玄界に帰ってきた少年は少々特殊なようで… 改   作:W297

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パルキアトリガー開発室②

 

 …俺は近界人からの情報を伺うため、カメラを見ながら様子を見ていく。

 

 すると、俺たち三人の腕に装着しているモーフィントリガーに連絡が入った。

 

 …一応言っておくと、このモーフィントリガーは通信用の機材としても使用されている。

 

 そして、俺用のトリガーにはトリガーを起動すればハンマーや斧などを兼用できるブレイカーツール、開発室に常備しているクラッシャーツールである。

 

 これらはほぼレフォースで俺が担当していたトリガーと同じものであり、俺がポケトリアでの試作品として作ったものである。

 

 万が一の時のためのトリガーであり、戦うことより助けることを重視している。

 

 …取り敢えず俺用のトリガーの説明はこれぐらいにしておいて通話に入ろう。

 

 俺は腕にあるモーフィントリガーの側面にある水色のボタンを押し、『CALL MODE』という機械音声が聞こえてくる。

 

「こちら開発室、現場、どうされました?」

 

 俺がそう応答すると、現場からスピーカー越しに声が聞こえてくる。

 

『こちら、現場208-317地点、人型近界人と接触。

 

 話すことには『戦う意志はない、次の近界に行くまでの経由地として何日間か滞在させてほしい』とのこと』

 

「了解しました、『すぐに担当者が向かう、それまでその場で待機していてほしい』と伝達して下さい」

 

『了解』

 

 そう向こうが話すと通話は切れる。

 

 それが終わると同時に、俺はクラッシャーツールを背中にかけて、ロトムさんとメタグロスさんに伝えていく。

 

「確認行ってきます、念のためパルキアさんとアルセウス様に報告を。

 

 あとで俺からも連絡します」

 

「りょーかい、くれぐれも気を付けてね」

 

 俺はロトムさんの言葉に「大丈夫っすよ」と返してモーフィントリガーの上部にあるダイヤルを回し、側面にある水色のボタンを押してトリガーを起動する体制に入る。

 

 

 

It's morphin' time!

 

 

 

 その機械音声と同時に横に収納されてあったモーフィングラスが展開され、俺の体はトリオン体へと換装されていく。

 

 そして俺はモーフィングラスを目の位置へと上げ、トリガー完全起動となる音声認証の声を上げる。

 

 

 

「…レッツ、モーフィン!」

 

 

 

 そう叫ぶと、俺の目にサングラス型バイザーが装着される。

 

 これで完全にトリガーの起動完了である。

 

 久々に起動したが問題はないみたいである。

 

 俺の腰の右側にはコンパクトなモバイルモードになったブレイカーツールが装着されている。

 

 …取り敢えず、準備は完了したな。

 

 俺は急いで転送装置へと、向かっていく。

 

 そして俺は、息をふうっとつき、メタグロスさんに知らせる。

 

「メタグロスさん、準備OKです」

 

「分かった、…システムオールグリーン。

 

 転送!」

 

 その言葉と同時に、俺の体は現場へと転送されていった。





 お気づきの人もいるかもですが、モーフィントリガーの元ネタはゴーバスターズのモーフィンブレス、ブレイカーツールとクラッシャーツールはトミカヒーローのレスキューフォース、レスキューファイヤーで登場したレスキューブレイカー、レスキュークラッシャーが元ネタです。
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