レプリカ先生の助言ももらい、新トリガーの開発スピードが一気に速くなった中、俺は遊真と話していく。
「…へえ、そんな感じなんだ玄界って」
「ああ、少なくとも食とか、その辺に関してはどこの近界よりも負けていないと思うぜ?」
ちなみにだが、レプリカ先生はパルキアさんに誘われてアルセウス様に情報を共有している。
それで遊真も「安全を確保してくれるなら」と話して、俺と遊真が余ったのでここで二人きりで話している。
「…にしても、近界によって時の流れが違うとはな…。
初めて聞いたよ」
「うん。時が流れるのは変わらないんだけど、流れるスピードが違うみたい」
…なるほどな。もう玄界を離れて2年近くになるけど、向こうだとどれくらいなんだろ。
俺はそう思いながら、遊真に話していく。
「それで、もうここを出るって?」
そう聞くと遊真は「うん」と返してくる。
「レプリカとそっちのアルセウスさんだっけ?の話が終わったらここを出るよ。
今日中に出ないと、行けないらしいからね」
「そうか、どっかでまた来てくれよ。
お前なら歓迎するからさ」
「うん、またここ来るよ、ショーヤさん」
遊真はそう笑みを見せて俺に返してきた。
◇ ◇ ◇
レプリカ先生とアルセウス様たちの情報交換が終わり、レプリカと遊真がここを離れる時間となった。
「それじゃ、しばしの別れだな」
「ああ。ありがとレプリカ先生。新トリガーも多分もう少しで完成するよ。
どっかで見せれたらいいな」
「ああ、完成を楽しみに待っている」
俺はレプリカ先生にそう話していく。
「…それじゃ、ショーヤさん。
玄界で会おうね」
「ああ、俺もその内玄界には行く予定だからさ。
それまで生きとけよ、遊真」
「うん、がんばる」
遊真がそう話すと、前方に手を翳す。
「『
そう話すと、俺たちの目の前に門が開く。
「それじゃ、また玄界で」
「ああ、またな」
そう話すと、遊真とレプリカ先生は門の中へと進んでいき、その門は閉じてしまった。
…久々に違う近界のやつと話せたな。
というか、玄界に行く理由が増えた。
俺の方が速いか、遊真たちの方が速いかは分からないけど、早めに行くとしよう。
そのためにも、新トリガーの開発進めないとな。
「…さて、と」
俺はそう思いながら、モーフィントリガーのサイドボタンを押し、「CALL MODE」と鳴り響く。
「…こちら翔哉、遊真たちの見送り終わったので今から戻りますが、開発室どうなってます?」
そう話すとロトムさんが俺に話していく。
『順調だよ、レプリカ先生の協力もあって最後の調整が残ってるぐらいかな』
「了解、俺も作業はいります。
そっちへ転送お願いできますか?」
『りょーかい、メタちゃん頼める?』
『ああ、分かってる。そっちも準備できてるな?』
「もちろんっすよ」
俺はそう返して、俺の体は開発室へと転送されていった。