愛しき貴方   作:祐氷

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初めまして、祐氷(ゆうひ)です!
今回初めての小説、投稿です
なので文章でおかしい所があっても、笑ってスルーしていただけると嬉しいです(^ω^)



愛しき貴方
序章


 

奥州·米沢城

 

その一室で、数人の男たちが頭を悩ませていた

城の主·伊達輝宗とその家臣たちである

 

輝宗の前には二人の赤ん坊―先日産まれたばかりの輝宗の実子―がスヤスヤと仲良く眠っていた

 

 

「…殿、やはり双子は不吉でござりまする。

しかも共に男子(おのこ)となると……」

 

「そうですぞ、無益な争いの火種と成りかねません」

 

 

一人が口火を切ったことにより、次々と意見か飛び出てくる

輝宗は眉間を押さえながら片手を上げて家臣たちを制した

 

 

「皆が言いたい事は儂も分かっておる!

だがどちらも可愛い我が子には変わりないのだ…出来れば殺したくはない」

 

生きていて欲しいのだと、痛切な願いが溢れでる

主·輝宗の想いを聞いて、家臣たちはまた口を噤んだ

 

 

「……ひとつ、提案が」

 

今まで一言も発しなかった男―と言っても年若い少年であるが―が声を上げる

 

「景綱か、何だ?言ってみるがいい」

「…おそれながら、若様のどちらかを影武者として生かす…と言うのは如何でしょうか」

「何?影武者として、だと?」

 

「はい、今から十年の間は忍として育てて、その後武将として、国主の子息として育てます。幸いお二人ともお顔は瓜二つでございます」

 

良き影になるかと。

 

景綱と呼ばれた少年の言葉に、周りの男たちは皆どよめいた

確かに昔からの習慣として、双子の片割れを影武者として育てることは間々あった

 

しかし、国主の嫡子を忍として育てると言うのは如何なものか

 

 

確かに死にはしないだろうが、忍としての訓練は死ぬより辛い目にあうと聞く

 

家臣たちのそんな心配をよそに輝宗は乗り気だった

 

 

「忍としても武士としても、生きていられることには変わりあるまい。それに忍術を使える武将とは…格好いいじゃねぇか」

 

…思わず素の口調が出るくらいには

 

 

そんな主君の様子に、家臣たちはどこか諦めたような面持ちで遠い目をしていた

 

「そうと決まれば後は行動に移すのみだな。……細雪(ささめ)

 

「は。ここに」

 

 

名を呼ばれて天井裏から降りて来た忍が、すぐさま(こうべ)を垂れる

 

「確かお主は甲賀の里の出身だったな。

すまんが儂の子をお主の里に連れて帰り、忍としての全てを仕込んでくれ……期間は十年。十年で修行を終わらせるのだ」

 

「………御意」

 

突然の難題な命令に少し考える素振りを見せるも、主の言葉は絶対

細雪は輝宗から渡された赤ん坊をしっかりと抱きしめた

 

輝宗は腕に抱かれた子を見つめ、未だに眠るその頬をするりと撫でて囁く

 

「……許せ、お前は兄であるが儂の雷の婆娑羅を少ししか受け継いでおらぬ。こうする他ないのだ…」

 

「殿、若君様の名はなんと…?」

 

 

ふと尋ねた細雪に、輝宗はゆるりと笑み答えた

 

 

 

「この子の名は………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

月夜丸(つくよまる)

 

 

 




ハイ、初の小説…序章が書きあがりました
こんなグダグダな駄文を最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!

主人公くん、影武者として忍になる事が決定しましたね(^^;
まだ生まれたばかりなのに可哀想な子……(←ヲイ

次回は肝心な主人公くんの設定を書きます
あ、オリキャラも出てきたからそれも書かないと…

では少しでも面白そうだと思ってくれた方、また次回お会いしましょう


see you next……
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