正式に風紀委員会に入ることが決定した長門はヒナについて行っていた。向かう先は押収火器保管庫…これから長門が使っていく銃選びの為だ。保管庫はかなり厳重にされており、扉の前には警備員が2人、扉の鍵は2種類、そして保管庫自体が厚さ30cm以上の鋼鉄で覆われている。長門には管理するとしてもここまで厳重に管理するのはおかしいと感じた
「…厳重過ぎるのではないか…?」
「これくらいしないとすぐ破壊される…2回ほど壊された結果がこれ……開いたわよ…入って」
中に入りすぐに長門は納得し困惑した。不良から押収された銃はもちろん中にはバズーカやロケット弾、対戦車兵器、更には大口径榴弾砲まで保管されていた
「…これ全部流通品なのか?これは?」
「殆どはね…一部ブラックマーケットから流れてきたものもあるけど…」
「…治安どうなっているんだ…?」
「悪いわよ…特にゲヘナはね」
長門はヒナの顔を見ると目の下にうっすらクマが浮かんでおり、日々の激務を物語っている
それはさておき長門は銃を選び始めた。全ての種類を構え1番手に馴染んだ対戦車ライフルに狙いを定めた
長い時間悩み、選んだのはゾロターンS-18/1100。
選んだ理由は対戦車ライフルの中でも20×138mm弾という大口径弾を射撃でき、フルオート射撃が出来るのが決め手になった。この銃は2輪付きの台車に懸架して運用するのが基本だが長門は台車から下ろし、保管庫に放置したあったゴツいバイポッドと厚手の革製の肩紐を取り付けた
選び終わり、保管庫を出ようとした時、壁に立てかけられていた自分の身長と同等の大きさのシールドが目に入った。裏から見る見た目は厚さ10cm以上はあるであろう鋼鉄板が2~3枚重ねにリベット打ちされていて持ち手が溶接されているただの鋼鉄板という印象だった
「…ヒナ、これは使っていいのか?」
「…いいわよ。逆に使ってくれる方が助かる…すごく邪魔だから…だけど…持てる?回収して持ってくるのに4人で運んで来たらしいから…」
長門は持ち手に手をかけた。するとかなりの重さがあるシールドが浮き上がった。置いてあった床と壁は沈んでおり、シールドに付いていた埃が持ち上がった衝撃で床に落ちる。
シールドの表側はまるで戦艦の舷側の様な見た目をしており、長門は艦娘だった頃の懐かしさを感じた。しばらくするとS-18/1100に付けた肩紐を右肩に掛け、シールドを左手に握り、保管庫から出た
「もう大丈夫?」
「これだけあれば大丈夫だ」
ヒナは確認を取ると扉を閉め、鍵を掛ける。次に向かう場所に誘導する。誘導する先は執務室…これから長門が仕事していく場所である。中に入ると目の前には机が2つ並べられていた。左の机には大量の書類が、右の机には学生証と転入届が置かれている
「長門、左腕出して」
「ん?あぁ」
長門は左腕をヒナに向けると腕章を腕に通し、安全ピンで止めた
「長門、あなたを風紀委員会副委員長に任命する。これからよろしくね」
「こちらからもよろしく頼む」
長門は手短に挨拶を済ますとヒナの机に置いてある大量の書類を抱え、自身の机に置くと椅子に座り、確認済みの書類を見ながら見よう見まねで作業に取り掛かった
「え…それは私の書類…」
「それはこっちのセリフだ。ヒナこそ寝ろ。どう見ても働きすぎだ。書類は私に任せて今日ぐらいゆっくり休め」
長門が放った言葉にアコが首を縦に振る
「…そう…それじゃあ…おやすみ」
「ゆっくり休めよ」
ヒナは執務室から出て、自分の部屋に戻り眠りについた
今日の眠りはいつもより疲れが取れたらしい
続きません
てかたまにある某百科事典みたいなのってどうやって作るんや?
他の艦娘を追加してもよろしいでしょうか?
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いいですよ
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そんな事すんなボケ