魔法少女まどか☆マギカ 実績『朝焼けのエンドロール』獲得 作:くろしゅー
Film.14 彼女のキオク
遠い遠い宇宙の、そのまた彼方。
過去も未来も入り交じる次元の狭間に浮かぶ小さな光。
闇夜の海を照らす灯台のような光は、淡く周りを照らしている。
いや、『ような』という表現は少し違う。なぜなら、その光は比喩でなく、本当に灯台の光なのだから。
そんな辺鄙な場所にある灯台の内部。そこには、影法師のように黒に塗りつぶされた少女がいた。
「A-Q? A-Q~?」
少女は、この灯台に住む同居人であり、自身を導いてくれる存在を呼ぶ。
程なくして、少女に呼ばれたA-Qは灯台の扉の一つから顔を覗かせる。
「やあ、なんだい?」
現れた白い小動物、A-Qは影法師の少女に問いかける。その見てくれは、魔法少女たちが見れば緑色のキュゥべえと言うだろう。これを本人(本獣?)に言うと「アイデンティティーの否定であり、尊厳の虐待だ!」と、キレ散らかすのだが。
一方、影法師の少女は嬉しそうにA-Qへと駆け寄る。
「A-Q。実はね、さっき灯台で面白いものを見つけた」
「面白いもの?」
「うん。『記憶の窓』なんだけどね、いつもとちょっと違うの。見てみて」
少女はA-Qを手招きし、自身の発見したものの前まで案内する。
そこにあったのは、一つの窓。
それは『記憶の窓』と呼ばれる、この灯台独自のものだった。灯台では、この窓からいくつもの魔法少女の記憶を見ることができる。
少女もこの窓を通じて、いくつもの宇宙、いくつもの魔法少女の物語を見てきた。
しかし、今回の記憶の窓は、いつもと少し違って見えた。
「これ、いつもの記憶の窓と違うよね? どうして?」
少女がA-Qに問いかけると、A-Qも少し驚いたような声で答える。
「これは……、なんて珍しい。よく見つけたね、お手柄だよ」
「……?」
A-Qに褒められた理由が分からず、少女は首を傾げる。
そんな少女を見て、A-Qは窓を見ながら説明をする。
「これはね、可能性宇宙の記憶の窓さ」
「可能性宇宙?」
「そう。キミが今まで記憶の窓を通じて見てきた光景は、すでに運命の定まった宇宙……。言い換えれば、基本宇宙ともいえる世界の記憶なんだ。それは宇宙の軸となる世界。キミは並行世界を知っているかい?」
「へーこー世界?」
「宇宙はいくつも存在するって考え方さ。記憶の窓にも、連なりのある窓とそうでない窓があるだろう?」
「うん」
「連なりのない窓は別の宇宙の記憶って考えればいいよ」
難しい話はよく分からないが、少女はとりあえず飲み込み、A-Qの説明を聞く。
「並行世界にもいくつかあってね。今回は、前提が全く違う宇宙と1つの宇宙から枝分かれした宇宙。これだけ覚えてくれればいいよ」
「それって、なにか違うの?」
少女の問いに、A-Qは「当然さ」と答える。
「キミが見てきた記憶の窓の宇宙は、似ているところはあっても基本的には独立している。それに比べて枝分かれした宇宙は、軸となる宇宙から可能性の枝を伸ばして、軸の宇宙とは違う運命を辿ろうとする。言い換えれば、同じスタート地点から別のゴールを目指す感じかな。ボクはそれらの宇宙を、可能性宇宙と呼んでいるんだ」
「ふーん」
分かったような分からなかったような説明に、少女は生返事を返す。
ようは、この記憶の窓が繋がる宇宙は今までと違うと言いたいのだろう。
そこで、少女に次の疑問が浮上する。
「それじゃあ、なんで珍しいの?」
すると、A-Qは待ってましたと言わんばかりに尻尾を揺らす。
「それはね。この可能性宇宙はとても不安定な存在だからさ」
「不安定? グラグラしてるってこと?」
「物理的にって意味じゃないよ。この宇宙は、完全な形になる前に成長を止めてしまう場合が多いんだ」
少女は首を傾げる。
「大人になれないってこと?」
すると、A-Qはクスクスと笑う。
「なかなか面白い表現だ。そうだね。可能性宇宙は、もしもの世界。こうだったら、ああだったら、なんてイフのストーリー。けれど、その世界は不安定で、続きが紡がれなくなってしまうことも少なくない。事実、ボクも可能性宇宙の記憶の窓は観測を続けていたんだけどね。成長しきるまでいく宇宙の観測は、僅かにしかできてないんだ」
「だからお手柄なんだよ」とA-Qは声を弾ませる。
「これらの宇宙は、決して基本宇宙では紡がれないような光景を観測することができる。未熟で荒削り。けれどその宇宙でしか見られない情熱が籠っている。だからボクは、可能性宇宙のポートレイトを描くのが好きなんだ。この、本物の枠組みから抜け出した
少女には、何がそこまでA-Qを興奮させるのか分からない。けれど、A-Qの楽しそうな雰囲気は、自分の心もワクワクさせた。
「ねえ、A-Q。これ、記憶の窓なんだよね? それなら、他の窓みたいに入れる?」
その問いに、A-Qは頷く。
「当然さ。キミ、窓に入りたいのかい?」
A-Qの問いに、少女は拳を握り、はっきりと首を縦に振る。
「うん。特別な記憶の窓なんでしょ? それなら、そこにどんな魔法少女の記憶の光があるのか、どんな光景が見られるのか知りたい」
少女の答えに、A-Qは嬉しそうに笑う。
「アハッ。それなら是非頼もうじゃないか。この記憶の窓を通して、色々と体験してくるといい。キミの記憶を取り戻すキッカケになるかもしれないし」
「うん。行ってくる」
少女は窓に近づき、取っ手に手をかける。
そんな少女に、A-Qは後ろから声をかける。
「戻ってきたら、記憶の光を元にボクがポートレイトを描いてあげるよ」
「ありがとう。じゃあ、頑張る」
そうして少女は記憶の窓を開けた。その先に待つ、未知の世界と、この記憶の窓を有した魔法少女との出会いに期待を膨らませて。
どうもみなさま。お久しぶりです。変態糞魔法少女です。
攻略終わったんじゃないんか? 今さら動画出して何のつもりだ?といった声が聞こえてきそうですが、今回は攻略動画ではありません。
あくまで攻略動画のオマケとして、そういえばこんな要素あったなと思い、ある要素を動画にした次第であります。
冒頭のムービーである程度分かった視聴者ニキもいるかと思いますが、実はこのゲーム、隠しステージとして『灯台劇場』が設定されています。
灯台劇場とは、ゲーム『魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra』に登場する主人公たちの拠点で、魔法少女たちの記憶を光として集めている灯台です。
今はその記憶の光を失った状態で、元の輝きを取り戻すために主人公のナマエちゃん、アリn……ゴホンゴホン!、A-Qと、そして黒江……ゲフンゲフン!、ヨダカの3人(?)で記憶の光を集めている、といった具合です。
さて、そんな灯台劇場ですが、本ゲームではいわゆるクリア後のオマケステージを担っています。
ここでは原作になぞらえ、そのセーブデータで通ったイベントや戦闘の追体験ができます。そのため、本編と同じメンバーでも違う会話が聞けたり、別の戦法が試せたりと、過去のイベントの振り返りができます。RTA走者必須といっても過言じゃないくらい有能なシステムだゾ。かくいう私も、今回のチャートを組む際にめちゃくちゃ利用させてもらいました。
で、ですね。今回動画にしたのは、この灯台劇場のある機能を皆さんに紹介したいなと思い。
本ゲーム、私がやったようなオリジナルキャラでトゥルーエンドまでクリアすると、この灯台劇場の保管する記憶の光に、そのオリジナルキャラのデータも記録されるんですね。
これにより、今まで隠されていたマスクデータなども見られるようになり、自分の愛着の湧いたキャラをいつでも眺めておけるようになります。キミ、有能って言われない?
そのため、ここまで見てくださった皆様のために、本攻略で身体を張り続けたユリちゃんこと、夕凪凜ちゃんのプロフィールや設定を公開していきたいと思います。
凜ちゃんのこんなことやあんなことを、丸裸にしていきましょう、グヘへ。
あ、ほむらちゃん。これは違くて。だからその物騒なものをしまって……。
ちょ、ちょ、ちょっと待って下さい!待って!助けて!待って下さい!お願いします!(迫真)
アッーーーーーー!♂
…
……
ふぅ。さてさて、ヒデー目に遭いましたが、さっそく見ていきましょう。
なんせ私も、凜ちゃんのデータは初めて見るので、どんな感じになっているか楽しみです。
では、まず最初はプロフィール欄から見ていきましょうか。まあ、ここは今までの情報のおさらいですね。
・夕凪 凜
学校:見滝原中学校
出身:神浜市(参京区)
居住地:見滝原市
年齢:15歳(中3)
身長:158cm
武器:双刃刀
魔法:巻き戻し※
ソウルジェム位置:右腰
趣味:映画鑑賞 アルバム作り
※魔法の対象は基本的に物質であり、時間や空間など概念的なものには効果がない。ただし、魂が固形化している魔法少女に対しては、記憶や魔力、精神などにある程度干渉は可能。
神浜市から見滝原市に引っ越してきた魔法少女。普段は明るい振る舞いをしているが、時々暗い表情を見せる。生来の優しい性格で、困っている人は放っておけない。神浜市で鍛えられたおかげで、実力は折り紙付き。
・夕凪 凜(ver.Final)
凜が己と向き合い、他者を信じる強さと頼る弱さを受け入れたことにより変化した姿。今までソウルジェムを濁らせていた穢れが消えたことで、調整で育てられていた彼女の潜在能力が完全に解放された。そのため、あらゆる能力が格段に上昇しており、魔力量はやちよに迫るレベル。彼女の魔法少女としての最高到達点。
はえー。
皆さん、いかかでしょうか。私としては、身長にちょっと驚きました。まばゆちゃんたちと比べても結構高いイメージあったんですけど、実際はまばゆちゃんより2センチ高いだけなんですね。頼りがいありすぎて、すごく大きく見えたゾ。
あとは趣味。最初に確認した通り、映画鑑賞が趣味なのは分かっていましたが、もう1個ランダムで追加されたやつもありますね。本編でも、今時珍しい本タイプのアルバム持ってましたし、趣味なら納得です。今回、掘り下げイベントは回収できませんでしたが、まあ逆に妄想が捗りますね。
つづきましては、魔女図鑑です。
ここでは各魔法少女の魔女化した姿を見ることができるのですが、これは本編中で魔女化しなくても見れる親切設計なので、凜ちゃんの魔女も見られるわけですね。その親切心を鬼畜リズムゲーと化したミニゲームにも欲しかった……。
では見ていきましょう。
●アルバムの魔女
アルバムの魔女。その性質は懐古。この魔女は自身だけのアルバム帳を大事にしており、それをよく鑑賞している。そこに写るのは、魔女にとって幸せな時間の象徴たち。そのため魔女は、このアルバムを埋めるべく人間を結界に招いて、一緒に記念写真を撮っている。しかし、いつも納得のいく写真にはならず、一緒に撮った人間ごと写真を破り捨ててしまうため、アルバムが埋まることはない。魔女自身、アルバムを埋めることは半ば諦めており、それゆえアルバム鑑賞にのめり込む。
●アルバムの魔女の手下
アルバムの魔女の手下。その役割はガイド。魔女の願いを叶えるため、魔女との記念撮影に応じてくれる人間を日々探している。けれど、いつも魔女が写真を破り捨ててしまうため、魔女が食べ残したご馳走にありつくために働いている者がほとんどである。時折、労働環境改善を求め、直談判したり魔女を蹴っ飛ばしたりする者もいるが、魔女はアルバムに夢中で大抵気づかない。
……ウーン(瀕死)
分かっちゃいましたが、やっぱり悲惨な説明文でしたね。
というか、アルバムめっちゃ重要な要素で草。これのフラグだったのか……。
本編中で出現することなくて良かったです。ほむらちゃんとまばゆちゃんの好感度稼いだ状態で魔女化したら、2人のソウルジェムが凄い勢いで濁ったでしょうし、最悪次の周から頼られなくなる可能性もあったので。
え? 凜ちゃんが魔女化したルートやらないのかって? やだよ(強い意志)
さてさて、次にいきましょう。
せっかく話にも出ましたし、今回のメインともいえる項目。好感度チェックに入りましょうか。
好感度は項目が2つあり、1つは凜ちゃん→他キャラの好感度、もう1つは他キャラ→凜ちゃんの好感度の2つです。
今回はキャラも多いので、どちらも上位5人を見ていきましょうか。
まずは、凜ちゃん→他キャラの好感度から。
では、イクゾー!
好感度(凜→各キャラクター)
第5位 暁美ほむら(好感度値:150)
ほむらちゃん、順位低っ!
いや、凜ちゃんの交友人数を考えると5位でも十分高いんですけど。
それでも、この子一応1周目の時間軸のメインヒロインだったんですけど……。
ああー……。でも、この好感度、凜ちゃん視点なので、3周目の時間軸しか参考にされてないんですよ。3周目は時間が無さすぎて、ほむらちゃんとは好感度上昇イベントを全然こなしてなかったのが響きましたかね。
凜ちゃんとしては、良くも悪くも助けてあげなきゃいけない友達だったのかもしれませんね。
そして凜ちゃん、5位から好感度値が高すぎる!
あ、ちなみに好感度の数値ですが、大体100で親友レベルです。原作のまどさやがこれくらいの数値です。
これを越えると、それ以上の感情に発展する可能性もでてきます。叛逆のほむら→まどか、マギレコのいろは→ういが、300オーバーくらいですので、これを参考にしていただければ。
なので、凜ちゃんの好感度値が高すぎるんですよね。100越えてくるのは大体3位くらいからなのに。
ははーん。さては凜ちゃん、めちゃくちゃ重い子だな?(激遅認知)
凜ちゃんの愛嬌で友達が少なかった理由も何となく分かりましたね。多分、1人1人を大事にするせいで、大勢の交友関係を築くのが苦手なんでしょうね。
事実、凜ちゃんは交友関係持った人には、例え幽霊みたいなみことちゃんにすら、あそこまで尽くしましたからね。
はえー、すっごい……。
第4位 由比鶴乃(好感度値:180)
4位は最強の師匠、由比鶴乃ちゃん!
まあ、この子は予想通りですね。
文武両道の最強魔法少女。しかも、親が大金持ち逃げしてもめげずにお店手伝うとか、凜ちゃんの成りたかった理想そのままを体現するような子。プレイ中にも、鶴乃ちゃんに脳を焼かれた凜ちゃんのモノローグが何回もありましたね。その羨望と嫉妬で湿度がエグいことになっていましたが、それでもそれを見せないのが凜ちゃんクオリティ。
まさか師弟揃って、偽りの自分を演じて限界を迎えるとは、このリハクの目をもってしても……。
面白かったのは、凜ちゃんがそんな感じで側にいたからか、鶴乃ちゃんのメンタルが原作より幾分マシだったことです。この世界線の鶴乃ちゃんは、自力で弱さを打ち明けられるようになりましたからね。凜ちゃんの尊い犠牲のおかげです。
なんだかんだ相性良くて、一番健全な2人だと思います。
第3位 瀬奈みこと(好感度値:220)
3位は瀬奈みことちゃん! アナザーストーリーの実質メインヒロインだった彼女がここでランクインです。
そしてついに、好感度値が200を突破しました。
思えば、凜ちゃんってみことちゃんに対してずっと好感度高かった気がします。出てくる選択肢がどれも好感度高いときのものだったので、私もよく覚えています。凜ちゃんと過ごした時間は夢だけの期間を含めても約3週間ほどだったのに、なんであんなに高かったんでしょう? 一目惚れか?
というか凜ちゃん、みことちゃんに対してスパダリムーブしようと頑張ってた感がありますよね。帆奈ちゃんエミュかな? お前、いっつもエミュしてばっかだな。(辛辣)
一度だけの出会いからその人を追うとか、シンデレラみたいですね。みことちゃんがガラスの靴を履いてるのもそれっぽいしな。出会いが違えばマジでメインヒロイン目指せましたと思います。
第2位 安名メル(好感度値:280)
2位は安名メルちゃん!
言わずと知れた、1年以上凜ちゃんの心に影を落とし続ける原因になった子です。
凜ちゃんのまほストでも一番出番が多かったですし、間違いなく凜ちゃんをギリギリ正気で保たせた、ガチのMVPです。
メルちゃんにそこまでの思惑があったかは微妙ですが、心身ボロボロだった昔の凜ちゃんにとっては、気軽に話せる雰囲気の彼女が本当に救いだったのだと思います。占いは人の話を聞くのが一番重要とまばゆちゃんのお母さんも言ってましたし、メルちゃんも案外聞き上手だったのかもしれませんね。
おかげで死んで1年以上経っても、好感度ランキング2位に入り込みました。強すぎィ! 生きてたら間違いなくメインヒロインでした。
第1位 愛生まばゆ(好感度値:310)
そして栄えある1位は、愛生まばゆちゃんでした。
知 っ て た 。
そもそも今回の攻略自体、scene0エディションで追加されたまばゆちゃんを活用して、ほむらちゃん救済ルートを攻略するというものでしたから、交流が増えるのは当然といえば当然ですし。
今回は、まばゆちゃんにも多く助けられました。マミさんにボコられたときや、凜ちゃんのメンタル回復、みことちゃんとの心中ルート阻止、と。一体何回凜ちゃんの命を救ったか分かりません。これはメインヒロインの風格……。
というか、好感度値310って。悪魔化したほむらちゃんに追いつきそうなくらい、愛が重たいんですけど……。これでヤンデレ化してないとか、別の意味で怖いよ。
まあ、なんだかんだ最終的にはまばゆちゃんルートに入れましたし、良かったんじゃないでしょうか。むしろ、これだけまばゆちゃんを想いながら、あそこまでみことちゃんに命をかけた凜ちゃんがおかしい。なんで別の女の子の攻略を始める必要があるんですか?(正論) お…お前、変なクスリでもやってるのか……。
というわけで、まずは凜ちゃんの好感度ランキングでした。
いやー、中々面白いランキングになっていましたね。
ですが! 予想できないのは、この次!
各キャラクター→凜の好感度ランキング!
こちらは先ほどは逆に、各キャラクターから凜ちゃんへの好感度が知れます。今回も上位5人を紹介しましょうか。
あ、そうだ。(唐突)
このランキングは違うキャラから集計する以上、好感度は高めになります。それでも、凜ちゃんの好感度超えられなさそうだけど……(小声)
さあ、それではさっそく結果発表ー!
凜ちゃんを大好きなのは、一体誰なんだ~~~!?
好感度(各キャラクター→凜)
第5位 八雲みたま(好感度値:120)
5位は、なんと八雲みたまさん。
先ほどのランキングには入っていませんでしたが、ここで入ってくるとは……。
みたまさんは少々特殊なキャラでして。彼女のまほストの「大好きだし大嫌いよ、みーんなね」の発言通り、好感度は大体40~50くらいに落ち着きます。変動が少ない代わりに、大幅に上がることもありません。
そのため、ここまで好感度を上げられるのは、ハッキリ言って奇跡です。別にみたまさん攻略なんてしてなかったのに……。
これ以上の好感度は十七夜さん、ももこちゃん、みかげちゃんだけですので、マジでみたまさんの中で凜ちゃんって別格扱いだったんですね。
そら、(師匠に刃向かってまで助けてくれるんだから)そう(いう扱いになってる)よ。
第4位 暁美ほむら(好感度値:140)
4位は、暁美ほむらちゃん。
さすがにまばゆちゃんの好感度は超えられなかったですね~(まばゆちゃんの好感度は200)。
そこそこ交流はしましたが、割とほむらちゃんの地雷を踏む行動も多かったですしね。あと、ほむらちゃんは凜ちゃんを傷つけちゃったのを気にしてそうで、この好感度に落ち着いた感じがあります。
それでも、この好感度は信頼できる仲間と思われているので、凜ちゃんが死んだら悲しそうに名前を呟くくらいはしてくれるでしょう。(ゲス)
第3位 由比鶴乃(好感度値:190)
3位は由比鶴乃ちゃん。
凜ちゃんの師匠がここでランクイン。凜ちゃんのランキングでも話しましたが、この2人、雰囲気の割にお互い重いんですよね。
鶴乃ちゃんは凜ちゃんをよく気にかけていましたし、鏡の魔女のときも何も話さなくても味方してくれましたし、本当に可愛い後輩だったんでしょうね。原作だと鶴乃ちゃんの後輩ポジションって中々いなかったですし、鶴乃ちゃんは側に人がいるだけでここまで強くなるとは思いませんでした。
これはメインシナリオでのナーフもやむなしって感じのキャラでした。
凜ちゃんの存在で、1人で頑張りすぎることなかったと思うと、納得の好感度でした。
第2位 瀬奈みこと(好感度値:200)
2位は瀬奈みことちゃん。
まさかのみことちゃんランクイン。かなり順位高くて正直驚いています。値も高いですし。
まあ、みことちゃんの好感度って、帆奈ちゃん以外ほぼ0に等しいので誤差っちゃ誤差ですが。ちなみに帆奈ちゃんへの好感度の数値は300越えてます。
ただ、好感度が高いのは納得というか、当然というか。みことちゃんは境遇的に、寄り添ってくれる人が本当にいなくて、仲良くなった帆奈ちゃんに重度の依存をしている子です。そんな子が、自分のためだけに奔走してくれたら、そらコロッと堕ちちゃいます。多分、帆奈ちゃんに会う前なら凜ちゃんに依存してたでしょう。
彼女自身、魔女化によって性格が歪んでしまいましたが、生前は人助けを生きがいとしてる部分もありまして。凜ちゃんほどの奉仕精神はなかったでしょうが、その部分も凜ちゃんと共感し合った部分なのかなと思います。
凜ちゃんの優しさはしっかり彼女に届いていたようで、いやー良かった良かった。
第1位 愛生まばゆ(好感度値:270)
そして第1位は、愛生まばゆちゃんでした! 相思相愛!
本攻略では、彼女の好感度を一番稼いだので順当といえば順当ですが。
正直言ってまばゆちゃんがどう動くかは予想しづらかった本攻略ですが、無事にトゥルーエンドにたどり着けてよかったです。
彼女について語るのも野暮なので、ここまでにしておきましょう。2人とも、お幸せにー!
いやー、こちらも面白いランキングでした。
それぞれのランキングで入っている人、入っていない人が微妙に違って面白かったですね。
凜ちゃんからメルちゃんに関しては、完全に凜ちゃんの片思いですし、逆にみたまさんから凜ちゃんに対しても、片思い。
あとは、やちよさんが入ってこなかったのも、ちょっと驚きました。
まあ、そのすぐ下には入っていたので、あくまで誤差って感じですが。さすがにいろはちゃんほどの友好度は築けませんでしたね。
というこで、あらかた見られましたかね。
灯台劇場では、このように色々な記憶を見られるので、皆さんも興味があったら頑張ってトゥルーエンドにたどり着いて、オリキャラの情報解放を目指してみてください。
さて、それでは時間もいいところなので、そろそろ終わりにしましょう。
改めまして、ここまで見てくださった皆様、誠にありがとうございました。
またどこかで機会があればお会いしましょう。
というわけで、以上、オマケの灯台劇場コーナーでした。
サラダバー!
少しの浮遊感の後、少女が目を開けると、見慣れた灯台劇場に戻っていた。
「おかえり」
A-Qに出迎えられ、少女は小走りで駆け寄る。
「ただいま」
「無事に帰ってきたようで何よりだよ。それで、記憶の窓はどうだったのかな?」
A-Qの質問に、少女は胸の前で拳を握る。
「えっとね。記憶の光を辿る中で、色んな感情に出会ったよ?」
少女は記憶の窓を通じて経験したことを、1つずつ思い出すように語る。
「辛い、悲しい記憶がたくさんあった。自分じゃなにもできないって、諦めそうになることが何度もあった」
少女の言葉を聞いたA-Qは、それに答える。
「それは無力感というやつだね。覆しようのない事象に遭遇すると、人は自身の無力を嘆くのさ。それが、やる気の喪失や諦念に繋がっていくんだよ」
少女は、へー、と相づちを打ちながら続ける。
「何もできないってことを変えたくて、頑張るの。でも、その頑張るのも嫌になって……。誰かのために戦いたい気持ちも、これ以上傷つきたくない気持ち。どっちも本当の気持ちだった。反対の気持ちなのに、どっちも本当。それでぐちゃーってなってた」
へぇ、とA-Qは息を漏らす。
「それは自己矛盾かな。人間は得てして、矛盾を抱えて生きている生き物だからね。相反する気持ちだとしても、それを同時に抱えてしまうときもあるのさ」
「そうなんだ」
少女はA-Qの言葉に感心する。
「それで? その記憶は、それで終わったのかい?」
A-Qの問いに、少女は首を横に振る。
「ううん。辛いこともたくさんだったけど、優しい温もりもあった。温かい手に手を引かれて、一緒に戦って。そのうち、もう1回前に進んでいこうって気持ちが湧いてきたの」
少女は手の中にある記憶の光を見る。
「絶望も希望も、たくさんあった。でも、誰かの温もりがいつもあったから、私も誰かのこと諦めたくないって思ったの」
そうか、とA-Qは呟く。
「それなら良い経験になったんじゃないのかな。けど、改めて言うけど、キミが感じた気持ちはあくまで、その記憶の光に込められた魔法少女の気持ちだ。自分とは切り離して考えるんだよ」
「うん、分かってる。けど……」
「けど?」
A-Qが首を傾げると、少女はその続きを口にした。
「1人じゃないって嬉しいことだって、実感できた。A-Q、ヨダカ、これからもよろしくね」
少女のその言葉に、物資を弄っていたぬいぐるみのような鳥、ヨダカが翼を振る。
「ギョパッチャ~!」
A-Qも首を振りながら、少女に答える。
「やれやれ。まあ、これからもよろしく頼むよ」
さてと、とA-Qは自身のキャンバスへと向かう。
「キミが記憶の窓を通じて記憶の光を集めてくれたおかげで、灯台の光も集まったし。お礼に、この記憶の窓で見えた光景をポートレイトにしてあげるよ」
「ホント? ありがとう。楽しみにしてるね」
「ああ。任せてよ」
少女はそう言うと、ポートレイト作りをA-Qに任せ、ヨダカのお店へと向かった。
あの不思議な記憶の窓から見えた、温かい記憶の光のポートレイトの完成に期待を膨らませながら。
▷ポートレート『きみと観る映画の続き』を獲得しました。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
これにて本小説は完結とさせていただきます。
初めはscene0を読んで高まった創作意欲をぶつけるための自己満足で始めた物語でしたが、これほど多くの方に読んでいただけるとは夢にも思っていませんでした。
約2年半という長い期間になってしまい、更には投稿頻度も中々上げることができず、申し訳なかったなぁと思っています。アナザーストーリーなんて、最初は6話くらいで終わらす予定だったのに、いつの間にかこんな長編に……。ドウシテ、ドウシテ……。
ただまあ、おかげで自分がまどマギ・マギレコの二次創作でやりたかったことは大体やり尽くせたと思います。内容(特にアナザーストーリー)は癖の詰め合わせみたいになりましたが、後悔はありません。
そんな中、ここまでお付き合いいただいた皆様、そして後から読んで追いついてくださった皆様、本当にありがとうございました。
今後の予定ですが、一応前に言っていたクレメモを題材にした番外編は前後編で書こうとは思ってます。ただ、読まなくても全く問題ない話にするので、お手空きなときに気が向いた方だけ読んでいただければと思います。
挨拶が長くなってしまいましたが、ここらで締めさせていただきます。
本当に、本当に、ほんっっとうに、ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
機会がありましたら、またどこかでお会いしましょう。
それでは、さようなら。