ハラハラ★ドキドキ! 先生との思い出インタビュー!   作:ゆかりはるか

7 / 7
セミナー編

今回はセミナーの皆さんに取材します! よろしくお願いします!

 

ユウカ「なんか変な企画をやってるわね…」

ノア「いい機械じゃないですか? ユウカちゃんのライバルが分かりますよ」

ユウカ「の、ノア!? 別に私はライバルとか関係ないから!」

コユキ「にゃははは、今日までソワソワしていた人がなにをいだだだだだ!」

ユウカ「うるさい!」

コユキ「ギブ! ギブですって! 関節キメないでください! ノア先輩!」

ノア「ユウカちゃんその調子です」

コユキ「うわぁぁぁん! なんでぇぇ!?」

 

とても元気な人たちですね。1人足りないような…

 

ノア「体調不良で欠席だそうです。今回はこの3人でやります」

 

かしこまりました! では黒崎コユキさんからお願いします!

 

コユキ「にゃはは! 私は四つ葉のクローバー探しですね!」

 

おぉ、可愛らしいですね

 

コユキ「私って運が良くないから、運を上げるために四つ葉のクローバーを探したんですよ。他の人は馬鹿にしたり、無意味と言ってくる人達ばかりだったんですけど、先生は笑わないで一緒に探してくれたんですよ!」

 

良かったですね。今も持っているんですか?

 

コユキ「部屋に飾ってますよ! 先生と私の成果ですからね!」

 

ユウカ「…」

ノア「くすくす。ユウカちゃん顔が怖いですよ?」

ユウカ「な~に~が? というか前から思っていたんだけど、ノアってコユキに甘いわよね」

ノア「コユキちゃんの気持ちは分からなくはないですから。 望んで手に入れた技能ではないのに羨ましがられる。出来て当たり前のことが普通じゃない。あの疎外感と孤独感…」

ユウカ「ノア…」

 

続いて生塩ノアさん。よろしくお願いします。

 

ノア「私は先生と秘密の会話をしたことが思い出です」

 

おぉ! 秘密の会話とは!?

 

ノア「一定の条件でしか使えません。また記録は残らない方法です。それがとても楽しいんです」

 

と仰いますと?

 

ノア「私の仕事は書記です。常に周りの様子を記録し、何があったのかを確認できるようにしなければなりません。そのため、しっかりと記録が残るような方法でなければいけませんが、先生としたあの会話はそのような記録方法ではないんです。時間が経てば消えてしまう、書記としてはお粗末な行為。だけど、記録として残っている僅かな時間がとても良いなと感じたんです」

 

なるほど! それはとても素敵な思い出ですね!

 

最後に早瀬ユウカさん。よろしくお願いします!

 

ユウカ「私は先生のお世話をすることが思い出です。先生ってすぐにお金を使う癖があって、ご飯をしっかり食べないんですよ。スマホのゲームで1回2万円を課金したり、1つのプラモデルに5万円かけたり…油断したらコッペパンやもやしばかり食べちゃうです!私が管理しないと先生何回か倒れてますよ!」

 

先生は金遣いが荒いと聞いていましたが、そこまでとは…。あ、でも先生は別の収入源があるらしいですよ

 

ユウカ「は? なんですかそれ!? 私聞いてないですよ!?」

ノア「私の記録にもそのようなものはありませんね。詳しく聞いても?」

 

ゴゴゴゴゴゴゴ

 

すぐに2人に囲まれる

 

だがしかし、私はゲヘナ風紀委員会やアビドス高等学校の威圧を跳ね除けてきたんだ

 

この程度では動じない

 

戦場カメラマンを舐めないでくださいね!(心の声)

 

いやいや、本当ですよ。生徒のアルバイトを手伝って給料の半分を貰っているとか

 

ユウカ「アルバイト?」

ノア「先生が生徒と一緒にアルバイトをしている…メモメモ」

 

他には上納品を貰っているとか

 

ユウカ「上納品!??」

ノア「メモメモ」

コユキ「え、あの人どこかの組織の長なんですか? あ、シャーレの先生だから組織の長か。じゃあ貰うのは当然?」

 

あとは紅茶を沢山貰っているとか

 

ユウカ「紅茶? 貰ってる? どういうことなの???」

ノア「ふふふ(メモメモ)」

コユキ「ノア先輩が怖い笑顔をしてる」

ノア「コユキちゃんが私の悪口を言ったとメモメモ」

コユキ「わぁー! 違うんですノア先輩!」

 

先生を管理している人は何人か聞きましたが、話を聞く限りユウカさんが一番適任ですね!

 

ユウカ「え!? 他にもいるの!?」

 

それはまぁ…。先生はいろいろなところに外出しますから。ユウカさんのおっしゃる通り、先生は自分のことを後回しにしてボロボロになるから心配で見張っている人もいますよ。

 

ユウカ「それは…そうだけど」

 

ですが! 私の調べた情報によりますよ、ユウカさんが一番先生のお世話をしていますし、適任だと思います!

 

ユウカ「本当!??」

 

はい!

 

ユウカ「~~~~~!!!」

コユキ「うわぁ、ユウカ先輩ガッツポーズしてますね」

ノア「充実感に満ちた顔ですね」

ユウカ「あ、この時間だと先生がお昼ご飯食べているころだわ! 私は抜けるわね! ノア、後はお願い!」

 

あぁ、行ってしまいましたね

 

コユキ「いつも廊下を走るなと言っている人が廊下を走っているとか…。隙だらけですねユウカ先輩。これで私のお仕置きも少しは…あっ!?」

ノア「ダメですよコユキちゃん。盗撮は良くないです」

コユキ「ノア先輩は毎日誰かを盗撮しているようなものじゃないですか!」

ノア「…」

コユキ「いだ! 痛い痛い! ちょ、私を助けてください!」

 

ノアさん、本日は大変貴重なお時間を頂きありがとうございした! 私はこれにて失礼いたします!

 

ノア「はい♪ また機会がありましたらよろしくお願いします」

コユキ「え!? 本当に行っちゃうんですか!?? ちょ、誰か、誰か助けて!! うわぁぁぁぁぁぁぁん! なんでぇぇぇぇぇ!??」

 

また次回お会いしましょう!


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。