頭文字D マキシマムブースト   作:ライダーGX

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ブンブク氏の第二のリクエストキャラと、新たなオリジナルキャラの登場です。
しかも僕のオリジナルキャラは、この作品の中で最強の最強…っと言った所です。


第90話 エンペラー、秋名に出現 後編

池谷からの報告と、エンペラーが秋名に出現すると噂を聞き、走り屋達が秋名山に集まっていた。

 

そして秋名山にエンペラーが現れ、エンペラーが操るランエボが秋名山頂上へと向かっていた。

 

「出た!ランエボ軍団!! 今夜はすっげぇバトルが見られるぞ!?」

 

ギャラリー達がそう興奮する中で、祐一達の所にある車がやって来る。それは篠原のSA22Cと【スズキ CS22S アルトワークス RS/R(4WD改FR仕様)】だった。

 

祐一はSA22Cが来たのを見て振り向き、篠原はSA22Cから出て祐一と向き合う。

 

「やあ祐一、久しぶりだね」

 

「篠原、久しぶりじゃないか。池谷達からお前の車が秋名に来たって聞いた時は驚いたぞ。走一達を軽く抜き去る腕前はまだまだ健在か?」

 

「はははは、それは買いかぶり過ぎだよ。私は文太や泰三には手も足も出なかったんだ。まああの子たちはまだまだ成長途中だからいいものの、この後の腕前で私を超えていくのは間違いないだろうね」

 

「ははは…、それにしても篠原、その車はなんだ?」

 

弁慶がアルトワークスを見て問い、それに篠原が見て言う。

 

「ああ、あれはね…あれ? おーい、どうしたんだい?」

 

「ごめんなさい、ちょっと準備してた」

 

するとアルトワークスから降りてくる1人の少女が篠原の隣にやって来る。その少女は18歳くらいの歳で、まだ免許取りたてだって事が分かる事が祐一達には伝わって来たのだ。

 

「その子は?」

 

「このこは【篠原 瑠華(るか)】、私の娘だ」

 

「娘!? 何だ篠原、お前娘が居たのか!」

 

「まあね。それよりも今日のバトル、ランエボを対戦するのは文太のハチロクと聞くが」

 

篠原がそう祐一に問い、それに祐一は頷きながら言う。

 

「ああそうだ、ただ文太が乗るんじゃない。その息子が乗って走るんだ」

 

「何だって?」

 

祐一の言葉に篠原も驚きを隠せないでいた。

 

 

そして少し離れた場所に一台の車が止まる。

その車にギャラリー達が思わず見る。

 

「すげぇ!!あの車って!!」

 

「ああ!! 最近出たばかりの新型だ!」

 

「新型のGT-R!! もしかして!!」

 

ギャラリー達の言葉通り、その車は国産最強の車【日産・スカイラインGT-R (5代目)BNR34型 VスペックII】であった。カラーはブルーで、ボンネットはカーボンボンネットに変えられている。

そしてR34から1人の男性が降りて来た。

 

「…秋名のハチロクと稲妻のワンビア…か」

 

っと呟く男性。その男の名は【園崎(そのざき) 零士(れいじ)】、18歳でありながら投資家とレーサーの肩書を持つ異色の人物。

 

そしてこの男が後に走一と春樹の最大で史上最強のライバルとして立ちふさがる人物である事を、走一と春樹はまだ知らない。

 

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

 

秋名山頂上、池谷達はエンペラーの到着を待っていた。勿論そこには走一達だけじゃなく、春樹達、雅人達の面々が揃っていた。更に琢磨もその場に居て、様子を見ていたのだ。

そして下からエンペラーのランエボ達が来た。

 

「来たぞ来たぞ来たぞ!! ランエボ軍団だ!!」

 

イツキが興奮する中で、先頭のエボⅣに健二が見て池谷に言う。

 

「先頭の白いエボⅣが、妙義山で中里とバトルした奴だ。噂ではあいつ滅茶苦茶速いらしいぞ」

 

「そのエボⅣを中里が勝ったのか…。あいつ相当実力を上げたんだな…」

 

そう池谷が言う中で、エボⅢとエボⅣから京一と清次が降りてくる。その2人を見たイツキ達が見る。

 

「ああ!やっぱり!! この間秋名湖で会った奴等だ!!」

 

「エンペラーの人間だったのか。あのステッカーを見てそんな感じはしてたが…」

 

イツキが驚く中で道郎が冷静に対応しながら言う。

 

そして京一が前に出て池谷達に言う。

 

「スピードスターズだな、俺がエンペラーチーム、リーダーの須藤だ。事前に連絡が言っていると思うが、こっちの要求は1つ、秋名のハチロクと下りでやりたい。それだけだ」

 

京一の要求の説明を池谷が聞き、それに頷く池谷。

 

「そっちにはもう1人、稲妻のワンビアが居るが、今回はそいつとはバトルはしない。それと俺達はそっちの条件はどんなものでものむつもり、何人とでもどんな条件でも全てのむ。だが一つでも勝てなかった場合、チームのステッカーを貰う。いいな?」

 

「ステッカー?」

 

「ステッカーなんか、どうするんでしょう?」

 

「さあ?」

 

池谷達がそう話す中で、春樹がエボⅣのリアウイングのサイドパネルを見て、走一に話す。

 

「おい走一、あのエボⅣのサイドパネルを見ろ」

 

「え?」

 

その言葉に走一はエボⅣのサイドパネルを見る、するとサイドパネルには色違いのステッカーが貼られていて、どれも真っ二つにされているステッカーだらけだった。

ただ走一はそのリアウイングを見て、少しばかり目線が鋭くなる。

 

「あのステッカー…、まさか」

 

「ああ、お前の察しの通りだ。あれは昔の戦闘機乗りの撃墜マークと同じやり方だ」

 

「チッ、いやなやり方をしているもんだ…!」

 

走一はその様子に少しばかり怒りが込み上がって来た。

そうとも知らず、話がまとまった所で京一は池谷達に言う。

 

「では始めさせて貰おう。俺達には時間がないからな、一本目からいきなりメインイベントの下りだ。ハチロクを出してくれ」

 

「そっちは誰が走るんだ?」

 

池谷がそれを聞くと、清次が口を出す。

 

「俺だ。車はエボⅣ!!」

 

そう言って清次がエボⅣに乗り込み、清次がスタートラインに並べる。

 

そんな中で健二が池谷に問いかける。

 

「池谷、向こうは何人とでもやると言ってるけど、どうする気だ?拓海のバトルの次は…」

 

「拓海が負けたら…次は俺が走る! 今の俺があいつ等に敵うかどうか分からないが、今年の夏から走一達に鍛えて貰った実力を今こそ発揮する時だ!」

 

「…なら俺も走るよ! そうだよな!この夏から走一達に鍛えて貰って、十分過ぎるぐらいの実力を得たんだ! 俺達もやるって所を見せようぜ!」

 

「おう!!」

 

池谷と健二がハイタッチし、その間に走一達が拓海にインカムを付けさせる。

 

「よし、これでOKだ。何かあったらそれで連絡してくれ」

 

「うん」

 

それに拓海は頷き、走一は笑みを浮かばせる。

 

「良し、頼むぜトップバッター!」

 

走一達が拓海を送り出し、拓海のハチロクが出陣し、それにギャラリー達が歓声が上がる。

 

「おお!!出たぞ!藤原豆腐店!!」

 

「ハチロク対エボⅣだ!!」

 

「頼むぜ!群馬のダウンヒルヒーロー!!」

 

歓声が響き合う中、京一の隣を通過する際に、京一が何かに気づき、それを清次にに言う。

 

「油断するな清次…、…【シミュレーション3】で行け」

 

「何!?本気か京一!? ハチロク相手にシミュレーション3!?」

 

「そうだ(…俺には分かる、電気みたいなものが走った。このハチロクは出来る…眉唾じゃねぇ、涼介を負かす何かを持ってるんだ、それが何かわかるまでは…気が抜けね)」

 

京一はそう思いながら警戒する。

 

そしてバトルの時間が始まろうとしていた。

 

 

 




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