ビューティダンガンロンパ女学園 咲き誇る花園と這い寄る絶望   作:カセットコンロォで焼いた豚

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《注意》この小説は以下の要素を含みます。

・超高校級のネタバレ
・女性主人公
・残酷な描写
・執筆者の性癖が詰まったキャラ

この要素が苦手だという方はブラウザバックを推奨します。
それでも読みたいという方は――絶望に染まることを、心から歓迎いたします。


第一章  我ら想う、故に絶望在り
第一章①


 結局、西田さんと駄弁った後は自室に戻り、ベッドに入。中々寝付けなかったけど、身体も脳も疲れていたから数十分後には寝ることができた。

 

 

 

 コロシアイ女学園生活 二日目

 

 

 

 

 

 

 

 1章 我ら想う、故に絶望在り

 

 

 

 

 

 

 

 

『オマエラ、おはようございます! 

朝です、7時になりました! 起床時間ですよ~!

 

 さぁて、今日も張り切っていきましょう~!』

 

 耳にこびりつく嫌な声で目が覚める。一瞬、ここがどこかわからない感覚に襲われたが、即座に昨日の出来事を思い出し、自室であることを認識した。

 

「アナウンス……ってことは、まだ続いてるってことだよね」

 

 呟きつつ体を起こし、憂鬱な気分を引きずりながら食堂へと向かった。

 

 食堂へ向かう途中に久岡さんと西田さんを見かけたので、話しかけてみた。

 

「お二人共何をやってるんですか?」

 

「日課のランニングの帰りっす!5時ぐらいに起きて体育館をグルグルしてたっす」

 

「5時から!?」

 

 よく見ると久岡さんは大量の汗を流していた。朝のシャワーを浴びたのかと思っていたので驚きだ。

 

「それで西田さんは……えっと、西田さんですよね?」

 

「ん?あぁ、これね。運動したりする時はネイルもメイクもしないのよ。気になって真面目にやれないっしょ?」

 

 昨日の西田さんと比べると、メイクをしていない分華やかさは若干無くなっているが、それでも可愛さは確実に残っていた。

 

「メイクありとなしだと印象変わるっすけど、私はどっちもありだと思うっすよ」

 

「ですです!可愛いですけどなんか……方向性が違うっていうか!」

 

「二人してなんなのさ!そりゃカリンが可愛いのは?当たり前だけど?ってかカリンは何やってたかって話だったっしょ!」

 

「あ、そうでしたね」

 

 久岡さんに乗せられて(?)話を脱線させてしまった。

 

「カリンはなんかちゃんと寝れなくてさ。寝てはすぐ目が覚めてっていうのを繰り返しながら寝てたんだよね」

 

「……ま、こんな状況っすもんね。こういう事に慣れてたりめちゃくちゃ疲れてたりでもしないと安眠なんてできないっすよ。環境が悪すぎないのがせめてもの救いっすね」

 

「はぁ〜……マジで早く出たいわ。てかなんでカリン達なわけ?お金目当てなら誘拐するよりもカリン達を直接脅したほうが早くね?」

 

「それは……確かにそうでしょうね」

 

 普通、超高校級の才能があればお金には困らない生活ができる。私や佐藤さんのような特殊な場合を除いてだが。

 

 そんな私達を脅さず軟禁……しかもコロシアイをさせるだなんて、一体何を考えてるんだ……?

 

「あー、また脱線してた。そんで話戻すんだけど、5時ぐらいに目が覚めた時にも寝ようとしたわけよ。でも寝れなくてさ。

 

 んで外出たらヒサオカがいたから一緒に走ったってわけ」

 

「そうっすね。私が部屋を出たタイミングで隣の扉が開いたんでびっくりしたっす」

 

「あ、お二人はお隣さんでしたか」

 

「そうっす!向かいが(さき)ちゃんで、右が果凛ちゃん。そして左が入蠱さんっす」

 

「咲さん……?」

 

 知らない名前が飛び出したので聞き返す。久岡さんは笑顔のまま話だした。

 

秋文字(しゅうもんじ)咲ちゃん。超高校級の柔道家の子っす!まぁ本人は『怖い人と思われちゃうからそんなに好きじゃないんです!』って言ってたっすね……あはは……」

 

「柔道家かぁ。まぁスポーツなら大会優勝者とかそんな感じなのかな?」

 

「あんまし詳しく聞いてないっすけど、まぁそんな感じだと思うっすよ」

 

 秋文字さんか……時間があれば話しかけてみよう。この件が落ち着いたらクラスメイトになるかもしれないし。

 

「そういえば、ダンサーの久岡さんはわかりますけど、指揮者の西田さんもランニングとかするんですね」

 

 私が言うと西田さんは「チッチッチ」と言いながら指を横に降った。なぜにアメリカン?

 

「指揮者ってのは体力が必要なの。だからこうやって走ってるわけよ。もちろん、このボディをキープするためにもある程度は鍛えてるんだからね!」

 

「なるほど〜」

 

 その後もしばらく話をした後、朝ご飯を食べていないことを思い出した為食堂に行くことを伝えると「私も行くっす!」「んじゃカリンも〜」という具合に3人で行くことになった。

 

 

「あ、みんなおはよう〜。みんなも一緒に食べてく?全員分作ってあるよ〜」

 

 食堂に入るや否や、厨房からピンクのエプロンを着た車田さんがやって来た。味噌の匂いがするので味噌汁を作っていたのだろう。

 

「わぁ……ありがとうございます!」

 

「いい匂いっすね〜。亜弥さんは私達のお母さんっすね!」

 

「えぇ〜。そんなに褒められたら困るわ〜」

 

「ホントにお母さんって感じじゃん!」

 

 満更でも無さそうな車田さんは「今すぐご飯持ってくるわね」と厨房へ戻っていった。

 

「カリンも手伝う〜」

 

「りょーかいっす!じゃあ私達はテーブル拭いとくっす!」

 

「じゃあ私も……」

 

 と、言ってみたものの何もやることが無かった。どうしよう!これじゃあタダ飯ぐらいになってしまう!

 

 あからさまに申し訳無さそうにしてしまっていたのか、車田さんが仕事を与えてくれた。

 

「あら、それならみんなを呼んできてくれるかしら。大勢で食べたほうが美味しいでしょう?」

 

「は、はい!わかりました!」

 

 という訳で全員を呼んでくることになった。

 

 

 

 一人目は伽前さん。私の部屋の隣で、食堂から一番近い部屋。

 

 伽前さんの似顔絵が貼られてある部屋のインターホンを鳴らす。すると昨日のように凛々しい少女が出てきた。

 

「……何の用かしら」

 

「朝ご飯、一緒に食べませんか?」

 

「……」

 

 伽前さんが顔をしかめる。どうやら疑われているようだ。

 

 別に罠でもなんでも無いのだけれど……。

 

「はぁ……しょうがないわね。食堂に向かえば良いのかしら」

 

「ありがとうございます!はい、食堂でみんなと食べようって話でして」

 

「……私は向こうから呼んで周るわ。早く朝食を食べたいし。あ、別に貴女の為とかじゃないから!」

 

「!ありがとうございます!」

 

 やはりツンデレなのだろうか。あからさま過ぎて逆に怪しい。

 

「……にしてもみんなと、ね。まぁいいわ」

 

 去り際に不機嫌そうに呟いた伽前さんの気持ちを、私は知る由もなかった。




ちなみに霧ヶ原ララさんの部屋は苗木クンと同じです。
伽前さんが霧切さんの部屋です。

生き残りメンバー予想(超高校級の才能については本編のプロローグ時点で判明しているものを、名前は判明していないものも含めて記載されています。)

  • 入蠱陀子  超高校級の???
  • 戛戛担々  超高校級の???
  • 霧ヶ原ララ  超高校級のそれなり
  • 車田亜矢  超高校級のスケバン
  • 小島和歌子  超高校級のスネカジリ
  • 佐藤詩織  超高校級の痴女
  • 秋文字咲  超高校級の???
  • 園神もえ  超高校級の大食い
  • 黄楊陽子  超高校級の科学者
  • 伽前ナコト  超高校級の幸運
  • 中谷恋雪  超高校級の???
  • 西田果凛  超高校級の指揮者
  • 久岡優月  超高校級のダンサー
  • シュシュ・ファングスタ  超高校級の商人
  • 松風耀  超高校級の見様見真似
  • 三山春百  超高校級の???
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