ピックアップガチャ(固定)スキル持ちの転生TS美少女が行く、激動昭和なお話   作:葛城

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第86話:ポチャ子(60%)「んほ~、ほくほくの郷土料理うめ~」

 

 

 ──1969年のこの頃はまだ、日本国内を移動するだけでも相応に大変な時代であり、北海道もまた同様である。

 

 

 理由としては、この頃はまだ本州と北海道を繋ぐ青函(せいかん)トンネルが開通しておらず、海か空、どちらかでしか行けなかったからだ。

 

 つまり、陸路から行く場合は青森より青函連絡船に乗って海上を渡り、函館に降りて、そこから再び陸路を移動し。

 

 空から向かう場合は、一旦東京に向かってから東京―札幌行きのジェット機に乗って移動するわけだ。

 

 当然ながら、空から行くのはかなりお値段が高い。

 

 所要時間こそ短く済むが、金額にして4~5倍近い差が生じていて。現代でも相応なお値段だが、この頃は現代以上に高かった。

 

 なので、ほとんどの人達は空からではなく陸路を行くわけだが……まあ、これがまた大変である。

 

 新幹線が開通している場所は現代より少ないし、同様に高速道路もまだ通っている場所は少ないし、そもそも道路だって現代よりも少ない。

 

 というか、千賀子の前世にて最初に高速道路が出来たのは、1963年(昭和38年)のこと。この世界も、だいたい同じ。

 

 滋賀県にある栗東IC~兵庫県にある尼崎IC(約71km)から始まり、1965年に名古屋~阪神地区間(193km)に続き。

 

 まだ完成していないが、今年中には東名高速道路も開通の予定……だが、それでも、現代に比べたらまだまだ少ないのだ。

 

 同様に、電車の数というか、路線の数も違うし距離も違う。

 

 特に電車の混み具合は現代の比ではなく、車で移動するにしても現代よりも回り道をする必要があるし、車の性能だって現代よりも低かった。

 

 仕方がないこととはいえ、移動するだけでも本当にクタクタになってしまう人が多く、また、現代よりも時間を必要とした。

 

 

「……大石さんは、どうするの? 一旦帰る?」

 

 

 しかし、千賀子の場合は違った。彼らの自宅に泊まった翌日、千賀子はそりゃあもう元気であった。

 

 なんで泊まったのかと言えば、新たに宿を取ってからここまで往復するのが面倒なのと、宿代をケチったからだ。

 

 おまえ、自分を騙そうとした相手の家に泊まるとか図太いなと思われそうだが、なんのことはない。

 

 女神様との付き合いに比べたら、そよ風みたいなものである。あと、伊達に撃たれて死にかけた経験をしていない。

 

 それに、タダでとは言っていない。

 

 口約束の段階とはいえ、商談成立の時点で前金を渡している。札束が入った革製のカバンで、それごと渡している。

 

 それに、薪風呂だったので、千賀子がこっそり『ククノチ』の能力を駆使して大量の薪(最適な状態)を用意した。

 

 あと、水も。井戸水? 知らない子ですね。

 

 都心部ならまだしも、地方の……特に寒い地方の風呂はまだ薪風呂や銭湯が多い。それも、毎日入られない家も多い。

 

 なので、何処からともなく水やら薪やらを用意したことに、なんかすごいモノを見るような目を向けられたが……それだけであった。

 

 人間、利益を得られている間は、色々なことに目をつぶるモノだ。それがたとえ、人知を超えたナニカだとしても。

 

 それに、千賀子は美人であり、女である。

 

 美人というのは、それだけで警戒心を緩める。それが女ならば、理屈など関係なく、余計に。

 

 加えて、見る人が見ればデブと二文字で切り捨てられそうな今の千賀子の体形でも、見る人が見れば、評価は180度変わる。

 

 

「……千賀子さん、立派な安産型ね、羨ましいわ」

「ん? そう見えます?」

「千賀子お姉ちゃん、おっぱいもすっごく大きいね~」

「大きいでしょ? 君の頭ぐらいあるかもね」

 

 

 暇だし千賀子は気にしないので、女と子供連中と一緒に(正確には、入りきらないので順番に、だが)風呂に入った際の感想が、それであった。

 

 実際、千賀子はたしかに太ってはいるが、見る人が見れば、ちゃんと筋肉が付いているのが分かる。

 

 おまけに、肌は赤ちゃん以上にプルプルすべすべで、胸も尻も張りが有って、シミ一つ毛穴の汚れ一つ見当たらない、とんでもボディである。

 

 

「……あれ、鼻血? 奥さん、この子鼻血出ちゃっていますよ」

「あら、ごめんなさいね。この子ったら、人見知りしやすい子だから、緊張しちゃったのかも~」

「子供なんてそんなものですよ、すぐのぼせますし」

 

 

 だから、まだそういった感覚が育つ以前の子供とはいえ、本能的にソレを感じ取って反応してしまうのも、致し方ないことであった。

 

 

 ……ちなみに、話は変わるが。

 

 

 大石さんは千賀子と一緒には止まらず、引き返して行った。

 

 理由としては、今回の事で道子パパに連絡を取りたいのと、事前に取っていたチケットやら何やらのキャンセルをするので、もうそっちで宿を取るとのことだった。

 

 あと、千賀子が前金を出した際、傍の大石さんより『その手提げカバン、どこから出したの!?』とすごい目で見られたけど、千賀子は無視した。

 

 

 

 

 

 ……で、話を戻して翌日。

 

 

「おはようございます、千賀子様」

「おはようございます、大石さん……なんか、疲れた顔だね」

「ははは、千賀子様は元気いっぱいで安心しました」

「若さの力は伊達ではないよ」

 

 

 元気いっぱいの千賀子に対して、大石さんはちょっと疲れた顔をしていた。

 

 まあ、宿に泊まって休んでいるとはいえ、年齢が年齢だ。北海道の寒さは本州よりも強いし、回復しきれないのも致し方ない。

 

 まあ、それを抜きにしても、千賀子が元気いっぱいなのは当たり前だ。

 

 前日もそうだが、こっちに移動するのに体力を消耗する大石さんとは違い、ワープで移動したりここに泊まった千賀子には、それがないのだから。

 

 そう、千賀子にはワープ能力がある。

 

 昔ならいざ知らず、今の千賀子ならばこの程度の距離、移動するだけならば、けっこう平気な顔でやれるのであった。

 

 もちろん、移動するのが千賀子だけで、『巫女服』着用&一日に一往復という条件はあるけど……それでも、破格の能力である。

 

 なにせ、移動時間は瞬きみたいな一瞬である。

 

 移動するためには事前にその場所に行った記憶があるなどの条件はあるけど、それは3号が日本全国を旅行しまくっていたから解決していた。

 

 

「ところで、大石さん。朝から来てくれるのはありがたいのだけど、書類が出来るのはまだ先でしょ? もしかして、大石さんがそこらへんを手伝ってくれるの?」

 

 

 で、話を戻すが、件の書類関係が出来上がるのは一週間以上はかかるという話。こればかりは、急かしてもそう早くはならない。

 

 

「いえ、領分というものがあります。他人のなわばりに手を突っ込んだところでロクな結果にはなりませんので、私は当初の予定通りの仕事をさせていただくつもりです」

 

 

 ならば、大石さんが手を貸して早く済ませるのか……そう思って尋ねれば、そんな返事をされた。

 

 まあ、たしかに、この手の話で余所者が無遠慮に首を突っ込めば、まとまるモノもまとまらなくなる。

 

 

「……? それじゃあ、どうして朝早くから? 私のことは心配しなくても大丈夫だよ、何かされる前に1000倍返し出来るから」

 

 

 なので、それならそれで良いと千賀子は思ったが……じゃあ、なんのために来たのかと尋ねれば、だ。

 

 

「千賀子様は、なんでも馬を何頭か所有しているとお聞きしておりましたが、馬はお好きなのですか?」

「え? まあ、好きと言えば好きだけど……それが?」

「北海道は、日本において最も競走馬が生産されております。お時間を持て余しているのであれば、どうでしょう……見学にでも行ってみませんか?」

「あ、そうなの? ここって多いんだ」

「はい、もしもご購入を検討されるのでありましたら、手続きなどは私が代理で行えますが……どうしますか?」

「う~ん、そうだな……」

 

 

 言われて、千賀子は考える。

 

 正直、馬が欲しいかと言えば、そこまでではない。

 

 競馬云々以前に、世話をするのも大変だし、そんな軽い気持ちで買うものじゃない……という意識が千賀子にはあるから。

 

 現状、千賀子が所有している馬は3頭。

 

 ロウシに、テイトオーに、ダイシンボルガードの3頭。

 

 ロウシはもう高齢だが、テイトオーは競走馬を引退したばかり、ダイシンボルガードは現役生活真っ最中。

 

 今のところ、千賀子としては……そこでふと思い至った千賀子は、2号と3号にテレパシーで相談してみた。

 

 

 ──2号曰く、『相性の問題もあるけど、飼うなら4,5頭ぐらい飼ったら、賑やかで寂しくなくなるんじゃないの? 今はむしろ、静かすぎるくらいよ』とのこと。

 

 ──3号曰く、『世話なんて人を雇えばいい。ロウシが亡くなれば、ボルガードが現役なうちは、ほとんどテイトオーは一人ぼっちになる』とのこと。

 

 

 それを聞いた千賀子は、ロウシが亡くなるだなんて縁起でもないことを言った3号にお仕置き的なテレパシーを送りつつ、千賀子はもうちょっと考える。

 

 

 ……言われてみれば、だ。

 

 

 テイトオーはダービー馬。常にタイムスケジュールが組まれているというレベルではないが、種付け依頼で冴陀等村を離れる事は多い。

 

 なので、意外とダイシンボルガードと一緒に行動している時間は短く、テイトオーとダイシンボルガードが揃わない事も多かった。

 

 

 ……それを考えたら、もう1頭か2頭は、買った方がいいのだろうか? 

 

 

 いっそのこと、競走馬以外の馬を……いや、でも、お嫁さんなり何なりが居たら良いなと思っても、なんの成績も残していない馬となれば……う~ん。

 

 ……。

 

 ……。

 

 …………ロウシは、どう思うだろうか? 

 

 2号を通じて、ロウシに尋ねてみる。しばし待ってから、返ってきた答えは、一つだけ。

 

 

 ──『賑やかなのは楽しい』、と。

 

 

 それを聞いた千賀子は、それならば、もう1頭か2頭、良い馬がいたら買おうかなと思った千賀子は、大石さんへ頷いた。

 

 

「せっかく北海道に来たんだし、見に行こうかな」

「分かりました。それでは、タクシーを手配しましょう」

 

 

 その言葉に、千賀子はもう一度頷く……と。

 

 

「……あの、それでしたら、せがれの太一を同行させてやってください。親戚や友人がけっこう牧場で働いているし、太一はけっこう可愛がられているので、顔を見せるだけでもある程度は話を通してくれますよ」

 

 

 それまで静観していた者たちの1人が、その言葉と共に……坊主頭の少年の背中を押した。

 

 その少年の名は、太一くん。

 

 まだ青年と呼ぶには年若い中学生で、素朴という言葉が実に似合う、なんとも純情そうな少年である。

 

 太一くんにとっても、突然のことなのだろう。

 

 頬はほんのり赤く、とてもビックリした様子だったが、この場において千賀子は最優先のお客様だ。

 

 本当は大人たちが付き合うのがスジなのだろうが、大人たちは大人たちで仕事があるし、幼い子供を放っておくわけにもいかない。

 

 書類の用意でしばらく動き回るから手が回らないのだろうし、学校さえ休ませたら、顔を繋ぐことも、話を通すことも出来る太一が適任……なのかもしれない。

 

 

「ん? でも、学校は良いの?」

「一週間ぐらいは休ませます、学費が出せるかどうかの話ですし」

「……まあ、うん、そっちがそれで良いなら」

 

 

 千賀子としては、勉学に集中してといった感じだが……向こうの気持ちも分かるので、あえて触れず、太一くんの前に立つと、視線を合わせた。

 

 

「ごめんね、しばらくは付き合ってもらうから。宿代とかは、私が出すからさ。大石さんも、いいかな?」

「恐縮です、精一杯頑張らせていただきます」

「あ、ありがとうございます!」

「うん、それじゃあ早速出発しようね……とはいえ、まだタクシー来てないけど」

「が、頑張ります!」

 

(う~ん、緊張しているね、太一くん。思春期真っただ中だからなあ……ちょっと、もうしわけない)

 

 

 ちょっと不安を覚えたが、まあ、絶対に買うと決めたわけじゃないし……そんな気持ちで、千賀子は了承したのであった。

 

 ……。

 

 ……。

 

 …………なお、この時の千賀子は、少しばかり勘違いというか、軽く考えていたが……太一くんが緊張していたのは、それだけではない。

 

 

(うっ、うぅ……い、いい匂い!!)

 

 

 太一くんの周囲にはいない美貌と、包容力を感じさせられる気配、人目で都会の女だと分かる……そんな千賀子が見える、無防備な姿に。

 

 

(な、南無阿弥陀仏! 南無阿弥陀仏! 波阿弥陀仏!!)

 

 

 とにかく身体がうっかり反応しないよう、太一くんは必死に頭の中を念仏で埋め尽くし、そのせいでいっぱいいっぱいになるのであった。

 

 これで、太一が高校生だったらヤバかった。

 

 まだ中学生なので、『性癖:ぽっちゃり(New)』という項目がステータスに追加されただけで済んだし、下手に性欲が爆発していたら、下着を漁っていたところである。

 

 ちなみに、項目が追加された理由は、路面が悪くて車が跳ねた際、隣の千賀子にダイブし、女体の柔らかさをダイレクトに感じ取ってしまったからである。

 

 あと、大人連中(男たち)も千賀子の美貌に反応していたが、億単位の金銭の取引のおかげか、さすがに性欲もぶっ飛ぶようで、そういった感覚はほとんど感じずに済んでいたことを、先に記載しておく。

 

 ……。

 

 ……。

 

 …………まあ、そんな太一くんの純情的な話も。

 

 

「──えっ? テイトオーの馬主さんなんですか!?」

「そうだよ。他には、ダイシンボルガードって馬も所有しているよ」

「す、すごい、本当にすごいです!!」

「いやいや、運が良かっただけだよ……いや、ガチでね」

 

 

 千賀子がダービー馬を所有しているという話が話題に出たおかげで、ある程度は治まったのであった。

 

 

 

 

 

 ──さて、そんな感じで牧場巡りが始まった

 

 

 北海道に居るとはいえ、牧場は広い。立地的な意味でも、一日いっぱい時間を掛けたところで、せいぜい一つ、多くて二つ。

 

 距離があるので現地の牧場に泊めてもらったり、宿を取ったり、中々にハードなスケジュールであり、終わる頃には大石さんはクタクタになっていた。

 

 大石さん曰く、『この年で、思い出話が増えるとは、いやはや長生きするものです』とのこと。ちょっと、もうしわけない。

 

 じっくり見て回るとなれば、一週間なんて時間ではまったく足りない……まあ、暇を潰すという目的においては役目を果たせるけれども。

 

 ちなみに、いくら太一くんが間に入ってくれているとはいえ、まだ年若い千賀子を見て冷やかしの類だと思われる……ところなのだが、そこは大石さんのおかげだ。

 

 良くも悪くも、人は見かけで判断する。

 

 一目で身なりの良さが分かる大石さんと、一部の厩務員が顔を知っている太一くんを見て、一見さんお断り……みたいなことにはならなかった。

 

 そこから更に、どこからともなく取り出した、札束の入ったケースを見せたら、話は早く。

 

 見物料として紙幣をぎゅっと握らせたら、さらに話は……良くも悪くも、お金は大事だ、話をスムーズに進ませてくれる。

 

 向こうとしても、お金をもらったところで大したサービスは出来ないが、新たな馬主と顔を繋ぐ意味でも、優しい対応をしてくれた。

 

 

 ……そうして、だ。

 

 

 せっかくなのだからと気持ちを切り替えた千賀子は、いくつか牧場を回り……最終的に、新たに馬を3頭購入することにした。

 

 ただ、それはこの頃……というか、現代においてもかなり珍しい契約のやり方であり、最初にその話をした時、誰もが思わず聞き返したぐらいで。

 

 牧場側からも、『途中で死んだとしても、返金は出来ないよ』とのことで、実は相当に詳しい大石さんも、本当に良いのかと何度も確認したぐらいのやり方であった。

 

 なにせ……まだ胎の中に居る、生まれてもいない馬を事前に購入するという話であり、生育途中で死んでも返金無しという、おそらくは千賀子以外にはいないだろう契約だったからだ。

 

 しかも、そのうちの一頭は、まだ種付けすらしていない段階で、『この牝馬(メス馬)から生まれる子ね』と決めたのだ。

 

 普通ならば、いくら購入してくれるとはいえ、前例がないやり方だし、付き合いの無い相手だから難色を示すところだろう……が、しかし。

 

 生まれてきた後で分かってきたならともかく、生まれてくる前の未知数の馬を買うともなれば、さすがにそういう話でもなくなり……加えて、金の力が後押しした。

 

 この時、千賀子が払った金額……詳細は省くが、平均額の約15倍と言えば、いかに馬鹿げているかが察せられるだろう。

 

 千賀子としては、国家予算レベルになりつつある『賽銭箱』から、一つまみ取り出す程度……むしろ、これで景気がちょっとでも良くなればという思いもあり、現金で支払った。

 

 

「……千賀子様、手続きなどは私共がやっておきますが、名前はどうしますか?」

「あ、名前か……う~ん、そうだな。土地の権利書が終わる頃の返答でいい?」

「かまいませんよ、まだ生まれていませんし、急がなくても大丈夫です」

「いや、せっかくだし、早めに名付けるよ、番号で呼ばれるのはなんか可哀想だし」

 

 

 そして、新たに千賀子の下に、正式に商談を終わらせた土地の権利書が来た頃に。

 

 

「……よし、大石さん」

「はい」

 

「ウインジェストって馬の子は、ロングエース」

「はい」

 

「オイカゼって馬の子は、ハマノパレード」

「はい」

 

「それで、種付けされていないハイユウって馬の子の名前は、ハイセイコーね」

「はい、分かりました。ところで、これはただの好奇心なのですが、名前の由来はあるのですか?」

 

「いや、なんとなく頭に思い浮かんだ名前です」

「左様でございますか。では、その通りに登録しておきます」

「ありがとう、よろしくお願いします」

 

 

 そう名付けた千賀子は、土地と馬の権利書を懐に、ようやく帰路に着いたのであった。

 

 

 

 







 なお、帰宅後、屠殺場(とさつじょう)に運ばれるブタを見つめるかのような眼差しで、無言のままに千賀子の腹を見つめるロボ子の姿があるけど……この時の千賀子は、欠片も考えていなかった。

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