東方×東方   作:ぬこ8845

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異変

その日は、なんてことのない日だった。

しかし昼を過ぎたころ、幻想郷中の誰もが正体不明の違和感に襲われた。

博麗の巫女である霊夢も、例外ではなかった。

 

「またどっかの妖怪が騒ぎでも起こしたのかしら?」

のんきにお茶をすすりながらひとり呟く。

 

「霊夢、異変よ。今すぐ準備しなさい。」

「あら、紫がそんな急いでるなんて珍しいわね。」

 

彼女は八雲紫。この幻想郷の作成に携わった一人であり、妖怪の賢者などとして、ほかの妖怪からは一目置かれている。

 

「今回は今までにない形の異変なのよ。」

「いったい何があったっていうのよ。」

 

紫がここまで慌てるなんて珍しいことがあるものね・・・

 

「幻想郷がいつの間にか広がってるわ・・・」

「は?」

 

この妖怪は何を言っているんだろう?

そもそも幻想郷は博麗大結界によって外部から隔離されている。

結界の管理をしているのは私だが、ここ最近はまじめに仕事をしてきたはずだ。

そもそもいきなり広がるなんて・・・

 

「博麗大結界自体はそれほど影響は感じられないわ。」

「ええ、今回広がった原因は結界のせいではないようね」

 

でも、結界のせいではないとなると何なのだろう・・

 

「ほら、考えてる暇があったら早く準備しなさいな。」

 

 

 

~少女準備中~

 

 

 

 

「じゃあ行くわよ。」

「そういえば広がったって言ってたけど、いったいどれくらいの規模なのよ。」

「しっかり測ったわけじゃないけど、大体倍くらいの大きさになってたわ。」

 

倍?いきなりそんな大規模に広げられるものなのだろうか・・・

 

「しかも、広がっている土地にもご丁寧に博麗大結界が張られていたの。」

 

いったい誰が何のためにそんなことをしたのだろう。

ますます訳が分からなくなってきた・・・

 

「ここから先がいつの間にか広がっていた場所。」

「本当に倍ぐらいの大きさになってるわ。」

 

そこは、紫が言ってた通りまさに倍の大きさだった。

 

「霊夢、気を付けて。向こうから誰かやってくるわ。」

「・・・ねぇ、紫。 あれ、どう見ても私にしか見えないんだけど。」

「奇遇ね、私もよ。」

 

向こうからやってきたのは、私と寸分くるわず同じ姿の人間がやってきたのだ。

 

「っ! あなたたち何者ですか!  って、え、私?」

 

「・・・あなたとおなじ姿で敬語使ってるわよ」

「・・・違和感しかないわね」

 

「え?私がそこにいるけど私はここにいるし・・・」

「あの、そっちの霊夢さん?」

「ゆ、紫様? いらしてたんですか? それよりもお隣の私そっくりの人はだれですか?」

「えっと、逆に私があなたが誰なのか聞きたいのだけれど・・・」

 

「え?」

「え?」

 

そんな感じで、私と《私》はであったのだ。




こんな感じでやっていきたいと思います。
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