ハラハラ★ドキドキ! 先生との思い出インタビュー! 作:ゆかりはるか
今回はアビドス高等学校の皆様にインタビューすることになりました。
さっそく学校に向かいますが、周りは砂漠&砂漠。見渡す限りの砂漠。時々砂埃が舞っており、体内に入って咳き込んでしまう。
近くにあったお店は全てシャッターで閉じられており、人の声がしないゴーストタウンだ。このまま誰からも見られることなく沈みゆく街になるのではと思ってしまう。
GPSを頼りにアビドス高等学校に到着した。
本日は大変貴重なお時間を頂きありがとうございます
アヤネ「こちらこそよろしくお願いします!」
セリカ「ふん! なんでインタビューしなきゃいけないのよ!」
ノノミ「まぁまぁセリカちゃん★ 面白そうじゃないですか~」
シロコ「ん。他の学園の話が聞けるのは貴重。これで先生を手に入れることができる」
ホシノ「うへー。シロコちゃん早まりすぎだよ~。こういうのはリラックスだ大事だよ~」
ではさっそく小鳥遊ホシノさんからお聞きしましょう。よろしくお願いします!
ホシノ「おじさんかー。そうだね。やっぱり思い出は先生に助けられたことかな。おじさんはとある理由で人質にされたことがあってね。それでもうダメだーって思った時に助けてくれたんだ。そのときが一番の思い出かな。…ちなみにおじさん以外の生徒で人質になったような話はあったかな?」
いえ、助けられたというお話なら沢山ですが、人質はありませんね。
ホシノ「似たような話はあるのかな? おじさん知りたいなー」
そうですね…何かの問題に巻き込まれてボロボロになっている状態に先生からお姫様と言われた人なら…
ホシノ「は?」
え、あの、どうかしましたか?
ホシノ「…いやなんでもないよ~。そっか、お姫様か~、へー、ふーん?」
あとは、一緒に生活をしたという人も
ホシノ「あ?」
ひっ!
ノノミ「ホシノ先輩~、シノンさんが怖がっていますよ★ でも今の話は私も気になります★」
シロコ「いつの間に…これは悠長なことをしていられない」
セリカ「ありえないんだけど! セクハラじゃない! あとで叱らないと…」
アヤネ「あはは…きっと何かの間違いですよ。そもそも先生は仕事でシャーレにいることがほとんどですから、誰かと一緒に生活するなんてありえないですよ…ですよね?」
5人に囲まれる。それぞれからとんでもない圧力をかけられる。常人なら逃げだすような空気でも逃げ出さないのがこの私。
伊達に戦場カメラマンやってませんよ!
この程度はそよ風なのです!
私は気にせず取材を続けます
あとは…一日中一緒にいたという人や
セリカ「は?」
1か月で何十回か同じバンドのライブを見に行ったとか
ノノミ「あらあらまぁまぁ★」
シロコ「みんな手が早い…。やはりもたもたしている場合では」
先生に上納品を差し出している人や
アヤネ「…」
最初は敵だったけど背中を預け合える関係になった人とかいましたね!
ホシノ「…そっかー。あと話はまだあるんだよね。私は先生と夜を一緒に過ごしたことがあるよー」
なんと!? どのような経緯でそうなったんですか!?
ホシノ「夜遅くまで仕事をしていてね。そこで先生と会って一緒にコーヒー飲みながら話していたんだー。夜遅くまで一緒の場所でお話るの、とても楽しかったなー。うへ~」
す、スゴイですね! 夜を共にしたのは初めて聞きました!
ホシノ「本当に? 私が初めて?」
はい!
ホシノ「そうなんだ…うへっ」
シロコ「これは負けていられない。次は私が答える」
あっはい。では砂狼シロコさん。よろしくお願いします。
シロコ「一番の思い出は初めて会った時の話。先生がアビドスに来るとき、道に迷ったらしくて倒れていた」
アヤネ「初めて先生がいらっしゃったときですね」
シロコ「そこで先生が水を欲しがっていたから、私のスポーツドリンクを渡した。間接キスになった」
か、間接キスですか!
シロコ「ん」
それは初めて聞きました! 小鳥遊さんといい砂狼さんといい、アビドス高等学校は先生の初めてを貰っていますね。
シロコ「そのあと2人で自転車に乗って学校に向かった。先生は私の背中に張り付いていた。そのときとても匂いを嗅がれた」
セリカ「そこだけ聞くとただの変態よね」
アヤネ「あはは…。でも先生疲れていたようですし、緊急事態だと思いますよ?」
シロコ「その通り。緊急事態だった。ちなみに先生は私の匂いを良い匂いと言っていた」
ホシノ「…」
それはまぁ、なんというか、リアクションに困りますね…
シロコ「私も先生の匂いが好き。その人の匂いが良い匂いと感じるのは、相性が良い証拠らしい」
シロコ「つまり」
シロコ「先生と一番相性が良いのは私。異論は認めない」
…な、なるほど? 確かにそうかもしれません!
ノノミ「そうとも限りませんよ? 私の思い出を聞いてくれればシロコちゃんが一番相性が良いのは違うと分かります★」
シロコ「ノノミ?」
では十六夜ノノミさん。よろしくお願いします!
ノノミ「はい~。私と先生の思い出は耳かきです~」
耳かきですか? 前の2人と比べるインパクトが薄いような…
ノノミ「インパクトに囚われちゃだめですよ~? 大切なのは私自身と先生との思い出ですから★」
な、なるほど。確かにおっしゃる通りです! 小鳥遊さんと砂狼さんのエピソードのインパクトにつられていましたが、そもそも思い出に優劣はありませんね!
ノノミ「ですです★ インパクトの大きさに囚われて話を盛大にしようとしているのは、先生との思い出を軽んじている証拠です★ そう思いませんか? ホシノ先輩?」
ホシノ「…うへぇ、そうだね~。でもなんでおじさんだけ名指しなのかなー?」
ノノミ「深い理由はありませんよ★ えぇ、深い意味は…」
耳かきの詳細を教えてください
ノノミ「私の膝に先生の頭をゆっくりと乗せたらですね、先生とても穏やかな顔をしていたんですよー」
シロコ「ん? ノノミ少し盛ってない?」
ノノミ「盛ってないですよ~? ホシノ先輩はいつも私の膝で寝ているじゃないですかぁ~★ そのときのホシノ先輩の顔を思い出してください★」
セリカ「確かに…」
アヤネ「穏やかな顔をしていますね」
ノノミ「ですです★ あれ? どうしましたホシノ先輩。何か歯に詰まったような顔をしていますよ?」
ホシノ「うへぇ? そんな顔してないよ~」
ノノミ「じゃあ私の見間違いですね! 私の話はこれでおしまいです★」
ありがとうございました。続いて奥空アヤネさん。よろしくお願いします!
アヤネ「はい。えっと。私は先生と一緒に学校の備品を直しているときですね。以前学校の水道管に問題があって水が流れない問題がありました。そのとき先生と協力して直しましたね。他には…学校の古いものを売る時に、少し手違いがあって一刻も早く業者の人と話しをしないといけないときがありました。その時は先生がオペレーターとなって私を助けてくれました」
なるほど。先生に助けられることが多いようですね?
アヤネ「う、ドジですいません」
あぁいえ。嫌味で言ったわけではないです。そのように感じたのでしたら謝罪します。先生に助けられたというのはよく聞きますが、アヤネさんは沢山助けられている印象がありますね。
アヤネ「そうなんですか? …これは喜ぶべきなのか落ち込むべきなのか迷います…。私はこれで以上です」
ありがとうございました。最後にセリカさんですね。よろしくお願いします!
セリカ「私はアルバイトかしら。私が働いているときに、先生がやってきて一緒に働く流れが多い気がする」
おぉ、そうなんですね。一緒に仕事をしているんですか?
セリカ「そうね。といっても、私の仕事を先生が手伝うことが多いような…。当番で先生の仕事を私が手伝うことはあるけど、私の仕事を先生が手伝うことの方が圧倒的に多いわね」
なるほど。思えばセリカさんも珍しい方かもしれません
セリカ「何がよ」
先生が生徒個人の仕事を手伝うケースです。先生は学園の問題や連邦生徒会の問題を解決することが多いですが、生徒個人の問題も解決しているのは皆さんのご存知の通りです。しかし、セリカさんのように長期間のアルバイトをしている生徒に、何度も仕事を手伝うことは珍しい気がします。
セリカ「そうなのかしら…よく分からないわ」
まぁ私もなんとなく思ったことですので…。詳しくは集計してないと分かりません
セリカ「他には…ダメだ。一緒に働くことがほとんどだ。なにか、何かないの私…。えっと…あぁそうだ! 先生とお祭りに行ったことがあるわ!」
シロコ「それいつの話?」
ノノミ「みなさんと行きましたっけ?」
セリカ「違うわ。バイトが終わった後に、丁度お祭りが開かれていたのよ。そのとき先生と一緒に屋台の物を沢山食べたわ! 美味しかったなーえへへ」
シロコ「いつの間に」
ノノミ「セリカさんもやりますね★」
ホシノ「セリカちゃんがこんなにいい子になるなんて…おじさん感動したよ」
アヤネ「セリカちゃんが素直になってる…」
セリカ「ちょっと何なのその反応は!」
ホシノ「だってね~」
シロコ「ん」
ノノミ「ですです★」
アヤネ「あはは」
セリカ「何よその暖かいものを見るような表情はーー!!」
素敵な思い出ですね! 聞いていてほんわかします!
セリカ「あんたもそんな顔やめなさいよ!」
セリカさんありがとうございました!
本日の取材は以上で終了となります。約束通り指定された口座に振り込みをしますので、ご確認を宜しくお願い致します!
ではまた次回にお会いしましょう!