あれ?片方のレミリア出てなくね?
まあ、細かいことは気にせずどうぞ!
無事、何事もなく吸血鬼異変のような大惨事になることもなかった。
「ふう、何事もなくてよかったわね。」
「本当にお菓子配っただけで終わるとは思わなかったわ。」
「そうね、でもなんか疲れちゃったから帰ろうかしら。」
「そうですか、今度は私たちの方からも、うかがわせていただきます。」
「ええ、待ってるわ。」
来たところで出せるお菓子もないけどね。
あ、でも紫が出してくれるかしら。
「それでは、失礼させていただきますわ。」
「ええ、ではまた。」
「霊夢さん!」
「何?」
「今度はいっぱいお話ししましょう!」
あれ?もしかしてこの子に懐かれた?
まあ、いっか。
「ええ、いいわよ。いつでもおいで。」
「はい!」
それにしても、自分に名前呼ばれるのってなれないわね・・・
さて、早く帰って寝たいわ
~数日後~
「霊夢!」
「レミリアと咲夜じゃないの。 珍しいわね。」
「幻想郷が大きくなって、もう一個紅魔館ができたって本当?」
ああ、吸血鬼異変が起きたからあってもおかしくないわね・・・
「ええ、たぶん本当よ。」
「じゃあ、もしかして私がもう一人いるってことかしら? 咲夜!」
「はい」
「今すぐもう一個の方の紅魔館に行くわよ。」
「わかりました。」
聞くだけ聞いて帰ってたわ。
せめてお賽銭一円くらい入れてってほしかったわね。
レミリア side
来てしまったけど・・・
まさか、本当にもう一つあるとはね。
あれは、美鈴じゃない。やっぱりいる人は同じなのね。
でも、何か違和感があるわね・・・
「め、美鈴がしっかり起きて門番しているなんて・・・」
なるほどね。
いつも昼寝をしている美鈴がしっかりと起きて周りを警戒している姿なんてなかなか見れる姿じゃないものね。
「あら、お嬢様。お帰りなさいませ。 咲夜もお嬢様の付き添いお疲れ。」
「え、ええ。ただいま。」
「どうした?いつもなら、抱き付いてくるのに。具合でも悪いのか?」
「い、いえ。ちょっと疲れただけよ。気にしないで。」
「そうか、無理はするなよ。」
こっちの私たちと間違えているのかしら。
それにしても、美鈴が咲夜を呼び捨てなんて・・・
いつもならさん付けで呼んでいるはずなのに。
話を聞く限り、咲夜の性格も違う様だし・・・
おそらく、私たちの世界とこっちの世界で性格とかがだいぶ違う様ね。
こっちの私は一体どんな性格なのかしら
「それにしても、内装もほとんど一緒なのね。」
「ええ、性格の違いには戸惑いましたけれども。」
「そうね、おかげで迷うことなく私の部屋らしき場所前についたわ。」
そう、ここはおそらく私の自室の前なのだ。
私はいったいこっちの私がどんな人物なのか、とてもワクワクしながら戸を開けた。
だが、中にいたのは
「あら、お姉様じゃないですか。どうかしましたか?」
妹のフランドールスカーレットであった。
しかし、見た目は私よりも年上のような体型で、なぜかとても負けたように感じる。主に胸が。
「いえ、違うわ。」
「と、言いますと・・・ ああ、ついこないだつながってしまったと言う、もう一つの方の幻想郷の方々ですね?」
「ええ、察しがよくて助かるわ。」
どうやら、こっち側のフランは頭の回転が良く、お淑やかな雰囲気をまとっている。
うちのフランに見習わせたいと思うほどである。おそらく無理だが。
「それで、なぜこちらに?」
「ええ、実はそちら側の私がいったいどのような人物なのか、興味があってね。今日はそれを見に来たの。」
「こちら側のお姉様ですか?それならたしか、図書館でパチュリー様達と鬼ごっこすると言ってましたよ。」
パチュリーが鬼ごっこ?あまり信じられないわね。あの万年引きこもりのパチュリーが運動なんてすると思わないのだけど。
「そう、ありがとう。」
「いえいえ、それにしてもそちらのお姉様わだいぶ雰囲気が違うのですね。」
「そうなの?」
「ええ、こちらのお姉様は無邪気なのはいいのですが、落ち着きがなくて手を焼いてます。」
無邪気?落ち着きのない私?想像できないわね。
「そちら側の私はどんな感じなのですか?」
「こっちのフラン?たぶんそっちの私みたいな感じよ。」
「あら、そうなのですか?ぜひ、あってみたいですね。」
「わかった、今度連れてくるわ。」
私たちはそんな会話をしながら、図書館に向かったのであった。
落ち着いてるフラン、いいですね。
ちなみに私は四季映姫さん派です。