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【視点:虎鉄】
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オイラは達郎のエルフィンⅡ改が黒薔薇団の戦闘機を引き連れて飛んで行くのを一瞥して叫んだ。
「新手のドロイド兵が来るニャ! 数は600体!!」
「ゴブリンの船乗り達よりマシな奴らだといいわね」
ムギホシは少々欲求不満なようだ。
「ハンターのみんなはビルを守ってくれニャ。もうひと踏ん張りニャ!」
「コテツの兄貴、わかったぜ!」
「了解! コテツの兄貴とムギホシの姐さんは弾に当たらないのが凄いな!」
バルボアの牙のマットとヤンをはじめ
ビルがある大通りの500メートル先にガンシップが降りてきた。
『名称:ドロイド兵(600)
種族:銀河帝国
職能:歩兵
脅威度:緑 好感度:黄色』
「銀河帝国だってニャ。やっぱり帝国と繋がりはあるみたいニャ」
「悪の枢軸というわけね。そのうち直接戦うこともあるかもしれないわね」
ムギホシはそう言いながらドロイド兵達に接近してライトケインを振るう。彼女の半径3メートルの敵が寸断された。
そして、左手を開いて前に出す。ムギホシの前方にいたドロイド兵達が爆縮されて地面に落ちた。
「それは初めて見たニャ! ひょっとして今のが霊理力かミャ」
「剣こそエルフの道、星神様と共にあれ――これがテンシンよ」
「そのうちちゃんと教えてニャ。じゃあ、こっちも忍術ニャ!」
アサシンから忍者にクラスチェンジしてスキルの『暗器』が『手裏剣【火】』、『手裏剣【風】』、『手裏剣【土】』に分離している。『手裏剣【火】』が一番SPの効率的で使い勝手が良かった。
ドロイド兵達に近づきながら手裏剣【火】を繰り出す。
頭をやられた敵がガシャンガシャンと音を立てて倒れていった。
「まだまだニャー!」
オイラの身体が一瞬光ると、3体の分身が現れた。
『影分身【壱】 SP2000/使用時間1分:3体の分身を呼べる。分身の数はレベルによって増加する。分身の行動は自分の動きに付いてくる(ディレイ【D】)か、付いてこない(ノット ディレイ【ND】)かは任意に決められる』
もちろん動きは
オイラはムギホシと違ってたまに敵の弾にあたるときがある。
でも、そんな時に限ってレベル50で覚えたパッシブスキル『空蝉の術』が作動する。一応、確率的には1/10らしいけどステータスの
ドロイド兵は、オイラとムギホシの二人と、ハンター・ユニオンのビルの方で2つの部隊に分かれたみたいだ。大体2
/3でこっちの方が多いと思う。いいねぇ、そうこなくちゃね。
オイラ達はさっきの初手で100体は減らしたけど。
ナイセン、もうすぐ行くから待ってろ!
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「荷電粒子砲はエネルギーを溜めねばならないのが今後の課題ですね」
バトゥがそんなことを言っている。
だって、敵がもう10機を切っているのだ。逆にこちらのエルフィンⅡ改は無傷で、ミサイルもバルカン砲も、そしてエネルギーもほぼ満タンだった。
スキルが反映されるとここまで強くなるんだな。でも、それでも空母は脅威度は紫だからな。安心はできない。
「戦闘機はこれでおしまいだから、ここまで使わずにおいた瀑水龍弾を試すか!」
「やりますか! 瀑水龍弾は1発しかないということはもちろんないですよね?」
「それは、もちろん。ちなみにエルフィンⅡ改の翼の下に付いてるミサイルは今回の目玉だ!」
「また、あるんですね……」
そして、まだドッグファイトを仕掛けてくるドロイド兵の戦闘機に向けて瀑水龍弾を放つ。
ズババババシュウウウウウッッッッッ!!!!
それは青い龍だった。大きさは黒炎龍弾と同じだったが、今回は水の質量が半端ない! しかも、水の龍が巨大な球形の水となって戦闘機を飲み込んで爆縮させたのだ。
それを見た向こうのドロイド兵も、ここにきて更にわからない兵器が突如出てきてフリーズ仕掛けたと思う。実際、何秒か止まったから……。
「敵の前で止まってはいけないでしょう」
バシュウはそう言って、バルカン砲のトリガーを引く。
ババババババッッッッ!!!!
残りの戦闘機も全部破壊できて落ちて行った。
これで空の方は宇宙空母を残すのみだ。
アクセルのところに戻りがてらガンシップを掃除していくかな。
ちょうど大通りに固まって降りていてくれてるから楽だな!
俺は荷電粒子砲と透氷術弾を放ってガンシップを一掃する。
『ありがとうニャ! こっちもドロイド歩兵は終わるミャ』
『これでコテツのお楽しみが待ってるわ。わたしはコテツが集中できるように周りにいるドロイドは任せてもらうわ』
「そっちも最後か。勝つと思うけど気を付けて!」
「皆様、ご武運を!」
俺と虎鉄とムギホシの3人は揃って言った。
『『「了解(ニャ)!!」』』
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