風紀委員会No.2 長門   作:NK7

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1章 No.7 ビッグ7

「敵確認!!!攻撃を始めています!!!」

 

「西方と北方の部隊を回せ!!!北方のデカグラマトン部隊もだ!!!急げ」

 

「了k…待ってください!!!北方に反応あり!!!数は3!!!」

 

「距離は!?」

 

「1.5km…一つだけ1km!!!いや750m!!!後方の3倍の速度で接近中!!!」

 

「すぐさま防衛陣を引け!!!」

 

「無理です!!!間に合いません!!!」

 

「ならばデカグラマトン部隊を防衛に当てろ!!!どんなヤツらでも多額の資金を当てて創ったこいつらには敵わない!!!骨の欠片すら残らないだろうな!!!ハーッハッハッハッ!!!」

 

 

カイザーPMC理事は圧倒的な戦力で勝利を確信し、高笑いをする

 

 

 

相手がかつての世界でビッグ7と呼ばれた存在と知らずに

そして数十分後、地獄を見ることも知らずに

 

 

 

「ハァハァ…副委員長!!!ちょ、ちょっと待ってください!!!」

 

「私たちよりも重武装のはずだろ…なんであんなに早いんだよ…」

 

 

作戦区域に向けて一目散に飛び出した長門はパンツァーシュレックを駐屯地のゲートに向けて発射し、北方ゲートがロケット弾により粉砕した

 

ゲートの向こう側には大型シールドを構えたオートマタ部隊と最新の主力戦車中隊、そして航空支援としてアパッチが数十機待機していた

 

 

「目標、目の前の風紀委員!!!総員攻撃開始!!!」

 

「邪魔だ。かつてビッグ7と言われたこのの力、とくと見よ!!!」

 

 

長門は目の前のオートマタを踏み台にし、主力戦車中隊とアパッチに向かって空に飛び出した

目の前に飛んでいるアパッチをパンツァーファウストで照準を合わせ発射、爆散した

爆散したアパッチの残骸を蹴り飛ばしながら義経の八艘飛びの如く空を飛び回りアパッチをS-18/1100とパンツァーファウストで次々と鉄屑に変えていった

 

 

「なんだコイツは!!??」

 

「怪物だ!!!撤退だ!!!撤退!!!」

 

「逃がすか」

 

 

破壊された北方ゲートから脱走しようとしたカイザーPMCのオートマタの目の前に投げ飛ばされた主力戦車の残骸がゲートを封鎖したと同時に煙の中に2つの影が現れた

煙が晴れるとイオリとチナツの姿がハッキリと現れた

 

 

「逃がさんぞ!!!」

 

「ハァハァ…や、やっと追いつきました!」

 

「ぞ、増援だと!!!」

 

 

横目で姿を確認した長門は2人に対してハンドサインで「歩兵、殲滅」と命令し、確認した2人は行動を開始した

 

 

 

 

 

 

 

その戦況を偵察ドローンから見ていた理事長は怒りを顕にした

 

カイザー側の戦況は最悪であった。長門が単騎突撃してからものの数分でアパッチ部隊が全滅、主力戦車部隊も長門に戦車が投げ飛ばされたと思いきや砲塔を引きちぎり、主力戦車に向けてハンマーのように叩きつけて破壊したり、挙句の果てには増援としてイオリとチナツも到着し、歩兵部隊が蹂躙された。長年多額の資金を注ぎ込んできた理事長からすれば尊厳破壊もいいところである

 

 

「デカグラマトン部隊が…壊滅!?再起不能です!!!」

 

「多額の資金をつぎ込んだデカグラマトン部隊が…あの小娘1人に…ふざけるな!!!私専用のゴリアテを出せ!!!今すぐだ!!!」

 

「理事長は今すぐ避難されて下さい!!!ここはもうすぐ堕ちます!!!」

 

「あんな小娘1人にやられてたまるか!!!あとアビドスの連中もだ!!!あいつらをあの特製のゴリアテでねじ伏せてやる!!!」

 

 

理事長は特製のゴリアテが保管してある格納庫へ走った

 

 

 

 

 

 

一方その頃、残党を掃討したイオリとチナツは主力戦車を殲滅した長門と合流した

 

 

「まさか…機甲部隊全て副委員長が殲滅したんですか!?」

 

「前世の相手よりかは楽に処理できた」

 

「本当に副委員長の前世ってどんな世界だったんですか…」

 

「……場所は違うがここよりも物騒な世界だったな」

 

「うわぁ…」

 

 

艦娘時代の愚痴も交えながら、ヒナとアコにホログラム通信を繋いだ

 

 

「ヒナ、任務完了だ」

 

『上から見てたけどなんて言うか…敵とはいえ流石にカイザーが可哀想に感じた』

 

『長門副委員長、あれでも訓練の時は優しくしてくれてたんですね…』

 

 

ヒナは淡々と話している。が、アコはかなり動揺しながら言葉を発した

それに対して長門は冗談半分で

 

 

「ならもう少し厳しくするか」

 

 

と呟くとアコ、イオリ、チナツは震え始め、これ以上厳しくするのは辞めてくれと懇願し、冗談だと伝えると3人はホッとした顔になった

 

それはさておき

 

 

「とにかく任務は完了した。直ちに…」

 

『どうしたの?』

 

 

言葉が詰まり、すました顔から険しい顔になった長門に対してヒナが声をかける

 

 

「イオリ、チナツ、先に帰還しろ。ここからは私がやる。何やら嫌な予感がする」

 

「ちょ、副委員長!!!」

 

 

長門は2人に帰還を命令した後、2人を置いて駐屯地の中核に走り出した

 

4人は、ただ走る長門の背中を見続けることしか出来なかった




続きません

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