ループ経験してそうな少し痛くて不思議ちゃんなキャラで……あれ?なんか…皆の反応、変じゃないです? 作:クレナイハルハ
朝、学校へ行く前に洗面所の鏡の前で私にとって重要ないつもの笑顔を作る練習をする。
「ふふ、これで私の……はーちゃんスマイルは完璧ですね」
「…ナーオ」
そう独り言を溢していると家の飼い猫である黒猫のホムラちゃんが鳴き声をあげながらすり寄ってきたのでよしよしと撫でてあげる。
するとホムラちゃんは嬉しそうにゴロゴロと鳴きながらもっと撫でてくれとばかりに私の掌に頭を押し付けてくる。
「ふふ、ホムホムちゃんは今日も甘えん坊ですね。今日もお留守番お願いします」
「ナオ」
そう言いながらホムラちゃんを撫で回し家を出て通学路を歩き今通っている学校、
通っている学校の名前からお分かりになると思いますが私はなんやかんやあって死に、気が付けばハイスクールD×Dの世界で生を受けておりました。
所謂、私
それも男性であった頃には何度かお世話になった作品であるハイスクールD×Dの世界に生まれ変わる、と言うよく読んでいたネットの二次創作小説のような状況に当初は驚きました。
なんせ目の前に広がる世界の違いや、転生した自身の性別など前世と異なることが多くあり戸惑うことが多かったのですから。
この世界に転生してから、かなり時間が過ぎたので今の肉体での活動には慣れる事が出来ました。
ですがそんな私は、
何に悩んでいたか?
それは自身のキャラクターとしての『個性の確立』にあります。
この世界は皆さんご存知『ハイスクールD×D』の世界であり、物語を知る皆様ならわかるでしょうが、この世界の主要キャラクター達の個性の濃さは異常なのです。
主人公である彼、
女性の体の一部である『胸』、又の名を『おっぱい』や『乳』が大好きな変態。悪魔となりハーレムを作ることが夢な、高校生。
ただし昔にとんでもない強さで暴れまわっていた赤龍帝ドライグを宿している。
そんな彼の周囲には圧倒的なプロポーションを誇る、ご主人様系お姫様なヒロインであるリアス・グレモリーさんに普段はSに見えて兵藤一誠くんにはMな姫島朱乃さん。
実は猫又という妖怪でロリに加えてケモ耳属性を持つ塔城小猫さんに元々教会の聖女だった純粋属性のアーシア・アルジェントさん。
男の娘なギャスパー・ヴラディくんに、実は過去に暗いことがあった騎士系イケメンの木場祐斗くんなどなど。他のキャラクター達も総評してキャラの濃さが凄い、二郎系ラーメンの全マシマシレベルなのです。
対比して私が持っていた属性と言えば『TS』と『前世の記憶持ち』しかなく、私はこの世界で考えるならばかなり地味な個性になってしまいます。
別に、私は兵藤一誠くんをヒロイン達からナリタトップロードするつもりは一切無いのです。
なら何故、私がキャラクターとしての個性の確立事に悩んでいたかとなるのですが、正直申しますと折角転生したのですから楽しみたい、と言うのが理由です。
前世の私はひたすら真面目な学校生活と人生を送っておりました、安定していて特に問題も起こらない平穏が続きましたが、本音を言えばつまらなかったのです。
いつからかライトノベルを読むようになり、非日常に憧れました。
世界一有名な泥棒さんいわく「人生を楽しむコツは、どれだけバカな事を考えられるかなんだ」らしいのです。
なので私は今世では、可能な限り安全な道ではなく楽しんで進めそうな道を進みたいのです。
さて、話がそれましたが自身のキャラクターとしての個性確立に悩んでいた私は、自分にあって他の人には無いであろう個性を考える事にしました。
私の個性の確立に繋がる武器、それは『前世の記憶を持っている』『TS』そして『未来の知識を知っている』こと。
そう考えたとき、私に天啓が下ったのです。
儚い雰囲気を持つ痛い不思議ちゃんなクラスメイト。時折主人公の周りで意味深な発言をして敵なのかと考察されるが、実は主人公達に訪れる破滅の未来から救うため世界を何度もループしている隠れキャラクター。
恋愛シミュレーションゲームで例えるならば、全ヒロインのルートをクリアした後に解放される裏ルート。
正に私が演じるに完璧な設定だと感じました。
私は前世が男性、どのような所作をすれば儚く見えるか、かわいく見えるか、ドキリとさせられるか理解しています。
それに原作知識と言う名前の未来の知識を持っているので、場面や展開にあわせた発言も可能。
そして最後に儚いの部分だが、私の現状からして完璧すぎるのだ。
何故なら私には現在両親はいない、聞いた話によると私が幼い頃に幼稚園で預けられていた時に交通事故で亡くなったらしい。
その後、私は唯一の親戚であるお父さんの妹にあたるあの人の家に預けられた。
だがお姉さんは仕事で様々な場所を転々とするため忙しく私に構うことが出来なかった。
普通なら育児放棄となってもおかしくない状況だったが私は前世の記憶があったので家事も出来たし、一人でも問題なかった。
余談だがお母さんの妹であるお姉さんは、仕事先から家へ帰ってきた時にはお酒を飲んで毎回泣きながら愚痴や私への謝罪を吐露し、私の膝に沈むのである。
そしてこれらの経験から考えるならば、私は少し不思議ちゃんになっても特に問題はないだろう。
こうして自身の目指すべきキャラクター像を見つけ出し、そんなキャラクターを演じてこの世界を楽しもうと決心した私はもはや過去の地味で影の薄い私ではないのです。
そして私がこのキャラクターを演じるようになったのは、両親が亡くなりお母さんの妹さんに引きとられてからなので駒王学園で過去の私を知る人物はいない。
なので、前と違いすぎて変とは思われない。つまり、私は完璧なループしている儚い系不思議ちゃんを演じることが出来るのです。
おっと、ニヤリとした顔をしてはだめです。いつもの儚い笑み、はーちゃんスマイルに戻さないと。
駒王学園の廊下を歩き、高等部二年教室を外からこっそりと伺う。教室では、生徒達が思い思いに過ごしており、タイミングは問題ないだろうと思い私はゆっくり開けた。
「ハロハロー、はーちゃん学校に到着なのです」
我ながら痛々しいと思われる挨拶を口にしながら教室にいるクラスメイト達に手をフリフリと小動物のようにふる。
クラスメイト達は手を振り返してくれたり、おはようと返事を返してくれる人達や無視する人と様々だ。まぁ、このキャラならそう返されても可笑しくないのだけど。
そしてそんなクラスの一角では、机に様々なR18規制のかかりそうな品を広げる三人の男子生徒が楽しそうに笑っているのが見える。
そのうちの一人、今日も今日とてエロ本に夢中な彼は兵藤一誠くん。赤龍帝となってしまい悪魔ともなる目指せハーレムな夢を持つ彼はこの世界の主人公だ。
私の挨拶に気付かずにエロ本に夢中な彼らの元へと向かう、そして前屈みになりながら座っている兵藤一誠くんの肩をチョンチョンとつつく。
ちなみにだが私には胸がある、しっかりと揺れるのを感じられるくらいには存在している。
「ハロハロー?いっちゃん、はまちゃん、まつちゃん、お返事を返してくれないとはーちゃんは悲しいのです。」
振り返った兵藤一誠くんを確認してコテンと首をかしげながらそう笑い話しかける。
「うおっ!?」
近くで話しかけたからか兵藤一誠くんは驚愕している、そして目線が胸に行っており興奮からか顔が赤い。
ふふふ、そうだろうそうだろう?こんな近くにあるならいかに兵藤くん以外の男子でも胸に釘付けになるに決まっている。
「アーッ!一誠貴様!?なんと羨ましいシチュエーションを!?」
「なぜ、なぜそう美味しいところをッ!」
目から血涙を流しそうな勢いで兵藤くんを睨む二人にふふふと笑いながら口を開く。
「ふふ、まつちゃんもはまちゃんもいっちゃんも元気そうでうれしいのです。それはそれとして、返事は返してくれないと……… 」
そこで言葉を切り私は笑顔から真顔にと言うよりは悲しそうな表情を浮かべながら口を開く。
「はーちゃんは、皆から忘れ去られちゃったかと思って悲しくなっちゃうのですよ?」
「は、はな?」
私の様子に何処か戸惑った様子の彼の表情に、結構今はループしてるっぽく見せられたかな?満足満足、さぁ自分の机に行こう。
二人から離れて窓側の端っこという、いつ無くなっていても可笑しくなさそうなポジションにある机に座る。
窓に映るのはサイドテールに纏めた綺麗な黒髪で儚い雰囲気を持つ美少女、ふふ今日も私は完璧だ。
放課後、私は兵藤一誠くんが校門前で告白されデートを約束する様子を屋上から眺めていた。
なぜ屋上にいたかと言うと、私のようなキャラクターは屋上のギリギリの場所で立って微笑んでいることが多いからである。
正直、高いところは少し怖いのでひびっちゃって体が震えていますけど。
もしゲームなら……脳内でパソコンの画面が出現しパソコンの背景にはこの屋上があり寂しげにも見える私の立絵が写し出されるのだろう。
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─放課後─
屋上へ向かう夢乃 儚那の姿があり、気になったオレは彼女の後を追った。
屋上につくと、夢乃 儚那が屋上の端っこで少しでも風が吹けば倒れてしまいそうな場所に立っていた。
チラリと見えた彼女は、何処かいつもの笑顔とは違い真剣な表情を浮かべ、どこか儚げな雰囲気を纏っていた。
何故、俺は彼女に話しかけることが出来ず彼女の後ろ姿を見つめている。
彼女は、一体何者なのだろうか?
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みたいな感じになるのでしょうか?
そんな事を考えていると、背後に気配を感じた。
きっと誰かがいるのだろう、もし原作キャラの人ならば、折角なのでまたループ系ヒロインっぽく呟いてみますか。
「始まったのですね………はーちゃん、今度こそ、皆が笑える世界にします。だから……」
そう言いながら胸元で重ねた手をギュッと握りしめる。
「君は……」
なんか、若かりし頃のなんとか島の龍とか直視の魔眼を持ってそうな声してますね?
聞こえてきた声に振り向けば、戸惑った様子の金髪なイケメンさん。後には風邪を引いた兵藤一誠くんのため女体化してナース姿となったりする原作キャラの1人、木場祐斗くんの姿があった。
彼の姿に軽く笑いながら会釈して兵藤一誠くん達の事を見守る。見れば何処か浮かれた様子の兵藤一誠くんが帰っていくのが見える、だが私は一緒には帰らない。
何故ならそのポジションは後々に現れるヒロインの1人であるアーシアさんのものだし、一緒に帰っていたらクラスメイトの枠から外れる事になってしまうから。
私の隣へ移動した木場祐斗くんは、私の視線の先にいる兵藤一誠くんが帰る姿を見つめる。
流石に木場祐斗くんも兵藤一誠くんの変態な噂が伝わっているのだろうか?
そういえば言わばこれは兵藤一誠くんが悪魔になる数日前。私と彼、木場祐斗の会話になる。
ここでも怪しい発言をすれば、不思議ちゃんロール完璧では?
そう思った私は兵藤くんから空へと視線を変えて、胸の前で重ねていた両手を後ろに回して体を前に傾けながら木場祐斗くんへと向き直りはーちゃんスマイルで口を開いた。
「ふふふ、ナイト様ははーちゃんに何かごようです?」
最後にコテンと首をかしげながるのを忘れない。
「ナイト………なんのことかな?」
先程より若干、彼の雰囲気が鋭くなったのを感じて私は誤魔化すようにわざと体勢を直しながら口を開いた。
「学園の噂だと、貴方は王子様なナイト様なのですよ?」
そう言うと彼は何処か苦虫を噛み潰したような表情を一瞬だが見せる、恐らくはそれで私の言葉を納得することにしたのだろう。
ここで私はあえて突然雰囲気を変えて私は先程までの笑顔からすぐに真顔になる。
「ナイトさん、どうかいっちゃんの友達になって欲しいのです」
「……君は、彼と仲が良いんだね。そんなことを見ず知らずの僕のような人に頼むなんて」
「ふふふ、どうでしょうか?はーちゃんといっちゃんの関係は…ただのクラスメイトなのですよ」
なるべく「ただのクラスメイト」という部分の言葉を悲しい感じで口にする。
さて、そろそろ私は彼のとなりを通りすぎ、屋上から校舎に戻る。
ふふふ、良い感じに木場祐斗くんへ不思議ちゃんロールをすることが出来たかな?
さっき見つけた兵藤一誠くんの様子から、恐らくは明日が例のデートになるのだろう。
そして明日は学校が休みで明後日、悪魔となった兵藤一誠くんが学校に登校してくるイベントが起こるはず、ならば私はリアス・グレモリーさんに会って意味深発言をすれば完璧なのです。
そう思った私は早速、旧校舎へと向かう
アニメや漫画で見た知識を使って旧校舎の部屋からオカルト研究部の場所を探そうと歩き回る。
場所の案内図等を見ずに探していたからか、中々オカルト研究部の部室を見付けられず校舎にオレンジ色の光が差し始めた。
案内図的なものがないか探せば良かったと感じて少し後悔していた時だった、何故か歩いていた廊下の向こうから薔薇のように赤く綺麗な髪と高校生とは思えないプロポーションを持つ女性、探していた人物であるリアス・グレモリーさんが歩いてきていた。
「そこの貴方、旧校舎で何かお探しかしら?」
恐らくは長い時間旧校舎で歩き回っていた事を知っているのか、警戒した様子のリアス・グレモリーさんはそう聞いてきた。
「はーちゃんは新たなお散歩ルートの開拓中なのです。開拓中、学園で一番の美少女と呼ばれる先輩にお目にかかれるなんて驚きなのです」
そう話しながらニコニコと笑みを崩さずに話すとリアス・グレモリーさんの警戒していた表情が消える、恐らくは私が害を加える人物ではないと判断したのだろう。
「あら、ありがとう。そろそろ校舎の施錠が始まる時間帯よ?暗くなった後に帰るのは危ないし、今のうちに帰った方がいいわ」
「そうするのです、心配して教えて下さり感謝なのです」
一応は心配しているのだろうリアス・グレモリーさんにそう言葉を返す。
さて、そろそろ良いだろうと先ほどまでのニコニコした顔とほんわかした雰囲気から変える。
悲しげな雰囲気を纏いつつも先程までの笑顔とは違う、諦めた笑みを浮かべリアス・グレモリーさんの目を見つめる。
リアス・グレモリーさんは私の纏う雰囲気の変化に驚いているのか目を見開いている、さてさて不思議ちゃんロールで意味深発言といきますか。
「いっちゃんは
実際、兵藤一誠は原作では好きなリアス・グレモリーのためなら。勝利を捧げるためその体を龍としたり、苦しい特訓にも打ち勝ち、十字架を握りしめる事も、限界を超えることも出来る。
だからまぁ、間違いではない発言だろう。そしてループしているっぽくするために「また」の所を強調する。
「何を、言っているの?」
警戒より困惑した様子のリアス・グレモリーさんに対して、悲しそうな笑みを崩さずに言葉を紡ぐ。
「さようなら、話せて……楽しかったのです」
内心、結構な不思議ちゃんで意味深発言出来たんじゃないかと満足しつつ私はリアス・グレモリーさんに背を向けて歩きだした。
次の日、恐らくは兵藤一誠くんがデートしているであろう頃。
私は保護者となるお母さんの妹さんが帰ってきたので家で手料理を振る舞っていた。
妹さんにはこうして育てていただいているし、お小遣いまで頂いているので、感謝を込めてお小遣いでお魚のお刺身とかも奮発して買って出してみたのです。
そしたら見事に酒を飲んで、酔っぱらい泣きながら私への謝罪と仕事の愚痴を吐くだけのマシーンとなってしまったので膝枕で夢の世界へと沈めた。
ふふふ、何度も酔った妹さんを膝に沈めたからか膝枕に少し自信がついてしまいました。
恐らくはもう明日会う兵藤一誠は人間ではなく悪魔なのでしょうね。
どんな意味深発言をしましょうかと、そんなことを考え迎えた学校のある日。
私は、恒例となったはーちゃんスマイルのチェックとホムラちゃんをモフってから学園への通学路を歩んだ。
さてさて、悪魔になった兵藤一誠くんの姿を拝もうと駒王学園の門を通る。
周りにはいつものように登校する生徒やクラスメイト達の姿が見えた。
挨拶運動をしている生徒会の人達や、木場祐斗の姿に目を輝かせている女子生徒、朝練を終えたのか校舎へと向かっていく生徒。
いつも朝見る光景だ、よし!今日も1日儚い雰囲気を持つ痛い不思議ちゃんなクラスメイトをしつつ、意味深な発言をするキャラロールをしていくぞー!
「ハナっ!」
1人で気合いを入れていた時だった、背後から走る足音と共に聞きなれたクラスメイトの声、兵藤一誠くんの声が聞こえた。
ふふふ、恐らくは寝坊したと感じて走って登校してきた感じなのです。
早速いつものはーちゃんスマイルで朝の挨拶を、そう思っていた次の瞬間だった。
振り向く前に私は、兵藤一誠くんに抱き締められていた。
……え?
背後からぎゅっと、まるで私が目の前にいることを確かめるように抱き付かれていた。
両手は私の肩を抱くようにしており、いつもの覗きなどと同じ目的からの行動ではないのを感じる。
若干、抱き締める強さで苦しいと感じながら振り向くが背後から抱き締められているので兵藤一誠くんの表情が分からない。
「い、いっちゃん?」
困惑しつつ彼のなを呼べば、何故か必死というか嬉しそうと言うか、そんな感情の籠った声が帰ってくる。
「ハナっ……ハナっ!本当にハナが……大丈夫だ、今度は絶対にっ、絶対に守るからな!死なせない、俺が、俺が絶対にっ……」
先ほどまでの生徒達が話していた喧騒が嘘のように静かになる。
え?どういうこと?なんで私、兵藤一誠くんに抱き締められてるの!?ただのクラスメイトだよね私たち!?なんでそんな生き別れたというか、失った人が帰ってきて目の前にいるみたいな感じで話し掛けてきてるの?
前まで本当にクラスメイトぐらいの仲だよね私たち!?
学校の、それも沢山の生徒達が通る門の近くで抱き締められ続けているからか、色々な人に見られているという事実に気付き、困惑から段々と羞恥心が込み上げてくる。
「あ、う……」
いつも不思議ちゃんを演じているから羞恥心はかなり小さくなっていたと思っていたが違うみたいだ。それにうなじに当たる息に若干くすぐったい。
い、一体何がおこってるのです!?
困惑する私を他所に兵藤一誠くんは私を抱き締め続け周りを見ようとしなかった、顔が熱くなるぐらいに抱き付かれているのを他の人に見られるのが恥ずかしく、俯いてしまう。
こんな私が今の状態から解放されたのは3分後、私に抱き付く兵藤一誠くんを発見した松田くんと元浜くんによる渾身のダブルドロップキックによって兵藤一誠くんが吹き飛ばされるまでだった。
ご愛読ありがとうございます
そう言えばハイスクールD×Dでループ系のヒロインキャラは聞いたことがないので書いてしまいました。
お楽しみ頂けたら嬉しいです。
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