頭文字D マキシマムブースト   作:ライダーGX

114 / 114
お待たせしました、最新話更新です。


第111話 宣告!埼玉から来た挑戦者!

丁度啓介達が赤城山でバトルをしていた頃、渉の妹の和美はイツキと待ち合わせをしていたのだ。それはイツキが和美に10円を貸してあげたのが切っ掛けだった。

 

和美が食事の10円が足りなかった時に、丁度出くわしたイツキが10円を貸してあげたお陰で、和美は食事代を何とか支払えた。

そしてその際に、イツキにお返しする際にイツキの仕事場の連絡先を聞いた。

 

だが最初はとてもいい印象じゃなかったらしい、渉のハチロクターボを見ていた際に、泥棒と間違われて、それに2人は言い合いとなったらしい。

しかし今回のきっかけで、イツキの印象は解消された。

 

 

そして和美が待っていた時に、クラクションが鳴り、それに和美は見ると、イツキのレビンがやって来て、それに和美は驚いた。

 

「嘘!?ハチロクのレビン!?2ドアの!? これイツキ君の!?」

 

「俺のだよ」

 

そう言ってイツキは和美を助手席に乗せて、秋名湖と向かったのだった。

 

 

 

そして秋名湖でイツキと和美は缶コーヒーを飲みながら話していた。

 

「私? 私は今年の春高校を卒業したから、イツキ君より一個上かな」

 

「ふぅーん、それで今何してるの?」

 

「就職していたんだけど…、半年でやめちゃった。勤めていた会社に嫌な上司が居てね、それに耐えきれなくなってやめちゃったの…」

 

「そうなんだ…」

 

そのことを聞いたイツキは少しばかりだんまりする、社会に出ると必ず嫌な人は居ると知っているが、それが身近に…体験した人がいるとは思いも寄らなかっただろう。

 

「ま、まあ私の過去はいいよ! それでね、私…ずっと兄貴と一緒で」

 

「兄貴?」

 

「ああ、私の兄貴。渉って言うんだ。走りに行くときは何時も一緒なんだ」

 

っと笑顔を見せる和美、その様子にイツキは一瞬胸がドキッ!っとなる。イツキは和美に恋をしてしまっていたのだ。

一度は沙織の件で傷つけてしまい、更に友梨佳に女性関係を禁止されていた。それでもイツキにとってはこれはまたのないチャンスでもあった。今度こそ失敗しない、大切な何かを学ぶため、そして本当の恋愛とは何かを知るために…。

 

「…ねえ和美ちゃん。君って…「何してるの?イツキ君…」どわっ!!!?」

 

突如後ろから真美が現れて、それに驚くイツキ。それには和美も思わず振り向く。

更に真美の後ろには凛と友梨佳、そして亜里沙と絢美が居て、それに亜里沙と絢美が聞く。

 

「イツキ君、何でこんな所にいるの?」

 

「もしかしてナンパじゃないでしょうね…」

 

「ち!違うよ!和美ちゃんとはそんな…!」

 

「ではどう言ったご関係で…」

 

友梨佳がそれをイツキに問い、それにイツキは和美の方を一度見て、全てを話す。

 

和美とあった事と、どう言った経緯で知り合ったかを、それを聞いた真美以外の凛達は意外そうな感じになり、真美は少しばかりイツキを睨んでいた。

 

「ホントにそれだけ~? 前回の事…忘れた訳じゃないでしょうね?」

 

「それは…今でも覚えてるよ、ただ前回の事と今回は違うんだ。信じて欲しいんだ…」

 

「だからって「真美さん。待ってください」え?」

 

真美は友梨佳が止めて来た事に振り向き、友梨佳はイツキに近寄る。

 

「イツキさん、貴方の言った言葉…本当なんですか?」

 

「うん…」

 

その言葉を聞いた友梨佳は少し間を開けながら頷き、真美の方を向く。

 

「真美さん、イツキさんの言った言葉は本当の様です。これは私達が横から入る必要はございません」

 

「ええっ!?ちょっと何言ってるのよ友梨佳!? だって!「真美さん!」っ!」

 

「私達が…言う必要はございません。それにイツキさんだって、あの時の事で失敗はもうしないでしょう。大目に見てあげましょう」

 

友梨佳の許しが出た事にイツキは目を大きく開けて見て、真美はそれに若干悩むも、亜里沙が言う。

 

「真美、そんなに駄目ばかり言ってると、本当に友達なくすよ?」

 

「っ~~~……分かったわよ。もう言わない」

 

そう言って真美は去って行く。それにイツキはちょっとばかりホッとし、それには和美はただ見つめていただけだった。

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

そして一週間後、走一は秋名山で走り込みをしていた。

 

新しくなったワンビアのSRコンプリートエンジンを徐々にコントロール出来る様になって来た。SRコンプリートエンジンはトルクも増した分パワーも上がっている為、それを自在に操るアクセルワークと荷重移動の重要性が必須となっている。

走一はそれを感じながらワンビアを操れるようになって来た。

 

「(痺れるぜ…こいつは! まさかここまでワンビアがアップグレードされているなんてな! 通常のSRエンジンと違って、コンプリートエンジンはエンジンの全てのパーツが変えられてる為、ものすごい性能となっている。これ程のエンジン…父さんはよく手に入れたな、思わず聞きたくなるよ)」

 

そう思いながら走一は走り続けるのだった。

 

そして家に帰って来て、走一はワンビアから降りて家に向かうと、一台の車がやって来て走一は振り向く。

 

それはシルエイティだった。

この辺りでは見かけないシルエイティに走一は見る。

 

「(何だ?シルエイティがこんな所に来てる。でも何だろう…エンジンは何故かRBエンジンの音だ)」

 

そう感じつつ走一は見ていると、シルエイティから1人の男が降りてくる。

 

シルエイティを操る柳田小太郎だった。

 

小太郎は走一を見て問う。

 

「お前が稲妻のワンビアを操るドライバーか?」

 

「そうだけど、わざわざ家まで来て探しに来たの? 熱心だな…」

 

「それは済まなかった。ただアンタのワンビアが此処には入ったのを見てちょっとな。それよりワンビアだが、もうバトルは出来る状態か?」

 

「ん?ああ…、エンジン載せ替えたばかりだけど、バトルは出来るぞ」

 

っとそれを聞いた小太郎は思わず笑みを浮かばせる。

 

「いいね…実はこの前赤城でレッドサンズの高橋啓介からお前の事を聞いたんだよ。この群馬エリアで秋名のハチロクとコンビを組みながら盛り上げてるってな、しかも負けた事がないって。これを聞いて俺は勝負したくなったと思ったんだ。俺とバトルをしてくれないか?」

 

「アンタとバトル…。……いいぞ、俺は何時でも受ける!」

 

「よし!そうと決まればバトルの事だが、実は俺の相棒と一緒にやろうと考えているんだ。そいつが秋名のハチロクのドライバーと会っているんだ」

 

「拓海と!?」

 

その事を聞いた走一は思わず驚きを隠せない。まさかもう1人の人物が拓海に会いに行っているとは思いもしなかったからだ。

 

「そいつがバトルの日程が決まった際に、お前の所に寄る。その時だ、俺は埼玉から来た柳田小太郎って言うだ。このレッドのシルエイティはRB25ターボエンジンに搭載しているから、直線でも曲がりでも俺は負けないからな!」

 

そう言って小太郎はシルエイティに乗り込み、走一の自宅から去って行くのだった。

走一はそれを聞いて、若干唖然としてしまう。

 

「RB25ターボ…!? シルエイティにそんなものを載せているって言うか? これは…マジで負けられない感じになって来た!」

 

走一は今までにない強敵に武者震いをしだして、負けられない思いが込み上がって来るのであった。

 

 

 




第3段のリクエストキャラ募集中です。

感想と誤字、よろしくお願いいたします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

転生タイガのオーブ改革録 〜崩れゆく世界で未来を選び直す〜(作者:台風200号)(原作:ガンダム)

気がつけば、そこは『機動戦士ガンダムSEED』の世界だった。▼だが――転生したのはコーディネーターでも、英雄でも、パイロットでもない。▼よりによって「オーブのアスハ家三男」という、政治と陰謀の渦中に放り込まれる地雷原のド真ん中の最悪のポジションだった。▼未来を知る者として、タイガ・ウラ・アスハは決意する。▼――オーブを守る。▼――プラントの滅びを見届ける。▼…


総合評価:2144/評価:6.92/連載:190話/更新日時:2026年06月20日(土) 07:08 小説情報

コードギアス 戦場のライル(作者:meitoken)(原作:コードギアス)

皇歴2010年8月10日……神聖ブリタニア帝国は地下資源サクラダイトを巡る外交摩擦の末、日本に宣戦を布告。留学の名目で同国へ送られた皇子と皇女を見捨てた上で………▼圧倒的な物量を誇るブリタニア軍は本土決戦において、人型自在戦闘装甲機ナイトメアフレーム(KMF)を実戦に投入、圧倒的優位に立つ。そして、日本国首相枢木ゲンブの突然の自決による政府の混乱によって、日…


総合評価:328/評価:6.46/連載:48話/更新日時:2025年10月29日(水) 23:12 小説情報

コードギアス 戦場のライル B2(作者:meitoken)(原作:コードギアス)

皇歴2017年、神聖ブリタニア帝国の植民地となった日本…エリア11で発生した仮面の男、ゼロが率いる『黒の騎士団』の蜂起『ブラック・リベリオン』から間もなく一年が経とうとしていた。▼ゼロの起こした奇跡はブリタニアの支配が盤石ではないと世界が認識し、世界は未だにブリタニアに抵抗を続け、各エリアでは相変わらず反政府テロが活発である。▼しかし、ブリタニアと世界を三分…


総合評価:209/評価:6.78/連載:86話/更新日時:2026年06月18日(木) 09:12 小説情報

MF……GODの継承者(作者:紅乃 晴@小説アカ)(原作:MFゴースト)

滅んだはずの“走り屋”文化が、MFGによって再び蘇った時代。▼一人の青年――城島和也は、日産スカイラインGT-R R34を駆り、世界最高峰の公道レースへ挑む。▼骨董品と揶揄される、かつて湾岸を駆けた怪物。▼それを駆るのは、“神様”と呼ばれた走り屋たちの系譜を継ぐ者。▼箱根で、伝説が再び牙を剥く


総合評価:3418/評価:9.2/連載:24話/更新日時:2026年06月11日(木) 07:53 小説情報

≠ハサウェイ(作者:なべを)(原作:ガンダム)

「ハサウェイ・ノア」として生を受けてどう生きるかをつらつらと書き記したもの▼


総合評価:2537/評価:7.07/完結:39話/更新日時:2026年03月08日(日) 20:00 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>