ソードアートオンラインwithバカテス   作:瞬太

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vsグリームアイズ突入寸前ということで分けて書いていこうと思います。駄作ですがこれからもよろしくお願いします。


軍と攻略と無謀な判断

翌日、74層最深部付近に到達した一行は

少しばかり遅い昼の休憩をとるために

安全地帯へと移動していた。

 

「いやぁ、今日もしんどかったねぇ」

 

「もうそろそろボス部屋近くだろ?

そりゃ敵も強くなるさ。」

 

「お化けのようなモンスターもいないので

この層は助かります。」

 

瑞希がぼやく、そういう層では攻略組の

女性プレイヤーはほとんどいなくなる

傾向があった。

それはそれでボス戦はとてもきつい戦いに

なった事を思い出した明久達は

苦笑いした。

 

「あのとき参加した女性プレイヤーは

秀吉はくらいだったけ?」

 

「おい、明久はそれは誤解じゃ」

 

「・・・・・・今日は特に明久があれを

装備していないからきつい」

 

「康太、話をそらさないでほしいのじゃ」

 

ハハハと朗らかな声が最前線のフロアに響く。

こんな危険な所で笑える余裕のある人達は

中々いないだろう。

 

「おい先客がいるぞ。しかもとっても

熱々なのがな。」

 

 

先客の二人は男女の二人組で一人は真っ黒

もう一人は真っ白の人だった。

 

「オッス!キリトそして・・・

こんにちはアすなちゃン」

 

「明久が落ち着け!剣を抜いて笑いながら

挨拶するな!」

 

「・・・・・・(バタッ)」

 

「康太しっかりするのじゃ!」

 

そんな男性陣とは別に

 

「アスナ久しぶり!元気だった?」

 

「お久しぶりですね、アスナちゃん」

 

「ご無沙汰してます。ミズキさん

ミナミさん」

 

花が咲くと言えばよいのだろうか、

回りにライトエフェクトが出てもいいのでは

ないか?と思えるほど華やかになっていった。

 

対照的に男性陣はキリトは苦笑いし

明久は満円の笑みを浮かべ装備している

『片手剣』を構えている。

そこを雄二が必死に押さえ 、康太は

倒れている、正にカオスの世界が

広がっていた。

 

カシャリ、カシャリと不規則な音が響く、

大体4~6人パーティーの集団だと音で分かる。

現れた姿は基本的には、武者のような甲冑で

身を包み、先頭の男は無精髭、バンダナを

していた。

 

男はメンバーに指示を出し、自分も

休憩に入った時にやっとこちらに気付いた。

 

飛び込んできた光景は、剣を持って笑っている

少年とそれを制する大柄な男、その先に

真っ黒な少年がいて、すぐ隣には女の子が

3人別の空間を造り出していた。

康太は秀吉に運ばれ端で寝ていたが、

男の目には入らなかった。

 

「どっどどういう事だよキリト!?」

 

このあとに色々な意味でというニュアンス

が含まれていて、キリトも察していた。

 

そんな状況を察してかアスナが進み出て来て

挨拶をした。キリトは開き直り言った

 

「まぁそういうことだ」

 

明久やクラインが困惑している中

先ほどと同じ方向から規則正しく

しかもかなりの数の足音が聞こえた。

 

 

「《軍》だ」

 

隣で雄二がそう呟いた。

 

安全地帯に入ってきた軍はひどく疲労して

足取りは重かった。明久達とは対の位置で

「休め」と聞こえると10人ほどの男達は崩れる

ように倒れた。

それには見向きもせず一人の男が寄ってきた。

 

回りの兵士と違い装備はかなりレベルの高い

ものを身に付けている。

ヘルメット外して現れた顔は

濃い顔立ちで年代は30代半ばだろう。

 

「私はアインクラッド解放軍

コーバッツ・中佐だ。唐突に悪いが

マップデータを提供していただこう。」

 

当然のようにいい放った言葉にクライン

が吠えた。未踏地のデータは重宝され

金のやり取りも行われるほどだからだ。

 

「てめぇ、マッピングする苦労が

解ってんのか!」

 

「我々は君たち一般プレイヤーの解放の

ために戦っている。ならば協力するのが

義務ではないのか?」

と大声を張り上げた。

 

「おい!おっさん何いってるんだ!」

 

「ちょっと、あんたねぇ」

 

爆発寸前の明久とアスナを雄二が制した。

 

「マップデータが必要ならそれに応じた

頼み方ってもんがあるだろう。それに今日

じゃなくてもいいんじゃないか?」

 

大きく目を見開くコーバッツの後ろを

指差し

 

「あんたらの部下だって相当疲れてる

じゃないか一年近くもぬるま湯に

浸かっていたあんたらは

ここに来る資格なんてない!」

 

言い終わった後でキリトが相手に

マップデータを渡した。受信すると形だけ

礼を言いくるりと後ろを向いた。

 

その背中にキリトは声をかける。

 

「ボスにちょっかい出すのは

やめた方がいいぜ」

 

コーバッツは少し動きを止めた。

 

「それは・・・・私が判断する。」

 

コーバッツの声で再び整列し、重い装備を

鳴らして奥へと消えていった。

 

本当の体は病院で寝ているが、精神的疲労

は蓄積する。それは睡眠等をしっかり

ととらなければ消えることはない。

 

彼らは誰が見ても極限まで疲労していた。

 

軍の姿が見えなくなると明久達やクラインが

ポツリ、ポツリ気遣いの声をあげた。

コーバッツの言動には無謀さがあった。

覚悟を決めれていないバカほど弱いもの

はいない。その事を特に実感している明久達は

すぐに軍を追っていった。

 

「一応様子だけでも見に行くか?」

キリトが言うとみんな頷き再び上層部

へと向かっていった。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

『あぁぁぁぁぁ・・・・』

間違いなく悲鳴だった。キリト等は一斉に顔を

見合わせて駆け出した。

敏捷性の高いキリトとアスナがクライン達を

大きく突き放して進むことになった。

先に見えた穴、中には暗い闇が広がっている。

近付くにつれ蒼い炎が煌めき、金属音も

はっきりと聞こえてくる。もちろん悲鳴もだ。

アスナは小さい悲鳴を上げ、更にスピード

を上げた。

 

 




正に次がクライマックスですねwwwww
明久達ののチート設定についていけない
方もいると思いますが頑張って書いていくので
御愛読お願いします。
このあとは、ヒースクリフとも闘わせる
予定です!今後に期待して下さい。
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