それではどうぞ
1章 No.1 追跡
長門が副委員長に就いてから2週間程度がたった
この2週間の間で長門は風紀委員会の副委員長と言う地位を誰もが認めるレベルにまで上り詰めていた
長門は副委員長に就いて分かったことが沢山あった。例えば今までのヒナの作業量が艦娘や提督以上であることである。最初は提督よりはマシだとうと思っていたのも束の間、書類の整理や自地区内のパトロール、便利屋68やら美食研究会やら温泉開発部やらのテロ組織の対応やらでたった1週間の勤務で艦娘時代の1ヶ月連続出撃レベルの疲労が溜まっていた。これでもマシになったと言うヒナに驚きよりも恐怖を感じた
それはさておき今は1人執務室で書類をまとめている。中身を確認し、名前を書き、ハンコを押す。この作業がずっと続くのは長門にとったら苦痛の極みである
一区切りがつき、身体を伸ばしている長門に電話がかかった
「もしもし、こちら長門…ヒナか…出張のはずだったが…どうした?」
『出張はさっき終わった。それより第1から第八分隊がアビドス自治区に向かっているのを確認した。中にイオリとチナツも確認出来た。先に向かうから一緒に来て』
「分かった。後ほど合流する。切るぞ」プツッ「…さて…覚悟しておけよ…」
長門は立ち上がり、壁に立て掛けてあるS-18と大盾を手に取り、スマホのGPSを頼りにヒナと合流を目指し、歩き始めた
数十分後、ヒナと長門はアビドス自治区の郊外で合流した
合流先では風紀委員会が鳴らしているであろう銃声や迫撃砲の砲撃音が残響として聞こえてくる。
「とんでもない銃声だな…分かっているのは?」
「電話で話した通りに加えて事前通達無し。独断行動で騒ぎを起こしている。相手は便利屋とアビドス高校の生徒で噂によるとシャーレの先生が指揮をしているらしい」
「…シャーレの先生か…噂では聞いていたが…」
「一個大隊の戦力でまだ戦えているのは多分先生の仕業ね…とにかく行くわよ…5分も歩けば着く」
ヒナと長門は暴れている風紀委員を止めに行くべく歩き始めた
『風紀委員会、第三陣を展開してきました!』
「はあ……はあ……まだいるの!?」
「この状況で更に投入……!?」
アビドス対策委員会と便利屋68は先生の指揮下のもと、かなりの戦力を持つ風紀委員会に対し、互角以上に戦っていた
「おかしい…これはもう、アコの権限で動かせる兵力を超えている。ということはこの襲撃、アコの独断じゃなくて、まさか…」
「委員長と副委員長が来るってこと…?」
「えっ、ヒナと長門が来るの!?無理無理無理!?逃げるわよ、早く!?」
「え、副委員長?風紀委員会に副委員長って居たっけ?」
『いえ、分かりません…調べてみます』
カヨコが委員長と副委員長が来るかもしれないという推測を出すと便利屋68は主にアルが慌て、対策委員会は呆然としていた。それもそのはず、長門が副委員長に就いてからまだ2週間しか経っていないため、ゲヘナでは名が知れていても他校の自治区ではあまり知られていなかった
そんな中、突如風紀委員会の動きが鈍くなり、アコのホログラムの前には2人のホログラムが映し出された
『お前ら他校の自治区で何をしている』
『え?…な、なな長門副委員長!?』
『アコ』
『ひ、ヒナ委員長まで!?…おふたりともどうしてこんな時間に…?』
「あの通話相手が風紀委員のツートップってこと?」
『そういう事でしょうね…』
ホログラムに映し出されたのは風紀委員会もツートップ、ヒナと長門だった
『副委員長は別として委員長は今出張中では…?』
『今終わった。それで、今どこ』
『わ、私は今、ゲヘナの治安維持の為、パトロールに』
『おや?そのような申請は無かったはずだが…』
『しまっ!!?』
『しまった?パトロールをしているのではないのか?まぁいい。これからすぐわかる』
と言い残すと奥から2つの足音が聞こえてくる。1つは軽く小刻みのブーツの音、もう1つは重々しい大刻みのヒールの音が響く。硝煙や瓦礫の煙の奥から小さい影と大きい影が浮かび上がってくる。煙が晴れると小柄な身体にボリュームのある白髪ロングのハーフアップに大きな翼が目を引く風紀委員長のヒナ、高身長に腰まであるロングストレートの黒髪に黒を主体としたロングコートが特徴的な副委員長の長門がアコの後ろに立っていた
『「アコ、この状況、きちんと説明してもらう。それと長門、命令を」』
『「了解。この場いる全ての風紀委員に告げる。武器を捨てろ。命令に従わないのであればそれ相応の処罰をする」』
この命令が言い放たれると風紀委員は武器から手を放し、実質風紀委員会は降伏した
続きません
他の艦娘を追加してもよろしいでしょうか?
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いいですよ
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そんな事すんなボケ