アイデアが降りてきましたので、こちらで供養を。いつも通りpixivにも同じものを掲載します。
世界線としましては、終わった終わったと言っておきながらいつまでも終わらないあの世界線でございます。
「ねぇねぇ楽郎」
「どうしたんだ京極?」
「私ね、楽郎のことが好き」
「なんだよ急に?俺も京極のことが大好きだぞ」
何度も交わしたこの会話
「えへへ……楽郎が好きって言ってくれた」
私が楽郎に好きって言ってから、ずっと大好きな会話だ。
「どうしたんだよ、なんだかおかしいぞ?」
「そう?私はいつも通りだよ?」
いつも通り。いつも通りだけど、それでも顔が緩んでしまうのはなぜだろうか。
「ま、そうだな。京極は京極だよ。俺の好きな人で大切な人だ」
「私もね、楽郎のことが大切なんだ」
とても大切な人 もしもいなくなったら……わたしは……
「楽郎、どこにも行かないで……」
「うん?別に俺はどこにも行かないぞ?」
「本当に?」
「本当だ、約束する。」
楽郎がわたしの手を握ってくれてる。
「俺は京極を残してどこかに行ったりなんてしない。」
「楽……郎……」
「京極……大丈夫だ。俺がそばに居る。」
「うん……。らくろーは……私のそばにいる……」
「そうだ。俺たちは一緒だ」
「……うん」
なんで……なんでわたし……泣いてるの……
涙が溢れて……止めようとしても……止まらない。
「あっ、ごめんね……楽郎……」
「……京極」
「っ……!」
楽郎の両手が、私の背中にそっと回された。
「京極……たとえ何があっても……俺は京極の味方だ」
「楽郎…………楽…………郎」
ああ……やっぱり……楽郎は優しいよ……。
楽郎の言葉が……私を抱きしめてる手の温もりが……
ぜんぶ……ぜんぶ……
ずっとこのまま……いっしょにいたいよ……
「楽────」
あれ…………ここ……は?
なんだか、不思議な場所…………
真っ白な服を着た人たちが騒がしい……
「……楽郎は……?」
辺りを見渡すと……知らない場所で……
楽郎……
「らく、ろー?」
楽郎がいない……どこ?どこ?どこ?どこ?どこ?どこ?どこなの?どこにいるの?楽郎はどこ?
「──」
目の前の人が何か言っている。よく、わからない
ただ、この人は私の大切な人じゃない……。
「──」
だれ……だれなの……?
あっ、そっか。
「これは、夢なんだ」
そうだ。きっとそうなんだ。
今見ているのは夢だから、夢が覚めれば、隣に楽郎がいるんだ!
夢……夢……夢……
わたし、どうしてこんな夢を見ているんだろう。
とても不思議な夢
どうすれば醒めるのだろう
大切な人がいる場所へ
どうやって帰ればいいのだろう
「ね──」
急に目の前が真っ暗になった。
ああ、夢が醒めるんだ。
じゃあ、次は私の目の前に────
『京■ちゃん……!』
だ、れ……?
私の名前を呼ぶ人……だれ……?
『わた■!■■!』
聞こえない……。そもそも……だれかわからない。
まるで、顔に靄がかったように。
「ら、く……ろ……」
『っ……■極ちゃん!』
ち、がう……楽郎じゃ……ない。
どこ、なの…………。
楽郎、なんで、いないの。やくそく……したじゃん。
「ねぇ、楽郎…………?」
わたしのそばにいるって、いったじゃん……。
ねぇ…………楽郎………………。
あるてぃめっとは打ち切りにするつもりは一切ありません。安芸優樹が終わってからになる可能性は高いですが、どれだけ期間が経っても必ず完結まで導きます。