梢Side
夜、一人で私は広場にいた
「沙知先輩…慈…綴理。私は…どうするのが正しいの?」
一人夜空を眺めていると不意に声をかけられた
「眠れないの?」
「綴理。…あなたこそ、まだ起きているなんて珍しい」
「うん…さっきね。さやが来た」
「…そう。私の所にもら花帆さんが来たわ」
「そっか…」
「たぶん、言われたことは、同じではないかしら」
ここに来る前に花帆さんに言われた。撫子祭のライブは四人で、四人でやりましょう。
私は考えさせてくださいと返したけど…
「綴理はどう返したの?」
「なにも。ただ…お礼は言ったかな。ふたりは、ボクたちのことを心配してくれてたから」
「…そう」
「で、こずは?」
「…それが分からなくて、ここに居るのよ」
恐らく彼等も花帆さん達と同じ事を考えてそうね…
「…こずが決めれば良いんだと、思う」
「どうして?」
「スクールアイドルは、やらされるものじゃないから」
「綴理…」
「確かにもうふたりでステージには立たないって約束したけど…四人でって言うのは、考えたこと無かった。だから」
「そう、そうなのね。あとは私次第」
私は少し考え…あることを思い出した
「あの時の曲…あの時の曲を、もう一度私が頑張れたら…あなたにもら顔向けできるかしら」
「顔向け?顔なんて、そんなのいつもこっち向いてて欲しいけど、でもあの曲は…」
「ちゃんと…次こそちゃんとした振りで」
「…そ、っか。そっか」
「何?」
「確かに前とは違うから。きっと前よりも良くなるはずだ」
「そうね…今の私達と昔の私達は違うって…教えて貰ったから」
「うん。さやと、かほが居る」
「それに…六花さんも理桜さんいる。わたしもあの子たちの気持ちに、応えてみたい」
「そうだね。もしそれができたら、今度こそボクはキミとも、スクールアイドルになれるのかもしれない」
「ええ、やってみましょう」
私達はあの子たちの気持ちに応える為に…決意を固めるのであった。
六花Side
次の日の部室にて…
「やりましょうか、四人ライブ!」
「わぁっ…!」
「やりましたね、花帆さん!!」
「うん!」
昨日の夜から何かあったのかな?でも変に拗れることはなかったみたいだし…良かったのかな?
「そこでひとつ、二人にはお願いがあるの。実は、この撫子祭でやる曲を私に決めさせてほしいの」
「どんな曲なんですか?」
梢先輩は綴理先輩と顔を見合わせ…
「その曲はね。凄く、難しいの。そして去年のラブライブ!予選で、私と綴理がやった曲。情けなくても私がら綴理の隣に立てるほどのパフォーマンスが出来なくて…二度と一緒にやらないって決めた曲。だから…」
「じゃあリベンジですね!!」
「えぇ」
「分かりました!任せてください!あたし、梢センパイのために精一杯サポートします!!」
「花帆さん…」
「やりましょう!ねぇ、さやかちゃん!!」
「はい。先輩がたの為に、頑張ったんですから」
「花帆さん…村野さん…ええ。私…頑張るわ」
「ありがとう」
「「??」」
「四人でライブをやろう、って言ってくれなかったら…リベンジもしようって思わなかったから」
「はい!よーーっし、頑張りましょー!」
「ですね!」
「僕らも出来る限りサポートしないとな」
「だな」
「綴理先輩、曲を教えてください。乙宗先輩でも…難しいと言ったその曲を」
「そう、だね。じゃあ始めようか。こず、振りは覚えてる?」
「勿論。花帆さん、村野さん。見ていてね」
感想待ってます!