頭文字D マキシマムブースト   作:ライダーGX

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遅れて申し訳ございませんでした。

最新話です。


第78話 格上の強敵 前編

遂に涼介と琢磨とのバトルが始まり、走一と拓海は互いに先行で逃げる形となり、拓海は必死に走り、走一は若干不味った感じになっていた。

 

「(クソッ!後ろに付こうとしたが、相手に先に着かれてしまった…! これは…ちょっとまずいな! 相手はプロ!今までのアマチュアとは訳が違う!!)」

 

走一がそう思う中で走り、第一コーナーが見えて来て、それにギャラリーが見ていた。

 

まず先頭の拓海がブレーキングをし、それに続くかのように走一達もブレーキングをし、荷重を生み出してアンダーステアを発生し、ドリフトをしながらコーナーを曲がって行く。

皆がドリフトして行く中で、涼介と琢磨は走一と拓海のハチロクとワンビアのフロントタイヤの舵角が違う事にすぐに気付く。

 

4台同時のドリフトを行う様子に、ギャラリーの皆は興奮していた。

 

「すげぇえええ!! 超接近ツインドリフト!! いや!4台同時ドリフトだ!!」

 

「高橋涼介は、本来あのようなドリフトはしない筈なのに!!」

 

「如月琢磨もすげぇええ!! やっぱプロは違うぜ!!」

 

「のっけから見せてくれるぜ! 4台共!!」

 

ギャラリーの興奮は徐々にエスカレートして行き、走一達はそのまま走り去っていく。

 

 

 

 

そして別のギャラリー場では、とある男女カップルがいつ来る主役を待っていた。

 

その男女カップルは身長差があり、男が160㎝で、女が170㎝もある逆の差カップルであった。

 

そして彼等の車が【:三菱 ランサーエボリューションVI】で【スバル インプレッサWRX STI(GDB) C型 通称涙目インプ】がいたのだ。

 

「うう~~ん、早く来ないかな? ハチロクにワンビア、FCにフェアレディZ、早くこの目で見たい」

 

「もう、仕方ない人ね。でもハチロクもそうだけど、ワンビアとFC、フェアレディZはどんなチューニングをしているのかな? バラして見てみたい!」

 

っとその事を言う2人の名は【秋原葉一】と【松島純恋】。

 

彼らは東京の人で、純恋は宮城県出身。葉一は走り屋とは裏腹に大のアニメやゲームオタクである。

 

そんな彼らが此処に来た理由、それはハチロクとワンビア、FCとフェアレディZのバトルを見に来たからである。

 

「しかし噂に聞く群馬最速のストリートキングにプロ№1のレーサーとバトルなんて、ハチロクとワンビアのドライバーも根性あるよ」

 

「本当ね。私もガッツがあっていいよ。その2人」

 

そう言っていると、エキゾースト音とスキール音が聞こえて来て、それにギャラリー達が振り向く。

 

「来たぞ!! もう直ぐだ」

 

その言葉に葉一と純恋が振り向く。

 

スキール音が聞こえると同時にハチロクとワンビア、FCとフェアレディZがやって来る。

 

コーナーをドリフトで駆け抜けて行き、その様子をギャラリー達は大いに盛り上がり、その様子を見ていた葉一と純恋はそれを見て目を見開いた。

 

「…すげぇぇぇ、あんな豪快な走りをしてながらも、綺麗なライン取りや、アンダーを膨らませないドリフトを見せられたのは初めてだ」

 

「うん、あんなハイレベルなドリフト…初めて見た。群馬にはあんなドリフトをする人が居るのね…」

 

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

 

 

そして秋名山頂上では、スピードスターズのメンバーが無線で彩音達や玄達、春樹達や池谷達に報告していた。

 

『こちら第一コーナー! ドリフト対ドリフトだ! 高橋涼介と如月琢磨もいきなりドリフト出来たぞ!』

 

「きっと拓海と走一の得意分野でねじ伏せるつもりなんだ、ストリートキングとプロレーサーの意地に掛けてもな!」

 

『拓海も走一も頑張ってるし!! 凄いバトルになるぞこれは!!』

 

そう言ってスピードスターズのメンバーの通信は終わり、それにイツキは興奮していた。

 

「くぅ~~~~~!!!!拓海!走一! 勝てよ!絶対勝てよ~~~!! ねぇ!池谷先輩!!」

 

「あ、ああ…、そうだな…」

 

何やら声がもつれる様な返事をする池谷、その様子を見た春樹が言う。

 

「不安なんだろう?」

 

「え?」

 

春樹の問いに池谷は振り向き、春樹は夜空を見る。

 

「今日のバトル…走一と拓海は必ず苦戦するだろうな」

 

「何言ってんだよ不藤!? 拓海と走一は必ず勝てるし!苦戦する筈は!」

 

「お前等、スタートの様子を見て分からなかったか?」

 

その言葉にイツキと健二は首を傾げ、どう見たか分からずにいた。

2人の様子に若干内心ため息を吐く道郎と将はその事に説明する。

 

「いいかイツキ? 健二先輩も説明しますとね、レースでは先行を行くのは悪い事ばかりじゃありませんが、後ろを付くって事は相手の様子をじっくり見る事が出来るんですよ」

 

「同時にこれは峠のバトルにも反映されます。レースとバトルは似た様な物…つまり」

 

「…なっ!! そう言う事だった!!!」

 

ようやく健二も事の事態が理解出来て、それにイツキは今だに理解が出来ずにいた。

 

「え?ええ?? どう言う事だよ?」

 

「つまりだイツキ、後追いの方がじっくり観察出来て、有利だって事が常識だって事なんだ」

 

「!!!」

 

その言葉にようやく理解したイツキ、でもイツキは顔を横に振りながら言う。

 

「いやいやいや!! 拓海と走一は絶対に勝つ!! お前等がそれを信じないでどうするんだよ!?」

 

「イツキ、俺達も走一や拓海の勝利を信じてはいる。だが相手が格上の相手なんだ。そうそう勝たせてはくれないって事は承知の上なんだ。そこを間違えるな」

 

「格上だからなんだよ! いつも拓海と走一は格上の相手とバトルしてきたじゃねぇか!」

 

「それは違う、啓介さんや真子さん以外の相手は格下の様なもんだ。まあこの間妙義で見た中里さんは腕前が上がっているみたいだから、警戒する人物でもあるな」

 

道郎がそう言いながら夜空を見て、イツキはそれにうつむいてしまう中、彩音がこんな事を言い出した。

 

「…走一はいつもそうだよ」

 

「彩音?」

 

真美は彩音の方を振り向き、彩音は皆の方を見る。

 

「走一は何時もピンチをチャンスに変えて来たんだし、この時も絶対ピンチでありながらも、チャンスを変えてくると思うよ」

 

そう皆に話す彩音、その事を近くで聞いていた雅人は笑みを浮かばせる。

 

「(フッ、何だかんだで信じているんだな彼女は…。さて…走一達はどう変えていく、このバトルを…)」

 

 

 

 

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そして走一達が涼介と琢磨との激しいバトルを繰り広げ、先行しながらもそのプレッシャーに耐えていた。

 

涼介と琢磨は2人の走りを見て、前とは違う事に気づく。

 

「(フッ、驚いたな…、ハチロクの動きが以前と違う)」

 

「(ワンビアの動きも前とは違うな…。間違いない…、彼等は進化している!)」

 

走一達と琢磨達はドリフトをしながらコーナーを抜けて行き、立ち上がりながら頭の中で解析をしていた。

 

「(ドリフト後半の安定期で、ほとんどカウンターを当てないのは前と同じだが、ターンイン直後のカウンターステアの舵角が小さくなっている…)」

 

「(驚いたものだ…、まさか二台が此処までの腕前になっているとはな…。ハチロクの欠点もワンビアの弱点も消えてしまうとは思ってもいなかった…。ハチロクの方はまだ最初のバトルから日が浅いと言うのに、彼等は一戦後とに進化している)」

 

涼介と琢磨は分析しながらもその様子を見て、目を細めながら決意する。

 

「(シミュレーションを変更する必要があるな、だが琢磨にこの事は話さなくても必ず伝わる)」

 

「(涼介から何かが使わるオーラが、俺には感じる。だからこそインカムを通さなくても、伝わるんだ…、俺達はこのバトルの勝利に揺るぎはない!!)」

 

っとそう思いながら涼介と琢磨は走一と拓海を追いかける形でバトルをするのであった。

 

 

 

 




腰痛ギアREN氏のリクエストキャラがようやく登場です。

そして遅れた理由はゲームをしていたからですwww
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