すべてのなろうにさようならを   作:ハンバーグ公デミグラスⅢ世

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わりかし、マニアックな中世用語が出てくるのでここらで一回分解説を挟もうかと思います。勿論、物語の本筋には関係ないので読み飛ばしていただいても支障はございません。

あとは細かいキャラの設定など。


設定資料

 

〇聖職叙任権

 

・聖職者を任命する権利です。教皇は、これを失いつつあります。

現実世界でもこれを巡ってローマ教皇が神聖ローマ皇帝やフランス王と対立してましたね。

司教座や大司教領のトップを挿げ替えることも可能であるため、これを失うと直轄領以外の教会領が事実上世俗君主の物になってしまいます。

 

〇封建制

 

・主君が配下に土地を保証し、その代わりに肺かは主君に従軍や納税などの義務を負う制度です。中世中期を通して、貨幣経済と農民の地位向上によって崩壊しました。

この世界では農民はまだほとんど農奴です。封建性は揺らいでいません。しかしながら、アリーナ・アガフォーノヴナ・マスリュコヴァのようにそれを破壊しようとする者も居ます(反動主義)

 

〇時代設定

 

・13世紀ぐらいをイメージしてます。大砲やマスケットはまだ出てきません。ハンドキャノンはいずれ出そうかな。基本的にまだ剣や槍が中心です。クロスボウはあります。エルマーが剣士キャラなので、あまり飛び道具を強くしすぎるのはアレかなと。その割にはプレートアーマーとかが出てきます。まぁ、着てるるのはごく精鋭とかお金持ちという事で・・・

 

〇司教座都市

 

・高位聖職者である司教が君主として君臨する自由市です。これは教会領となります。

ホードリック統一の時に司教座を置け!!と言ってきたのはつまり教会の支配下に入れという事ですね。

 

〇直剣

 

・オーソドックスな西洋剣です。片手剣。ダクソなんかだとわかりやすいかも。

エルマーが持っているのはやや長めのブロードソードです。名前はリヴァイアサンだそうです。

 

〇エルマーの装備

 

・本編で項を割く余裕がないので。彼の鎧はブリガンダイン(胴鎧)だけが板金で、それ以外はチェーンメイルの鎧を着ています。関節やガントレットなどは防具が付いています。メインウェポンは前述のリヴァイアサンですが、あまり大事にしてません。

 

〇ヴァリャーグ

 

ヴァイキングのロシアでの呼び名。デーン人などのゲルマン系ヴァイキングをロシア(当時はノヴゴロド)で戦士として雇い入れた時にそうやって呼びました。

お気づきかもしれませんが、ロルドは東スラブがモチーフです。ですので、そこらへんの風俗などをちりばめています。

 

本編ではリンドバーグが率いたノルド戦士団(のちの親衛隊)の事を現地民がこう呼びます。

〇ドルジーナ

 

同じく、ロシアの言葉。中世ロシアで親衛隊的な役割を果たし、やがて騎士化していきました。本編では手練れの親衛隊の中でさらにごく近衛を勤める最精鋭部隊として登場します。

〇クニャージ(公)

 

同上。ロシア語で大貴族を指す言葉。西欧の封建制度に無理やり当てはめることもできなくないが、必ずしも同じではない。本編ではバザロフが名乗る称号です。

 

〇風呂

 

・現実世界の中世では階級・地域によって風呂文化に差があります。

この世界では、市民階級はよく水浴びや川で体を洗います。貴族階級は蒸し風呂が主流です。もちろん、湿らせたタオルで体をふくだけの事もありますが。ロルド・ホードリックでは湯を張った風呂文化があるようです。

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