全部目に通してます。
ジンDPの頭部は感想で頂いように偽ガンダムに近い感じですね。元々のジンの頭部からトサカを剥ぎ取って、デュエルの頭部パーツをヘッドギアのような形で装着しているイメージです。
ガンダムタイプのデュアルアイはやっぱり特別にしたいので、モノアイを残していますね。ジンの後ろのスラスター部の羽根は残すかどうか迷いました。
肩や背中に武装をマウントするには邪魔ですが、ジンのトサカ取っちゃっからには特徴的な羽根のようなスラスターは残しました。
というようなイメージでジンDPを想像してもらえれば。AIイラストでイメージ画像を興すべきかどうか迷ってます。絵心がないので笑
アークエンジェル一行は水や資源の補給のため、苦肉の策ではあるがデブリベルトを捜索することとなった。
作業機械にアークエンジェルクルーやキラの友人の学生たちが搭乗し、その護衛にストライクと訓練中のジンDPをあてた。
撃墜された艦船や廃棄されたゴミが帯のように連なるデブリベルト。その中へ入り込むということは無数の障害の中を進むこと同義であり、その中を慣れないMSで進むことはリカルドにとって立派な訓練となっていた。
「リカルドさん、スラスターを吹かし過ぎです。オートに頼らないで細かくマニュアルで操作してください」
「しかしねぇ……キラ君、俺としては初の慣熟訓練をしている立場であるのだから」
「だからこそですよ。今のうちに細やかな操作に慣れればいざというときに役に立ちます。いきなり実戦で、というわけにもいきませんから……」
と言うキラ君本人がぶっつけ本番の実戦で不完全なOSを修正してジンを撃退したことを思えば、慣熟訓練が出来るだけでも有難い方なのだ。経験者の言葉はよく沁みる。
ジンDPはベース機のジンに増加装甲を付け機体重量が増しているので、スラスターの初速がやや鈍い。かと言って吹かし過ぎればエネルギーの無駄だし、現在のようなデブリ帯の中での作業では細かく全身のスラスターを扱う必要性がある。
無重力の中で上手く機体の体勢を維持し、自分がやるべきことを行う。言葉では簡単だがこれが中々難しい。
「まぁこれまでのOSのことを思えばかなり扱いやすくなった方か。君の実戦データのおかげだね、キラ君」
「いえ、僕は……」
口を噤むキラに対しリカルドは今の言葉選びは少しよくなかったなと思った。アルテミス要塞で裏切り者のコーディネーター、その技術を地球軍に活かせといったことを言われたらしい。本人にそのつもりはなくても、必要に強いられて実戦データだとか半ば地球連合軍に協力してしまっている現状は彼にとって本意ではないだろう。
「先のことは気にし過ぎるなよ。君にとって大切なのは友達を守ることだろ? それ以外は考え過ぎないほうがいい」
上手く気遣えただろうか。彼の力に頼らざるを得ない現状、こんなことを言われても気休めにもならないかもしれない。だけど、ラミアス艦長やフラガ大尉やマードック軍曹、それにバジルール少尉だってまだ15の少年を戦場に追いやる事を気にしており、キラ君のこと気に掛けている。
だが、戦場に出る以上優しくするだけでは彼自身の身に危険が降りかかるのだから厳しく言ったり、命令することになってしまう。
出来る力がある。それ自体はいいことだが、それによって望まぬことをさせられてしまう。ままならないものだ。
もっとも、力を持たない者に取って彼の悩みは贅沢なものにろだえるのが、今の世界の因果なところだ。
「うん、かなり感覚が掴めてきたな」
細やかなスラスターの操作を訓練しながら、障害となる瓦礫を排除していく。戦闘機動となると別の話だが、MSの操作にはかなり馴染んできたと言ってもいいだろう。これもOSが改良されたおかげだ。
そうして進んでいくうちに密集したデブリ帯を抜けた。すると、かなり開けた場所に出た。
「大陸……、こんなところに?」
「ユニウスセブン……?」
一行の目の前に現れたのは、約24万人の民間人が命を失った悲劇の地"ユニウスセブン"の残骸だった。
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今日海外出張から帰国したのでまた書き溜めないと。今のところPhase8まで書き溜めて予約投稿出来てます!