ウマトレ短編集   作:黒蜜兎

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注意
言い出しっぺの法則に従い初投稿です。
ここのトランセンドちゃんは卒業済み成人済みですご了承ください。
地雷の気配がするならそっとブラウザバックでどうぞ。


恋人作る気は無いけど結婚するならコイツが良いって思ってる(トランセンド)

 

休日、自宅にて

 

「トレちゃんさぁ、彼女とか作ったりしないの?」

 

「またいきなりだな。ていうかトレちゃんて、卒業したのに呼び方変わらんな。

彼女、彼女ねぇ...正直想像つかないなぁ」

 

「...枯れてる?」

 

「やっかましいわ。その手の欲は人並みに持ち合わせとるわい。

単純に面倒くさいから別にいらないってだけだわ」

 

「ふーん...まぁトレちゃんウチの事も基本放置よね。色々持ちこんで住み着いてるのにさ。合鍵渡されたのは流石にびっくりしたけど」

 

「実のところ家事手伝ってくれて凄い助かってるし、トランもその辺あんま気にしないじゃん。というかトランはどうなんよ?彼氏作らないの?」

 

「家賃代わりに手伝いぐらいはするって。彼氏はトレちゃんと同じく面倒くさいからパース。そもそも他の男の家に住み着いてる女とか嫌じゃない?」

 

「うーん正論。逆に言えば俺も女に家に住み着かれてる男か...」

 

「お互い恋人作れる環境じゃ無くて地獄じゃん草生える」

 

「地獄に草生やしてどうすんだよそこは仏が来てくれよ」

 

「悲痛な顔で首を横に振ってらっしゃるねぇ」

 

「Oh...」

 

 

 

 

────

平日の夜

 

「ただいま...疲れた...癒してトラン...」

 

「おかえりトレちゃん、おーおーお疲れだね。ハイハイおいでー、むぎゅー」

 

「あ〜実家のような安心感〜...んースンスン...」

 

「こら嗅ぐな嗅ぐな。はよ荷物置いてお風呂にお入り。

担当が増えてチーム抱えるようになってから随分忙しくなったねトレちゃん」

 

「単純に人数分やる事増えるからなぁ。担当がトランだけの頃がもはや懐かしい...」

 

「気がついたらウチも成人してたもんね。

お風呂入ったら何か食べる?」

 

「今日は良いよ。胃が受け付ける気がしない...」

 

「そ、じゃお風呂行ってらっしゃい」

────

 

「はぁーさっぱり...でも眠い...ベッドイー...ん?」

 

「Zzz...」

 

「...まぁ良いか。俺も寝よ、おやすみ...」

 

────

休日の早朝

 

「ん...んん〜.うーん.?あれ、トレちゃん?え、ここトレちゃんの部屋、じゃないねウチの部屋だね。トレちゃん寝ぼけて入ってきた?

はぁ〜、仕方ないなぁコヤツめ。今日休みで良かったね。さもなきゃ遅刻だぞ遅刻」

 

「Zzz...スンスン...」

 

「子供みたいに抱きついちゃってぇ。よっぽど疲れてたんだねぇ。というか胸元の匂い嗅ぐなっての。

まぁいいや。ウチも2度寝するかぁ...おやすみ...」

 

 

 

────

休日の朝

 

「マジでごめんトラン...」

 

「良いって良いって、疲れてたんだし仕方無い仕方無い」

 

「いやでもさぁ、付き合っても無いのに男女が同衾ってどうよ?トレーナーと元担当ウマ娘って言わば教師と元教え子みたいなもんじゃん。字面と絵面がヤバいって」

 

「同居してる時点で今更だし、お互い成人してるしウチがOK出してるし合意って事でセーフセーフ。

ちなみに寝心地はいかがでした?」

 

「すっごい快眠でスッキリしましたありがとうございますごめんなさい」

 

「お礼言うか謝るかどっちかにしなって、そんなに気にするなら1個お願い聞いてよ。それでこの話はおしまいね」

 

「うーん、わかったよ。それでお願いってなに?」

 

「ウチと結婚してよ」

 

「...ぱーどぅん?」

 

「だからウチと結婚してってば」

 

「結婚?え、ナンデ?」

 

「なんでも何も、ウチが結婚するならトレちゃんしかいないもん」

 

「いやそこじゃなくてだな。そもそも何がどうして結婚って結論に達した?」

 

「んー前にさ、トレちゃん彼女作らないのーって話したじゃん?」

 

「あぁ、俺もトランも恋人作るのは無理って地獄の結論に達した奴な」

 

「そーそー。それで恋人は無理だけど結婚は興味ありまして。

常識的に考えて恋人無理なら結婚も無理だけどね。お互い都合のいい相手が目の前にいる訳ですよ」

 

「あー、オーケー理解した」

 

「ん、よろしい。まぁ他に候補いてもトレちゃんじゃなきゃ嫌だけどさ。それで?お返事は?」

 

「...婚姻届貰ってこないとだね」

 

「ちゃんと言葉にしろヘタレトレちゃんめ」

 

「恥ずかしいんだよ察しろって」

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