風紀委員会No.2 長門   作:NK7

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1章 No.2 説教

『ゲヘナの風紀委員長…空崎ヒナに副委員長の長門…。調べますと両者とも外見が一致します、間違いなく本人のようです』

 

 

 

 

 

「「…」」

 

二人はアコに対して鋭い目線を浴びせる

 

「こ、これは素行の悪い生徒のk」

 

「もういい。大体理解した。詳しい内容は戻ってから。それと長門、撤退の準備をさせて。あとアコの処分は任せる」

 

『え!?委員長!?それだけは!!!!』

 

「了解した。アコ、とりあえず通信を切って戻ってくるまで謹慎。いいな」

 

『は、はい…』

 

「イオリ、チナツ」

 

「はい…」

 

「(ゴクリッ)」

 

「先に撤収しろ。私たちは後に合流する。チナツ、ケガ人の応急処置だけは済ませておけ。それと、処分の内容は帰ってからのお楽しみだ」

 

「…え!?」

 

「は、はい…分かりました」

 

 

長門は部隊の総員撤退を命令し、イオリを中心に続々と風紀委員会は撤退を始めた

 

前線を張り続けた第1分隊から第4分隊の生徒を中心にケガ人の応急処置が始まった

 

 

「…じゃあ改めてやろうか」

 

「…まだ戦うつもりか…しょうがない…私が相手をしよう」

 

『ちょっと待ってください!!!!ゲヘナの風紀委員長と言えば、キヴォトス最強の1人とも言えるほどの、強者中の強者です!!!!しかも副委員長の長門は情報が全くありません!!!!ということは戦闘力は未知数です!!!!なんでそんな人と戦おうとしているんですか!!!!ここは下手に動かず、話し合いで解決するべきです!!!!』

 

「対策委員会の子の言う通りよ。私たちは戦いに来たんじゃない。冷静になって」

 

「ご、ごめん」

 

「少々悪乗りしてしまった…すまない」

 

 

アヤネ説教とヒナの注意でシロコと長門は武器を下し、一歩下がった。実際戦闘を停止させるためにアビドスに来たのに、戦闘を始めてしまうとわざわざ委員長と副委員長が来た意味がなくなる。

 

 

 

「それはさておき…私は長門、ゲヘナ学園風紀委員会副委員長を勤めている」

 

「同じく委員長、空崎ヒナ」

 

『こちらはアビドスの対策委員会所属、奥空アヤネです。この状況については理解されていますでしょうか?』

 

「もちろんだ。事前通達なしの他校の自治区における軍の無断運用、それに関連する他校との衝突。まずそこは謝罪する…だが、そちらはこちらの公務妨害をしたのも事実ではないか?」

 

 

「それはそうかも…」

 

「ですけど、私たちの意見は変わりませんよ?」

 

『ちょっと待ってください!!なんですぐこうなるんですか⁉あぁもうこんな時にホシノ先輩がいてくれたら…!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

「うへ〜。なんだか凄いことになってるじゃ〜ん」

 

風紀委員会と対策委員会が火花をバチバチさせているなか、とある人物の登場で空気が変わった。非常に小柄な身体にピンク色の長い髪、右は黄色、左は青色のオッドアイが特徴的な生徒、小鳥遊ホシノが現れた

 

 

「ホシノ先輩!!今まで何処にいたんですか!!」

 

「ごめんごめん。ちょっと昼寝してたら遅れちゃった〜」

 

 

長門はホシノを一目見ただけで「強い」と確信したと同時に背筋が凍り、冷や汗が垂れる。艦娘時代にとある戦艦レ級と初めて遭遇した時と同じ感覚だった。長門は無意識にS-18のセーフティを外し、コッキングレバーを引き、引き金に指を掛け、銃口をホシノに向けいつでもホシノを撃てる状態になっていた

 

 

「…ん!!」

 

「撃たせません!!」

 

「撃たせさせないわよ!!」

 

 

その状況を見たシロコ、ノノミ、セリカは長門に向けて銃口を向けた

 

 

 

「長門、落ち着いて」

 

「ハッ…すまない…」

 

 

ヒナが銃身を掴み、照準をホシノからずらす

 

そのままS-18を下ろすとマガジンを抜き、コッキングレバーを引いて弾を抜く。20×138mmの巨大な弾丸が回りながら空を舞う。弾をキャッチし、マガジンに込めなおし、差し込み直す

 

武装を解除したのを確認すると三人は銃口を下げる

 

 

「自分の部下の手綱ぐらい握っておきなよ〜〜ゲヘナの風紀委員長ちゃん」

 

「それぐらいは理解している。長門…」

 

「申し訳ない」

 

「アコと一緒に謹慎ね」

 

「…」コク

 

 

ヒナから謹慎の命令が出た長門は「まぁ、そうなるな」とでも言いたげな顔で謹慎を受け入れた。

 

それからホシノはヒナの用が済むと長門に身体を向け、目を見つめる

 

長門は冷静を保ちながらも動揺を隠せてずにいた

 

 

「それより…噂には聞いていたけど本当に存在したんだ〜。風紀委員の副委員長」

 

「に、2週間前に着任したばかりだがな…」

 

「に、2週間前!?」

 

『どうりで情報が少ないわけです…』

 

「みんな知らなかったの?巷じゃ結構有名だよ〜。『攻めのヒナに護りの長門』って」

 

「ゲヘナの生徒が勝手に言ってるだけだ。自分達はそこまで…す、好きではない…」

 

「あれれ〜?図星かなぁ〜?」

 

「う、うるさい!!」

 

長門は頬を赤くしながら叫んだ

 

「それと…あなた本当にこの世界の人間…?先生と似た雰囲気を感じる…ドロドロに汚れてるけど」

 

「「「「え!!??」」」」

 

 

長門が外の世界の人間だと感じたホシノに対してそれを聞いた対策委員会は驚きを隠せず、長門の身体が力む

 

 

「…さぁ、どうだろうな…勝手にしろ」

 

 

長門はホシノに対して曖昧な返事を返した

 

 

「この話はここまで。とにかく、他校に対して無断の大規模部隊による進行、深くお詫び申し上げる」

 

「自分もだ。他校に無警告で銃を向けるなど本来あってはならないことだ…本当に申し訳ない」

 

 

二人は対策委員会に対して深く頭を下げた。長門に至っては武装を地面に捨て、手ぶらで頭を下げていた。そして長門は最後に

 

 

「お詫びとしていつか、援軍が欲しいときは何時でも言ってくれ。この長門が手伝おう」

 

 

と言い残し、その場を後にした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲヘナへの帰路の最中に、ヒナが長門に1つの質問をした

 

 

「どうして小鳥遊ホシノに銃を向けたの?」

 

 

当然の質問だった。外交の場で突然銃口を相手の大将に向けるなど本来あってはならない事である

 

 

「…本心というか…なんというか…前世の自分が[コイツは必ず殺せ]って身体が勝手に動いてだな…過去に痛い目にあったからか…くだらない話だが、聞くか?」

 

「…聞かせて」

 

「分かった…これはな…」

 

 

艦娘時代にとある戦艦レ級と戦闘し、大破しながらも長門が勝利し、レ級を轟沈させた海戦があった…その後、沈んだはずのレ級が復活し、軽空母1隻、駆逐艦2隻犠牲にさせてしまった経験があった。その時に対峙したレ級とホシノが重なった

 

 

「…てことがあった訳だ。そこでヒナ、小鳥遊ホシノだったか…厳重に警戒しておけ。何処かで必ず私たちに牙を剥く」

 

「分かった…改めて警戒しておく」

 

 

2人は話しながらゲヘナへ帰路についた




続きません

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