とりあえず生きてます。
それでは本編どうぞ!
3時限目のクラス代表決定戦でセシリア、一夏、友也の三つ巴の戦いになった。そして、現在は昼休み時間。
IS学園食堂。ここには和・洋・中・フレンチと世界各国の料理が揃っていた。しかもタダ同然で食べれる。そこに、見ず知らずの人が加わって来るのであった。
一夏「それにしても、IS操作ってどうすればいいのかなぁ~」
箒「全く、相手の力量も見切れず、いきなり喧嘩を吹っ掛けるからだ」
一夏「けどよ~「あれ?もしかしてだけど噂の男性操縦者って君たちなの?」うん?」
そこ現れたのは、赤色の髪の毛をショートカットにした、女子生徒であった。ネクタイの色は赤色で3年生にあたる。1年生は青色。2年生は黄色。3年生は赤色と分かれているのだ。
一夏「ええ、そうですけど」
女子生徒F「聞いたわよ。代表候補生とISバトルするんですって?因みに稼働時間とかは?」
一夏「えっと…10分ちょっとですかね?」
女子生徒F「それじゃあダメね。代表候補生となるとざっと300時間以上は乗っているから。ISの強さって稼働時間と比例するのよ」
一夏「そうなんですか?」
女子生徒F「…ねぇ良かったら私が教えて上げましょうか?私なら100時間は乗っているしね」
突然話してきた3年生は一夏に、IS訓練をすると言って来たのだ。一夏にしてみれば渡りに船だ。しかし、それに待ったをかけた人物がいた。
一夏「それなら「大丈夫です!一夏の面倒は私が見ます!」箒?」
ここで、待ったをかけたのは以外にも箒だった。そして、その女子生徒に対して自身が大天災篠ノ之博士の妹である事を告げるのであった。
女子生徒F「あら、貴女1年生じゃない。その様子だとこの子達と同じように見えるけど?」
箒「…私は篠ノ之博士の妹ですから」
女子生徒F「!そ、そう…わかったわ」
そう言って、女子生徒はそそくさと逃げ帰ってしまった。
一夏「箒大丈夫なのか?さっき俺の面倒見ないような言い方だったんだけど…」
箒「な、何とかなる!試しに一夏の実力を見せてもらう!腕が鈍っていないか確認する!」
一夏「ええ!」
箒「放課後、道場に来い!」
そう言って、箒は去って行くのであった。そして、案の定3年間のブランクがある事をしり、一から鍛え直すことになった。
時同じくして、友也はIS学園の食堂へと向かっていた。
友也「流石は天下のIS学園。作る規模が違うようだ」
セブン『そんなに凄いことなのか?』
友也(ああ、それだけISが世界共通認識されている事だ)
友也は、そう言って出入口付近にある券売機に向かって行った。ここはアナログなのかもしれない。
券売機で「日替わり定食」のボタンを押して、食堂で中華鍋を豪快に振るっている人に渡した。
友也「お願いします」
食堂のおばちゃん「あいよ!あれ、アンタが2人の男性操縦者かい?」
友也「ええ、多分その認識で合っていると思いますよ」
食堂のおばちゃん「そうかい!なら、いつでも
友也「ええ、そうさせてもいますね」
そう言って、日替わり定食を持って空いている席を探し始めた。ちょうど窓際のカウンター席が空いていたので、そこに座ってPCを立ち上げた。
友也(さてと…)
セブン『どうしたのだ友也』
友也(今日の13時からWeb会議がある。そこで使用される会議資料を見ているだけだよ)
セブン『しかし、その時間帯は学園の授業があるんじゃないか?』
友也(大丈夫。そこは、織斑先生に事情を説明すれば抜け出せるから)
友也はIS学園に入学の際に自社の『IS Transport』の人間の為として、ある程度の自由が許されている。
また、昨日のセシリア・オルコットの発言についても日本政府にいるIS委員会日本支部事務局の田本さんにも連絡済みである。
友也「それじゃあ、冷めないうちに頂きますか」
そう言って、友也は日替わり定食を食べ始めた。今日の日替わり定食は、ご飯、味噌汁、鮭の塩焼き、沢庵と質素な感じであった。
それらを、PCに繋いだヘッドホンからWeb会議の説明を聞きつつ、昼食を食べて行くのであった。
昼食を終えた友也は、トレーを返却している時に隣の席から声をかけられた。
女子生徒は、薄い水色のロングヘア。サファイアブルーを想わせる瞳をしており、まつ毛は常に整えている。同世代には劣りスレンダー体型になっているが、ある程度の筋肉はつけており体幹はしっかりとしている。
リボンの色も黄色。同級生ではない事がわかっている。
???「初めまして、私は『サラ・ウェルキン』IS学園2年生のイギリス代表候補生よ」
友也「初めまして、僕は諸星友也。一応世界で二番目の男性操縦者となっていますが」
サラ「知っているわ。この学園ではとっても有名だもの」
友也「…どうもありがとうございます」
友也は品定めされているかと思っていたが、どうやらサラは違っていた。純粋に友也の事を気になっていたようだ。
サラ「誤解があるなら謝るわ。決して貴方の事を、色眼鏡で見ていたりしないわよ。単純に興味があるだけよ」
友也「興味ですか…」
サラ「ええ、なぜかIS業界では珍しい
友也「…」
サラ「その話しは、いずれまたの機会に話しましょう」
そう言ってサラは食堂を後にした。友也はモヤモヤした気持ちでいっぱいだった。
昼休み時間後に千冬が授業をしている時であった。突然1週間後のクラス代表決定戦の話しをしていた。
千冬「織斑。来週のクラス代表決定戦だが学園での予備機がない。よって、専用機が与えられることになった」
女子生徒A「え~!1年生のこの時期に!?」
女子生徒B「それって政府から援助があるってこと!?」
女子生徒C「いいなぁ~私も専用機欲しい~」
皆が羨ましがる中、当の本人は状況が飲み込めないていないようだった。そこで千冬はあるページを読むように指示した。
一夏「専用機?何だそれ?」
千冬「はぁ…教科書6ページだ」
一夏「え?えっと…現在、幅広く国家・企業に技術提供が行われているISだが、その中心たるコアを作る技術は一切開示されていない。世界中にあるIS 467機、その全てのコアは篠ノ之束博士が作成したもので、これらは完全なブラックボックスと化しており、未だ博士以外はコアを作れない状況にある。
しかし博士はコアを一定数以上つくることを拒絶しており、各国家・企業・組織・機関では、それぞれ割り振られたコアを使用して研究・開発・訓練を行なっている」
千冬「そうだ。だから、全世界に467個しかないISコアの内1個を織斑専用にする。これでいいか?二度目はないぞ」
一夏「お~わかったよ!ちふ…織斑先生」
千冬「よろしい。では授業を再開するぞ」
ISコアの重要性を説明したが、当の本人はいまいち理解しているのか分からずじまいだった。
そんなことを他所に授業を再開しようとしたが、1人の女子生徒が遠慮がちに質問して来た。
女子生徒E「あの~ちょっといいですか?」
千冬「なんだ?」
女子生徒E「織斑君はわかったんですけど、諸星君はどうなのかっと思って…」
一夏のISは政府からの支援で、友也のISの出所が分かっていない。そもそもISを持っているのか分からない。
千冬「それは大丈夫だ。諸星の会社から支給されるISで戦ってもらう」
「えー!」
この発言に、女子生徒達は驚きを隠せなかった。何せ、もうすでにISを持っているのだから。
女子生徒A「そ、そうなんですか?」
女子生徒C「てことは…」
千冬「そうだ、諸君らよりもずっと前からISを扱っている。IS稼働時間と強さは比例するからな。下手をしたらこのクラスで1,2を争う実力かもしれないぞ」
女子生徒B「そんな…」
千冬「話したいのはこれだけか?さて、授業の続きをするぞ」
そう言って、千冬は授業を再開するのであった。授業が終わった直後セシリアは一夏のところに来た。
セシリア「良かったですわ。まさか訓練機で試合するのかと思いましたわ」
一夏「ああ、これで対等に出来るぜ」
セシリア「フン、負けて吠えずらかかない事ですわね」
一夏「そっちこそな」
専用機で戦う一夏に対して、セシリアはせめてもの温情として、ハンデを与えよとした。当然ながら一夏はそれをキッパリと断り、全力で来いと言ったのだ。
セシリア「それで、ハンデはどれくらい必要でしょうか?」
一夏「ハンデはいらないぜ!全力で来てこい!」
セシリア「…何ですって……そうですか。後悔しないことですわね!」
そう言って、ツカツカと音を立てながら教室を出て行くのであった。一夏はしてやったりと思っていたが、友也が居ない事に気が付いた。
一夏「あれ?友也はどうしたんだ?」
箒「そう言えば、4時限目から見ていないなぁ」
一夏「千冬姉。友也は何処にいるんだ?」
千冬「織斑先生と呼べ。諸星なら、生徒指導室に居るぞ」
一夏「生徒指導室?なんでだ?」
千冬「諸星なら、13時から会社のWeb会議があるため生徒指導室を使っている」
この事に一夏は授業をサボったと勘違いし、怒ってしまった。箒は会社の重要な会議であることだと思い、特に気にしていなかった。
一夏「はぁ!?何でそんなことしているんだよ!千冬姉の授業をサボるなんて許せないぜ!」
箒「落ち着け一夏。諸星も、その時間帯しか時間が取れないんだろう。それなら仕方ない」
一夏「けどよう!どうして箒は友也の肩を持つんだよ!」
箒「常識的に考えろ。諸星は学生だが、会社勤めなのだぞ。だから、私達のように勉強だけじゃないんだ」
一夏「…フン」
そう言って、一夏は不貞腐れて自分の席に戻って行った。箒と千冬は頭を抱えるしかなかった。
放課後。友也は翌日の会議資料の確認と、予習をしていた。一方の一夏は新たに貰った参考書を基に、勉強をしていた。
一夏「えっと…あ~!わかんねー!」
友也「…」
一夏「なぁ友也。ここ、教えてくれよ」
友也「断る。君に教える程上手くないし、僕は忙しい」
一夏「忙しいってPCと睨めっこしているだけじゃんか…」
友也「これは、明日の会議資料の確認と予習をしているんだ」
そう言って、また視線をPCに戻す。一夏は「何だよ…」とぼやいていたが、友也は聞く耳を持たなかった。
そんな中山田先生が走りながら教室に入って来た。手にはボストンバッグとスポーツバッグが握ってあった。
真耶「良かった。2人ともまだ残っていましたね」
一夏「どうしたんですか?」
真耶「2人に寮の鍵を渡そうと思いまして持ってきました」
一夏「え?当分はホテル通いだと思っていましたけど」
千冬「事情が事情なんでな、今日からここで暮らしてもらう」
一夏と友也は世界で2人だけのIS操縦者だ。彼らを襲うとも限らない。だから、安全面が高いIS学園で生活するのが一番だろう。
そんな風に考えていると、山田先生が2枚のカードキーを差し出してきた。友也と一夏は別々の部屋になるらしい。
一夏「あ!そう言えば、着替えとかどうするんですか?」
千冬「安心しろ、お前たちの分はこちらで用意している。織斑は1週間分の着替えと携帯電話の充電器が有れば充分だろ。諸星は会社から支給してくださったぞ」
真耶「はい、これが2人の寮のカードキーになります。織斑君は1025号室になります。諸星君は1395号です。それと、
一夏「え?なんで?」
スパーーン!
一夏がとんでもないことを言い出してきたので、千冬は伝家の宝刀「出席簿」を取り出して、躊躇なく殴りだした。どうやら一夏はここが何処だか未だに分かっていないようだ。
友也「…はぁ。ここは、自分と織斑さん以外女子生徒なんですよ」
千冬「はぁ~織斑。お前は犯罪者になりたいのか?」
一夏「えっと…なりたくないです」
真耶「あの大丈夫ですよ!今は調整中ですが、いつかお風呂に入れる日が来ますよ」
一夏「そうだよな!それまでは我慢するか」
いい加減、この
友也「話しはそれだけですか?そろそろ部屋に行きたいんですけど…」
真耶「あ、はい。あとは、朝食は7時からです。それじゃあ明日は遅れないように来てくださいね」
一夏「あ、待てよ友也!」
後ろから来た一夏が色々言っているが無視しながら、織斑先生からボストンバッグを受け取り必死に部屋のルートを覚えて行くのであった。
そして、「1395号」と書かれたプレートが飾ってある部屋の前にたどり着いた。とりあえず、ノックして同居人がいるか確認する。
コンコンコン
『…』
ノックをしても音がない。試しにカードキーを差し込み、ドアノブを降ろすとドアが開いた。
友也(どう思うセブン)
セブン『うむ…中から人の気配はほとんどない。多分大丈夫だろう』
友也(ほとんど?どうことなの?)
友也がセブンに、確認しようとした時であった…
???「お帰りなさい、ご飯にする?お風呂にする?それとも、ワ・タ・シ?」
パタン。
友也はゆっくりとドア閉めた。ドアの番号は「1395」と書かれた。カードキーを入れてもエラーにならない。ということはここが友也の部屋になる。
なのに裸エプロンの女の人がいるのか…
友也「えっと……ドウイウコトカセツメイシテ」
セブン『私に聞かれても…』
先程の光景は幻聴だ。あんな人はいない。そうだ、最近色々あったから疲れているんだ。そう自分に言い聞かせて再度ドアノブを降ろす。
???「お帰りなさい、私にする?私にします?それとも、ワ・タ・シ?」
そこには、さっきより際どい衣装に変わっていた、女の人がいた。具体的には、あと数センチ動けば、ポロリと落ちてしまうくらいギリギリの格好だった。
パタン
幻覚じゃなかった…
友也「はぁ~どうすればいい」
友也が部屋の前で悩んでいると、突然ドアが開いて中から先程の女子生徒が出て来た。今度はまともなIS学園の制服を着て。
??「ちょっと!早く入ってきなさいよ。あの
友也「は、はい。わかりました」
女子生徒に圧されて部屋に入る友也。そして、改めて自己紹介が行われた。
楯無「初めまして、私は更識楯無。2年生よ。そして、学園の『生徒会長』でもあるわ」
外側に跳ねたミディアムヘアと赤い目をしている。非常に細いウエストと、相反するような豊満なバストが共存するスタイル。
友也「初めまして、僕は諸星友也と言います。一応世界で2番目の男性操縦者と言い事になりますかね」
楯無「あら。
友也「…ええ、そうですよ。TVで発表されたじゃないですか」
どうやら友也が2番目の男性操縦者として疑っているらしい。この一言で友也は、楯無への警戒レベルを上げざるおえない。
楯無「まぁいいわ。それよりもお互いルームメイトとしてよろしくね!友也クン」
友也「…よろしくお願いしますね。更識さん」
楯無「あん!更識なんて硬い言い方はよして頂戴。そこは楯無、若しくはたっちゃんでもいいわよ」
友也「いくら先輩でも名前を呼び捨てなんて、出来ませんよ」
楯無「う~んお姉さんとしては、フレンドリーに接して欲しいんだけどなぁ」
猫の様な上目遣いで要求してくる楯無。流石に可哀想に思って来たので、仕方なく名前呼びにするのであった。
友也「わ、わかりました。楯無さん」
楯無「うん!ありがとうね。それじゃあ、友也クンはどっちのベットを使うのかしら?」
友也「それなら、手前のベットでいいですか」
楯無「わかったわ。それと、いくつか部屋のルールを作りましょうか。今日みたいに、鉢合わせにしないようにね」
友也「わかりましたよ」
そして、互いに意見を出し合って部屋のルールを作って、今日は就寝するのであった。
尚何処かの部屋で、いざこざが起って木製のドアが破壊されて、それに対して寮長の怒りを買うのは、また別の話し。
深夜。あと数分で日付が変わる時間帯。少女は突然起きだし、隣でスヤスヤと寝息を立てて寝ている少年に目を向けた。
楯無「ちゃんと寝ているわよね…」
そして、少年の寝台に立てかけている【ウルトラアイ】に手を伸ばそうとうした瞬間
セブン『…何をしているんだ地球人よ』
楯無「え?」
楯無が止まった。その視線の先には、全身が赤く首周りから肩にかけては銀色のプロテクター。頭部は西洋の甲冑を思わせる形で、眼は六角形。その頭部には薄っすらと緑色に輝く物があった。
直ぐさま楯無は臨戦態勢に入る。しかし、いくら待っても、目の前の人物?から敵意を感じない。思い切って楯無は話しかけてみるのであった。
楯無「…貴方はだれ?」
セブン『私か?…私はM78星雲、光の国の恒点観測員340号『ウルトラセブン』だ』
楯無「ウルトラ…セブン?」
はい。楯無にバレましたね。まぁ一応メインヒロインなので…