上に警察に逮捕されましたよ」
「それは我の知るところではない」
「何様ですか?」
「お前を駆除する者だ」
「不愉快です」
いちいち癇に障るヤローだ!!
でも、共感する部分もある。
害獣 殺す処分 方針 発砲 巨大化
《検索……該当あり》
《【七の至宝】補助管理機構によって製造された永続型生体兵器》
《【
《個体名【ツァイト】……排除しますか?》
聖獣?
レグナートと同じだったんかい!
ちょっと待て、問答無用、戦闘開始
イヌぱんち 木にぶつかる ワイヤーアクション 回転切 鮮血 ボロボロ
弱っている トドメブラスター キーア乱入 本心 寿命
虹霊子注入 友達 和解