タイトルの通り、最終回です。
本編をどうぞ。
〜栞視点〜
生徒会メンバーとみほが、生徒会室に作戦会議をしに向かってから、少しした。
やっと引き上げてから、ずっとレストア中だった戦車がやっと終了したから、ナカジマ先輩が生徒会に連絡をした。
栞「でもレストア完了したって言っても、足回りが難題だよね」
ツチヤ「そうだねー」
と話しながら話してると、みほと優花里、生徒会の3人がやってきた。
ちょうど今はナガシマ先輩とホシノ先輩が戦車内にいて戦車を動かしていた。
ただ、地面にのめり込み始めて炎上し始めた。
栞「また、なっちゃった」
ナガシマ「あちゃー、またやっちゃったー。ホシノー、消火器消火器」
私も準備していた消火器を使って消火をしていると、会長に呼ばれて、戦車を保管してる倉庫に移動した。
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学校内のクラブが出してくれた義援金で会長はヘッツァー改造キットを買ったらしく、それを38(t)に取り付けるのと、Ⅳ号にシュルツェンを取り付けると言ってた。
だから私は、ツチヤを呼んで一緒にヘッツァー改造とシュルツェン取り付けを進めた。
その作業中に、猫田さんがみほに話しかけていたのを横目に見ていた。
しばらくして、三式中戦車を見つけたと報告受けた。
なんでも屋根がある駐車場に置いてあったのを猫田さんが見つけてて、一応1年生組も見つけてたみたいだけど置きっ放しになってたから使えないと思ってたらしい。
みほから、そう教えてもらった。
栞「灯台下暗しってやつだ」
みほ「そんな感じだよね。見た感じ、特に損傷とかはないみたいだけど、あとで点検とかしてくれる?」
栞「うん。今日中にしとくよ」
みほ「ありがとう。……で、ポルシェティーガーは栞さん達自動車部に乗ってもらうとして……」
ホシノ「コーナリングは任せて」
ツチヤ「ドリフトドリフト!」
スズキ「だから、戦車じゃ無理でしょ」
ツチヤ「してみたいんだけどなぁ」
ナガシマ「μが低い場所でモーメントを利用すれば出来なくもないけど、雨が降ればなおいいね」
ホシノ「アクセルバックはどうかな?」
ナガシマ「ラリーのローカルテクニックだね」
4人の会話にみほは苦笑いしつつ三式の方を見たから、私も釣られて三式を見ると猫田さんはもう仲間を呼んでたみたいで2人来ていた。
オンラインゲーム仲間みたいで、リアルで会うのは始めてらしいけど、仲良さそうだった。
このあと、皆と誰が何をやるかという話になった。
まず車長をナカジマ先輩、装填手をスズキ先輩、砲手をホシノ、操縦手をツチヤが、そして私が通信手となった。
そんなこんなで、華が華道の展示会で生け花を出したから見に行ったりしながら時間が過ぎていき、決勝戦当日になった。
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〜決勝戦当日〜
決勝戦のステージは、優花里曰く戦車道の聖地と呼ばれてて、陸軍の演習場としても使われてる場所だった。
まぁ、その聖地と呼ばれてて演習場になってる場所の陸地は沈降してるから、残ってる陸地と特大海上フロートを上手く合わせた人工の地面となってる。
そんな事を考えながら、私は自動車部の皆と自分達が乗るポルシェティーガーや、身の回りの最終チェックをしていた。
他の皆も、いろいろとチェックをしていた。
因みに、猫田さん達のチーム名はアリクイさんチームで、私達自動車部はレオポンチームになってる。
聖グロ、サンダース、プラウダの隊長達と話をしていたみほが私の方に来た。
みほ「栞さん、ダージリンさんとオレンジペコさんが話をしたいって」
栞「あ、うん」
と、みほの言葉に頷いてからのお姉ちゃんとペコに会いに行った。
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二人と会って話をしてから、大洗のスタート地点に集まった。
そこで、みほから作戦を聞いて戦車に乗りこみ、少ししてから試合開始の合図が上がった。
みほの"パンツァー・フォー"の掛け声で、一斉に戦車がスタートした。
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〜試合中〜
試合が始まって、試合前にみほから言われていた207地点へ移動していた。
そんな時に、いきなり森から砲撃が来た。
栞「黒森、森の中を突っ切ってきた!?」
ナガシマ「ショートカットしてきた感じだ。流石、9連覇してた強豪校、黒校だね」
ツチヤ「奇襲だ〜」
栞「みほ、どうするー?」
黒森の奇襲に驚きつつも、私はみほに指示を仰いだ。
みほ『各車輌、出来るだけジグザグに動いてら前方の森に入ってください』
その指示を受けて、ツチヤが戦車を動かしてると、アリクイチームがいきなり白旗が上がり走行不能……撃破されてしまった。
後ろから撃たれたけど、皆は無事だと報告受けた。
無事だって事が分かった後に、みほから通信が来た。
みほ『全車輌、もくもく作戦です』
沙織『もくもく用意』
うさぎチーム、カモチーム、カバチーム、アヒルチームと順番に言ってきた。
栞「レオポンチームも完了ー!」
みほ『もくもく始め』
みほの合図で、スイッチを押して各戦車の後部から煙を出して目隠しさせて頂上へ向かった。
ただ、ポルシェティーガーは重たいから他のチームの戦車とロープを繋いで引っ張って貰いながら進んでる。
麻子『流石に重い』
栞「しょうがないよ〜」
おりょう『レオポン、ダイエットするぜよ』
栞「無理だよ〜」
左衛門佐『どっしりしている所がレオポンのいいとこだ』
栞「そうだそうだー」
そんなやり取りをしている間に、みほがパラリラ作戦の指示を出した。
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パラリラ作戦とかのお陰で頂上に早く陣形を構築できて、そこから砲撃を開始した。……けど、流石は黒森……怯むことなく砲撃をしながら進んできていた。
そのタイミングで、カメさんチームがおちょくり作戦をして、黒森の陣形が崩れた場所から離脱が出来た。
ツチヤ「イヤッホー!」
なんとか抜け出した時に、レオポンが調子が悪くなった。
ホシノ「レオポンがぐずりだしたぞ」
ナガシマ「ちょっとなだめてくる」
栞「先輩、お願いしまーす」
ナガシマ先輩が走行中に直してくれて、そこから順調に進んでいき川に辿り着いた。
その川を渡る事になったから、みほの指示で上流はレオポンから下流にはアヒルの順番で川を渡り始めた。
しばらく川を進んでいると、うさぎチームからエンジンエンストしたと通信が来た。
後ろから黒森がやってきてるのもあってうさぎチームは放置して先に行ってほしいって事を通信できた。
だけど、みほは見捨てる事は出来ないからということで、機転でなんとか一緒に渡り切った。
渡り切って進んでいった時に、戦車1輌ずつしか通れない幅の橋に辿り着いて順番に進んでいった。
最後が私達レオポンだった。
栞「ツチヤ、橋を崩壊しちゃえー!」
ツチヤ「そうだねー!それに、ここが腕の見せ所!!」
と、ツチヤが言った後に、追随を遅らせる為に戦車を急発進させて橋を崩落させた。
みほ『栞、凄いね……』
栞「私は凄くないよ。ツチヤの操縦技術が凄いんだから!」
みほの言葉にそう答えつつ、戦車は進んでいき市街地まで移動してきた。
辿り着いた市街地に、黒森のⅢ号戦車がいたが、撃破できる戦車のため、後続が来る前に撃破することになったので、追いかけていると、史上最大の超重戦車のマウスが出てきた。
重くてスピードは他戦車と比べると遅いけど、装甲は硬いし砲撃の攻撃力も高い。
その砲撃でカモチームとカバチームの2輌がやられた。
しばらくはマウスに発砲を続けていたが、みほから倒す案を思い付いたみたいで作戦を伝えてきた。
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その作戦を実行に移して、なんとかマウスを撃破出来た。
ただ、そのせいで頑張ってくれた生徒会チームが走行不能になってしまったから、これで大洗は私達レオポンを入れて4輌になった。
相手は14輌だけど、この試合はフラッグ戦。
大洗の車輌数が少なくても、相手の狙いはフラッグ車のあんこうチーム。
なので、大洗のフラッグ車あんこうチームと黒森のフラッグ車を1対1になるように、残ったチームで黒森の戦力を分散、あんこうチームの協力をするフラフラ作戦をみほの指示で開始した。
そこからは、それぞれ動き始めていき、作戦の途中でうさぎチームが走行不能になった。
みほ『まもなく、HS地点。レオポンさんは今どこですか?』
栞「こちらレオポン。HS入ったよー!」
みほ『0017に移動してください』
栞「りょーかい!」
その返事の後、建物の中庭というか中央広場らしき場所に向かう通り道にあんこうチームと黒森のフラッグ車が入った瞬間に、レオポンが他戦車が通れないようした。
こっちから砲撃をしたけど、相手の車輌数は5輌だから一気に砲撃をしてきた。
ホシノ「これは……」
ナガシマ「中々……」
栞「強烈な砲撃だ……」
しばらくの砲撃後に、私達レオポンチームは白旗が出た。
その同じタイミングでバレー部アヒルチームも走行不能になった事のアナウンスが聞こえた。
すると、黒森の戦車がより近づいてきた。
エリカ「回収班、早く回収して!」
目の前にいるエリカさんの言葉が聞こえた。
「「ゆっくりでいいよ〜」」
栞「そうそう、ゆっくりが1番だよ〜、エリカー!」
エリカ「呼び捨てするなー!」
栞「そんなカリカリしちゃ駄目だよー」
そんな事を言ってると衝撃が来た。
ナガシマ「あちゃ〜、黒校が強引に通ろうと乗り越えはじめてるし」
栞「あ〜、みほ。こちらレオポン」
みほ『どうしたの?栞さん』
栞「なんか、黒森がポルシェティーガーを乗り越えはじめてる。すぐそっちに行っちゃうかも」
みほ『わかりました。こっちに来る前に決着つけます』
と、みほからそう宣言された。
栞「みほ、かっこいい〜」
ナガシマ「そうだね〜……って強引すぎるよー!」
栞「強引すぎると嫌われるよー!」
あーだこーだ文句を言ってる間に、エリカって人が乗ってる戦車が乗り越えてみほの方へ行ってしまった。
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"行っちゃった〜"と思ってから、少しした時だった。
「黒森峰女学園フラッグ車走行不能。大洗女子学園の勝利!」
そのアナウンスが聞こえた瞬間、私はツチヤ達と顔を見合わせてから、"勝ったー!!"と喜びあった。
そうしていると回収車が来たから、戦車と一緒に回収された。
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〜夕方〜
〜試合後〜
回収されて着いた場所には、先に行動不能になった皆が居てみほ達はまだ居なかった。
皆としばらく待ってると、回収車に乗ったみほ達と戦車がやってきた。
あんこうチームの皆の所に集まって、それぞれ声を掛け合ってて会長がみほと話を終えた後に私も声を掛けた。
栞「みほ、流石だね」
みほ「ううん、栞さん達レオポンチームもだよ。あの通路を塞いで、ある程度だけど時間を稼いでくれたから、お姉ちゃん……フラッグ車を撃破する行動が出来ただよ」
栞「役に立てたなら良かったよ」
みほ「あ、ちょっと行くね」
と、みほは走り出していった。
その方向を見ると、まほさん達の黒森峰が帰り支度を済ませてた所だった。
話をしに行ったのを見た私は、自動車部の皆の所に向かった。
栞「これからどうします?」
ナカジマ「これからは、とにかく明日までに戦車が自走出来る程度に直すぞー!」
栞「おー!」
3人「「おー!」」
ナカジマ先輩の言葉にそう声を出してから整備に取り掛かった。
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〜大洗駅前〜
〜翌日〜
徹夜で、自走が出来るどころか完璧に直すことが出来た。
そして翌日の朝には大洗駅前に着いたので、生徒会メンバーが全員がいる事を確認してから、みほに"何か言え"と河島先輩が言った。
みほ「え……えー、あー……パ、パンツァー・フォー!」
という、一声で私達も"おー"と言い合って港に停泊してる学園艦までの道を戦車で進んでいった。
その道中、大洗の人達が"祝優勝"や"おめでとう"と書かれた垂れ幕を用意して集まっていたから、凱旋になっていた。
私は、みほ達がそれぞれ街の人達に手を降ってたりしていた所を見ていると、"栞、栞"と声をかけられた。
ツチヤ「学園艦に戻ったらどうする?」
栞「戦車をいろいろ弄りたい!」
ツチヤ「え〜、ドリフト出来るようにチャレンジしようよ」
スズキ「どうしても無理だと思うけど」
栞「私も、スズキ先輩と同意見だよー、ツチヤー」
ツチヤ「えー」
ナガシマ「その辺は、ゆくゆく試していこうね〜」
ホシノ「ナガシマと同意見かな、私は」
そんな会話をしながら、学園艦へ向かって進んでいった。
こうして、決勝戦を勝って学園艦へ帰ってこれた。
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その後、全国大会後にエキシビションを開催し、その終了後に起きた学園艦教育局のイチャモンによる2度目の大洗の廃校決定。
覆す為、角谷杏が色々と動き、廃校問題は大学選抜チームとの対決で決着で決まるという出来事。
2度目の廃校騒動の裏で起きていた海賊によるプロント占領・要塞による戦闘行為に、ホワイトドルフィンや日本の全男子女子海洋学校やドイツ教育艦シュペー達などによる防衛の戦闘があった事は、別のお話。
これで本小説は完結になります。