IS~光の戦士ウルトラセブン   作:とあるP

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始まりましたウルトラマン×ISになります。

多数の人から意見がありましたが、セブンの大部分しか知らないうぷ主
なりに頑張ってみます。


第一話 その名はウルトラセブン!

小学生のある年の夏。諸星家では、家族総出で祖父母の家に帰省していた。そこは自然豊かな田舎町で、特に大きな建物もなく悠々自適な生活を送っている。

 

『ただいまー』

 

諸星 花子(もろぼし はなこ)「おお、いらっしゃい」

諸星 俊哉(もろぼし としや)「友也。久しぶりじゃのぉ。元気しおったか?」

諸星 友也(もろぼし ともや)「うん!おじいちゃんおばあちゃんも元気そうで良かったよ」

諸星 達也(もろぼし たつや)「ただいま。父さん、母さん」

諸星 智香(もろぼし ともか)「一週間ですけど、お世話になりますね」

友也の祖父母である俊哉と花子もこの日を楽しみにしていた。わざわざ10㎞も離れている町の唯一のデパートまで買いに行っていた。

 

花子「自分の家だと思ってくつろいでね」

俊哉「友也。夜は一緒に花火をしようか!おじいちゃん特大の花火を買ってきたんぞ!」

友也「本当!やるやる~!」

達也「友也。やるのは良いが、ちゃんと宿題を終わらせてからだぞ」

友也「うん!わかったよ!」

 

そう言って、友也は宿題である、ワークや夏休みのドリルに手を付けた。花子と智香は夕食の準備。達也と俊哉は、縁側に座りビール片手に夏を楽しんでいた。

 

そして、夕食も終えて待ちに待った花火で遊んでいる諸星家。そんな中で異変に気付いたのは友也だった。

 

友也「うん?」

達也「どうしたんだ?」

友也「今誰かに呼ばれたような気がする…」

俊哉「この近くにはワシらしかおらんぞ」

智香「空耳なんじゃない?」

花子「友也。何処から聞こえたんだい?」

友也「あっち!」

 

そう言って、友也は声のする方に向かって走り出した。そこには、暗く一層生い茂っている森があった。当然その声は友也にしか聞こえていない。

 

俊哉達は突如として走り出した、友也を必死になって探し出した。

 

『友也―!』

 

俊哉達が探していることは露知らず、友也はどんどん森の奥へと向かう。そして、だんだんと声が大きくなってきた。

 

???『――てるか』

友也「うん!聞こえてるよ!」

???『―だれーーてるか』

友也「何処に居るの~!」

???『―!こ、ここだ。地球の…少年よ』

友也「え?…そこだー!」

 

友也は声がする方えと飛び込んだ。すると、辺り一帯が光り輝く。余りの眩しさに目をつぶってしまった友也。

目を開けると、謎の巨人が横たわっていた。

 

全身が赤く首周りから肩にかけては銀色のプロテクターがあり、頭部は西洋の甲冑を思わせる形で、眼は六角形。

 

その頭部には薄っすらと緑色に輝く物があった。どうやら先程の声の主はこの巨人らしい。

 

友也「君はだれなの?」

???『私はM78星雲、光の国の恒点観測員340号だ。昔地球のとある組織に属していた。そこの皆からは「7人目の隊員」という意味を込めて『ウルトラセブン』と呼ばれていた。地球の少年よ。名前を教えてくれないか』

 

友也「うん。僕は諸星友也って言うんだ!」

セブン『諸星友也…では、友也と呼ばせてもいいだろうか』

友也「うん!良いよ」

セブン『それなら、友也。今この地球には危機が迫っている』

友也「え、ええ!危機ってどんなの?」

セブン『うむ。今すぐにではないが、そう遠くない未来に地球が、地球外生命体に浸食されるであろう』

友也「そんな…」

 

友也は事の大きさはわからないが、自分が大好きな祖父母の家や友達がいなくなることが嫌だった。そう思ったセブンはある提案をして来た。

 

セブン『友也はどうしたい?』

友也「僕?」

セブン『そうだ。友也はこの地球をどうしたい?』

友也「僕は、よく分からない。けど、皆がいなくなるのは嫌だ!おじいちゃんやおばあちゃん。お父さんやお母さんと一緒にいたい!」

セブン『…それなら、私と一緒に強くなることはどうだ?』

友也「え?」

セブン『今の私は膨大なエネルギーを回復している所だ。その間友也の中に入る。入ると言っても、君の意思を乗っ取りはしないから大丈夫だ』

友也「???」

セブン『難しかったか…簡単に言えば、友也と一緒にいて身体を休めるだけだ。どうだろう?』

友也「それならいいよ!」

セブン『即答するとは…まぁいいだろう。それでは…フン!』

 

友也はセブンの提案を受け入れた。すると、セブンはどんどん小さくなっていき、最終的には光の塊になった。友也は余りの眩しさに目を瞑ってしまった。

 

セブン『それでは行くぞ』

友也「うん!」

 

光の塊が友也にぶつかって、セブンは友也と一心同体となった。友也は恐る恐る目を開けると、周りには先程の巨人はいなかった。

 

しかし、友也の手には赤いサングラスの様な物が握られていた。友也はよくよく見ていると、頭の中に声がして来た。

 

友也「これは?」

セブン『それは【ウルトラアイ】と言うものだ。友也』

友也「その声は…セブン?」

セブン『そうだ友也。私は君の頭の中に直接話しかけている。だから、私の声は周りには聞こえない』

友也「そうなんだ。それで、【ウルトラアイ】って何なの?」

セブン『それは、友也が私に変身出来るアイテムだ』

 

何と友也が手に持っているのは、セブンに変身出来る【ウルトラアイ】だった。友也が驚いている中で、友也以外には使えないと説明した。

 

友也「ええ!?だ、大丈夫なの?」

セブン『何がだ?』

友也「だって、そんな大事な物を僕に預けてさぁ?」

セブン『それは大丈夫だ。友也は悪用しないと信じている。それに、悪用したとわかった場合は、変身出来ないことになっている』

友也「そうなんだ。ならいいのかな?」

セブン『うむ、それよりも友也。向こうから足音が複数人こちらに向かっているぞ』

 

向こうからガサガサと音が近づいて来る。どうやら、俊哉達が探しに来たようだ。

 

 

友也「マズイ!皆に怒られる…」

セブン『大丈夫だ友也。正直に言えば許してくれる。私が付いている』

友也「セブン…わかったよ」

 

そう言って、セブンとの会話は終わった。すると、俊哉達が現れた。俊哉と達也が、肩で息を切らしており、智香と花子に至っては安堵の表情を浮かべている。

 

『友也~!』

 

友也「うわわ!…ごめんなさい。勝手に走り出して…」

俊哉「いや、友也が無事でよかった。おじいちゃんは心配で心配で…」

達也「本当だよ。けど、友也が無事でよかった」

智香「全くもぉ~心配したんだからね!」

花子「ハハハハ。男の子はちょっと冒険したほうがいいんだよ」

 

友也が無事な事に安堵した4人は手をつなぎながら山を降りて行った。

 

 

 

 

次の日はいつも通り宿題を片付けていく。その間頭の中に声は聞こえてこなかった。

 

そして、夏休み終了1週間前に祖父母の家から帰る事になった。

 

友也「それじゃあ、おじいちゃんおばあちゃんまたね!」

俊哉「友也ちょっとこっち来なさい」

友也「うん?」

 

そう言って、俊哉は友也を自身の書斎に招いた。そこから古い1冊の本を取り出し、友也に見せた。そこには…

 

俊哉「これはな、おじいちゃんが子供頃に見たことがある物なんじゃがな」

友也「ええ!?これって…」

 

そこにあったのは、謎の巨人が写っていた。それは、昨日友也が見たウルトラセブンの他に、多数の同じ人がいた。

 

セブン『これは…私とウルトラ6兄弟か』

友也「ウルトラ6兄弟?」

俊哉「ウルトラ6兄弟?何じゃそれは?」

友也「あ!な、何でもないよ!どうしてこれを?」

俊哉「実はな、この謎の巨人のうち1人があの裏山に居たのを見たのじゃ。それでもしかしてと思ってな。友也はこの謎の巨人について知っているか?」

友也「そうなんだ…えっと…知らないかなぁ」

 

友也は嘘をついてしまった。ここにセブンが写っているが、きっと祖父は信じてくれないと思ったからだ。だから友也は噓を付いたのだ。

 

俊哉「…なるほど。わかった。それじゃあ、まただな友也」

友也「うん!」

 

そう言って、友也は祖父母の家を後にしたのだ。

 

 

 

そこから5年後。中学生になった友也は部活に入ろうとしていた。友達とどんな部活に入ろうか迷っていた時に、頭の中にセブンの声が聞こえて来た。

 

友也「部活か…どうしようかなぁ」

友人A「友也。部活何にするか決まった?」

友也「僕?僕は…まだ決まってないかな?」

友人B「俺はサッカー部にしようかな。モテたいし」

友人C「え~なんか動機が不純だな」

友人A「早く決めた方がいいぜ。部活用紙の提出期限は明日なんだからよ~」

友也「うん。わかったよ」

友人B「それじゃあ、俺らはサッカー部の部活見学に行ってくるからよ。じゃあな」

 

そう言って、友達はサッカー部の部活見学へと向かうのであった。教室に残ったのは友也だけとなった。

 

自分も部活をどうしようか、考えていると頭の中にセブンの声が響いた。

 

セブン『友也。何か格闘術を知っているか?』

友也「格闘術?生まれてこの方喧嘩とかしたことないんだよ。分からないよ」

セブン『そうか…それなら、来る怪獣との決戦に向けて、格闘術を覚えていた方がいい。地球では「柔道」と言うものがあるのではないか?』

友也「確かにそうだけど、大丈夫かな?」

 

セブンの言うことに若干の不安を残しつつ、友也は柔道室へと向かうのであった。

 

柔道室では、柔道部員が乱取りの真っ最中であった。その中でもひときわ大きな人が、友也に声をかけてきた。どうやら彼が柔道部の主将らしい。

 

柔道部主将「うむ?部活見学者か?」

友也「は、はい。一応そんな感じです」

柔道部主将「そうか!いや~今年は新入生0だと思っていたが、大丈夫なようだなぁ!あははは!」

 

そう言って、友也の肩をバシバシと叩いた。友也は苦笑いしながらも柔道部の主将らしき人に尋ねてみた。

 

友也「えっと…今年はってことは、去年はどうだったんですか?」

 

柔道部主将「去年は1人入ったんだがな、直ぐに辞めてしまったんだ…根性が足らんなぁ」

友也「あははは…お手柔らかにお願いしますね」

 

柔道部主将「うむ!一緒に青春の汗を流そうぞ!」

 

そう言って、半ば強引に入ってしまった柔道であったが、のちに友也は全国大会で個人戦で優勝連覇をする実力を身に付けることとなる…

 

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