ウマトレ短編集   作:黒蜜兎

3 / 3
注意
某笛吹で頂いたアイデアに個人的な性癖を織り交ぜてます。
地雷の気配がしたらそっとブラウザバックでどうぞ。


トレーナーは誰を選ぶの?(ヴ姉妹)

トレーナーのお嫁さん争奪戦?

 

トレセン学園トレーナールーム

 

「ねぇねぇトレっち〜、1個聞いても良いかな?」

 

「突然なんだヴィブロス?」

 

「私とシュヴァちとお姉ちゃん、誰をお嫁さんにするの?」

 

「へっ!?」

 

「「(ガタッ!!」」

 

「え、あ、お嫁さん!?どどどういう事?」

 

「あははトレっちビックリしすぎだって、ほら落ち着いてー?」

 

「...ふぅ、とりあえず落ち着いたよ。で、なんでお嫁さん云々の話になったの?」

 

「んーとね、少し前に私だけ実家に帰ってたでしょ?その時パパとママが話してたのをたまたま聞いちゃったの。

『トレーナーさんは3姉妹の誰を選ぶのかなぁ』って」

 

「ご両親が発端だったかー...

いやいや、担当ウマ娘に手出すとかダメでしょ常識的に考えて」

 

「あら、私は別に良いと思うわよ?3人とも引退して卒業も間近なのだし」

 

「思わぬ所から援護射撃が来た!?シュ、シュヴァルは...」

 

「できれば僕を選んでもらえたらな〜なんて...」

 

「待って待って待って...」

 

「あ!シュヴァちズルーい!トレっち、お嫁さんなら私だよね!?ね!?」

 

「シュヴァルとヴィブロスでもここは譲れないわ!!トレーナーのお嫁さんにふさわしいのは私よ!!」

 

「トレーナー?」「トレーナーさん?」「トレっち〜?」

 

「「「誰を選ぶの!?」」」


3姉妹の両親と

 

「という事が先日ありました...

なんというか...サトノやメジロのウマ娘を担当したトレーナーの気持ちがわかったような、そうでも無いような...」

 

「あらあら、それは災難でしたわねぇ」

 

「ははは全くだな、大丈夫かい?」

 

「ええまぁ、っていうかお二方の会話が原因でしょうに...」

 

「いやすまんな本当に、だが俺たちの本心でもあるんだ。ヴィブロスはお嫁さんと言ってたがな、娘の婿になってくれないかなーとは以前から思ってたんだ」

 

「あの子たち全員をG1ウマ娘にできる優秀なトレーナーで、何よりもあなたを好いている。娘達の伴侶としてはこれ以上無い相手だわ。

...子供の幸せを願う親の気持ち、わかっていただけないかしら」

 

「...わかっていますよ。僕も好意を寄せられて嬉しくない訳じゃない。ただ戸惑って心の準備ができないだけなんです」

 

「まぁそうだな。トレーナーと元担当ウマ娘の結婚は珍しくは無いが、あの子達はまだ在学中だ。そういう目で見れないのも仕方ないな。」

 

「でも、あの子達のあなたに向ける"好き"は本物よ。それは覚えていて頂戴ね」

 

「...はい」

 


散々悩んでこの結果

「うーん...うーん...?」

 

「(トレーナー、ここ最近ずっと悩んでるわね)コソコソ」

 

「(確かに、お嫁さんの話してからずっとだね)コソコソ」

 

「(もしかしなくても私達、トレっちを困らせちゃったね...)コソコソ」

 

「...ねえ皆」

 

「「「(ビクッ!)」」」

 

「やっぱり誰か1人を選ぶっていうのが想像できないよ」

 

「...そうよね。正直そう思ってたわ」

 

「自分でも優柔不断なのはわかってるよ。でも今まで4人一緒にいたんだよ。その中の1人だけ選んで幸せになれる気がしない」

 

「あの、トレーナーさん?散々悩ませておいて申し訳ないんですけど」

 

「トレっちが選べないなら選ばなくて大丈夫だよ?」

 

「...え?」

 


結局こうなったのだ

「結局トレーナーさん、ウチで囲われちゃいましたね」

 

「うん、そうだね...ご両親とのシリアスな会話はいったい何だったのか...」

 

「トレっちが優柔不断なのがいけないんだからねー?」

 

「もし誰か1人を選んだのなら、ちゃんとその判断を尊重するつもりではいたわ。でも選べないって言ったのは貴方よ」

 

「わかってる、わかってるよ。ただこの展開は予想外というか、まるで漫画や小説みたいな事になるとは思わなかったんだよ」

 

「んふふー、ハーレムだねトレっちー」

 

「3人もお嫁さんにするんです、これから覚悟してください。むしろトレーナーさんが僕達のお婿さんになったようなものですけど」

 

「今更離してなんてあげないんだから。

...ところで、まだあなたの口から聞いてない言葉があるわよ」

 

「...あー、うんわかってる。やっぱり言わなきゃダメだよね?」

 

「当然よ」

 

「わかったよ。

...ヴィルシーナ」

 

「...えぇ」

 

「シュヴァルグラン」

 

「はい」

 

「ヴィブロス」

 

「うん」

 

「皆愛してるよ」

 

「よく言えました。私も愛してるわ」

 

「面と向かって言われるとすごい恥ずかしいな...

僕も愛しています」

 

「えへへ...私も愛してる」

 

「これからは、皆ずっと一緒だよ」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。