魔法少女まどか☆マギカ 実績『朝焼けのエンドロール』獲得   作:くろしゅー

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(閲覧数がクッソ増えててビックリしたので)初投稿です。



Record2 DAY.11~DAY.12

 

 

 

 

 傭兵を雇う実況、はーじまーるよー。

 

 

 前回は、マミさんをやちよさんと会わせ共闘が成立した反面、まばゆちゃんに(恐らく)魔法少女であることがバレてしまったところまででした。

 

 今回はその続きから。

 

 

 

 

 

 

 

 DAY.11

 

 

 

 今日は、原作では薔薇園の魔女と決着をつける日付ですが、この周では既に倒してしまっているので、今日はまどかとさやかちゃんに魔法少女について説明するだけです。

 

 ただし、今回の説明には最初からほむらちゃんに加わっていてもらいましょう。

 まあ、ほむらちゃんはまどかを魔法少女にしたくない一心でキツいことを言いがちなので、そこはユリちゃんでフォローしてあげましょう。

 とりあえず、ほむらちゃんがまどかたちの身を案じての発言だと伝われば、それで十分です。

 とにかく、ここの説明で大切なのは、魔法少女になることはとても危険で、命を失う可能性と隣り合わせだということを伝えることです。

 

 ただ、これはどっちかというとさやかちゃんへの牽制ですね。少しでも彼女の契約への意思を弱めるのが目的です。

 まどかは命の危険程度で、魔法少女になることを躊躇ったりしません。

 うせやろ? 覚悟キマりすぎとちゃう?

 

 

 あ、あと、マミさんですが、今回はユリちゃんもほむらちゃんもいるため、原作ほど二人を勧誘しません。

 むしろ、半端な覚悟なら止めておいたほうがいいと、やんわりですが言ってくれるので、ほむらちゃんとの間もそんなにギスらないと思います。

 

 ということで説得していきましょうかね。といっても、見所さん!?はないので、倍速です。

 甥の木村、加速します。

 

 

 

 

 

 

 

 魔法少女説明中……。

 

 

 

 

 

 

 

 

「へえ~……。やっぱりそんなに上手い話はないんですね」

「そうね。願いは叶うけど、魔女と戦う使命は過酷よ。私や夕凪さん、暁美さんみたいに必要に迫られた人以外に、あまりオススメは出来ないわね」

「巴マミの言うとおりよ。特にまどか。誰かの役に立ちたいなんて、ボンヤリした考えで魔法少女なんかになるものじゃないわ。そんな愚かな考えは捨てなさい」

「ほむらちゃん……」

 

 言い方キツいのは許してクレメンス。でも、ほむらちゃんの言うとおりだゾ。命の危険は常にあるし、前の日常には絶対戻れなくなるから、ならないほうがいいゾ。

 それに、まどかちゃんみたいな優しさがある子なら、魔法少女にならないくても人の役に立てることなんていっぱいあるって、それ一番言われてるから。ねえ、ほむらちゃん?

 

「……ええ、そうね」

「私でも、役に立てること……」

 

 どうやら、まどっちもこの場では納得してくれたようですね。ありがとナス!

 

「あの! 最後に一つ、聞いてもいいですか?」

 

 何? まどっち。

 

「皆さんは、辛くないですか? そんな戦いに身を置いて」

 

(辛く)ないです。こんな優しい仲間に恵まれてるんだから、当たり前だよなぁ?

 

「そうね、夕凪さんの言うとおりだわ。私も一人で戦っていたときは、寂しいときも辛いときもあった。けど、今は二人がいてくれるから。もう大丈夫よ。それにこの前、夕凪さんの紹介で私よりも魔法少女の先輩に会えたしね。今、私の魔法少女人生の中で一番恵まれてるくらいよ」

「それじゃあ、ほむらちゃんは?」

「私は……。そうね、私も辛くはないわ。もう一人で戦わなくてもいいって思えたから。凜のおかげでね」

 

 ほむらちゃん……!

 

 ほむらちゃんがここまで言ってくれるようになったなんて……。嬉しくて涙が、で、でますよ……。

 心なしか、ユリちゃんも嬉しそうです。

 

「そっか、よかった……。ほむらちゃんが一人じゃないって聞いて、安心しました。マミさん、凜さん、ほむらちゃんをよろしくお願いします」

「まどか……」

 

 かしこまり!

 

 

 

 

 

 ということで、とりあえずの説得はできましたかね。

 

 

 では、次に日付を進め……、る前に、マミさんに話しかけましょう。

 

「夕凪さん? どうしたの?」

 

 マミさんって、明日は暇?

 

「ええ、明日は一日暇だけど……」

 

 それじゃあ、一緒に神浜に来てほしいゾ。この前言ってたコネクトについても教えたいからね。

 

「分かったわ。私も神浜には行ってみたいと思っていたし、明日はよろしくね」

 

 ありがとナス! 

 

 ということで、次はマミさんを連れて神浜市に行きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 DAY.12

 

 

 

 ということで、やって来ました神浜。

 

 まずはマミさんを調整屋に案内しましょう。

 

 といっても、ここでのやり取りは、前回ほむらちゃんを連れてきたときとほとんど同じなので、カットです。

 

 

 あとは、ここでユリちゃんも調整してもらって、ちょっとスキルを解放しましょう。

 

 前回の周では特に弄りませんでしたが、この後戦いも多くなりますし、前回のラストでワルプルギスの夜相手に醜態を晒したので、ユリちゃん自身も強化させてもらいましょう。

 

 

 今回のポイントで解放出来るスキルは……、お、これが良さそうですね。

 

 ということで、今回は『ステップ回避』と『空中ジャンプ』の二つを解放しましょう。

 『ステップ回避』は言葉のまま、ローリング回避ではなくステップでの回避が出来るようになります。こっちのほうが若干無敵時間が長いので、フレーム回避がしやすくなります。要は、エルデなリングの『猟○ステップ』みたいなものです。

 『空中ジャンプ』は、原作でさやかちゃんが影の魔女戦で使った、空中に魔法陣を生み出していたアレです。多少の魔力を使って空中に魔法陣の壁を作り、それを蹴って跳躍が出来るというスキルです。いわゆる二段ジャンプですね。これで、前回のような落下での醜態を晒すことはないと思います。

 

 

 

 

 

 さて、ユリちゃんの調整が終わり、次はマミさんをやってもらいましょう。

 そして、マミさんが調整中にユリちゃんがやることは、新たな仲間探しです。

 

 前回言った通り、いくらやちよさんが加わったとはいえ、戦力的には全然足りません。そのため、もっと味方を増やさなければいけないのですが、闇雲に声をかけても、なかなかワルプルギスの夜と戦いたいと言ってくれる子は見つかりません。

 

 そのため、調整屋の人脈を使います。

 このゲームにも、ソシャゲのマギレコであったような魔法少女の紹介を行ってくれるシステムが調整屋にあります。

 

 なので、さっそくみたまさんに相談しましょう。

 

 ねえ、みたまさん。みたまさんが知ってる魔法少女の中に、そこそこ強くて、強い魔女に立ち向かう勇気があって、尚かつフットワークの軽い子っていない?

 

「また随分条件が多いわねぇ……。う~ん、強い子は何人も思いつくけど、フットワークの軽い子は中々ねぇ。凜ちゃんのことだから、ワルプルギスの討伐に付き合ってくれる子を探しているんでしょうけど、そんな危ない戦いに今から参加してくれる子は……」

 

 このままじゃ負け確なんです! オナシャス!

 

「う~ん……。あ!」

 

 ん? どうしました?

 

「一人、思い当たる子がいるわ。ちょっと訳ありなんだけど……」

 

 そう言ってみたまさんが取り出したのは、手作り感満載の手配書。

 

「この子、深月フェリシアちゃんって言うんだけど、魔法少女の傭兵をやっているのよ。強いんだけど、周りを顧みない戦闘スタイルが危険ってことで、注意喚起してくれないかって、この前調整に来た子たちに言われてたのよねぇ。どうかしら?」

 

 あー良いっすねぇ。

 

「今は中央区で活動してるって聞いたから、そこから当たってみるのが良いんじゃないかしら?」

 

 何から何までありがとナス!

 じゃあ、さっそく行ってくるんで、マミさんをよろしく!

 

「ええ、いってらっしゃ~い」

 

 

 

 

 

 ということで、みたまさんの言うとおり、深月フェリシアちゃんを探しに中央区へ向かいましょう。では倍速。

 

 

 

 

 それでは、移動中にフェリシアちゃんの解説でもしましょうかね。

 

 深月フェリシアちゃんは、マギアレコードで出てきた魔法少女の一人で、原作だといろはちゃんに誘われて、チームみかづき荘のメンバーの一人になる子です。

 彼女たちと出会う前は魔法少女専門の傭兵をやっており、報酬をもらう代わりに魔女退治を手伝っていました。

 

 なぜ、傭兵なんてやっているかというと、それは魔女を効率よく倒すためと生活費を稼ぐためです。

 フェリシアちゃんの両親はマンションの火事で亡くなっており、フェリシアちゃんはそれを引き起こした魔女に復讐しようとしています。

 しかし、当の魔女がどんなヤツだったかフェリシアちゃんは全く覚えていないんですね。そのため、フェリシアちゃんは「全部の魔女を○せば復讐も果たせる」という、終わりのない復讐劇に足を突っ込んでいます。

 そして、両親はいないため、もちろんお金もありません。そのため、傭兵で稼いでいるのです。(施設とか親戚はどうした、というツッコミはナシです)

 

 また、彼女はその経歴から魔女に強い憎悪を向けており、魔女との戦いでは周りを見ずに猪突猛進に突っ込んでしまいます。

 そのため、味方を振り回すことはしょっちゅうで、何だったらフレンドリーファイアだってやります。

 さっき、要注意人物って言われていたのは、これが原因ですね。恐らく、この時期にフェリシアちゃんと組んでいた常盤ななかさん辺りが言ったのでしょう。

 

 そんな彼女ですが、傭兵をやっているだけあって、腕は確かです。それに傭兵で家もないので、報酬を積めば簡単にワルプルギスの夜討伐の味方になってくれます。

 

 

???<ウォ~チッチッチ! ンハンドラー・ウォルター。その猟犬だけは、止めておけ……。言うことを聞かん……。

 

 

 なんだこのおっさん!?

 

 失礼。一般通過SUR兄貴が混線したようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 と、中央区に到着です。

 すでにみたまさんから紹介は受けているので、あとは適当な魔女の結界を見つければ、エンカウントフラグは立ちます。

 

 

 

 お、魔女の反応。

 じゃけん、さっそく入りましょうね~。

 

 

 

 

 

 さて、いつも通り使い魔を蹴散らしながら魔女と戦っていると、後ろから別の魔力反応が。

 

「どけどけどけ! 邪魔だーー!」

 

 おっぶえ!

 

 後ろから来た魔法少女のハンマーがユリちゃんの横を掠めていきます。というか、回避してなかったら、間違いなく当たっていましたね。危うく、おいゴラァ!案件でした。

 

「ずっどーーーん!」

 

 彼女の発する擬音と共に振り下ろされたハンマーにより、魔女はペチャンコに。結界も消えました。

 

 はい、紫が主体の魔法少女衣装にハンマー。そして、キレイなブロンドの髪。彼女こそが、今回の目的のフェリシアちゃんです。

 

「お前、運が良かったな。オレのおかげで魔女は倒せたぞ!」

 

 お、そうだな。(適当)

 

「そうだ。お前、オレを雇わないか? 魔女退治、手伝ってやるぞ」

 

 雇いますねぇ! 雇います雇います。

 というか、雇うってことは、君が深月フェリシアちゃんかゾ?

 

「ん? オレのこと知ってんの?」

 

 調整屋で、要注意人物として指名手配されてたゾ。

 

「くっそ、ななかのヤツ……! じゃあ、お前も冷やかしに来ただけなのか?」

 

 違います。

 むしろ、ぜひ雇いたいゾ。

 

「マジ!? やったぜ!」

 

 それで報酬なんだけど……。

 

「あ? あー、魔女退治は一回1000円。それ以外は500円な。あ、グリーフシードとか他のでも、オレが納得すれば何でもオーケーな」

 

 ん? 今、何でもいいって言ったよね?

 

 というか、何でお金なんだゾ? お小遣いなら両親から貰えばいいじゃんアゼルバイジャン。

 

「……父ちゃんと母ちゃんは、魔女に殺されたよ」

 

 あっ、ふーん。(察し)

 それじゃあ、家も無いの?

 

「ああ。それが何だよ?」

 

 それなら、長期間雇いたいから、報酬はこれから3週間、衣食住を提供するってので、どうです?

 

「は? マジ? 食うもんも服も寝るとこも用意してくれんの?」

 

 モチのロンよ。

 

「じゃ、決まりだ! この依頼、受けさせてもらうぜ」

 

 え、詳細の確認とかしなくていいの?

 

「あ、忘れてた」

 

 ……ダメみたいですね。(諦念)

 

 ということで、フェリシアちゃんに簡単な経緯だけは話しておきましょう。さすがにもうほむらちゃんも、自身が時間遡行者だとバラされても何も言ってこなくなります。

 

 

 

 

 

 魔法少女説明中……。

 

 

 

 

 

 

 

「ふーん。ようはそのクソ強い魔女をぶっ倒しゃいいんだろ? 簡単な依頼じゃねーか」

 

 そうかな……? そうかも……。(錯乱)

 あ、あと、その街にも魔法少女はいるから仲良くしてね。

 

「えー。それはソイツらの態度次第だな」

 

 仲良くしてくれよ~、頼むよ~。

 

 それと、見滝原ってここから結構遠いけど、大丈夫そう?

 

「それに関しては心配すんな! オレ、住む家ねえし。それに、学校もつまんねえからな。行かなくていい理由ができるんなら、オレは大歓迎だ!」

 

 眩しいくらいの笑顔で言うフェリシアちゃん。そんな笑顔で言うことじゃないと思うんですけど……。(正論)

 

 あー、ほら、ユリちゃんも曇っちゃったじゃないですか。他のゲームならともかく、このゲームだと、心の曇りがグリーフシードの使用量にも関係してくるので、無闇に曇らせてほしくはないんですが……。

 

 とはいえ、この周でフェリシアちゃんを仲間にするのはマストなので、ここはユリちゃんに我慢してもらいましょう。

 

 

 じゃあ、これからしばらく専属でよろしくね、フェリシアちゃん!

 

「おう、ヨロシクな!」

 

 

 

 

 

 

 ということで、フェリシアちゃんを仲間にすることが出来ました。

 いやー、報酬を用意すれば好感度を積み上げなくても良いのは、時間の無い見滝原ルートだとありがたいですね。

 

 

 

 っと、なんか目的が追加されましたね。どれどれ……。

 

 

 

『フェリシアと一緒に魔女退治しよう』

 

 ああ、これはアレですね。フェリシアちゃん加入イベントの後に時々起こるイベントですね。

 今回は、ユリちゃんの性格が『善性』な上、フェリシアちゃんの注意点をみたまさんから聞いていたため、魔女での戦いでどうなるのか確認しておきたいとなって発生したのでしょう。

 

 RTAなら無視安定ですが、これはただの実況なのでね。せっかくだから、そこらの魔女をぶっ飛ばしてやりましょう。

 

 それじゃ、魔女退治にイキますよ~、イクイク。

 

 

 

 

 

 

 

 探すこと数分。

 

 見つけました、魔女の魔力。フェリシアちゃんも気づいたようですね。

 

「あっちか!」

 

 あ、おい待てぃ。(江戸っ子)

 単独先行は危険だゾ!

 

「うるせえ! 魔女ぶっ飛ばすのが優先だ!」

 

 しょうがねえなぁ。(悟空)

 

 と、このように、フェリシアちゃんはこちらの指示を一切聞いてくれません。そのため、戦いではフェリシアちゃんに合わせるように動きましょう。

 助けられる側が介護するとか、これもうわかんねえな。

 

 

 

 さて、魔力を追ってたどり着いた先には、魔女結界が。この結界は……、立ち耳の魔女のものですね。

 

 そこまで強い魔女ではないですが、油断せずにイキましょう。

 

 お、(魔女結界が)開いてんじゃ~ん。

 

 

 

 

 

 中に入ると、さっそく使い魔がお出迎えです。

 

 この使い魔は、集めた包装紙を手裏剣のように飛ばしてくるので注意しましょう。

 

 スリケン、ワザマエ!

 

「どけどけ! ザコに用はねえ!」

 

 フェリシアちゃんのほうは被弾お構いなしで突っ込んでいってしまうので、彼女ができるだけダメージを受けないように、ユリちゃんでカバーしてあげましょう。

 

(ユリちゃんのコンボ攻撃を)見とけよ見とけよ~。

 

 

 

 ……フェリシアちゃんの安全確保、ヨシ!

 

 

 

 

 

 そんな感じで結界の奥に進むと……、いました、あのウサギのぬいぐるみみたいのが、立ち耳の魔女です。

 

「見つけた!」

 

 はい、例の如く、フェリシアちゃんは突っ込んでいくので、今回も助けてあげましょう。

 

 

 

 

 ですが、さっきの使い魔戦と違って、やっておくことが一つあります。

 

 それは……。

 

「魔女はボッコボコだー!」

 

 お、ちょうど良さそうな攻撃が来ましたね。

 

 

 立ち耳の魔女の顔が裂けて、耳が巨大な口となってフェリシアちゃんを攻撃してきます。クチートみたい。(小並感)

 

「っ!? ヤバッ……!」

 

 フェリシアちゃん、危なーい!

 

「え……」

 

 

 

 

 

 がぶっ。

 

 

 

 あんぎゃああああ! 腕噛まれたああああ!

 

 食いちぎられてはいませんが、結構ダメージもらいましたね。アーイキソ。

 

「お前っ! 腕……、大丈夫なのか!?」

 

 安いもんだ、腕の一本くらい。お前が無事でよかった。(SHNKS並感)

 

「オレのせいで……。ご、ごめん」

 

 大丈夫だって安心しろよ~。ヘーキヘーキ、ヘーキだから。

 

 そのための、巻き戻し。

 

 本来なら片腕使えなくなる大怪我ですが、ユリちゃんは固有魔法のおかげで大抵の怪我はすぐに治せるので、これくらい訳ないんですね。大怪我しても戦闘続行が可能なのが、回復魔法の強みです。

 やっぱ、魔法少女の、回復魔法を……、最高やな!

 

 さて、なぜフェリシアちゃんを庇ったかというと、死なれちゃ困るのが一つ。もう一つは、フェリシアちゃんに自分の戦い方に疑問を持ってほしかったからです。

 フェリシアちゃんはガサツな言動が目立ちますが、根底は善性の塊なので、善悪の区別は結構しっかりしてます。両親失っても、杏子ちゃんみたいに盗みで食いつなぐのではなく、傭兵で稼ごうとしている辺りからも分かりますね。

 そのため、自分の戦闘スタイルで他の人が傷ついたとなれば、自分のやり方が良くなかったと反省してくれます。

 すると、次回以降、こちらとも連携を取ってくれるようになるので、このイベントは早めに終わらせておきたかったんですよね。

 

 

 というわけでフェリシアちゃん。猪突猛進だけじゃ危ないって分かったかな?

 

「うん……」

 

 よし、それじゃあ、反撃といこうか。さ、コネクトするよ。

 

「……! おう!」

 

 しゃあ、コネクト!

 

 魔女が再び攻撃してきますが、先ほど解放したスキルも使って一気に距離を詰めましょう。

 伸びてくる口を、ステップ回避。そしたら、薙ぎ払いは普通にローリングで回避。再度の耳兼口による攻撃をパリィして、相手の体勢を崩しましょう。

 

 相手の体勢が崩れたら、ジャンプ。最高高度に達したら、ここでマギア発動!

 

 双刃刀が炎と雷を纏ったと同時に、こちらも先ほど解放した空中ジャンプで下へ思い切り跳びましょう。

 

 落下に魔法陣を蹴った速度が加算された状態で魔女を両断し、フィニッシュです。

 

 

 

 

 

 ……立ち耳の魔女、工事完了です。

 

 

 

「なあ、凜。その……、ありがとな。助けてくれて」

 

 気にすんなって。フェリシアちゃんが自分から戦い方を見直そうって思ってくれて、涙が、で、でますよ……。

 というわけで、これからよろしくナス!

 

「ああ。よろしくな、凜!」

 

 

 

 

 あとは、マミさんにフェリシアちゃんを紹介したら、見滝原に帰りましょうかね。

 

 

 

 ん? ちょっと待って。フェリシアちゃんへの報酬はどうすんの?

 

 そう思った視聴者兄貴たち。大丈夫です。ちゃんと用意してます。

 察しの良い視聴者兄貴は気づいたかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 そう。

 これからフェリシアちゃんには、ワルプルギスの夜までユリちゃんの家で過ごしてもらいます!

 

 

 

 

 

 

 

 ということで、今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 DAY.12 Side FM

 

 

 

「あなたが、深月フェリシアちゃん?」

「ん? オレのこと知ってんの?」

 

 それが、オレと凜の最初の出会いだった。

 

 魔女退治してる中で出会ったアイツは、どうやらオレを探していたらしく、オレの腕を買って雇ってくれるって言ってくれた。

 しかも報酬は、契約完了まで衣食住全部くれるっていうんだから、乗らない手はなかった。

 

 

 その後、オレたちはもう一度魔女退治をすることになった。せっかくだから、一緒に戦いたいって、凜は言ってた。

 

 オレとしても不満はなかった。魔女なんて頼まれなくてもぶっ飛ばすし、オレが役に立つって分かれば、アイツも契約をナシにすることはないだろうって思って、オレはガンガン突っ込んでいった。

 

 

 いつも通りの戦い方。

 けど、それが良くなかった。

 

 前に出過ぎて魔女の攻撃を避け損ねたオレを、アイツは庇ってくれた。

 

「うっ!!」

 

 魔女に噛みつかれた凜の腕からは、たくさんの血が流れていた。食いちぎられていなかったのは良かったが、その傷は決して浅くないのは一目で分かった。

 

「オレのせいで……。ご、ごめん」

「だ、大丈夫。私の、魔法、回復系だから。それより、フェリシアちゃんはケガ、してない?」

「オレは大丈夫だけど……」

 

 そこで、魔女からの追撃が来る。

 魔女の追撃を何とか躱したオレたちは、物陰に隠れて態勢を立て直すことにした。

 

「フェリシアちゃん。今ので分かったでしょ。あんな一人で戦うような戦い方したら危ないよ。私が助けられなかったら、フェリシアちゃん死んでたかもしれないんだよ」

「分かってるよ、んなことは。でも、許せねえんだ。魔女は、父ちゃんと母ちゃんを……」

 

 分かってはいる。けど、そう簡単に抑えられるものなら、こんな戦い方なんてしていない。

 物分かりが悪い、とコイツも離れちまうのかな、なんて考えていたときだった。

 

「うん。フェリシアちゃんのその感情は否定しないよ。大切な人を傷つけられた怒りを我慢しろなんてほうが酷だからね。でも、今のままだと、フェリシアちゃん自身も傷ついちゃうよ?」

「別にそんなの……」

「フェリシアちゃん自身がどうでも良くっても、私が悲しいな。きっとフェリシアちゃんが傷つくことを悲しむ人は、フェリシアちゃんが思っているより多いはず。それに、自分を大切に出来ない戦い方は、巡り巡って仲間を傷つけることになる。これは経験談。だから、フェリシアちゃんももっと自分を大切にして」

 

 自分を大切に。

 

 そんなことを言われたのは、傭兵をやるようになってから初めてだった。いつも、オレと組んだやつは、オレに文句だけ言って去っていった。

 オレが暴走しても、向き合ってくれたことなんてなかったのに。

 

「どう? できそう?」

「うん……」

 

 なんでお前は、そんなにオレと向き合ってくれるんだ。

 

「よし、偉いぞ。それじゃあ、まずは魔女を倒そうか」

 

 凜はオレの頭を軽く撫でると、立てかけていた武器を手に取り、魔女に目線を向ける。

 

「協力して倒すってのがどういうものか、フェリシアちゃんに見せないとね。だから、今回の魔女は私に譲ってほしいんだ。いいかな?」

 

 オレが黙って頷くと、凜は嬉しそうに笑う。

 

「ありがとう。それじゃあ、フェリシアちゃんには周りの使い魔をお願い。魔女は私が仕留めるから、それまで、絶対に私に使い魔を近寄らせないで。出来る?」

「当たり前だろ! オレはそんな弱くねえ!」

「うん。じゃあ安心して任せられるね。あ、それと、フェリシアちゃんの力、借りていい?」

 

 凜はそう言って、手のひらを出してくる。それで、凜が何をしたいのか、なんとなく分かった。

 オレも手を出す。

 

「よし! 息、合わせていくよ!」

「おう!」

 

 そうしてオレたちは、ハイタッチするように互いの手を合わせる。

 

「「コネクト!」」

 

 その言葉を合図に、凜は魔女に、オレは使い魔に向かって走り出す。

 

 使い魔は凜を妨害しようとするが、動いたヤツからオレが叩き潰して、凜には近寄らせなかった。

 

 すると、魔女のほうから強い光が発せられる。

 オレが振り返ってみれば、魔女の上を取った凜の武器から発せられる、魔力の光だった。

 炎と雷を纏った双刃刀を構え、足下に生み出した魔法陣の壁を蹴り、魔女へと矢のように突っ込んでいく。

 

 

 

 

 

 

 

「ルーチェ・フトゥーロ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 その叫びと共に振り下ろされた双刃刀は、魔女に幾太刀もの斬撃を入れ、魔女はそのすぐ後に爆散した。

 

 

 

 

 魔女がやられたことで、魔女結界も消滅し、オレたちは元いた場所に戻ってきた。

 

 すると、凜はオレに抱きついてきた。

 

「うわっ! ちょ、なにすんだよ!」

「ありがとー! フェリシアちゃんのおかげで魔女を倒せたよー!」

「オレは、なんもやってねーよ」

「ちゃんと言った通り、使い魔を私に近づけなかったでしょ。それに、コネクトで魔力も分けてくれた」

「そんなの、誰にでも出来ることだろ」

「でも、それをお互いで補い合っていくのが、協力するってことだよ。フェリシアちゃんだって全然出来るじゃん。さすがだね」

 

 そう言って、凜はオレの頭を犬みたいにワシャワシャと撫でる。普段なら撥ねのけていたかもしれないけど、その時はこのままでもいいか、なんて思って、されるがままだった。

 

「なあ、凜」

「ん? なーに?」

「その……、さっきはありがとな。助けてくれて」

「ふふっ。どーいたしまして!」

 

 そう言うと、凜はオレから体を離して、手を差し出す。

 

「じゃあ、改めまして。これからよろしくね、深月フェリシアちゃん!」

 

 そのなんてない言葉に、オレはなんでか嬉しくなった。だからオレも、凜の手を握ってとびっきり元気な声で返してやったんだ。

 

「ああ。よろしくな、凜!」

 

 

 

 

 

 その後、凜の連れっていうドリルみたいな髪型のヤツに、凜がオレを紹介して説明するのに大変そうにしてたのは、久しぶりに腹を抱えて笑うほど可笑しかった。

 

 

 

 

 




マギレコでワルプルギスの夜のレイドイベントが来ましたね。
この小説でワルプルをボコれる日はいつになるのやら……。

あと、前回の話でさらっと書きましたが、今まで凜の魔法少女衣装を描写しなかったのはわざとです。(迫真)
ワスレテタワケジャナイヨ……。(震え声)
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