風紀委員会No.2 長門   作:NK7

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続きました


1章 No.8 劣勢

『あそこです!!あのバンカーの地下に!!』

 

「……行こう」

 

「急ぎましょう!!」

 

 

殿を請け負ってもらえた便利屋68を通り過ぎ、ホシノが拘束されているバンカーの目の前まで辿り着いた

いざ突入しようとした最中、多数の足音が聞こえ始めた

最前列に盾持ちのPMCの集団に道が開かれ、そこからカイザーPMC理事長の姿が現れた

 

 

「カイザーの理事…!!」

 

「しつこい…」

 

「あぁもう!!??いつまで邪魔してくるの!!!!!」

 

「どいてください!!さもないと…」

 

 

対策委員会は一斉に理事長に対してしゃべり始めた。しかし理事長は聞く耳を持たず、静かに話し始めた

 

 

「対策委員会…お前らがずっと目障りだった…いままでありとあらゆる手段を講じてきた…にも拘らず滅びかけの学校に最後まで居座り続け、しつこく粘り、借金を返済しようとして!!あれほど懲らしめ、苦しませたにも関わらず、毎日毎日楽しそうに!!!!!!お前たちのせいで…私の…

 

 

 

 

私の計画があぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!

 

 

理事長の悲痛な叫びを聞いた対策委員会は、ごみを見るような目で睨み付けた

 

 

「あんたみたいな下劣で浅はかな奴が何をしようと。私たちの心はそう簡単に折れたりしないわよ!!!」

 

「ホシノ先輩を。返してもらうよ」

 

「はい!!あなたみたいな情けない大人なんかに。私たちは絶対に負けません!!!」

 

「…まぁいい。お前らもここで始末してやる!!!出でこい、ゴリアテ!!!!!!!」

 

 

すると奥から黒塗りの通常のゴリアテよりも一二回り巨大で、ボディに発煙弾発射機のような装備を載せたゴリアテが歩いて理事長の後ろにやって来た

 

 

「何あれ!?!?」

 

「あんなに重装甲だと、シロコちゃんのドローンミサイルも効かなさそうですね…」

 

「試してみないとまだ分からない」

 

 

シロコはドローンを飛ばし、ロケット攻撃を仕掛けたが、"ゴリアテ本体の少し前"で起爆し、傷すらつかなかった

 

 

「ん、無理」

 

「もう終わりじゃない!!??」

 

「対策委員会!!!これで終わりだぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 

理事長が乗り込み、両腕のガトリング砲が対策委員会に向けられ、発射準備に入った

3人は身構えた…が射撃音や至近弾が掠める音、命中音、跳弾した音が聞こえ続けても痛みが来なかった

土煙が舞う中、目を開けると、3人の前にシールドを構える長門の姿があった

 

「待たせた。アビドスはそのまま前進しろ。こいつは私が抑える。行け!!!!」

 

「ありがとうございます!!!」

 

「ん、了解」

 

 

長門は横目でアビドスの生徒が前進するのを見送って目線をゴリアテに向けた

 

 

「貴様か!!!デカグラマトン部隊を壊滅させたのは!!!かかってこい!!!対策委員会共々捻り潰してやる!!!」

 

「やれるものなら…な!!!!!!!!!!!」

 

ゴリアテに向けてシールドをコックピットに向けて全力で投げつけた

シールドに視線を逸らしている隙に長門はゴリアテの股をくぐり抜け、後部からパンツァーシュレックを撃ち込んだ

 

撃ち込んだロケット弾はシロコのドローンミサイルと同じように機体の少し前で爆発した

 

煙がはれ、長門は着弾痕を確認した…が凹んだどころか傷1つも付いていなかった

 

 

「傷すらつていない…何か手品でも使ったのか」

 

 

長門はもう1発リロードし、真横から胴体を目掛けて発射した

すると発煙弾発射機のような装備がロケット弾に振り向き、物体を発射し、それによりロケット弾が手前で爆発した

 

 

それもそのはず、理事長特製のゴリアテには試作品であるハードキル型のアクティブ防護システムがボディを中心に装備されており、飛翔物をほぼ迎撃する事が出来るのである

 

 

「こんなロケット弾の1発2発でこのゴリアテが傷つくものか!!!!」

 

「…ならば!!」

 

 

混乱しながらも仕掛けを理解した長門は、リロードし、次に右足の膝関節に目掛けて発射した

しかしゴリアテがいきなり進路を変え、発射された砲弾は膝関節をかすり、奥の残骸に命中し起爆した

 

艦娘時代でも経験したことがないイレギュラーばかり発生する状況に対して長門はかなり焦りを感じていた

 

次の手をどう打つかという事しか頭に無かった長門は視界外からくるゴリアテのアームに気づけなかった

次の瞬間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドカンッ!!!!

 

 

骨が折れるような痛みと共に空を舞った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空を舞う長門はかろうじてバランスを取り戻し、パンツァーシュレックをゴリアテに投げつけ、残り2発の砲弾も残りの力を振り絞って投げつけた

 

パンツァーシュレックははじかれたが、2発の砲弾は、アクティブ防護システムを振り切り、1発はアクティブ防護システムを破壊し、もう1発は右肩関節に命中し、右腕を吹き飛ばした

 

投げた衝撃でバランスを崩した長門は立て直せず、そのままとある部屋の外壁に身体が叩きつけられた

 

しかし不運が続き、その部屋は弾薬庫であり、対戦車地雷が長門の着地点に保管されていた。長門が飛んできた影響で対戦車地雷が下敷きになった対戦車地雷の信管が作動し、爆発した。その流れで弾薬庫に保管されていた殆どの弾薬が引火し、大爆発を起こした

 

爆発の影響で長門は大量の瓦礫に生き埋めにされ、瓦礫の中で血を流しながら気絶し、ヘイローが消滅した

 

 




補足
ゴリアテのアクティブ防護システムはただでさえ人型で被弾面接大きいんだから重要区画だけでもつけた方が生存性上がるのではと思いつけました
続きません

他の艦娘を追加してもよろしいでしょうか?

  • いいですよ
  • そんな事すんなボケ
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