AIS アーマードインフィニットストラトス   作:トラセンド

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2話『初日』

 

「ここか…」

 

正午…IS学園に着いた俺はキャリーバッグを置いて担任の教師が来るのを待つ事にする

うん?制服はどんなのだって?…男用に決まってるだろ。いくら女顔だからって俺にそんな趣味はない

 

 

しばらくして校門から凛々しい女教師が出てくる。言わずともその人物は初代ブリュンヒルデ、織斑千冬だ

 

 

「お前が如月莉音だな?」

 

「はい。お会い出来て光栄です…ブリュンヒルデ、織斑千冬さん。」

 

「ブリュンヒルデは止めろ…私の事は織斑先生と呼べ、いいな?」

 

「わかりました。」

 

「よろしい、ではついてこい。」

 

 

ーーーーーーーーーー少年移動中…

 

 

 

教室の前まで来た時、千冬さんは「ここで待て」と言って教室に入る

直後、出席簿ではあり得ない音がしたかと思うと教室からツインテの小柄の少女が頭を押さえながら走って行った…

 

 

「いいぞ、入れ。」

呼ばれたので教室に入ると…周りは女子。いや、最初のイレギュラー、織斑一夏以外がほとんど女子だ

 

 

「……………。」

うん、前世でこの世界の事はある程度は知っていたが…いざこうやって見ると正直居づらい。今この時だけ俺は一夏に同情する

…っと、自己紹介だな

 

「初めまして、俺の名前は如月莉音です。

こんな外見ですがこれでも男なので悪しからず、これからよろしくお願いします。」

一通り自己紹介をして一礼、そして俺は軽く笑顔を見せた

 

 

 

 

 

 

直後…

 

 

 

 

 

「「「「「キャーーーーーーーーーーーー!!!!」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

黄色い歓声が炸裂したのは言うまでもない

 

 

 

 

 

 

「かわいい!!!」

「あれで男!?」

「男の娘キターーー( ° ∀ ° )ーーー!!!」

 

「織斑くん×如月くんね!当然如月くんが受け!!」

「面白い素材と見る、期待するぞ。」

「いいぞ、冴えて来た…!」

 

 

やべえ、最後の二人危険すぎる

 

 

「静かに、聞きたい事は休み時間に聞け。では授業を始める。」

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

授業が終わって昼休み…

食堂に着いた俺はある集団を見つける。原作キャラの織斑一夏、篠ノ之箒、セシリア・オルコット、凰鈴音の四人だ

 

ちょうど席も空いてるし、挨拶しに行こう

 

 

「ごめん、隣いいかな?」

 

「えぇ、構いませんわ…あら?あなたは…」

セシリアの反応に他のメンバーもこっちに視線を向けた

 

 

「なんだ、如月か。」

 

「あんた誰?一夏の幼馴染?」

「いや鈴、俺は如月とは今朝知ったばかりなんだが…。」

 

 

そういや鈴ちゃんとは初対面になるな

 

「初めましてだね、凰鈴音。俺は如月莉音、二人目のイレギュラーだよ。」

 

「あんた噂の…?というかあたしの事知っているのね。」

 

 

「凰さんを知っているということは、わたくしの事もご存知でしょうか?」

鈴に続き、セシリアが出てくる

 

「もちろんさ♪(道化師風)イギリスの代表候補生、セシリア・オルコットさん。」

 

「わたくしの事はセシリアとお呼びください。」

 

「あぁ。俺の事は莉音で良い。」

 

 

「そうだ莉音、よかったら放課後一緒に練習しないか?」

 

一夏、お前にそんな気はないだろうがもう少し言葉を工夫しようぜ…でなきゃマズイ

 

 

「放課後一緒に!?」

「織斑くんったら大胆!」

「二人で禁断の…ハァ…ハァ」

「ネタが上がると聞いて」

 

 

ほら言わん凝っちゃない…にしても腐女子率が高いな

 

 

「い、いいい一夏!お前にはそんな趣味があったのか!?」

 

「ちょっ、待っーーーーー」

 

「いいけませんわ!一夏さん!」

 

「違う!俺にそんな趣味はない!頼む莉音、お前も何か言ーーって居ねぇ!?」

一夏が助けを求めようとした頃には俺はもう食堂を後にしていた

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

放課後…

 

暇なので俺は第二アリーナに来たわけだが…

 

「お、莉音じゃねぇか!」

 

トラブルメーカー(一夏)とその仲間達(箒、セシリア)が居た

 

 

「む?如月か…お前も訓練しに来たのか?」

 

「いや、見学だよ…どんな練習をしているのか気になってね。」

 

 

「では莉音さん、わたくしの技量をご堪能ください。いきますわよ、一夏さん!」

 

「待て!一夏を鍛えるのは私だ!!」

 

 

 

…青春だねぇ

 

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

更衣室…

 

 

さて…今回、俺は三人の練習を見ていたわけだが…

 

「イッチーよ、こんな調子で大丈夫か?」

 

「?…大丈夫だ、問題ない。」

 

あかんヤツや、それ

 

 

「一夏!」

すると向こうのドアからタオルとスポーツドリンクを持った鈴が入ってきた

 

「ほら、汗だくだからこれで拭きなさい。」

 

「おお、助かる…サンキューな鈴。」

 

「………………。」チラッ

一夏がタオルで汗を拭いている中、鈴は俺を見て目線で何かを訴えて来た……あぁ、了解

 

 

「じゃあ、俺は先に戻るよ。」

それだけ一夏に伝え、俺はこの場を立ち去る……途中、ドア付近で鈴と交差した際に「ありがとう」と小さく聞こえた気がした

 

 

 

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