◆ 数日後
「今日は唯牙は居ないけれど、この書類だけ置きに行くわね」
事務所のドアが開きハルとそれに続いてサクラも中に入ってくる。
「クラッシュ!クラッシュ!! パッパッパ!!」
すると部屋の中央の机から声が響く。
「あれ・・・・ 凛々奈?」
机を見ると皿に山盛りになったサラダ、その横に大量のう○い棒。凛々奈は赤い筒のような物を持ってそれをサラダの上でガシャガシャと動かし続けていた。すると赤い筒の先から粉末が飛び出し、それをひたすらサラダにかけ続ける。
「クラッシュ!クラッシュ!! パッパッパ!! グ○メスパイザー!!!」
入ってきた二人に気付かない程に狂った様に手を動かす。
「な・・・ なにしてるの?」
恐る恐るサクラが近づき声を掛ける。
「クラッシュ!クラッ、 ああん!? 何よサクラ居たの!?」
何故か血走った目でサクラを見る凛々奈。
「いや・・・なにしてるのかなって」
「ああん!? 知らないの!菓子粉砕機グ○メスパイザー!! みーちゃんのくれたう○い棒をふりかけにしてくれる夢のアイテムよ!!!」
それだけ言うとまた机の上のサラダに目を移し狂った様に手を動かす。
「クラッシュ!クラッシュ!! パッパッパ!!」
「ハル・・・・ あれ・・・」
凛々奈を指差しハルに助けを求めると何も見なかったとでも言うようにハルは書類を唯牙の机に置いて帰る準備をして言った。
「あのテンションになってる凛々奈ちゃんはそっとしておいた方がいいのよ、帰りましょうかサクラちゃん」
「え・・・・・ あ、うん」
そのまま二人は事務所を出ていく。その後ろからは凛々奈の頭のおかしくなりそうな叫びが響き続けていた。
「クラッシュ!クラッシュ!! パッパッパ!! グ○メスパイザー!!
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あとがき
こんにちは久遠レンです。
今回で第9話はお終いです。
読んでくださった方、いいねやブックマークをしてくださった方々本当にありがとうございます。
別のサイトですがお褒めのコメントを頂けて、本当に書いていて良かったなと思いました。
次回はメインのストーリーが進む長めのお話になる予定です。
是非見て頂けるとと嬉しいです!
また、もしもお話や出てくるキャラクター達が気に入って頂けましたらブックマークや評価、感想を貰えるととっても励みになりますので! よろしければ是非お願い致します!
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