玄界に帰ってきた少年は少々特殊なようで… 改   作:W297

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一応説明を。

前回のコマンダートリガーはレスキューフォースのレスキューコマンダーが元ネタです。

そして、最後の英文は和訳すると「爆裂的に鎮圧せよ!」、レスキューフォースを代表する合言葉です。


三輪隊③

 

「…たかが体力が戻っただけだろう。

 

 同じ攻撃をしていけばいいだけの話だ!」

 

 …三輪はそう言って俺との距離を再び詰めてくる。

 

 俺は再び三輪の剣撃を受け止める。

 

「…決められた動きだけをするトリオン兵と一緒にすんじゃねえよ。

 

 近界人でもお前らと同じ人間だ、成長はしていくもんだぜ」

 

 …俺はそう言いながら青い炎の弾を三輪に向かわせる。

 

「…おにび」

 

 三輪はそれを見て銃に持ち替えて撃ち落とそうとするが不規則な動きで惑わせ、三輪の体へととりつき、三輪は膝を地面につける。

 

「秀次、平気か!?」

 

 陽介はそう話すが三輪は「なぜだ…?」とつぶやく。

 

「痛覚感覚などは切っているはず、なぜ体が動かない…?」

 

「ああ、言ってなかったな。

 

 やけど状態になると、体を動かしにくくなって攻撃力が半減するぜ。

 

 ま、全身やけどしたって思えばわかりやすいか」

 

「貴様ッ!」

 

 三輪がそう話すと同時に俺に弾丸が放たれる。

 

 俺はしっかり飛び上がって躱し、放たれた方向に向けて攻撃態勢に入る。

 

「…お前もちょっと黙っておいてもらおうか」

 

 俺はそう言って腕の上に大きな黒い弾を生成する。

 

「シャドーボールッ!」

 

 俺がそう言って放つとまっすぐ俺に攻撃して来た方向へと飛んでいき、大きな爆発が起こる。

 

 …そうすると、爆発した後から一筋の光が大きな四角形で形成された建物へと伸びていく。

 

 どうやら倒したみたいである。

 

「…まずは1人、どうするお前ら?

 

 俺はお前らが向かってこないなら戦いたくねえんだけど」

 

「…一人落ちたところでやることは変わらない。

 

 お前を排除するまで戦うだけだ!」

 

 そう言って三輪は俺に向けて銃口を向ける。

 

「…バイパー!」

 

 三輪がそう言って放たれた弾丸はガードしようとした俺を一度避けて両側から襲いかかる。

 

 ギギギンッ!という音とともに俺の鎧に当たる音がする。

 

 …そして。

 

「俺も忘れちゃこまるぜっと!」

 

 陽介はそう言って先ほどより俺に近い位置で体から生やした剣を伸び縮みさせて翻弄させてくる。

 

 俺は素早く動き、なんとか躱していく。

 

 …三輪の弾丸、陽介の剣撃、2人とも俺が与えた傷でトリオンが漏れ出ており、手負いの状況ではあるがなかなかいい連携である。

 

「…まずは、お前から落とすとするか」

 

 そう言った俺は俺の後ろから生えている影を素早く伸ばす。

 

 そしてその影を三輪の後ろから実体化させる。

 

「…かげうち」

 

 俺がそう呟くと同時に影は三輪に襲い掛かり、銃と剣を持っていた両腕を落とす。

 

「…降参しろ、その両手じゃ戦えねえだろ。

 

 それにお前ら2人ともトリオンがけっこう漏れてる。

 

 戦うのすらきついんじゃねえのか?」

 

 俺がそう話すが、三輪は「黙れ!」と突き放す。

 

「おい、秀次…さすがにその体じゃもう…」

 

「大丈夫だ、この体でも戦えないことはない…!」

 

 そう言いながら三輪は無理矢理立ち上がる。

 

 …マジでこいつゾンビか?

 

 やけどもあるしトリオンも結構漏出してる。

 

 よくこれで立ち上がれるよ。

 

「…そこまで言うなら、思う存分相手してやるよ」

 

 俺は改めてそう気合を入れるように言い放つ。

 

 そして数秒間、無言の時間が流れた後、俺たち3人にある声が聞こえてくる。

 

 

 

「そのあたりにしときな、3人とも」

 




…最後のセリフ、何処の実力派エリートなんですかね…?
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