頭文字D マキシマムブースト   作:ライダーGX

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第122話 やり残し

「えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!」

 

学校の屋上で、イツキが喉が枯れそうなぐらい大声を上げ、イツキは驚愕しながら問う。

 

「高橋涼介と如月琢磨がタックを組む新しいチームに、お前等が誘われただと~~~~~~~~~~~!!!!!???」

 

 

 

バコーーーーーンッ!!!!!

 

 

 

「五月蠅い!!!」

 

っと激しく驚くイツキの頭に真美のハンマーが飛んできて、イツキはそれに半泣きしながら倒れる。

 

それを見た道郎と廉一郎は呆れながら見る。

 

「久々だな。真美のハンマーは…」

 

「それを見ると、何だか和むよね…」

 

そう言っていると、イツキは直ぐに立ち上がり、たんこぶが出来たままもう一度聞く。

 

「おい拓海!それ本当か!?」

 

「ああ、何でも1年間だけ活動して解散する、県外遠征のスペシャルチームらしいんだ…」

 

「す、す、す!すっげぇええええええ!!!もの凄ぇビックニュースだよ!!! 早く池谷先輩に報告したいよ~~~~~!!!」

 

興奮するあまり、スキップするイツキに彩音達は苦笑いし、もう一度ハンマーを持ち上げる真美。それを見た走一と拓海は呆れながら言う。

 

「全くこいつは…」

 

「頼むから大袈裟に騒がないでくれるかな。俺…まだ迷ってるんだよな」

 

『『『え?』』』

 

その事に彩音達は振り向き、イツキは思わず拓海の胸ぐらを掴む。

 

「何を迷ってんだよ~~~~~~~~!!!???」

 

胸ぐらを掴むイツキに呆れる走一は玄に合図をし、玄はイツキを持ち上げては引き離す。

拓海はそれに少しばかり考えながら言う。

 

「…だって俺、バトルをしたのも今年の夏だし、まだ半年も経ってない、車に興味を出て来たのもついこの間出し、俺なんかにチームに務まるかどうか…不安だな」

 

「…成程ね。不安…プレッシャーって奴か。それは無理もないが、昨日涼介さんと琢磨さんが言っていた事思い出せよ拓海。お前が更なる領域に達して速くなる為には、知識が必要だって言ってたし、務まるかどうかは入って見ないと分かんないだろう」

 

「それは…」

 

「そうだよ!!!走一の言う通りだよ!!! お前中学の時豆腐の配達で峠を走ってたろう!!大丈夫だって!!! しかし不藤達もそうだけど彩音ちゃん達も呼ばれるなんてズルいよ!!!ああ~~~俺も雑用係でもいいから参加したいよ~~~!!!凄いよ~~~~!!凄すぎる~~~~~!!!!」

 

「五月蠅い!!!!」

 

 

 

バコーーーーーンッ!!!!!

 

 

 

「あでぇぇぇぇ……」

 

っと2発目の真美ハンマーがイツキの頭に直撃し、それによりイツキは涙目で倒れてしまうのだった。

その様子にもう何とも言えない彩音達と道郎と廉一郎は呆れてながら見て、玄は大笑いしていた。

 

そして拓海が手すりに手を置きながら、少し遠い景色を見る。

 

「とにかく、昨日から頭が混乱してて、そのチームに入る前に、やらなかきゃ行けない事が、いくつかある気がするんだ…」

 

「やらなきゃいけない事…か」

 

それに走一も手すりにもたれながら、ちょっとばかり空を見る。

 

「…そうだな。俺もその事に同意だな」

 

「え?」

 

「俺も、ちょっとばかりやらなきゃ行けの事がある気がして、それを終わらさなきゃいけない…そう感じるんだよ」

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

 

そして学校が終わり、イツキは急いでガソリンスタンドの所に行き、池谷達にこの事を報告した。

 

「すげぇぇ!高橋涼介と如月琢磨の話しってそんな要件だったのか!?」

 

「ねぇ!!もの凄いビックニュースでしょう!?」

 

「ああ、確かにビックニュースだよ。あの高橋涼介…無敗だった連勝記録を拓海が止めたんだ。更にプロレーサーだった如月琢磨を下したのがあの走一なんだから、その4人が合体すれば強力なチームにはなるんだろうけど…。俺はなんだか複雑な気分だな」

 

っと健二がその事に呟き、それに思わずイツキと池谷、そして遠くで聞いていた祐一が見る。

 

「だって、拓海と走一は俺達秋名のヒーローなのにさ、それをレッドサンズに取られちゃう気がしてならないか? それに走一は俺達秋名スピードスターズのメンバーじゃないか!」

 

健二はその事に愚痴った事には正論だった、走一と拓海はこの秋名で育った走り屋、その2人が取られると言う事、それがどんな意味なのかは池谷でも分からない筈じゃないが、しかし池谷は顔を横に振りながら言う。

 

「俺は拓海と走一がどんどん外の世界に向かっていく事には賛成だよ、あいつ等にはもっと世界を見て貰いたいし、特に拓海はもっと成長して貰いたいからな。1年間だけ高橋涼介に預けてもいいんじゃないかな?」

 

っとその事を聞いていた祐一は微笑みながら見る。

 

「県外遠征か…、俺達も昔は同じ事を考えたな…行けばいいさ、拓海は秋名の峠で収まるようなスケールじゃないさ」

 

そんな事を言っていると、イツキがあるカミングアウトをする。

 

「そうっすよね! 後、拓海と走一だけじゃなく、彩音ちゃん達や玄達も同じようにスカウトされたっすよ?」

 

「「ぶわっ!!なにぃぃぃいいいいいいいいいいい!!!!!!???」」

 

 

 

また別の場所、走一達は春樹達と合流し、賢一郎達と理央達、さらに沙耶と絢美、更には雅人達を呼んで、涼介達からの要件を話した。

 

「マジかよ!? それは凄い話だ…!」

 

「涼介達は何やら奇妙な話しをしていた事は聞いていたが、まさかそれとは…」

 

「どうせなら俺も混ざらしてくれってんだ」

 

「それは本人に言うべきだろう」

 

っとその事を言う舞人達だったが、沙耶は彩音にある事を問う。

 

「ねえ彩音ちゃん、彩音ちゃん達はそのサポートメンバーに選ばれたんでしょう? もしバトルメンバーに選ばれたらどうするの?」

 

「え?それは無いわよ、私はまだバトルだってしてないんだし…」

 

彩音はそれに手を振りながら言い、絢美は彩音の方を見た後、亜里沙を見る。

 

「まあ仕方ないわねそれは、でも亜里沙が選ばれたなんてなんか不愉快ね!」

 

「何よ。アンタと違って私は優秀なの!いつまでもネチネチ言うアンタとは違うのよ!!」

 

「何を!!!」

 

「何よ!!!」

 

っと亜里沙と絢美が口喧嘩となり、それには走一達が呆れていた時、走一の携帯にある着信が入り、それに走一は出る。

 

「はい、…ああ拓海か。ああ…、ん?それはどう言う…ああ~そう言う事か。…ああ、…分かった。俺も行くから待ってろ」

 

そう言って走一は携帯を切り、それに彩音は見る。

 

「どうしたの?」

 

「拓海からだ。ちょっと拓海の所に行ってくるから、彩音は亜里沙に送ってもらってくれ」

 

そう言って走一はワンビアに乗って、拓海の所に向かおうとしたが。

 

「待って走一!私も行く!!」

 

「えっ? しかし…」

 

「いいの!もし遅くなってもお父さんとお母さんは走一と一緒なら問題ないって言ってくれるから!」

 

「信頼感それでいいのか…?」

 

っとツッコミながら走一は彩音を乗せて、拓海の所に向かった。

 

 

 

そして拓海と共にある峠に向かう事となった…。

 

 

 




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