暑いと騒ぐ犬をきっかけに、ボンゴレアジトの中庭まで足を運び、水鉄砲で遊びまくる。
10代目ファミリー総出演
【時間軸】
10年後、ファミリー達の仕事終わり
1日の仕事の半分を終え、休憩時間に入ったボンゴレファミリー。
ボスの仕事部屋である執務室にて、一息の休息を取っていた奈月とリボーンがエスプレッソを飲みながら一服していると、執務室のドアが3回ノックされる。
「気配からすると骸だね。入っていいよ。」
「失礼しますサク……って、あなたもいたんですか元アルコバレーノ。」
「なんだ?オレがここにいるのはおかしいか?」
「おかしくはないですが、何でいるんですか。」
「CHAOSだな。桜奈の見張りに決まってるだろ。少し目を離しただけで余計な仕事を増やしてることがあるワーカーホリック女だぞ。」
「あー……まぁ、それなら仕方ないですね。彼女の仕事し過ぎ癖は、なかなか治ってくれませんから。」
呆れたような様子で、自分達の女王のもう一つのなを口にしながら、持ち合わせている悪癖に関して話す骸とリボーン。
近くで話を聞いていた当本人は、スッとさり気なく視線をずらしては、エスプレッソを口にしていた。
「……で?お前は何しにオレ達の女王様に謁見しにきたんだ?」
「言い方……」
「いいではありませんか。あなたが敵対者を排除する時は、まさに女王と言っても過言ではない程の雰囲気がありますしね。」
「今のわたしは甘えたがり屋な桜奈の方なんですけど。」
「おやおや。」
ムスッと拗ねた様子を見せながら、ボンゴレ10代目の仮面を外し、本音が強い素の方の人格である桜奈になっている貝の女王を見て、骸は愛おしげな視線を向ける。
対するリボーンは、エスプレッソを静かに飲んだあと、拗ねてる桜奈に視線を向けて手を差し伸べる。
「甘えたいならこっちに来るか?」
「ん。」
差し伸べられた手を掴んだ桜奈は、そのままリボーンの膝の上に座り込む。
コテンと体を彼に委ね、軽く擦り寄る様子は、どことなく頭を撫でろと促す飼い猫のようだった。
「話が逸れたな。要件の続きはなんだ?」
そんな桜奈の様子に目を向けながら、テーブルの上にあるマカロンが盛り付けられた皿を自身の方に引き寄せたリボーンは、自身の膝の上に座って甘えてくる彼女の口元に、イチゴのマカロンを近づける。
すると桜奈はマカロンに気づき、口でそれを受け取ったあと、両手で掴んで食べ始める。
小動物かこいつは……と何度か瞬きを繰り返しながら見つめたリボーンは、皿の上にあるピスタチオのマカロンを手に取り、それを食べながら骸に目を向けた。
「……目の前でイチャつくのやめてもらえませんかね?なんで甘えんぼモードの桜奈とイチャつく恋敵を見せつけられてるんですか僕?」
「CHAOSだな。桜奈がオレの女だからに決まってるだろ。何当たり前なこと言ってやがる。」
「あなたの桜奈ではありません。僕の桜奈です。」
「
マカロンを齧りながらツッコミを入れてきた桜奈に、リボーンと骸は無言で視線を向ける。
どちらの表情からも、違ったのか?と言わんばかりの感情を感じ取れてしまい、思わず桜奈はジト目で2人を見つめてしまった。
「まぁいいでしょう……。次に甘えんぼモードになった桜奈を甘やかすのは僕ですから。
……要件というのはそこまで難しい話ではありません。ほら、最近何かと暑くなってきたでしょう?
そのせいで犬がうだうだと結構やかましくなりまして……。暑いを連呼するわ涼みたいと騒ぐわで大変なんです。
そこで、なんとか黙らせる方法がないかと考えていたところ、山本武がこんなものを買ってきまして……」
そう言って骸が桜奈達に見せたのは、一丁の水鉄砲だった。桜奈達がそれをガン見する中、骸はリボーンにそれを渡す。
受け取ったリボーンと、彼の膝の上に座りながらくつろいでいた桜奈は、同時に水鉄砲に視線を落とした。
「わー……懐かしい。水鉄砲だ。」
「いったい山本は何だってこんなもんを……」
まさかのアイテムの登場に、桜奈達がそれぞれ反応を示す中、骸は再び口を開く。
「どうやら山本武も今年の茹だるような暑さに参っていたようでして。たまたま寄っていた店の中でこれを見つけてそのまま買って帰ってしまったようですよ。
経費では落ちませんが?とツッコミを入れたところ、そこら辺はわかっていたから自腹を切ったとのことらしいですが、どうも大量に買って帰ってしまったようでして……」
「カオスかな?」
「CHAOSだな。」
「同じ語感の言葉を繋げて言うな元アルコバレーノ。僕への嫌がらせですか?」
イラッとした様子で、今にも殴りかかりそうな状態になる骸。
しかし、最強のヒットマンと呼ばれているリボーンが、自分よりも戦闘能力が劣る人間に怯むはずがなく、むしろ、わざとだが?と煽るように不敵な笑みを浮かべて彼を見据えていた。
フランボワーズのマカロンを食べ切り、自身が飲んでいたエスプレッソに手を伸ばす桜奈は、少しだけ不穏な気配を感じながらも、乾いた口を潤すように、エスプレッソを口にする。
「……水鉄砲がある経緯はわかったけど、何で犬の話からそこに派生したの?」
そして、口の中の乾きが無くなったあと、犬の話と大量に買われた水鉄砲の繋がりを問いかけた。
「水鉄砲を見た犬が、山本武にいいもの持ってるじゃないかと突っかかったんですよ。
そしたら、山本武が仕事終わったら水鉄砲で遊ぶかとか言い出しまして。
それを聞いた犬が乗り気になったので、あなたに許可を取りにきた感じですね。」
「カオスじゃん。何やってんの犬達。」
「だが、最近、夕方でも暑過ぎるくらいだからな。いっそのこと、暇な奴呼んで水鉄砲の撃ち合いでもするか。」
「なんで乗り気なのリボーン……!!」
水鉄砲で遊ぶことに賛成気味のリボーンに、桜奈は思わず頭を抱える。
そんな中、リボーンは手元にある水鉄砲を眺めては、静かに口を開いた。
「折角だ。何かしらのルールを設けて派手に遊ぶか。桜奈。お前は服の下に水着を着とけ。
万が一びしょ濡れになっちまったら男連中の前で下着が丸見えになるぞ。」
「やること確定なんかい……。まぁ、いいけどさ。」
「アジト内にいるファミリーには声をかけとけ。夕方に仕事が終わるなら集まれってな。」
「ん。父さんもいるみたいだけど、どうする?」
「家光か?面白そうだし呼ぶか。あとディーノにも声をかけろ。日本に遠征してるからアジト内にいるだろ?」
「うん。ディーノさんに渡してあるリングのIDある。」
「じゃあ呼んどけ。」
手際よく準備を進める桜奈とリボーンに、骸は何度か瞬きをした後、拗ねたような表情を見せる。
まるで蚊帳の外にされているような気がして、少しだけイラついていた。
そんな骸を見て、リボーンは鼻で一つ笑い、自身の膝の上で作業を続ける桜奈のことを見つめていた。
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桜奈からの通達により、中庭に集まったファミリーとアジト内にいたメンバーは、桜奈のファミリー幹部と家光、そしてディーノとその部下達だった。
なかなかの大人数が集まってしまったため、急遽バトルロワイヤルではなく、2人組を作ってのチーム戦へとルールへと変更されることとなった。
「チームは公平にくじ引きで決めるか。」
「その前に、リボーンも参加しちゃうの?勝てる人いないよね?」
「だからオレにはハンデをつけておくつもりだ。使うのは、射程範囲が低めの通常の水鉄砲に入るだけの水しか使わない。
他の連中は射程範囲が高いでかい方の水鉄砲で、オレの手持ちの倍以上はある。
そこに上乗せとして、相手から撃たれねー限り反撃しないってことにしておく。」
「リボーンがめちゃくちゃ縛りプレイしてんだけど?」
「CHAOSだな。それだけでも十分勝てるって言ってるのがわからねーのか?」
「うっわぁ……めちゃくちゃムカつくこと言ってんのに否定できねー……」
「ははは!確かにリボーンならそれくらいで十分だな!!」
サラッと告げられた言葉に、ディーノは苦笑いをこぼす。
隣で話を聞いていた家光は、その言葉に大声で笑い、確かにリボーンはそれだけで十分だと口にする。
「くじ引きはすでに作ってある。さっさと引け。」
「何で君に指示されなくちゃいけないの、元赤ん坊。」
「僕も奈月以外に支持されるのは不満なのですが?」
さっさと引くように告げられた雲雀と骸は、不満を隠そうとすることなく文句を口にする。
それを見たリボーンは口を開く。
「文句あるならお前らを組ませるが、それでいいのか?」
「げっ……わかりました。引きます。引きますってば。」
「こいつと一緒のチームとか最悪なんだけど?イヤに決まってるだろ。」
告げられた言葉に、すかさず雲雀と骸は勘弁してくれと文句を告げては、リボーンの手元にあるくじ引きから1枚紙を取る。
折りたたまれていたそれには、0と3の文字が記されていた。
「0?」
「僕は3ですね。」
「同じ数字を引いた奴がチームになる。ヒバリが引いたら0は2枚作ってねーカードだから、お前は1人ってことになるな。」
「ふぅん?まぁ、組まされるよりかはマシだけど。」
「表情から奈月とがよかったと言う感情が見え見えですが?」
「うるさいよ南国果実。」
「誰が南国果実だ!!」
「はいはい、目の前で喧嘩しないでね。次々引いていって。わたしも引いとこっと。」
「オレも持っとくか。」
目の前で言い争いを始める雲雀と骸を宥めながら、水鉄砲の撃ち合いに参加することになったメンバーに指示を出す桜奈。
リボーンと一緒に同時にカードを取り出した彼女は、すぐにくじを引くように前に差し出す。
それにより全員がカードを取り出し、その数字を確認した。
結果、チーム分けは以下の通りになる。
0 雲雀恭弥
1 山本武、獄寺隼人
2 笹川了平、ランボ
3 六道骸、柿本千種(巻き込まれた)
4 城島犬、ロマーリオ
5 ディーノ、沢田家光
6 沢田奈月(桜奈)、リボーン
「んな!?あなたが奈月と一緒ってどうなってるんですか!?まさかイカサマしたんじゃないでしょうね!?」
「……………。」
「CHAOSだな。するわけねーだろ。今回は、オレに運が向いただけだ。」
ドヤ顔で運が向いただけと口にするリボーンに対して骸は突っかかり、雲雀もわずかに殺気立ち、
「オレは了平さんとですか。」
「そのようだな!極限に勝つぞ!」
「オレ、上手く役に立てるかどうか……。まぁ、リボーンにはできれば一泡吹かせたいところですが、ナツさんがいるからなぁ……。ちょっと不安になってきた……。」
了平とランボは特にトラブルを起こすことなく、2人して言葉を交わしている。
「お前とかよ野球バカ……」
「まーまー、いいじゃねーか獄寺!10年前から何かと一緒に行動を取ってるわけだしさ!連携には自信あるだろ?」
「当たり前だ!ただ、相手に10代目がいるところがなんと言うか……」
「あ〜……やり難い……ってわけじゃねーけど、リボーンと組んじまってるからなぁ………」
「そこなんだよな……」
「……なぁ、柿ピー…………。これ、オレら絶対にびしょ濡れになるくね?」
「……なるだろうね。よりによって、組んだらいけない2人組が組んでるし。」
獄寺と山本と犬と千種は、桜奈とリボーンの組み合わせに少しだけ困惑しながら、どうしたものかと考える。
それもそのはず。桜奈とリボーンと言う組み合わせは、かなり凶悪としか言えないカードなのである。
どれくらい凶悪なのかと言うと………
「………マジかよ……。」
「厄介なことになっちまったな………」
「ちょいちょいちょいちょい……その組み合わせカードは勘弁してくれ〜い………」
誰よりも経験豊富な大人組が、顔面を蒼白にしてしまう程である。
更に言うと、家光はこの2人のカードに若干のトラウマを抱いていた。
10年前に、この組み合わせから散々な目に遭わされつしまったために。
「水遊びのルールは簡単だ。全員に配布した、濡れたら色が変化する布を使ったシャツ……それの色の半分が染まったらゲームオーバー。
ただ、正確には半分ではなく1枚分だ。せっかくのチームだから、チームライフ形式として、2人のシャツが半分以上濡れて、色が変わったら負けにすることにしたからな。
ここで、オレにもう一つハンデをつける。オレのシャツは半分以上濡らさなくていい。少しでもかすめて色を変えさせることができたら、オレの負けだ。」
じゃあ、始めるか。と不敵に笑うリボーンに、雲雀と骸以外はぞわりとした寒気を感じ取る。
彼の隣にいた桜奈はと言うと、遠い目をして苦笑いをこぼしていた。
彼の水鉄砲は、露店や100均などで普通に販売されているオーソドックスなプラスチック水鉄砲だったため、その容量はかなり少ない。
それだけしか使わないとなると、彼女がかなり頑張らなくてはならないため、大丈夫かな……と思えなかった。
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……水鉄砲を使った撃ち合い。それが開始してしばらくした頃。
「「「「「「「……………………」」」」」」」
「なんだ。もう全員濡れたのか?随分と呆気なかったな。」
「いや……どう考えても組んだらダメなカードがここにあるからだと思うんだけど……?」
ゲームの結果は悲惨なものだった。リボーンに挑んだところ返り討ちに会ってしまった雲雀と骸とランボ。
桜奈を先にリタイアさせればなんとかなると判断して挑んだところ、桜奈から返り討ちにされてしまった犬と千種と山本と了平。
容赦なく桜奈から撃ち抜かれた獄寺とディーノ、ロマーリオと家光と言う結末だ。
「容赦なさ過ぎるびょん……。奈月を初めてこえーって思ったびょん……」
「本当にね。あの時、骸様が本来の計画で物事を進めてくれなくてよかったとすら思いたくなる……」
容赦なくやられた犬と千種は、10年前にあった、桜奈と共に過ごした日々を思い出し、心の底から安堵したような表情を見せる。
今回の件で、初めて桜奈と真っ向から勝負したため、彼女が敵対者に対してのみ見せる貝の女王の風格に初めて当てられたのだ。
もし、10年前に彼女と敵対していたら、間違いなく自分達は容赦無く地面に沈められていただろう……彼女が味方でよかったと項垂れる。
「僕と雲雀恭弥だけ濡れ方の比率おかしくないですか?頭から水ぶっかけられて完全に濡れ鼠なんですが……?」
「何で六道骸と僕だけこんなにびしょ濡れなわけ?」
「恋敵に容赦する理由なんざねーだろ。」
「マフィア風情が……っ!!」
「咬み殺す………っ!!」
次に、桜奈とチームを組んだリボーンに、個人的な恨みと言う名の嫉妬を以って挑んでいた雲雀と骸は、この場にいる者達の中で、目立つ程にびしょ濡れにされていた。
なぜならリボーンから2人は容赦なく水をかけられていたのだ。明らかに容量オーバーだろと言ってしまいたくなる程に。
実際は、リボーンが頭の中で計算し、どうすれば嫌がらせができるレベルで濡れ鼠にすることができるかの答えを出して撃っていたのだが、リボーンに煽られた2人は、怒りが先に出ているため、それに気がついていない。
「だからリボーンとナツの組み合わせは卑怯だっつの……」
「今度からこんな機会あったら変更だ変更!!」
10年前から大人組であるディーノと家光は、地面に大の字に転がったまま、今回のくじ引きの結果はこうなるに決まってると文句を言っている。
ディーノの側にいたロマーリオは、同感だと苦笑いをこぼし、タバコを吸おうとしたが、桜奈から水鉄砲で濡らされてしまったのか火がつかず、お手上げのポーズを見せた。
「あはは……やっぱこうなるよな……。」
「10代目とリボーンさんだからな……。」
獄寺と山本は、わかりきっていた結末だったため、もはや落ち着いており、そりゃそうなると冷静だった。
2人は桜奈の両腕として10年前から動いていた分、納得しかできないのである。
「ゲームには負けてしまったが、極限に楽しかったな!!」
びしょ濡れになっていても笑ってる了平は、今回のゲームも楽しかったと告げ、
「……ヒバリさんと骸さんみたいにびしょ濡れにされなくてよかったかもしれない……風邪引きそう……」
雲雀と骸の現状を見たランボは、彼らと同じようにリボーンに挑んだが、あそこまで濡らされることはなくてよかったと安堵していた。
「ナツのファミリーと傘下なら、もうちょい早く撃てるようになっとけ。守り抜けねーぞそんなんだと。」
様々な反応を見せる参加者達を見て、リボーンは呆れたように今回の評価を口にする。
それを見た桜奈は、何度か瞬きをしたあと、手元にある水鉄砲に目を向けて、口元にイタズラを思いついた子供のような笑みを浮かべた。
「ねーねー、リボーン。」
「ん?どうし……ぶっ!?」
甘えるような声の桜奈に名を呼ばれ、彼女の方に目を向けたリボーン。だが、彼女の言葉に対する反応を最後までする前に、顔面に水をぶっかけられる。
ぽたぽたと雫が落ち、その水滴が彼のシャツを濡らす中、リボーンは桜奈を無言で見つめた。
目の前にいる教え子は、ベッ、と舌を軽く覗かせてはその場で踵を返し、
「あっはははは!!やーい、引っかかったー!油断大敵だよヒットマン!狙われるとは思わなかったわけ!?」
ケラケラと笑いながらそのまま走り出した。
不意打ちによる可愛らしいイタズラに、言葉を失うリボーン。しかし、その表情はすぐに不敵な笑みに塗り替えられ、その背を容赦なく追いかける。
「やりやがったなナツ!!」
「そりゃやるっての!!毎回毎回有利取られんのはこっちだって癪なんですー!!
みんな!!第二ラウンド突入!!全員でリボーンを狙っちゃえ───!!」
桜奈の言葉に、全員がパチクリと瞬きを繰り返す。
しかし、すぐに全員笑みを浮かべ、桜奈を追いかけるリボーンの方へと走り出す。
「よっしゃあ!!覚悟しろよリボーン!!」
「ナツが味方なら結構いい勝負になりそうだな!!行くぞロマーリオ!!」
「オーケーボス。」
「しゃあ!!行くぞ山本!!10代目を援護すんぞ!!」
「うっし、任せとけ!!」
「次に濡れ鼠になるのはあなたの方ですよ元アルコバレーノ!!」
「さっきの仕返ししてあげるよ……!!」
「ひゃー!面白そ!!柿ピー!行くびょん!!」
「めんどいけど、正直あいつにいつもこき使われてるから、仕返ししたいし構わないよ。」
「何がなんだかわからんが、リボーンを狙えばいいんだな!!うお─────!!極限─────!!」
「プッ……ナツさんに水ぶっかけられてやんの。それじゃあ、オレも軽くリボーンに仕返ししますか!!」
まさかの女王の可愛らしいイタズラから始まった第二ラウンドは、暗くなる前まで続く。
そして、最後は全員がびしょ濡れになってしまい、桜奈についてきた女性陣と、沢田家の母である奈々に、仲良く怒られてしまうのだった。