魔法少女まどか☆マギカ 実績『朝焼けのエンドロール』獲得   作:くろしゅー

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(投稿に時間が空いてしまったので)初投稿です。



Record1 DAY.10~DAY.15

 

 

 

 

 

 

 仲間が死にまくる実況、はーじまーるよー。

 

 

 今回も始めていきましょう。

 

 では、前回の続きから。前回は、ほむらちゃんとのファーストコンタクトを済ませたところでしたね。

 

 

 

 

 DAY.10

 

 

 

 

 この後の動きですが、まずはマミさんとともに、まどかたちへの魔法少女体験コースをやることになります。

 

「あのね、夕凪さん。あの二人についてなんだけど、私たちの魔女退治を見学してもらうのはどうかしら?」

 

 あ、来ましたね。本編でもやっていた魔法少女見学。これに対して、ユリちゃんは否定的な立場でいましょう。

 

 は? 一般人を魔女退治に連れてくって、マ?

 

「でも、あの二人も魔法少女の素質はあるのよ。もう無関係じゃないわ」

 

 だからといってわざわざ危険に巻き込むことはないでしょう。そんなことも分からないとか、やはりヤバい。(煽り)

 

「だ、大丈夫よ! 私たちで守れば安全よ。今だって余裕が出てきたんだし、いざとなったら、私がちゃんと身体を張って守るわ。だから……」

 

 ハァ~~~、あ ほ く さ。そこまで言うなら、勝手にしたら?

 

「……うん、ありがとう」

 

 と、話も終わったので、さっさと家に帰りましょう。

 

 

 

 

 えー、なぜマミさんにこんな塩対応したかというと、マミさんの孤独を埋めないようにするためです。この周では、マミさんには早々に退場していただかないといけないので、お菓子の魔女戦で調子に乗らせるため、ここは敢えてキツい物言いでマミさんを突き放します。

 これだけ言っても好感度があまり下がらないのは、マミさん自身、自分の言い分のほうが間違っていると心の中では思っているからですね。

 それに、ここで二人を魔法少女から遠ざける言動をすることで、ほむらちゃんの好感度を少しでも稼ぎます。といっても、人づてなので、伝わらない可能性もありますが。

 

 

 

 

DAY. 11

 

 そんなこんなで、魔法少女見学当日。

 今、学校での様子を早送りで流していますが、この日からほむらちゃんに話しかけるのを忘れないようにしましょう。ほむらちゃんからは鬱陶しがられますが、それでも何度も顔を合わせて会話すれば、好感度は少しづつ上がっていきます。

 ここら辺の会話で特に重要な選択肢は出てこないので、気軽に話しかけにいきましょう。今も、ユリちゃんがほむらちゃんをお昼に誘いましたが、見事にフラれました。ヒドい、ヒドくない?

 とりあえず、これをお菓子の魔女が表れる日まで続けましょう。好感度を稼ぐのは日々の努力だって、それ一番言われてるから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、放課後です。いよいよ魔法少女体験コースのスタート。さやかちゃんのバットだったり、まどかの落書きなどのイベントを済ませつつ、前回取り逃した薔薇園の魔女を探します。

 まあ、出現場所は大体分かっているので、そこにさっさと向かいましょう。薔薇園の魔女がいる方向に歩きつつ魔力探知を行っていると……、はい、見つけました。さっそく向かいましょう。イキますよ~、イクイク。

 

 

 

 魔女の反応があるビルにやってくると、飛び降りをしそうになっている女性が! アカン、このままじゃ女性が死ぬぅ!

 ……なんてことにはならず、マミさんがリボンで受け止めて無事救助。サスガダァ……。

 

 

 

 

 女性を安全な場所に寝かせたら、いよいよ結界に突入です。一応、まどかたちにはこちらの指示を良く聞くこと、勝手に動かないこと、危険になったら大声で叫ぶこと、などを言っておきましょう。

 

「分かりましたよ~。凜先輩も心配性だな~」

「ちょっと、さやかちゃん……! 分かりました、気をつけます」

 

 はぁ~、まどかホンマ良い子。それに比べ、助六はさぁ……。危機感足りないんとちゃう?

 

「それじゃあ、いくわよ!」

 

 マミさんの声を合図に、魔女結果に突入します。

 

 ここでやることは、いつもの魔女退治と特に変わりません。こういうバトルだと、護衛対象を気にする必要があると思われがちですが、まどかたちはマミさんのリボンで守られているので、よっぽどのことが無い限り傷一つ負いません。なので、時々まどかたちを気にすれば、普段通りで十分勝てます。

 

 

 

 

 はい、サクサク結界を進み、あっという間に最深部到達です。

 

「皆、気をつけて! 魔女が出てくるわ!」

 

 マミさんの言葉と同時に、結界の主、薔薇園の魔女の登場です。

 人間の胃に、蝶の羽と薔薇をくっつけた髪の毛が生えてる見た目をした、中々にグロテスクな魔女です。

 

「うわっ、グロ……」

 

 さやかちゃんも言ってますね。ワイトもそう思います。

 

「あんなのに、勝てるんですか……?」

 

 まどかが不安そうに聞いてきますが、負ける要素なんかないので、安心させてあげましょう。

 

 大丈夫だって! 安心しろよ~。

 

「ええ、夕凪さんの言うとおりよ。負けるもんですか!」

 

 さあ、マミさんと息を合わせて飛び出しましょう。

 薔薇園の魔女は、蔦でも拘束やハサミを投げる飛び道具がありますが、どちらも楽に避けられる技なので、特に問題はありません。

 マミさんが使い魔を牽制している間に、一気に距離を詰めましょう。薔薇園の魔女は接近されると、押しつぶすしか攻撃手段がないので、これで一気に体力を削ります。ホラホラホラ!

 

 すると、たまらず薔薇園の魔女は飛んで逃げようとしますが、そこは飛び道具のあるマミさんに任せましょう。

 

「任されたわ!」

 

 はい、無事撃ち落としてくれました。オマケにリボンで拘束してくれたので、これでトドメですね。マミさんと合わせて、必殺技でフィニッシュです。

 

 いくで、マミさん!

 

「ええ! ティロ・デュエット!」

 

 え? もう? 

 そんな合わせる練習とかしてないと思うんですけど……。(正論)

 

 とにかく、魔女は倒せましたね。マミさんがいつも通り、必殺技名を叫んで決着です。ティロ・デュエットとは、マミさんとの合体必殺技のことです。今回のはただ、自分の必殺技をそれぞれで放っただけだったんですけど……、マミさんがまどかたちに良いところを見せようとして叫んだっぽいですね。

 

 

 

 魔女の結界が消え、グリーフシードが地面に転がります。マミさんがまどかたちにグリーフシードの説明をしますが、(その説明は)クビだクビだクビだ!

 

 

 

 

 

 グリーフシードの説明が終わると、マミさんがグリーフシードを廃ビルの入り口に投げます。そして、それをキャッチしたのは……。

 

「あなたにあげるわ。あと一度くらいは使えるはずよ。暁美、ほむらさん?」

「……」

 

 ほむらちゃん、オッスオッス!

 

「これはあなたたちの獲物よ。あなたたちだけの物にすればいい」

「そう……。それがあなたの答えなのね」

 

 またギスってるよ、この二人。(呆れ)

 仕方ありません、ユリちゃんが空気を柔らかくしてあげましょう。

 

 ほむらちゃん、まどかのこと、デートに誘えた?

 

「……は!?」

「え……?」

 

 あれ、違ったの? てっきりまどかとデートに行きたいから見ていたのかと。

 

「そんなわけないでしょ!」

 

 あ、そっかぁ。(池沼)

 変なこと言ってごめんね。許してクレメンス。

 

「……次は無いと思いなさい。今度やったら、その口縫い合わせるわよ」

 

 ひぃ、怖い……!(適当) 

 とりま、肝に銘じておきます。

 

 

 

 

 あ、帰った。

 ……パーフェクトコミュニケーション、ヨシ!(現場猫)

 

 それにしても、あんなに照れることもないのにね。

 

「いや、どうみても怒っていたようにしか見えなかったのだけど……?」

 

 マミさん、あなたの目は節穴か?

 まあ、とにかくこんな感じをお菓子の魔女戦までは繰り返しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 あ、そうだ。(唐突)

 この後、やること一つ忘れてたゾ。

 

 魔法少女見学が終わってマミさんが帰ったら、まどかだけ個別で呼びましょう。

 

 FF外から失礼するゾ~。まどっち、ちょっといい?

 

「あ、はい。なんですか?」

 

 実は、お願いがあるんだな~。(WK並感)

 ほむらちゃんのことで何かあったら、連絡してほしいな。話聞くから。

 

「……やっぱり、凜さんもほむらちゃんのこと、危ないと思いますか?」

 

(そんなわけ)ないです。むしろ、もっと話して見たいゾ。でも、ユリちゃんからだと逃げられちゃうから、まどっちがいるタイミングなら話せるかなって。なので、オナシャス!

 

「……分かりました。頼りにしてますね」

 

 ありがとナス! 任せてクレメンス。

 

 

 

 はい、これで今度こそ解散です。

 今の会話は、ほむらちゃんの好感度を上げるための会話イベントを発生させるためのものです。二人の会話に割り込めます。百合の間に挟まるユリちゃん。こうやって書くと、ただの花畑ですね。

 先ほども言ったように、ほむらちゃん視点での今のユリちゃんは、今まで存在しなかったイレギュラーであり、実力も高い不安要素でしかありません。そのため、ユリちゃん単独で近づくと、普通に避けられます。だから、まどかに頼む必要があったんですね。(メガトン構文)

 

 

 

 

 といっても、そのイベントの前にお菓子の魔女戦があるので、まずはそこまでカット。(委員長の魔女と暗闇の魔女戦は)クビだクビだクビだ!

 

 

 

 

 

 DAY. 15

 

 

 

 

 

 ということで、ついにやって来ました。当時の視聴者にトラウマを植え付けた、お菓子の魔女との戦いの日です。

 

 今回、ユリちゃんはどう動くかというと……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 神浜市に遊びに行きます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 は?(猫ミーム)

 

 と思った視聴者兄貴たちも多いでしょう。

 ですが、これで合っています。これはあくまでほむらちゃん救済を目的としたもので、他のキャラはぶっちゃけ、あまり関係ありません。特にこの時間軸は、失敗確定の時間軸なので、当然マミさんも救いません。

 

 なぜ助けないかというと、次の時間軸で失敗しないようにするためです。この攻略では、とある方法で次へと情報を引き継ぐのですが、その際に引き継げる情報を増やすためです。これらの情報は、失敗してしまったことやもっと上手く出来たことから選択できます。

 

 そのため、出来るだけ必要なバッドルートを引いて、次の時間軸に託す必要があります。

 

 もちろん、それをしなくてもマミさんたちは助けられるのですが、一度失敗を経験していないと、どの事象も優先順位が同じになってしまい、新たな行動を行うときに、キャラ死亡フラグを折る行動が選択肢に出なくなるときがあります。それを防ぐために、絶対に防ぎたいバッドルートイベントは、この周で出来るだけ回収します。

 

 あと、これらのバッドルートイベントを起こすことで、ほむらちゃんがユリちゃんをもっと早く頼っていれば、ループを打ち明けていれば防げた、と思わせる要因にもなるので、イベントは必須と言っていいでしょう。

 これがないと、ほむらちゃんと仲良くなってもループしていることを打ち明けてくれない可能性が残り、情報の引き継ぎが出来なくなります。

 

 

 というわけなので、マミさんとマミさんファンの皆さん。残念ですが、さようなら。(HRDR感)

 

 

 

 

 

 てなわけで、さっそくマミさんに話しかけましょう。

 

 マミさん、オッスオッス! 今日の放課後なんだけどさぁ、先輩たちに会いに神浜行きたいから、魔女退治休みたいんだよね。

 

「あら、そうなの?」

 

 こっちでも上手くやってることの報告も兼ねて、久しぶりに会いに行きたいんだけど、いいっすか?

 

「……ええ。もちろんよ。先輩たちは大切にしないとね。気をつけて行ってくるのよ」

 

 ありがとナス! お礼に美味いチーズケーキ買ってくるから、楽しみにしとけよぉ~。

 

「ふふっ。はいはい。楽しみにしてるわ」

 

 と、マミさんに神浜に行く旨を伝えたので、学校が終わったらさっそく神浜に向かいましょう。

 チンタラしていると、魔女を見つけたまどかたちが連絡してきて、強制的に魔女退治に行くことになってしまいます。

 

 

 

 

 

 さて、学校が終わりましたので、ダッシュで駅へ向かいましょう。

 まどかたちから連絡が来る前に、電車へと乗り込み、いざ神浜。

 

 

 

 

 

 

 魔法少女移動中……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 着いたー!

 やって来ましたー! 神浜ー!

 

 見慣れた見滝原とは違った街並み。ここが修羅の街、神浜市です。

 降りた駅は、神浜の新西区と呼ばれる場所。元々ユリちゃんも住んでいたところですね。

 

 

 神浜に着いたら、まずは調整屋に向かいましょう。場所は神浜ミレナ座という、潰れた映画館にあります。

 

 

 

 

 移動中は倍速なので、この間に神浜市について簡単な説明を。

 

 ここ、神浜市は、大きく分けて三つの地区があります。

 まずはユリちゃんのいる新西区を含めた、発展の進む西側。もう一つは、経済的に遅れを取り、比較的治安が悪い東側。そして、中立の中央、南側があります。

 西と東は仲が悪く、それは魔法少女の縄張りにも関係しています。神浜の魔法少女は基本、複数人で協力するのが当たり前の価値観ですが、それでも西と東の縄張りは常に緊張しており、どちらかがどちらかの縄張りに踏み込んだだけで、衝突しかねない状態です。

 そのため、西と東には、それぞれ縄張りの代表魔法少女がおり、その魔法少女がそれぞれの側のまとめ役になっています。

 西のリーダーは、ユリちゃんが所属していたチームみかづき荘のリーダー、七海やちよさんです。ちなみに東のリーダーは、和泉十七夜さんと言います。ユリちゃんの交友関係欄にも名前がありましたね。二人とも、リーダーとしてはともかく、個人的には仲は悪くないので、ユリちゃんもどっかでやちよさんに紹介してもらったのでしょう。

 

 あと、倍速中にまどかたちから、魔女発見の電話を受けましたが、神浜にいるのですぐには行けないということを伝えましょう。あとは、マミさんにその状況を伝えたらお菓子の魔女戦に関するイベントは終了です。

 ちなみに、まどかたちからの連絡が真っ先にユリちゃんに来たのは、原作通りマミさんがまどかたちと連絡先を交換していないからです。

 ユリちゃんがいることで、原作と若干違う形で話が進んでいますが、ユリちゃんが神浜にいる時点で、マミさんの死は避けられないので、安心して神浜を散策しましょう。(クズ)

 

 

 

 

 

 さて、話をしていたら、調整屋に到着です。

 さっそくドアをノックして、入りましょう。お、開いてんじゃ~ん。

 

「いらっしゃ~い。……あら、凜ちゃん。久しぶりねぇ」

 

 ヌッ! この出るとこ出たスタイルに、脳が溶けるような堀江由衣ボイス。彼女こそ、この調整屋の店主、八雲みたまさんです。光を反射する銀髪とそのスタイル、そして手の白い手袋が、セクシー……、エロい!

 

「どうしたの? 引っ越したって聞いていたけど……」

 

 向こうの生活が落ち着いたんで、先輩たちに報告しようと思って遊びにきました。

 

「……! そ、そうなの……。それにしても久しぶりだし、もてなさないと! 今、お茶入れてくるわね」

 

 自分でやるからお構いなく。

 

 ここでみたまさんの出す食べ物は絶対受け取ってはいけません。彼女の妹のみかげちゃん曰く「姉ちゃの料理はぜーんぶ地獄」とのこと。あまりの不味さに、しばらく全ステータスが下がります。(一敗)

 

 ところで、やちよさんたちは元気にしてる?

 

「そ、それは……」

 

 ん?

 

「よーっす、調整屋。来たぞー……、って、凜?」

 

 あ、ももこネキ、オッスオッス!

 

「久しぶりだな~。元気にしてたか?」

 

 そりゃあもちろん、元気ビンビンよ。

 

 今入ってきた、金髪をポニーテールで纏めたこの子は、十咎ももこちゃん。面倒見の良い姉御肌で、ちょっとお節介なところはありますが、困っている人は放っておけない優しい子です。みたまさんとも仲が良く、戦えない彼女の代わりに、この近くの魔女や使い魔を狩ってあげています。

 

 みたまさんについてですが、彼女は「神浜を滅ぼす存在になりたい」という願いで魔法少女になった子です。呪いのような願いで魔法少女になったためか、魔法少女としては最弱クラスで、使い魔すら倒せません。ですが、その力を利用して行っているのが、この調整屋です。

 

「ももこ、いらっしゃい。今日は調整だったわよね?」

「ああ。まさか、凜に会えるとは思わなかったけどな」

「それなら、先に凜ちゃんの調整を済ませてからでいいかしら?」

「ああ、いいぞ」

 

 あ、先に調整してくれるみたいですね。ありがとナス!

 それじゃあ、持ってきたグリーフシードを支払って、調整をしてもらいましょう。

 

「毎度あり~。それじゃあ、そこに横になってね」

 

 では調整をしてもらっている間に、知らない人のために調整について解説を少し。

 

 調整とは、ソウルジェムに触れることで、文字通り魔力を調整してもらうことを指します。これにより、今まで以上の力が出せたり、不安定な力を安定させたりと、魔法少女が戦いで有利になるよう強化されます。分かりやすく言うと、ドラゴ○ボールの潜在能力解放みたいなもんです。これをやってくれるのが調整屋というわけです。

 ゲームシステム的に言えば、魔力の上限アップや魔法関係のスキルツリーを解放する役割を担っています。これにより、レベルアップによる自然取得では手に入らないスキルを獲得することもできます。

 

 

 今回のユリちゃんは、解放できるスキルがないので、魔力の上限アップだけにしておきましょう。

 

「はい、終わりよ。お疲れさまぁ~」

 

 ありがとナス! それじゃあ俺、やちよさんたちに会って帰るから……。

 

「え? 凜、やちよさんに会いにきたのか……?」

 

 そうだよ。(肯定)

 向こうでの生活が落ち着いてきたから、挨拶くらいはしようかな、と。あ、ももこネキ、やちよさんの場所、知ってる?

 

「……それは」

「ももこ……、ここは……」

「いや、やちよさんに会いに来たなら、いずれ知ることだよ。なら、アタシたちがいる内に言っておいたほうが良い」

「……分かったわ。ももこの判断に任せる」

 

 二人で何コソコソ話してるんだよ~。俺も混ぜてくれよ~。

 

「……あのな、凜。落ち着いて聞いてほしいんだ。やちよさんだけど……。一昨日、魔女になったよ」

 

 

 

 は?

 

 という言葉が合いそうな表情を浮かべるユリちゃん。

 

「一昨日、アタシたち呼ばれてさ。そこでアタシたち、やちよさんが魔女になったみふゆさんを殺したって聞いたんだ。それで……、私のこともお願いって、西は任せるって言って、魔女に、なった……」

「魔女はももこと十七夜、それと鶴乃ちゃんで昨日倒したわ。だから、やちよさんは、もう……」

 

 

 

 

 

 瞳が揺れ、これ以上無いほどの絶望顔を浮かべるユリちゃん。ああ^~、いいっすねぇ~。

 

 

 はい、ということで、神浜市に来たもう一つの目的は、やちよさんが魔女化して死ぬということを知るためでした。

 実は色々なことが重なり、この時期のやちよさんはとんでもなく荒れています。そのため、それらが積み重なって、大体この時期に魔女化してしまいます。

 次の周以降、この情報は大切になっていくので、ここで回収しておきたかったんですよね。

 

 っと、ユリちゃんのソウルジェムが大分濁ってしまいましたね。それでも、濁りきらない辺り、性格の『気丈』が効いていますね。

 ももこちゃんの胸の中で泣くユリちゃん。そら、(尊敬する先輩が死んだら)そう(なる)よ。

 

 とはいえ、ユリちゃんにはいつまでも絶望に浸っていてもらっては困ります。

 

 自由に動かせるようになったら、みたまさんとももこちゃんにお礼を言って、調整屋を出ましょう。

 

「……ええ。また、いつでも来てね」

「凜。辛かったら、いつでも相談してくれ。それくらいなら、いつでも大丈夫だから」

 

 ありがとナス! ま、この周ではこれ以上関わらないけどね。

 

 

 

 

 

 

 てなわけで、次にユリちゃんが向かうのは、「万々歳」という中華屋さんです。

 

 そこの看板娘であり、自称最強魔法少女に会いに行きましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 はい、到着です。

 さっそく扉を開けましょう。お、開いてんじゃ~ん。

 

「あ、いらっしゃ……、って、凜!?」

 

 鶴乃ちゃん、オッスオッス! 久しぶりだな~。元気してた?

 

 この茶髪をサイドテールにしてる元気そうな子が、由比鶴乃ちゃんです。といっても、今はしおれた花みたいになっていますが。なんでやろなぁ。(すっとぼけ)

 

「え、ど、どうして? 見滝原に引っ越したって……」

 

 向こうでの生活が落ち着いたから、先輩たちに挨拶に来たんだゾ。

 

「そ、そうなんだ。ありがとうね、わざわざ来てくれて」

 

 やちよさんのことは、さっきももこちゃんたちから聞いたゾ。

 

「……そっか。もう知っちゃったか……」

 

 もう元気っ子の面影もないくらい痛々しい感じになってますね。

 ですが、それも仕方ありません。鶴乃ちゃんはチームが解散になった後、メンバーの中で唯一、チームを元に戻そうと頑張っていた子ですし、やちよさんとはかなり仲が良かったですからね。そんな人を自分たちで倒さなければいけないのだから、本来なら魔女化しててもおかしくありません。むしろ良く耐えているほうだと思います。

 

「……やちよも勝手だよね。自分でチーム解散して、そのくせ、最後は私たちに頼ってくるなんてさ」

 

 お、そうだな。(適当)

 

「凜もそう思うよね? あー、なんか思い出したら腹立ってきた! こういうときは、たくさん食べて解消だー! 凜も食べる?」

 

 オナシャス! 先輩(の料理)、好きっす!

 

「よしきた! 鶴乃お姉さんが腕によりをかけて作っちゃうよ! ふんふん!」

 

 テンション高い、高くない?

 まあ、いつも通りの鶴乃ちゃんといえばそうですが……。

 

 

 それにしても皆、意外とユリちゃんへの好感度が高いですね。チームを組んでいても、別れた状況では、好感度があんまり高くないという状況もあり得るのですが、ユリちゃんはかなり可愛がられていたみたいですね。みたまさんも心なしか優しかった気がします。

 

 それに鶴乃ちゃんがお姉さんモードになっているということは、精一杯ユリちゃんを気遣って心配していることの表れですから、師弟仲も良かったっぽいですね。自分も辛いのに、後輩を思いやれるなんて、ええ子やで、ホンマ。これで本人は妹ってマジ?

 

 ま、この元気で良い子も、鶴乃ちゃんが必死に演じてるだけなんですけどね、初見さん?(クソデカネタバレ)

 

 多分、今の鶴乃ちゃんは余裕が全くないのを誤魔化しているだけだと思います。それでもユリちゃんを優先して考えてくれるあたり、好感度が高めなのは間違いないですね。

 

 

 

「よーし、出来た! 万々歳の特別メニュー、鶴乃の最強中華セット! お父さんと練習してたんだー!」

 

 おお、ええやん! かなり量はありますが、香辛料の匂いが食欲をそそりますねぇ! 料理の見た目も、出張料理人のNKN君が作ったみたいで、おいしそうですね!

 

「ふふーん、でしょでしょ! さあ、召し上がれ!」

 

 それじゃあ、いただきます。

 

 

 

 

 

 ……もぐもぐ。うん、おいしい!

 

「ホント!? どれくらい? 点数は!?」

 

 

 

 

 んまぁ、そう……、50点!

 

「うわあああああん! またああああああ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、料理も食べて楽しくお話もしたところで、そろそろ見滝原へと帰りましょうかね。マミさんにチーズケーキ買って帰る約束もしてたしな!

 

「えー、帰っちゃうの? もっと居てもいいんだよ?」

 

 残念だけど、向こうで待ってる友達がいるから、今回はこれで。

 

「……ウソウソ。凜も向こうで友達出来たんだもんね。引き留めたりはしないよ。でも……、でも、辛いことがあったらいつでも相談してね。鶴乃お姉さんがいつでも力になろう!」

 

 ありがとナス! でも、ももこネキにもおんなじこと言われたゾ。

 

「あれ? 被っちゃった? もー、ももこったら! 私の台詞奪うなんて!」

 

 別に奪ってないと思うんですけど。(正論)

 

「まあとにかく! 元気にしてそうで良かったよ。見滝原でも、引き続き頑張ってね!」

 

 かしこまり! 鶴乃ちゃんも元気にしててね。

 

 

 

 

 

 

 

 というわけで、帰りにチーズケーキを買って帰りましょうかね。待ってろ、マミさん!(純粋な目)

 

 

 

 

 

 

 

 帰ってこれた~! 見滝原!

 

 さて、魔力探知を行いましょう。すると、何やら魔力反応が。ほむらちゃんのものです。

 

 魔力反応を追ってみると病院に。裏手の駐車場に行ってみれば、ほむらちゃんにまどかとさやかちゃんもいます。一体何があったんだ!?(すっとぼけ)

 

「……! 夕凪凜……」

「凜、センパイ……」

 

 まどかは泣き続けてるし、ほむらちゃんからは目を逸らされました。ユリちゃんは何が何だか分からない様子。まずは、マミさんのことを尋ねましょう。

 

 ほむらちゃーん、マミさんは?

 

 

 

 

 

「……巴マミは、死んだわ。魔女との戦いで、命を落とした……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 本日二度目の絶望顔をユリちゃんが浮かべたところで、今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 




とりあえず完成したので投稿しました。

次がいつ投稿できるか分かりませんが、エタらないよう頑張るので、気長に待っていただけたら幸いです。
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